【読】すばらしいYA本
YA(ヤング・アダルト)本というのは、これまでほとんど読んだことがなかった。
「若いおとな」、つまり、ティーンエイジャー向けの書籍ジャンル。
もうすぐ読みおえる、このYA本はすばらしい。
昨夜読みはじめて、私にはめずらしく、残すところ40ページほど。
活字がやや大きめ、ルビも振ってあって、読みやすい。
なによりも、読む者に勇気を与えてくれる。
ジェニファー・アームソトロング
『そして、奇跡は起こった! ―シャクルトン隊全員帰還―』
灰島かり 訳 評論社 2000年刊
原題
SHIPWRECK AT THE BOTTOM OF THE WORLD
THE EXTRAORDINARY TRUE STORY OF SHACKLETON AND THE ENDUARANCE
by JENNIFAR ARMSTRONG, 1998
訳者の灰島かり さんが、訳者あとがきで、こう書いている。
<この本は、「生きのびたい」人への応援歌だと思う。きつい時間を生きている子どもと大人の両方に、「不屈の忍耐による奇跡」の事実を届けたい。読者を子どもから大人までと考え、新しいノンジャンルの本を目指したため、少々体裁の変わった本作りになった。親から子どもへと、そして子どもから親へと手渡されることがあったら、これほどうれしいことはない。> (本書 P.251)
シャクルトン探検隊の一員でカメラマンのフランク・ハーレーが写した写真が、たくさん掲載されているのも、うれしい。
| 固定リンク
「【読】読書日誌」カテゴリの記事
- 【読】服部文祥さんの書評本(2022.06.14)
- 【読】2022年5月に読んだ本(読書メーター)(2022.06.01)
- 【読】桐野夏生 萌え!(2022.05.19)
- 【読】2022年4月に読んだ本(読書メーター)(2022.05.01)
- 【読】2022年3月に読んだ本(読書メーター)(2022.04.01)
「こんな本を読んだ」カテゴリの記事
- 【読】服部文祥さんの書評本(2022.06.14)
- 【読】2022年5月に読んだ本(読書メーター)(2022.06.01)
- 【読】桐野夏生 萌え!(2022.05.19)
- 【読】2022年4月に読んだ本(読書メーター)(2022.05.01)
- 【読】2022年3月に読んだ本(読書メーター)(2022.04.01)
コメント