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2013年5月23日 (木)

【読】ジョン・W・ダワー 「昭和―戦争と平和の日本」

暑くなってきたので、家の風呂の湯を抜いてシャワーだけで過ごしている。
たまには日帰り温泉にでも、と、今日は昼間から「おふろの王様花小金井店」へ。
さすがに平日昼間の温泉はすいていた。

今日は湿度も低く、さわやかな陽気。
温泉にはいり、昼食を食べて帰ってきた。

図書館から借りてきた本を読む。
三か月前にいちど借りて、ろくに読まないまま返却した本だ。
借りてきた本には、私がその時、挟んだままにしていたのだろう、貸出期限票の紙片が残っていた。

三か月前には、同じ著者の『敗北を抱きしめて』を読んだのだった。
この本も、なかなか面白い。

ジョン・W・ダワー 『昭和―戦争と平和の日本』
 みすず書房 2010年2月発行 本文291ページ
 3,800円(税別)

 

<「一億一心」「一億火玉」というスローガンとは裏腹に、第二次大戦中の日本社会は緊張、無秩序、混乱にみちていた。
具体的には、どこでどんなことが起きていたのか。
さらに、戦後日本の進路をつねに規定してきたのは、アメリカとの緊密な関係である。
「アメリカに黙々と付き従い、利益にはなったが、神経も擦りへらした。
この両義的な遺産に目を向けなければ、現在の日米間に存在する緊張は理解できない」。
史料と虚心に向き合い、「何を問うべきか」を熟知した歴史家の営み。>

― Amazonより ―

目次
1 役に立った戦争/2 日本映画、戦争へ行く/3 「ニ号研究」と「F号研究」―戦時日本の原爆研究/4 造言飛語・不穏落書・特高警察の悪夢/5 占領下の日本とアジアにおける冷戦/6 吉田茂の史的評価/7 日本人画家と原爆/8 ふたつの文化における人種、言語、戦争/9 他者を描く/自己を描く―戦時と平時の風刺漫画/10 日米関係における恐怖と偏見/11 補論―昭和天皇の死についての二論

参考サイト
327夜『吉田茂とその時代』ジョン・ダワー|松岡正剛の千夜千冊
http://1000ya.isis.ne.jp/0327.html

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