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2013年4月 5日 (金)

【観】このきなんのき

きのう、この近くの桜の樹の種類に確信がもてなかった。
私の知識の範囲では、オオシマザクラと思った樹の幹に、しっかりと「ソメイヨシノ」の鑑札が打ちつけられていたのだ。
あれ? これがソメイヨシノ?

こういうとき、画像をアップすることで、全国の植物にくわしい方々のご意見を聴けるサイト(掲示板)がある。
今回も、その掲示板のお世話になった。

樹木鑑定サイト「このきなんのき」
http://www.ne.jp/asahi/blue/woods/
このきなんのき掲示板
http://www.photobb.net/bbs.cgi?id=10170

結論として、やはりオオシマザクラ、またはその系統だと思えた。
私の投稿には、たくさんの方々が回答を寄せてくださって、勉強になった。

今回の私の質問のスレッド
http://www.photobb.net/bbs.cgi?id=10170&code=30832&action=edit&pid=&pline=0

そういえば、4年ほどまえ小平の団地に住んでいた頃、葉っぱから妙なものがでている樹をみつけて、投稿・質問したことがあった。
アキニレの虫こぶ、という私の知らなかったものだった。

2009年5月5日 (火)  【歩】ムシのしわざだったのか
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-6270.html


さて、今回の「オオシマ事件」だが、いくつかの特徴をみわけることで、桜の種類を判断することができることを、あらためて勉強したのだった。

樹の全体写真。
オオシマとソメイヨシノでは、遠目の印象がずいぶんちがう。

左が、今回私を惑わしたオオシマ、右がソメイヨシノ。
どちらも、私の住まいのベランダから見える。

撮影日 2013/4/3 東京都東大和市
201304030186201304030184

萼片、萼筒、小花柄(ひとつの花につながる柄)などの特徴がわかる写真。
(このあたりが種類をみわけるポイントらしいとわかった)

今朝、あらためてアップの写真を撮ってきた。
上の写真に写っている樹の、それぞれの花の裏側と萼片、萼筒、小花柄のようすが下の写真。

撮影日 2013/4/4 東京都東大和市

オオシマザクラ
201304050005

ソメイヨシノ
201304050010

てもとにある 『サクラハンドブック』 (大原隆明著・文一総合出版)によると、オオシマザクラの特徴として――

花弁は白色のものが多く大型で、長さ2cmに達するものもある。
萼片は大型で長さ7~10mm。縁に鋸歯が目立つ個体が多い。
萼筒は細い筒状のつりがね形、大型で長さ7~11mm。無毛。小花柄も無毛。
最下の苞は広いくさび形で大きく長さ9~12mm、先端の鋸歯は長く伸び、枝分かれするものもある。縁は内側に巻きこまない。

あらためて、じぶんが撮った写真で確認すると、ソメイヨシノとは細かい点でずいぶん違うことがわかった。
④の「苞」も、アップの写真の左下にしっかり写しこんできた。

ちなみに、「オオシマザクラの葉は厚く、毛がない点が食用に適しているので、桜餅を包むための塩漬けに加工される。全国シェアの大半は伊豆半島で生産されている。……」 とある。
これは、私も知識としてあり、桜餅をたべるたびに思いだす。

オオシマザクラの雰囲気、落ちついていて好きだなあ。
ソメイヨシノのような「押しの強さ」はないけれど、しっかり自己主張しているもの。
それでいて清楚。

伊豆の本場でいちど見てみたいものだ。

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