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2013年8月31日 (土)

【読】なんとか読んでいる、ダワーの新刊

今日もまだ暑い。
気温32度。

分厚くて中味も重厚な本の、ひとつの章を読んだ。
(第1章は読み飛ばして、2章をなんとか読了)
アメリカ人の学者の視点で書かれた 「あの戦争」 の捉え方が、とても興味深く、気づかされることが多い。
この論文集は刺激的で、なんとか他の章も読んでみたい。

太平洋戦争中、アメリカの出版物などで、日本人は不可解な「イエロー・モンキー」「ザ・リトル・メン」として描かれていた。
反対に、わが「大和民族」は、「鬼畜米英」と言っていたのだが。
アメリカ人に限らず日本人もそうだったが、私たちの中にある(あった)根強い人種差別ということを考える。

ジョン・W・ダワー 著/外岡秀俊 訳
 『忘却のしかた、記憶のしかた』

 岩波書店 2013/8/2発行 本文343ページ
 3,000円(税別)

以下、e-honサイトより。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032960548&Action_id=121&Sza_id=E1

[要旨]
冷戦の終焉、戦後50年という節目において、またイラクやアフガニスタンでの新しい戦争が進行するなかで、日本とアメリカは、アジア太平洋戦争の記憶をどう呼びおこし、何を忘却してきたのか―。ポスターや着物に描かれた戦争宣伝や修辞、ヒロシマ・ナガサキの語られかた、戦後体制のなかで変容する「平和と民主主義」、E.H.ノーマンの再評価など…。過去をひもとき、いまと対置することで「政治化」された歴史に多様性を取りもどす、ダワーの研究のエッセンスが凝縮された、最新の論集。1993年以降に発表したエッセイ・評論に、著者自身による書き下ろしの解題をつける。
[目次]
第1章 E.H.ノーマン、日本、歴史のもちいかた
第2章 二つの文化における人種、言語、戦争―アジアにおける第二次世界大戦
第3章 日本の美しい近代戦
第4章 「愛されない能力」―日本における戦争と記憶
第5章 被爆者―日本人の記憶のなかの広島と長崎
第6章 広島の医師の日記、五〇年後
第7章 真の民主主義は過去をどう祝うべきか
第8章 二つのシステムにおける平和と民主主義―対外政策と国内対立
第9章 惨めさをわらう―敗戦国日本の草の根の諷刺
第10章 戦争直後の日本からの教訓
第11章 日本のもうひとつの占領
[出版社商品紹介]
日本とアメリカは、アジア太平洋戦争をどう記憶し、忘却してきたのか──『敗北を抱きしめて』の著者による渾身の論文集。

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