【読】シャクルトンに消された男たち
邦題がちょっとセンセーショナルだが、原題はシンプルなもので
"THE LOST MEN" by KELLY TYLER-LEWIS, 2006
これも近くの図書館から借りた。
シャクルトンものは、これで終わりにしよう。
ケリー・テイラー=ルイス
『シャクルトンに消された男たち ―南極横断隊の悲劇』
奥田祐士 訳 文藝春秋 2007/8/30刊 357ページ
1914年~1915年、南極大陸横断の試みに失敗し、2年近くの漂流生活に耐えて全員生還した、シャクルトン隊。
その「奇跡の生還」の陰にかくれて、ほとんどとりあげてこられなかった、「ロス海支隊」。
南極大陸の南米側=ウェッデル海から上陸する予定だった本隊(シャクルトン以下28名、エンデュアランス号)のために、糧食の補給所網を反対側(オーストラリア側=ロス海)から築いていく、というのが、彼ら「支隊」(オーロラ号)の任務だった。
本隊とはいっさい連絡がとれない状態で、黙々と自分たちの任務をこなしていった10人の男たち。
彼らも悲劇にみまわれたのだった。
ちょっと分厚いが、読んでみよう。
| 固定リンク | 0
「【読】読書日誌」カテゴリの記事
- 【読】【震】『福島第一原発廃炉図鑑』(2024.10.10)
- 【読】痕跡本(2024.10.04)
- 【読】2024年9月に読んだ本(読書メーター)(2024.10.01)
- 【読】ガルシア・マルケス『百年の孤独』文庫版が出た(2024.09.23)
- 【読】赤坂憲雄『奴隷と家畜 物語を食べる』を読む(2024.09.21)
「こんな本を手に入れた」カテゴリの記事
- 【読】【震】『福島第一原発廃炉図鑑』(2024.10.10)
- 【読】ガルシア・マルケス『百年の孤独』文庫版が出た(2024.09.23)
- 【読】原武史『一日一考 日本の政治』(2024.04.16)
- 【読】探し続けていた本(2023.12.28)
- 【読】図書館にリクエストしたのはいいけれど(いつか読みたい本)(2023.09.17)
コメント