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2013年9月の38件の記事

2013年9月30日 (月)

【雑】ひがしやまと茶うどん

おもしろい乾麺を三袋いただいた。
さっそく、一袋200グラムをゆでて、昼ごはんに食べてみた。

郷土食うどん×名産品狭山茶=ひがしやまと茶うどん、というもの。
東大和市商工会が開発した。
茶そばのうどん版、といったところ。

ほんのり緑茶の風味があって、それなりにおいしかった。
麺の色はもちろんお茶の緑色。

……でも、やっぱり白いうどんが好きだな。

Chaudon1 Chaudon2

― 包装紙より ―
郷土食「うどん」
多摩地域から埼玉県入間郡にまたがる武蔵野台地は、
関東ローム層に覆われており水はけが良いため、水田を使用する米より
良質な小麦の生産が盛んでした。
こうしたことから、東大和市でも小麦主食の文化地帯となっていて、
各家庭でうどんを打つ習慣があったそうです。
冠婚葬祭の食事の終わりには、必ずうどんを出す習慣もありました。
そのため、昔は早めにうどんを出すと「もう帰れということか」と怒られる
こともあったそうです。

畑ばかりの武蔵野で、うどんがハレの日のご馳走だったことは、よく理解できるところ。
武蔵野うどん、と呼ばれるうどんが、私は好き。
深大寺あたりの蕎麦もいいけど、ね。

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【読】林蔵から武四郎へ

間宮林蔵に関する本を何冊か読んだ。
林蔵から数十年後の江戸末期、当時の蝦夷地に渡って探査し、アイヌの人々の窮状を書き残した人物が、松浦武四郎だ。

Wikipediaには、簡単にこう書かれている。

<松浦 武四郎(まつうら たけしろう、文化15年2月6日(1818年3月12日) -明治21年(1888年)2月10日は、江戸時代末期(幕末)から明治にかけての探検家、浮世絵師。雅号は北海道人(ほっかいどうじん)。蝦夷地を探査し、北海道という名前を考案した。
 文化15年(1818年)、伊勢国一志郡須川村(現在の三重県松阪市小野江町)にて郷士・松浦桂介の四男として生まれる。松浦家は、肥前国平戸の松浦氏の一族で中世に伊勢国へ来たといわれている。
 山本亡羊に本草学を学び、早くから諸国をめぐった。天保9年(1838年)に平戸で僧となり文桂と名乗るが、弘化元年(1844年)に還俗して蝦夷地探検に出発し、その探査は択捉島や樺太にまで及んだ。安政2年(1855年)に蝦夷御用御雇に抜擢され再び蝦夷地を踏査、「東西蝦夷山川地理取調図」を出版した。明治2年(1869年)には開拓判官となり、蝦夷地に「北海道」の名を与えたほかアイヌ語の地名をもとに国名・郡名を選定した。翌明治3年(1870年)に開拓使を批判して職を辞してからは余生を著述に過ごしたが、死の前年まで全国歴遊はやめなかったという。
 また、明治3年(1870年)には北海道人と号して、「千島一覧」という錦絵を描き、晩年の68歳より富岡鉄斎からの影響で奈良県大台ケ原に登り始め、自費で登山道の整備、小屋の建設などを行った。
明治21年(1888年)、東京神田五軒町の自宅で死去。遺骨は、武四郎が最も好きだったという西大台・ナゴヤ谷に1889年に建てられた「松浦武四郎碑」に分骨されてもいる。
 なお、生地の三重県松阪市小野江町には「松浦武四郎記念館」が建っている。>

<作品
「蝦夷大概之図」 嘉永3年 松浦武四郎記念館所蔵
「蝦夷変革図」 嘉永4年
「千島一覧」 大判 錦絵3枚続 明治3年 和泉屋市兵衛版 松浦武四郎記念館所蔵
 著作
北海道出版企画センター 『松浦武四郎選集』を刊行中 同社では、多数の著作と関連書籍が出版されている。
吉田武三校註 『三航蝦夷日誌』 上下巻 吉川弘文館、2007年(オンデマンド版)
更科源蔵・吉田豊訳『アイヌ人物誌』 平凡社ライブラリー
 伝記文献
横山健堂『松浦武四郎』北海出版社、1944年
吉田武三 『白い大地 北海道の名づけ親・松浦武四郎』 さ・え・ら書房、1972年
新谷行『松浦武四郎とアイヌ』麦秋社、1978年
花崎皋平 『静かな大地 松浦武四郎とアイヌ民族』 岩波書店、1988年/岩波現代文庫、2008年
佐江衆一 『北海道人 松浦武四郎』 新人物往来社、1999年
中村博男 『松浦武四郎と江戸の百名山』 平凡社新書、2006年
早川禎治 『アイヌモシリ紀行 松浦武四郎の『東西蝦夷日誌』をいく』 中西出版、2007年
高木崇世芝・安村敏信・坪内祐三 『幕末の探検家松浦武四郎と一畳敷』 INAX出版〈Inax booklet〉、2010年>

武四郎が書き残した書物の現代語訳は、なかなか手に入らず、公立図書館にもあまり置いていない。
(国会図書館に行けば別。また、Amazonでも入手可能だが高価だ)
しかし、彼の業績を知ることができる何冊かの本が、さいわい私の手もとにもある。

二冊の文庫本を読み直してみようかと思う。
いずれも、池澤夏樹さんが解説を書いている。
ずいぶん前から手もとにあったのだが、まだ、きちんと読んでいなかったか。
花崎さんの本は5年前に読み通したはずだが、細部を憶えていないのが悲しい。
良い本は繰り返して読め、か。

『アイヌ人物誌』 (蝦夷近世人物誌) 松浦武四郎
 更科源蔵・吉田豊 訳
 解説 池澤夏樹
 平凡社ライブラリー 423 2002/1/9発行
 367ページ 1,300円(税別)

その雅号、北海道人から北海道と名付けたといわれる松浦武四郎。
数十巻にのぼる旅日記とともにまとめられた 原書『近世蝦夷人物誌』には ヒューマニストとしての松浦の本質が 刻み込まれている。
日本人による収奪と不徳に厳しい批判を向け、アイヌ人への敬愛の眼差しをもって綴られた名著。

(本書カバーより)

『静かな大地』 花崎皋平
 解説 池澤夏樹
 岩波現代文庫 2008/2/15発行
 390ページ 1,200円(税別)

幕末の蝦夷地を十数年間も探検・調査し、アイヌ民族の風俗・文化を記録する中で和人による虐待を告発した松浦武四郎。大地に根を張り、固有の習俗を育んできたアイヌ民衆の輝きとは何か。なぜ彼らは抑圧の下で呻吟することを強いられているのか。記録者としてアイヌ民族の受難に向き合うなかで、自己変革を遂げていく松浦を描き出す入魂の評伝。
(本書カバーより)

 

そういえば、北海道企画センターから出版されている目録を2冊、持っている。
役立てなくては。

 

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2013年9月29日 (日)

【震】きのうの講演会

きのう、小平市中央図書館(視聴覚室)で開かれた講演会。
「みんなのとしょかん」プロジェクトを主宰されている、川端秀明さんが講師。

としょかんからはじまるコミュニティ
     ~被災地での図書館の役割~

講師  川端秀明さん
     一般社団法人 「みんなのとしょかん」 代表理事
日時  2013年9月28日(土)14:00~16:00
会場  小平市中央図書館  3階視聴覚室
主催  小平図書館友の会

201309280012

1時間15分ほどのお話しと、残り45分ほどの質疑応答。
川端さんのお話しがとてもわかりやすく、その内容も興味深いもので、感銘を受けた。

講演会のタイトルは
  「としょかんからはじまるコミュニティ」 ~被災地での図書館の役割~

漢字の「図書館」ではなく、ひらがなで 「としょかん」 と呼ぶのは、あくまでも仮設図書館という位置付けだから。
きちんとした図書館を作ることではなく、地域のコミュニティの中心になる「場」 をまず作る、ということだろう。

川端さんの 「みんなのとしょかん」プロジェクト では、震災直後の2011年5月から、これまで、東日本大震災の被災地に13か所の「としょかん」を作ってきた(2013年9月現在)。
震災前には公立図書館などなかった地域が大半だ。

詳しくは、「みんなのとしょかんプロジェクト」のサイトに掲載されている。
 ↓
みんなのとしょかんプロジェクト | としょかんから始まるコミュニティづくり
http://www.mintosho.org/

「活動記録」のページから、その実績を引用させていただくと――
石巻市 湊中学校内
石巻市 河北地区福地
石巻市 渡波地区
東松島市 大塩地区
大船渡市 綾里地区
亘理町 亘理いちごっこ様内
亘理町 公共仮設ゾーン集会所内
石巻市 トゥモロービジネスタウン集会所内
石巻市 立町 石巻センター館設置
東松島市ひまわり集会所 再建工事
福島県南相馬市 ふくしまインドアパーク内
宮城県山元町 普門寺さま境内
宮城県山元町 山下駅近郊

川端さんのお話しのなかで、ことに印象深かったのは、地域の人たちの自主性を重視していることだった。
いただいたパンフレットに、「としょかんが出来るまで」として7つのステップが記載されている。
講演でも、この点を強調されていた。

Mintosho_pamph

以下、講演会で話された内容を要約する。
「みんなのとしょかんプロジェクト」を略して「みんとしょ」と記載。
(私の記憶とメモから起こしたもので、パンフレットに記載された7つのステップとは必ずしも合致しないことを、断っておく)

1. 地域から「としょかん」を建てたい、という声を受ける
  「みんとしょ」側から一方的に提案することはない
2. 設置場所と完成予定日(ゴール)を決める
3. どんな「としょかん」にしたいのか話し合う
  地域性を考慮したデザインなども
4. 資金集め、設置方法の検討
  資金の10%程度は地域で現地負担してもらうのが原則 (これが大切)
5. チームを作る
  地域で無理なく管理できるグループによる運営
6. 設置に向けてボランティアを集める
7. 一日で作り上げる
  基礎的な工事は事前に行うが、最後はみんなに「ゴール」を見てもらうために
  一日で作りあげる
  そうすることで、できあがった「としょかん」を大切にしてもらえる

すばらしいコンセプトではなかろうか。
もちろん、ここに至るまで、幾多の失敗もあったという。

じつは、このやり方、アメリカのある運動(NPO法人)から学んだものだという。
それは、「カブーム」というもの。

以下、ネット検索でみつけたサイトから転載(改行を加えた)。

「公園造り」で全米2000以上の地域コミュニティを再生した非営利団体がある!  | 市川裕康「デジタル・キュレーション」 | 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33324

<カブーム!とは、簡単に言うと、全米各地に公園を造ることで子供たちに遊び場を提供する非営利法人です。
 この団体名、日本人にはほとんど馴染みのない言葉ですが、もともと「Kaboom!」とは、英語の漫画で吹き出しなどに使われる「どっか~ん!」という爆発音を意味しています。
 カブーム!の公園造りの方法はきわめてユニークです。
彼らのプロジェクトでは、まず地域のコミュニティが数ヵ月の時間をかけて知恵とお金を集め、資材などを準備します。
 そして、ある1日を「建設の日」と決めて、その日だけで一気に公園を完成させてしまうのです。
 「建設の日」が終わる際には、みんなが描いていた公園造りの夢が「どっか~ん!」と実現している・・・。団体名はそこに由来しています。>

なるほど、と納得。

なぜ、コミュニティの中心として 「としょかん」 を? という質問に対して、川端さんは、本のある空間(としょかん=図書館)が、いちばん人が集まりやすいから、とおっしゃる。
被災地に建てられた 「としょかん」 には、子どもたちから高齢者まで、地域の人たちが気軽に集まり、本を借りたり読んだりするだけでなく、さまざまな催しや活動にも利用される。

私たちの周りにある公立図書館や学校図書館では、こうはいかないだろう。
飲食や会話が制限された静かな空間(本だけは豊富にある)が、コミュニティの中心にはなり得ない。
残念だが、これが現状だ。
(一部に、コミュニティセンター的な図書館を目指す動きが出はじめてはいるが)

川端さんのお話しでもうひとつ印象に残ったのは、被災地だけでなく、他の、高齢化によって過疎化が進む地域でも同じ問題が起きているし、私たちの住む地域も他人ごとではない、ということ。
被災地支援を越えて、これからのコミュニティのあり方を考えさせられる。

こういう運動を見ていると、諦めずに前向きに考えて行動していくことが大切なんだなあ、と痛感。
いい講演会だった。

最後に、「みんなのとしょかんプロジェクト」 のサイトから ――
(「みんなのとしょかんとは」のページ内、どうして「としょかん」をつくるの? から)
http://www.mintosho.org/about

「誰でも来ることが出来る場所を地域に作りたい」
それが目的です。

現在の被災地や過疎の地域には、
「ちょっと一人になりたい」とき、
逆に「誰かがいる場所へ行きたい」とき、
「自分の時間を過ごしたい」ときなどに、
気兼ねなく行ける場所はあまりありません。

(略)

「誰が行っても気兼ねをしない、
誰がいても問題ない、
誰と行っても構わない」
そんな場所はどこだろう?
と考えたとき、
図書館という場所は、その場所に最も近い存在だと
思います。

(略)

でも、時代の変化に伴い、自治会や町内会など、
既存のコミュニティが徐々に揺らぎつつある中、
それでも一人で生きていくのは困難な時代で、
地域の方が、気負わずに、ごく自然につながることが
出来る場所を作りたい、、
そして、様々な情報があるこの場所で、何かをはじめてみよう、
というきっかけを提供したい。

それが「としょかん」をつくる理由です。
図書館が出来て、毛嫌いする人は
あまりいませんので。。。

この課題は、何も被災地だけのものではありません。
地域に住む方々の繋がりが徐々に希薄になる中で、
高齢化を迎え、人口減少が進むすべての地域において、
地域コミュニティをどう作っていくか?
避けることが出来ない課題だと思います。

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2013年9月28日 (土)

【雑】今日は講演会

秋晴れ。
午後2時から、小平市中央図書館で講演会がある。
たくさん集まってくれるといいな。

としょかんからはじまるコミュニティ  ~被災地での図書館の役割~

講師  川端秀明さん
     一般社団法人 「みんなのとしょかん」 代表理事

日時  2013年9月28日(土)14:00~16:00
会場  小平市中央図書館  3階視聴覚室
     東京都小平市小川町2-1325
     西武多摩湖線「青梅街道」駅下車 徒歩5分


定員  80人 先着順(申込不要)
      ※満席になりしだい入場をお断りすることがあります
費用  無料
主催  小平図書館友の会
後援  小平市教育委員会

東日本大震災を機に生まれた、被災地や過疎の地域に地域コミュニティを醸成する場として「としょかん」を設置する、みんなのとしょかんプロジェクト。なぜ「としょかん」を設置する事になったのか?、被災地における「としょかん」の持つ役割は? そして被災地の現状から見える、今後の地域の抱える問題と、その中で図書館が持っている可能性とは何か? を、お伝えしたいと思います。

■川端秀明氏プロフィール■
 1974年栃木県生まれ。東日本大震災の後、支援物資を届けるボランティアを行う中で被災地のコミュニティが寸断されている状況を見て、地域コミュニティ再生のため、避難所や仮設住宅に住む人々が気兼ねなく自由に集まることが出来る「としょかん」をつくる、「みんなのとしょかん」プロジェクトを創設。
 現在までに岩手県、宮城県、福島県の12か所に「としょかん」を設置する。
 また、全国から集まる本のうち、余剰傾向にある絵本や児童書を翻訳し、過去に津波被害により移住を余儀なくされたインドネシアの地域に送るプロジェクトも行っている。

 みんなのとしょかんプロジェクト  http://www.mintosho.org/

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2013年9月27日 (金)

【雑】さわやかな秋晴れ

きのうとうって変わって、朝から秋晴れ。
気温23度、湿度も低く、きもちがいい。
富士山がうっすら見える。

午前中、所属する団体の作業のため車ででかけ、その足で立川の新刊書店へ。
ひさしぶりに本を数冊購入。
読書の秋、というわけでもないが。

撮影 2013/9/27(金) 東京都東大和市

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2013年9月26日 (木)

【読】曇天、図書館へ

朝からどんより曇り空。
北風が強い。秋風という感じだ。
ひさしぶりに、西の山々がくっきりと見える。

201309260009

家の中の用事を済ませてから、すぐ近くの図書館へ。
間宮林蔵がらみの本を、また3冊借りてきた。
どこまで読めるかわからないけれど。

赤羽榮一 『間宮林蔵 ―北方地理学の建設者』
 清水書院 人と歴史シリーズ 日本24 1974年
秦 新二 『文政十一年のスパイ合戦 ―検証・謎のシーボルト事件』
 文藝春秋 1992年 (文庫版もある)
間宮林蔵 述/村上貞助 編/洞富雄・谷澤尚一 編注
 『東韃地方紀行 他』 平凡社 東洋文庫484 1988年

   

昨夜、いっきに読みおえた高橋大輔 『間宮林蔵・探検家一代 ――海峡発見と北方民族』 が、とても面白かった。
オランダのライデン博物館まで出かけて、シーボルトが持ち去った林蔵の地図 『黒龍江中之洲幷天度』 を探しあてるくだり(第五章「持ち去られた古地図」)。
林蔵が蝦夷地でアイヌ女性と夫婦になり、女子を設けたことを、松浦武四郎研究家の秋葉實氏に会って確かめるくだり(第六章「血族」)。
林蔵の 『蝦夷全図』 を国会図書館まで見に行って、そこに記載されている「タナシ」という地名(林蔵がアシメノコというアイヌ女性と一緒になった土地)を発見したくだり(同上)。
……等々、著者の興奮が伝わってくる。

この本は、手元に置いておきたいほどの良書だった。
絶版らしいが、アマゾンで中古を入手できる。
私は、必要ならまた図書館で読むか借りることにしよう。
これ以上、本を増やすのも何だから。

間宮林蔵、松浦武四郎については、アイヌ民族とのからみで関心がある。
すこし読み込んでみようかな、と思ったりして。

高橋大輔さんのブログがあった。
探検家髙橋大輔のブログ
http://blog.excite.co.jp/dt/
林蔵の妻子の謎を追う : 探検家髙橋大輔のブログ
http://blog.excite.co.jp/dt/7771960/

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2013年9月25日 (水)

【読】間宮林蔵追跡の旅

今日は朝から雨模様、肌寒い一日。
午前中、小平図書館友の会の印刷作業参加のため、小平へ。

帰宅後、すこし本を読む。
間宮林蔵がらみ。
この新書が、なかなか面白い。

高橋大輔 『間宮林蔵・探検家一代 ――海峡発見と北方民族』
 中公新書ラクレ 297
 2008/11/10発行 268ページ 880円(税別)

200年前の間宮林蔵の探検を追跡する紀行文の体裁。
サハリン島南部(樺太)から、極東シベリア(黒龍江=アムール川下流、林蔵が訪ねたデレンという土地)まで、足かけ10年、さまざまな準備を重ねて林蔵の足跡を訪ねる。

―目次―
プロローグ
第一章 探検家の揺りかご
第二章 サハリン追跡
第三章 失われたデレンを求めて
第四章 アムール漂流
第五章 持ち去られた古地図
第六章 血族
エピローグ
年表、参考文献

興味ぶかいのは、第六章「血族」。
間宮林蔵が北海道でアイヌの女性との間に遺した実子がいるという話。
著者は、林蔵直系の子孫を北海道に訪ねている。

間宮林蔵は、蝦夷地でも、樺太でも、現地の人たち(アイヌ、樺太アイヌ、ウイルタ、ニヴフ、ウリチ、ナナイなどの先住民)にとけ込み、彼らの信頼を得ながら探検をすすめている。
なんだか、とても魅力的な人物に思えてきた。

【参考サイト】
間宮林蔵の世界へようこそ
http://www.asahi-net.or.jp/~xc8m-mmy/

このサイトは、間宮林蔵の血縁、間宮正孝氏が主宰している。
正孝氏は、林蔵の生家を継いだ林蔵の叔父の次男の末裔。
この本の著者・高橋大輔さんは、正孝氏にも会って教示を受けている。
(第一章 「探検家の揺りかご」)

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2013年9月24日 (火)

【読】図書館が好き

東京新聞という地方紙を購読している。
つい先日のこと、めったに開かない夕刊に興味ぶかい連載を発見した。
図書館のあり方についてまとめたもので、私がみつけた日が連載の最終回だった。

それ以前の連載を読みたくなった。
わが家の古新聞は、その直前に古紙回収に出したばかりで、手元にない。

新聞のバックナンバーを読むには、図書館に行くか、新聞社のウェブサイトでみつけるしかない。
ネットでは、有料の過去記事検索・閲覧システム(データベース)もあるが、利用料がけっこう高い。

そんなこんなで、なかば諦めていたところ、東京新聞のウェブサイトがこの連載を無料公開したことを知った。

東京新聞:記事一覧:変わる知の拠点:特集・連載(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/chinokyoten/list/

上のURLからはいると、全13回の連載記事が、カラー画像付きで閲覧・印刷できる。

私は図書館が好きだ。
インターネットでさまざまな情報が簡単に手にはいる時代だが、紙の書物でなければ伝わってこないものがある。
図書館は、そんな書物の宝庫。

その図書館が、いま、変わりつつある。
私が所属している「小平図書館友の会」は、本好き・図書館好きの人たちが集まる市民グループだが、そこでも図書館のあり方について勉強会を開いている。

上のネット記事は、図書館友の会の参考にもなりそうなので、よく集まる顔見知りの会員の方々へ紹介した。

ちなみに、東京新聞連載記事(全3部構成)の見出しは次のとおり。

― 変わる知の拠点 ―
図書館は今(1) 孤読から共読へ
図書館は今(2) 電子図書館の可能性
図書館は今(3) 新刊どう選ぶ
図書館は今(4) 震災を見つめる
図書館は今(5) 「来ない人」に向けて
<第2部>「民」がつくる図書館(1) 人が集まる民間図書館
<第2部>「民」がつくる図書館(2) 県立館統合の動き
<第2部>「民」がつくる図書館(3) 全国の蔵書 一挙検索「カーリル」
<第2部>「民」がつくる図書館(4) 雑誌スポンサー制度
<第3部>揺らぐ司書像(1) 資格は必要?
<第3部>揺らぐ司書像(2) 非正規職員
<第3部>揺らぐ司書像(3) レファレンスとコンシェルジュ
<第3部>揺らぐ司書像(4) 正規職員

また、小平図書館友の会の活動については、私が作成担当しているブログがある。
興味のある方に、ご覧いただけるとうれしい。

小平図書館友の会ブログ
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/kltomonokai/

【追記】
この連載をプリントして(画面で読むのは疲れるので)読んでいるが、面白いサイトがあることを知った。
日本全国の図書館蔵書が横断検索できる、その名も「カリール」。
さっそく、利用してみよう。
カーリル | 日本最大の図書館蔵書検索サイト
http://calil.jp/
開発したのは、岐阜県中津川市のソフトウェア開発者、吉本龍司さん(31)。
「カリール」というネーミングがいい。

とてもシンプルな仕組みで、検索キーワードを、たとえば「多崎つくる」と入れれば、村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を所蔵している図書館がわかる。
ちなみに、私は「田崎つくる」と誤入力してしまったが、他の本と共に先頭に表示された。
しかも、調べたい地域を指定することで、指定地域の複数館での貸出状況まで一目でわかり、各図書館のネット予約画面にもジャンプできる(もちろん、その図書館に登録していないと予約はできないが)。

ちなみに、地域指定で東京都全体を指定してみたところ、この人気の本は都内どの図書館でも、ほとんど「貸出中」だった。

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2013年9月23日 (月)

【読】読了、「間宮林蔵<隠密説>の虚実」

読みおえたので、いちおう書いておこう。
書いておかないと、すぐに忘れてしまいそうだし、図書館に返却してしまう本だから。

小谷野 敦 著 『間宮林蔵<隠密説>の虚実』
 教育出版 1998/10/28発行 185ページ 1,500円(税別)

全13章。
著者が「はしがき」(まえがき)に書いているように、第12、13章がこの本の白眉だろう。
第11章までは、間宮林蔵の伝記の体裁をとっている。

【目次】
はしがき
第一章 江戸へ出るまで
第二章 当時の国際情勢
第三章 林蔵、蝦夷地へ
第四章 レザノフとクルーゼンシュテルン
第五章 エトロフ島事件
第六章 第一次カラフト探検
第七章 カラフトから大陸へ――第二次探検
第八章 ゴロヴニン事件と林蔵
第九章 シーボルト来航
第十章 発覚――シーボルト事件
第十一章 晩年の林蔵
第十二章 洞・赤羽論争――晩年の林蔵をめぐって
第十三章 「林蔵伝」の成立――明治から昭和へ
参考文献
あとがき

「あとがき」に、こう書かれている。

<ちょっと言い訳めくが、はじめに書いたように、この本のなかで学問的に私のオリジナルと言えるのは最後の二章「だけである。あとは従来の林蔵伝に対して新史料があったわけではない。それでも、現在普通に流布している林蔵伝が洞富雄氏のもので、やや古いのと、指摘したような問題もある。比較的新しいものとしては吉村昭氏の小説があるが、これはあくまでも小説である。だから新たに林蔵伝を出すのも意義があるのではないかと思った次第である。それでも私なりに工夫はしたつもりで、……一般向けの読み物にしたつもりだ。> (本書 あとがき)

間宮林蔵の評価は、明治期以降、幾多の変遷を経ているようだ。

<そもそも、林蔵という人物とその業績が一般に知られだしたのが、明治三十年前後のことで、殊に日露戦争の勃発がその認識を高めたことは前に述べた。だが、同時に皮肉な動きも起こっていたのだ。実は、現在では有名なシーボルトその人もまた、明治初期にはそれほど知られておらず、しかもスパイ事件の主役として知られていただけだったのだが、時期を同じうして「肯定的評価」へ向けてゆっくりと、しかし着実な歩みを進めていったのである。> (第十三章 P.165)

「歴史」というのも、クセモノである。
どうしても、その時代の色眼鏡で過去を意味づけしてしまうものらしい。
なんだか、当今の「歴史認識問題」を思いおこす。

<歴史家は、ありのままに過去を再現するのが使命だと一般には理解されているが、実際にはかくのごとく、「過去」は、ある時代の刻印を帯び、当時の政治情勢との複雑な絡み合いの中で再編成され、それが一貫した「物語」性を帯びていればいるだけ、人の心に焼き付けられてしまう。> (第十三章 P.177-178)

参考資料としてとりあげられている、下の本が面白そうだ。
図書館に貸出予約してみた。

秦 新二 『文政十一年のスパイ合戦――検証・謎のシーボルト事件』
 文春文庫 1996年

その前に、図書館から借りている、もう一冊を読まなくちゃ。
著者の肩書が「探検家、作家」となっていて(私の知らなかった人だが)、間宮林蔵の足跡を実際に辿っている。
アイヌ民族や北方民族についても、自ら足を運んで現地の人々と交流している、興味ぶかいドキュメンタリーだ。

高橋大輔 『間宮林蔵・探検家一代 ――海峡発見と北方民族』
 中公新書ラクレ 297
 2008/11/10発行 268ページ 880円(税別)

<世界地図からその名が消えかけている間宮海峡。厳寒の地に乗り込み、多様な民族と過ごした林蔵の真の偉業とは。発見から200年、現役の探検家がその足跡をたどりつつ、探検の意義を問う> (本書カヴァー)

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【歩】小さい秋、みつけた

朝晩、肌寒いほどの天気が続いている。
今日は朝から曇天。
予想最高気温は26度ほど。
午後1時現在、22度。

近くのスーパーまで歩いて買い物に行く道すがら。
小さい秋、みつけた。

撮影 2013/9/23(火) 東京都東大和市

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2013年9月22日 (日)

【震】きのうのラジオ番組――久米宏 「ラジオなんですけど」

今日も朝から秋晴れ。
きのう、車の中で聴いたラジオ番組のゲストの話が興味深かった。
忘れないうちに書いておきたい。

久米宏 ラジオなんですけど
http://www.tbs.co.jp/radio/kume954/guest/index-j.html
スポットライト!!
2013年09月21日 ゲスト:小田兼利さん(日本ポリグル)

「今週のスポットライト」というゲスト・コーナー(30分間)。
日本ポリグルという会社の小田兼利さんがゲストだった。
納豆のネバネバ成分「ポリグルタミン酸」を利用した水質浄化剤を開発した人。
いわゆる「途上国」で、この技術をビジネスとして展開し、現地に貢献している。

実際にスタジオでデモンストレーションしていた。
ラジオなので様子は見えないが、久米宏の実況が秀逸。
お堀の緑色の水が、ほんの少量の水質浄化剤によって、みるみるうちに飲料水に変わっていく様子が、目に見えるようだった。

小田さんの、「ビジネスにしないと続かないんです」という言葉に、深く納得した。
「施し」的な発想ではなく、ビジネスとして展開することで、現地での雇用促進にもなるからだ。

日本の政府やお役所は、小田さんの会社のような小さなところは相手にしないそうだ。
福島第一原発の汚染水処理にも活用できるはずで、盛んに働きかけたんだそうだが、お役所仕事の壁に阻まれたという。
「この国はダメだ」とおっしゃっていた。

私もそう思う。
まったく、この国ときたら……。

「日本ポリグル」の公式サイトがある。
水処理のことなら 日本ポリグル株式会社!
http://www.poly-glu.com/

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2013年9月21日 (土)

【読】間宮林蔵の謎を解く(この本が面白い)

図書館から借りてきて、読みはじめたばかりだが。

小谷野 敦 著 『間宮林蔵<隠密説>の虚実』
 教育出版 1998/10/28発行 185ページ 1,500円(税別)

著者の小谷野さんについて、私はまったく知らないが、目のつけどころがいい。

北方謙三の『林蔵の貌』という小説では、寛政元年(1789年)の「クナシリ・メナシ」の叛乱(アイヌの蜂起)について全く触れられていなかった。
それが私には不満だった。

『林蔵の貌』の冒頭は、「越前三国で十四人の配下を持つ漁師の伝兵衛が、ある命により、野比と名乗る武士を蝦夷地に送り届けるため、日暮の海に舟を進めるところからはじめられる。丸二日かけて陸地に辿り着き、アイヌの村に身を寄せていた伝兵衛と野比は、上陸四日後の夕方、焚火の傍で仁王立ちになった赤鬼のような一人の男と出会う。/間宮林蔵である。」(集英社文庫解説/縄田一男)というシーン。

ここで、野比がアイヌの老人に対して「日本人」という言葉を使っていたことに、私は引っかかった。
アイヌに対する「日本人」の呼称は、当時なら「和人」であるべきだと思ったのだ。
まあ、それはいいとして、時代背景として、寛政元年のアイヌ叛乱のことが一言も触れられていないことも、私には不満だった。
もっとも、この叛乱が起きたのは、林蔵がまだ十歳になるかならないかの頃だったが。

小説としては面白く読んだのだが、そんなこともあって、林蔵が生きた時代のことを、もっと広い目で見直してみたいと思った。
そんなときに、この小谷野さんの本を知った。
ひさしぶりに面白そうな本に出会った。

北方謙三『林蔵の貌』の出版は1994年6月だから、北方さんも1998年刊行のこの本を知らなかったはず。
文庫版下巻の参考文献一覧には、洞富雄 『間宮林蔵』(吉川弘文館)という有名な本が載っていたが、小谷野さんによると、洞さんの本には問題もあるようだ。

洞 富雄 『間宮林蔵』
 吉川弘文館 人物叢書
 1950年、新装版1986年

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【遊】彼岸花

今日、気温は30度近くまであがった。
陽射しが強く、暑い一日だった。

三連休初日とあって、車が多かった。
ひさしぶりにあきる野市へ。
いつも寄る蕎麦屋の近く、竹林のそばに彼岸花が咲いていた。
柿の実も熟しはじめている。

撮影 2013/9/21(土) 東京都あきる野市

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2013年9月20日 (金)

【読】ようやく読了、北方謙三「林蔵の貌」

四泊五日の北海道行きに持って行った小説。
ようやく読了した。
上巻を読みおえて、下巻にはいったところで持っていったのだが、案の定、それほど読めなかった。

北方謙三 『林蔵の貌』 (りんぞうのかお)
 集英社文庫 1996/11/25発行
 上巻 404ページ 562円(税別)
 下巻 382ページ 562円(税別)

 

いやあ、面白かったな。

間宮林蔵は謎の多い人物である。
Wikipediaによれば――
<間宮 林蔵(まみや りんぞう、安永9年(1780年) - 天保15年2月26日(1844年4月13日))は江戸時代後期の隠密、探検家である。近藤重蔵、平山行蔵と共に「文政の三蔵」と呼ばれる。名は倫宗(ともむね)。農民出身であり、幕府隠密をつとめた役人であった。>
とある。

探検家として、樺太が島であることを発見し、間宮海峡にその名を残しているが、「幕府隠密」としての行動については諸説あって、興味をそそられる。

<シーボルト事件を幕府に密告したとされている。天文方・高橋景保は間宮にとって大師匠にあたる高橋至時の息子であり、儒教道徳においては許し難い行動でありさすがは冷酷な隠密であるという非難がなされた。しかしこれは誤りで、当時、外国人との交通は届出しなければならず景保はこれを破ってシーボルトとやりとりしており、シーボルトから景保宛の書簡に間宮宛の包みも入っていたので林蔵は規定通り届け出たところ、景保とシーボルトの関わりが明らかになったという。
水戸藩へも出入りし、川路聖謨らと交友する。徳川斉昭や藤田東湖にも献策。>
 -Wikipediaより―

この小説では、上に掲げた間宮林蔵をめぐるドラマが描かれている。
もちろん、小説家の想像力によるところが大きいが、大事なところは史実をベースにしているようだ。

間宮林蔵について、すこし他の書物も読んでみようかな、と思う。
図書館にあるようだし。

   

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【歩】大学図書館見学

さわやかな秋晴れ。
小平市にある武蔵野美術大学の図書館見学に行ってきた。
小平図書館友の会のメンバーと総勢6人。
私の住まいからは、自転車で15分ほどと近い。

この大学図書館は、どこもそうだろうが、事前に予約しておかないと見学ができない。
30分という制限時間もあり、内部を眺めるだけで閲覧などはできない。

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さすが、美大だけあって、図書館の建物も内部も洒落ている。
美術書が半分以上を占めているが、それ以外の書籍にも興味ぶかいものが多かった。
学生と大学職員しか利用できない図書館。
うらやましい限りだ。

201309200088 Mau_library_pamph

武蔵野美術大学
http://www.musabi.ac.jp/
武蔵野美術大学 美術館・図書館
http://mauml.musabi.ac.jp/

このイベントがおもしろそうだ。
行ってみようかな。
この大学の展示会は、なかなかの見もの。

平野甲賀の仕事 1964−2013 | 武蔵野美術大学 美術館
http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/6564

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2013年9月19日 (木)

【雑】いよいよ来週土曜日(川端秀明さん講演会)

読売新聞 9/14(土)朝刊 (東京・多摩版)にも掲載されました。
(下の画像)

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お近くの方、ぜひご来場ください。

Pamph_20130928

小平図書館友の会 ブログ
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/kltomonokai/

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【遊】さよならは別れの言葉じゃなくて…

きのうの夕方の便で、旭川空港から東京に戻ってきた。
これで、しばらく北海道に帰ることもなくなった。

きのうは、「美瑛の丘のおもちゃ屋さん」を再訪し、旭川空港近くの霊園で墓参してきた。

霊園では、きれいな虹が空にかかった。
一生、忘れられない光景かもしれない……大げさだけど、ね。

美瑛の丘のおもちゃ屋さん
http://www.nijinotsumiki.jp/

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2013年9月18日 (水)

【遊】美瑛、最終日

雲は多いものの、晴れ間がでている。
さすがに朝方は冷え込む。

午前中に、ひとつ用を済ませれば、今回の帰省の目的は達成する。
夕方の便で帰京の予定。

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2013年9月17日 (火)

【遊】美瑛、秋晴れ

朝から快晴。
メーンイベントの作業が終わり、ホテルでほっとしている。
ホテルのベランンダから、美瑛の夕景がよく見える。

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2013年9月16日 (月)

【遊】美瑛三日目、雨

台風の影響で、一日中、雨。
気温もぐっと下がって、肌寒い一日だった。

今日、一人帰ることになり、旭川空港まで送っていった。
国道237号線は車が多く、豪雨で前がよく見えなくて(暗いのだ)、運転はちょっと怖かった。

旭川空港のラーメン屋で、はじめて「甕ラーメン」というものを食べてみた。
値段が高いので(私が食べたのは1,200円!)、いちど食べればもういいだろう。

海苔に店名が印刷(?)されているのには、笑ってしまう。

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さて、明日はいよいよ、今回の滞在のメーンイベントと呼ぶべき作業が控えている。
降り続いた雨があがりそうなので、やれやれという気持ちだ。

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2013年9月15日 (日)

【遊】美瑛滞在中

きのうの夕方から美瑛に滞在中。
今回は作業にいそがしく、ようやく持参したPCの電源を入れたところ。

朝から強い雨で、外は肌寒い。
雨は小降りになったが、どんよりした空模様が続く。

写真は、昨日撮ったもの。
旭川空港前と、美瑛「だいまる」食堂前で。

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今日の美瑛の最高気温は21度ほど。
家の中は20度台前半だが、湿度が高くあまり快適ではない。

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2013年9月14日 (土)

【遊】北海道へ

いつもより遅い便で旭川空港へ向かう。今は半袖だが旭川空港に着いたら長袖シャツを羽織ることになりそう。
羽田空港にて。

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2013年9月13日 (金)

【雑】いよいよ明日から

北海道美瑛町の週間予報。
あいにくの雨。
気温も低そうだ。

東京の今日は、32度。
むし暑いのだが…。

残暑の東京から、初秋の北海道へ向かうのは明日。

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2013年9月12日 (木)

【読】さて、小説でも

今日は気温が30度まであがって、暑さが戻ってきたようだ。
夜中や明け方は涼しくて、秋の気配が感じられたのだが。

岡崎さんの本を図書館に返して、さて、何を読もうか。
図書館の書棚をながめてきたが、これといって魅かれるものがなかった。
自分の本棚に、もう何年も入れたままの小説があった。

明後日から五日間ほど北海道へ行くので、持って行ける本がいい。
買ったときのレシートが挟んだままだった、この二冊。
2009年9月18日、錦糸町の書店のレシート。
錦糸町まで電車で通勤していた頃に買ったものだ。

いろいろ、思いだした。
当時、吉村昭の 『間宮林蔵』 を読み(これは、まだ私の本棚にある)、このブログにも読後感を書いていたのだった。
その折、コメントを寄せてくださった方が、この北方謙三の小説が面白いと薦めてくださった。
ほぼ四年間、買ったままで読まずにとってあったのだな。

北方謙三 『林蔵の貌』 (りんぞうのかお)
 集英社文庫 1996/11/25発行
 上巻 404ページ 562円(税別)
 下巻 382ページ 562円(税別)

 

そういえば、北方謙三の小説を読むのは、これが初めてかもしれない。
さすがに手練れの作家。
読ませる。

<激動の予兆をはらむ江戸・文化年間、越前の船頭・伝兵衛は謎の武士・野比秀磨を乗せ蝦夷地へと櫓を漕ぐ。そこに待っていたのは測量家の間宮林蔵。彼らの行ったロシア艦との秘密交渉は、徳川幕府とそれに対抗する朝廷・水戸・島津の連合勢力との抗争の口火となった―壮大な北の海にひろがる男たちの野望。> ― Amazon ―

【過去記事】
2009年7月28日(火) 【読】間宮林蔵
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-25ac.html
2009年7月31日(金) 【読】間宮林蔵(続)
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-2918.html

【追記】
読みはじめてすぐ、引っかかるところがあったので書いておく。
それは、登場人物が自分たちを 「日本人」 と呼んでいることだ。
蝦夷地においては、「和人」という呼称が使われていたのではないか? という気がする。
アイヌの人たちの描きかたにも疑問があるが、まあ、小説なのでそのあたりは作者の考え方、時代の捉え方によるのだろう。
船戸与一さんの 『蝦夷地別件』 は、その点、時代考証がしっかりしていたように思う。

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2013年9月11日 (水)

【震】あの大津波から二年半

今日、9月11日は、あの地震と大津波から二年半。
大津波被害のシンボル的な存在だった、第十八共徳丸(全長約60メートル、総トン数330トン、総重量500~800トン)が解体されることになったという。

東日本大震災:「共徳丸」解体、9日から NPOが日程発表、エンジンなど再利用−−気仙沼 /宮城- 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130903ddlk04040117000c.html

Facebookの「ともだち」が紹介してくれた下記サイトで、この船の周辺360度のパノラマ映像が見られる。
震災から日の浅い2011年4月13日の様子から、時系列的に、今年の9月6日までの映像がまとめられている。
巨大津波の猛威を、あらためて痛感する映像だ。

気仙沼の共徳丸、9日から解体【東日本大震災パノラマ Vol.261】 - MSN産経フォト
http://photo.sankei.jp.msn.com/panorama/data/2013/0908kesennuma2/

【参考サイト】 東北まぐ(メールマガジン) より
http://www.mag2.com/o/touhoku/2013/0911.html

【参考書籍】
『大津波、原発事故、復興への歩み 震災1年全記録』 朝日新聞社

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2013年9月10日 (火)

【読】昭和三十年代の匂い

岡崎武志さんの文庫本を読んでいる。
これが、とても面白い。
「文庫王」の異名で知られる岡崎さんには、文庫がよく似合う。
ちくま文庫、というのもいいな。

岡崎武志 『昭和三十年代の匂い』
 ちくま文庫 2013/5/10発行 357ページ 900円(税別)
 親本(学研新書 2008年7月発行)の文庫化

<昭和三十年代は、子どもたちにとって毎日がワンダーランドだった? 大イベントだったテレビ購入、誕生日は不二家のお子様ランチ、土管のある空地が遊び場、くみとり便所の強烈な匂い…万博、アトム、レモン石鹸、トロリーバス。少年時代を大阪で過ごした著者による懐かしいだけでは語りきれない昭和の本当の生活と思い出たち。文庫化に際し新章の書下ろしと岡田斗司夫氏との巻末対談を収録。>

 

全16話、一話が10~20ページほどの、軽い読み物。
目次を見ただけで、私たちの世代には懐かしさがこみあげてくることだろう。
岡崎さんは、昭和32年生まれ。
私よりも五歳ほど歳下だが、ちょうど私の弟たちと同年代だ。

「ALWAYS 三丁目の夕日」という映画が、ひと頃人気だった(私は見ていないが、原作のマンガは知っている)。
岡崎さんは、あの映画に描かれた昭和三十年代には「ウソ」がある、それほどいい時代でもなかった、という指摘(山口文憲)を認めつつ、次のように書いている。 (「序 昭和三十年代への思い」)

<私は、映画 『三丁目の夕日』 は、それらのウソを飲み込んだ上で、わざと昭和三十年代を美しく謳いあげたのだと思っている。それはそれでいい。現実は、時代の停滞に閉塞感と絶望を覚え、誰もがやりきれない思いをしているのだから。/私が本書でこれから展開していく 「昭和三十年代」 の断片たちも、ノスタルジーというフィルターがかかっている。そのことを否定しない。なにしろ、高度成長期に未来を夢見たわれわれにとって、この時代は「陽のあたる坂道」だったのだ。…(以下略)>

目次
序 昭和三十年代への思い
1 エイトマンとたこ焼き
2 おはよう!こどもショーおよび米産アニメの声優
3 あの頃はまだ戦後だった
4 初めてのシングル盤
5 科学の未来が明るかった時代
6 わが家にテレビがやってきた
7 アメリカのホームドラマ
8 少年期を包んだ歌たち
9 お誕生日は不二家のお子様ランチ
10 マンガに見る日本の風景
11 誘拐、孤児、家出の願望
12 昭和三十年代の匂い
13 のら犬と子どもたち
14 大阪市電とトロリーバス
15 汲み取り便所が果たしたこと
16 おじさまの匂い
巻末対談 ぼくたち昭和三十年代の大阪っ子 ――岡田斗司夫さんと――

著者は大阪生まれなので、北海道で生まれた私とは育った環境が微妙にちがうが、私が子どもの頃に見聞きした事物のハナシが満載で、読んでいると嬉しくなる。

いい本です。

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【歩】秋の気配

秋の気配を感じた。
ヤマボウシが実をつけていたから。
キバナコスモスも満開。

撮影 2013/9/10(火) 東京都東大和市

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気温25度、カラッとしてすがすがしかった。
市役所あたりまで用があり、自転車で往復4キロほど走ってきた。

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2013年9月 9日 (月)

【読】読書の腕前

私が勝手に「古本の師匠」と仰ぐ、ライター、書評家の岡崎武志さん。
その著書を、ここ数日、立て続けに読んでいる。
読みはじめるとクセになるのが、岡崎さんの語りくち。

岡崎武志 『読書の腕前』 光文社新書294
 2007/3/20発行 294ページ 780円(税別)

本を読むことで、すぐ役立つような何かを得ようとするのではなく、読むことが好きで、ただひたすら楽しみとして本を読む――そんな人に向けて書かれた本だ。

書名の「読書の腕前」とは何か――

<釣り、スキー、手芸、将棋、テニス、折り紙等々、人がすることすべて上達というものがある。何度も繰り返し、上手になりたいと願い、学び、そして少しずつ「腕前」が上がるのだ。読書だってまったく同じ。読めば読むほどいろんなことがわかってくるし、前にはわからなかったことが、突然見えてきたりする。若いときに読んできづかなかったことに、年とって再読したとき、ああそういうことかと気づいたり。/そんなとき、あなたは少しだけ「読書の腕前」が上がっているのだ。> (本書 「はじめに」 より)

もちろん、これはノウハウ本ではなく、岡崎さんが自身の体験をもとに読書の楽しみを気楽に語る本。
知らなかった魅力的な本を知る、という楽しみも詰まっている。

今日は、陽がさして風も少しあり、きもちがいい。
ちょいと秋の気配。
窓辺の陽だまり、畳の上に寝転んで、本を読むしあわせ。

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2013年9月 8日 (日)

【読】岡崎武志さんの本、もう一冊

今日も雨模様のはっきりしない天気。
みょうに蒸し暑い。
気温25度、いくぶん過ごしやすい。

近くの図書館に、きのう借りた資料本を返却。
館内の検索端末で岡崎武志さんの著書を探したら、一冊、面白そうなものがあったので借りてきた。

岡崎武志 『昭和三十年代の匂い』
 ちくま文庫 2013/5/10発行 357ページ 900円(税別)

<昭和三十年代は、子どもたちにとって毎日がワンダーランドだった? 大イベントだったテレビ購入、誕生日は不二家のお子様ランチ、土管のある空地が遊び場、くみとり便所の強烈な匂い…万博、アトム、レモン石鹸、トロリーバス。少年時代を大阪で過ごした著者による懐かしいだけでは語りきれない昭和の本当の生活と思い出たち。文庫化に際し新章の書下ろしと岡田斗司夫氏との巻末対談を収録。>

借りている本は、これで三冊になった。
三冊とも、岡崎さんの本。
せっせと読まなくちゃ。

岡崎さんは、私よりも少し歳下の1957年(昭和32年)生まれ。
64年の東京オリンピックもそうだが、同時代の空気を吸ってきた人なので、なんとなく肌合いが近いと感じる。
私は、この人のファンである。

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【雑】2020年オリンピック開催決定の知らせに思うこと

ここ数日、テレビ、ラジオ、新聞で賑やかだったオリンピック招致。
気になってはいたので、今朝、目がさめてからスマホのニュースで見た。

私は、マドリードに決まるんじゃないかと、なんとなく予想していたが、意外な結果。
マドリードが(イスタンブールとの僅差で)最初に落ち、東京とイスタンプールの決選投票で、大差をつけて東京が選ばれたそうだ。

どちらかというと、今の日本の状況でオリンピックなど開かなくてもいいのでは、と思っていた。
だから、東京に決まっても嬉しくはないし、だいじょうぶかなあ、という気持ちもある。
それに、7年後まで私が元気で生きている保証もないし。
(この目で見ることができれば、1964年以来二度目の東京オリンピックを体験することになるのだが、べつに感慨もない)

まあ、これで、安部政権は勢いを増すことだろう。
なんとなく「景気」も上向きムードになるだろうし、消費税もあがることだろうな。
東日本大震災の被災地や、福島第一原発のことが気になるのだが、軽薄なお祭り騒ぎだけはご免こうむりたい。

<20年五輪>東京開催が決定 56年ぶり2回目 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130908-00000013-mai-spo

日本でオリンピックを開催することに文句を言うつもりはない。
ただ、オリンピックムードに浮かれずに、やるべきことをしっかりやって欲しいと思うのだ。
それは、被災地の復興・再生、福島第一原発の後始末。
そうしないと、この国は、オリンピックで盛りあがる部分と、盛りあがりの陰で泣きを見る部分とで、ちぐはぐな状態になってしまうだろう、と思う。

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2013年9月 7日 (土)

【歩】図書館まで歩く道すがら

今日も、どんより曇り空。
図書館で資料を借りたくて、歩いて行ってきた。
といっても片道5分ほど、500メートルも歩けば着く距離だ。

夏の花が、舗道脇に咲いていて目を楽しませてくれる。
私の好きなムクゲが、長く咲き続けている。

撮影 2013/9/7(土) 東京都東大和市

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2013年9月 6日 (金)

【読】岡崎武志さんの本を図書館で借りる

今日もはっきりしない天気。
気温は20度台後半で、それほど上がらないものの、蒸し暑い。

午前中、小平の会合に出席。
帰り道、近くの図書館から岡崎武志さんの本を2冊借りてきた。

岡崎武志 『読書の腕前』 光文社新書294
 2007/3/20発行 294ページ 780円(税別)

<人間の土台は「読書」がつくる
 よく見ると、「ツン読」には、ちゃんと「読む」という文字が入っている。現物が部屋にあることで、いつも少しずつ「読まれている」のだ。プロ野球のピッチャーが、投げないまでも、いつもボールをそばに置き、ときどき触ることでその感触を確かめるようなものだ。だから「ツン読」を避けようとする者は、いつまでたっても「読書の腕前」は上がらない。これ、たしか。>
 (カバーそで~本文より抜粋~)

岡崎武志 『ご家庭にあった本 ―古本で見る昭和の生活』
 筑摩書房 2012/3/15発行 269ページ 1,800円(税別)

【e-honサイト http://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top より】

商品の内容 [要旨]
 一世を風靡した大量に出回ったベストセラーや、生活に密着した実用書など、どこの家庭にもあったような本は古書店では二束三文だ。だが、これら古書値もつかない、捨てられた本や忘れられた本にこそ、時代を映した面白さがあるのだ。古本ライターが雑本の山から昭和を切り取る。
[目次]
 大人の男はどこに消えた/憧れの大東京/旅と娯楽/科学とリクツ/暮らしの片すみ/時代をうつす本/ぼくの時代
[出版社商品紹介]
 生活に密着した実用書など、古書店では値段もつかない忘れられた本にこそ、時代を映したほんとうの面白さがある。本に見る生活史。

どちらも、現在、新本は入手不可。
こういうとき、図書館がありがたい。
光文社新書は、きのう読みおえた 『蔵書の苦しみ』 の先行本。
筑摩の方は、前から気になっていたもので、面白そうだ。
表紙がいい。

読みおえた 『蔵書の苦しみ』 (光文社新書)は、岡崎さんの体験談満載で、とても面白かった。
なかでも、最後の 「一人古本市」 は、いいなあと思う。

「ブ」の付く店に持っていったり、古書店に運ぶよりも、自分で売ってみる方がだんぜん面白そうだ。
もっとも、所属している小平図書館友の会で 「チャリティ古本市」 というのをやっているので、そこに出してもいいのだが、私が処分したい本には、ちょっともったいない気がするものが多いのだ。

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2013年9月 5日 (木)

【読】本を買ふそばへ古本売りに来る

本を買ふそばへ古本売りに来る  雉子郎

吉川英治の川柳だそうだ。

昨日、立川の本屋で二冊ほど購入。
そのうちの一冊、岡崎武志さんの新書を読みはじめている。
これが、すこぶる面白い。
古本屋の光景を詠んだ上の句が紹介されていた。

岡崎武志 『蔵書の苦しみ』 光文社新書652
 2013/7/20発行 251ページ 780円(税込)

<多少は蔵書の「整理術」として役立つように心掛けたつもりだが、なんだか本が増えて困っていると、ぼやいてばかりのところもある。ブームになった「断捨離」とは、しょせん縁なき衆生だから仕方がない。/いちばん問題なのは、当の私が、蔵書を減らしてすっきりしたいと思っているのかどうか、本当のところは、よくわからないということだ。いや、このままではいけないと思っている。そのために、この本を書いたのだ。同じ悩みを持つ方々へ向けて筆を執ってはいるが、半ば以上、自分に言い聞かせるために書いたようなところがある。> (本書 あとがきより)

書評家で、膨大な蔵書を抱える岡崎さんとは比較にならないが、私も「何とかしたい」と思っているので、身につまされる。

当今古本屋事情、「ブの付くチェーンの新古書店」(ブックオフことだ)の買値の不当さ、処分(売却)してしまった本を懲りずにまた買ってしまうこと、等々、思い当たることが多い。
思わず声をあげて笑ってしまうことも。

初出は光文社新書のメールマガジン(2010年10月~2012年9月)に連載した読み物。
蔵書の苦しみ 岡崎武志 | 光文社新書 | 光文社
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334037550

全14話のタイトルを見るだけでも、本好きはニヤリとしてしまうかも。

第一話 蔵書が家を破壊する
第二話 蔵書は健全で賢明でなければならない
第三話 蔵書買い取りのウラ側
第四話 本棚が書斎を堕落させる
第五話 本棚のない蔵書生活
第六話 谷沢永一の場合
第七話 蔵書が燃えた人々
第八話 蔵書のために家を建てました
第九話 トランクルームは役にたつか?
第十話 理想は五百冊
第十一話 男は集める生き物
第十二話 「自炊」は蔵書を解決するか?
第十三話 図書館があれば蔵書はいらない?
第十四話 蔵書処分の最終手段

【参考サイト】
『蔵書の苦しみ』リスト - 100光年ダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/Ditty/20130130/1359535869
岡崎武志さんのブログ okatakeの日記
http://d.hatena.ne.jp/okatake/

ちなみに、昨日買ったもう一冊の本はこれ。

白井 聡 『永続敗戦論――戦後日本の核心 』 太田出版(atプラス叢書04)
 2013/3/8発行 224ページ 1,700円(税別)

池澤夏樹さん推奨の本。
私が行った書店では平積みになっていた。

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2013年9月 4日 (水)

【読】なんとか読了 「忘却のしかた、記憶のしかた」(ダワー)

苦労してなんとか読了。
明日にでも図書館に返却しなくては。

ジョン・W・ダワー 著/外岡秀俊 訳
 『忘却のしかた、記憶のしかた ――日本、アメリカ、戦争』

 岩波書店 2013/8/2発行 343ページ
 3,000円(税別)
 カバー写真 沖縄戦(1945年3月)
 撮影:ユージン・スミス Eugene Smith

第一章(E.H.ノーマン、日本、歴史のもちいかた)だけは最後まで残しておいたのだが、なんとか読んだ。
半分も理解できなかったけれど。
E.H.ノーマン(Egerton Herbert Norman, 1909年9月1日 - 1957年4月4日)という歴史学者のことを知っただけでも、この第一章をがんばって読んだ収穫だろう。

エドガートン・ハーバート・ノーマン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

E.H.ノーマン 『日本における近代国家の成立』 岩波文庫

E.H.ノーマン 『クリオの顔 ―歴史随想集』 岩波文庫

読みおえたこの本だが、第一章以外は、とても面白く読むことができた。
頭から順に読まなくてもいい本なので、読んでみようと手にとった方も、一章目で投げ出してしまわない方がいいでしょう。余計なお世話ですが。

とくに、敗戦直後に世間に出まわった「いろはがるた」の実例をあげた、第九章(みじめさをわらう――敗戦国日本の草の根の風刺)など、いかにもダワー氏らしいものだと感心しながら読んだ。

全体に活字がちいさく、老眼の私にはきつかったなあ。

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【震】運を天に任せるのか?

「運を天に任せる」

成り行きにまかせる。
「やるだけやってあとは―・せる」
(運を天に任せるの意味 運に関連する慣用句 - Weblio辞書)
http://www.weblio.jp/content/%E9%81%8B%E3%82%92%E5%A4%A9%E3%81%AB%E4%BB%BB%E3%81%9B%E3%82%8B

うまくいくかどうかは天の意志に任せる。成り行きに任せる。
(運を天に任せる とは - コトバンク)
http://kotobank.jp/word/%E9%81%8B%E3%82%92%E5%A4%A9%E3%81%AB%E4%BB%BB%E3%81%9B%E3%82%8B

今日は、ひさしぶりに電車に乗って都心(飯田橋)へ。
自宅近くのバス停でバスを待つあいだに、強い雨が降りだした。
立川駅に着く頃には豪雨になった。

電車に乗っているうちに、雨があがって、傘は不要の長物に。
それからは、もわっとした南風が吹いて、きもちの悪い天気だった。

帰りの電車のなか、向かい側の席の男性が読んでいたタブロイド紙の大きな見出しが目についた。
正確な文言は忘れたが、福島第一原発と竜巻についてだった。
ネットでその記事が検索できた。

福島原発に「竜巻」の恐怖、東電は危機意識ゼロ
日刊ゲンダイ ゲンダイネット より
http://gendai.net/articles/view/syakai/144359

<「あの竜巻が福島第1原発を直撃したら……」
 不安を感じた人も多いんじゃないか。2日に埼玉、千葉を襲った竜巻は、頑丈にできている中学校の体育館の屋根まで吹き飛ばしていた。
 福島地方気象台は1日に、「竜巻注意情報」を2回発表している。3日も、「雷と突風に関する気象情報」を発表して、「落雷、竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨」に注意を呼びかけていた。福島で竜巻が吹き荒れる可能性は十分にあるのだ。
 実際、福島第1原発に程近い南相馬市では2010年に、小規模の突風が起き、ビニールハウス9棟に被害が出ている。……>

一昨日の竜巻の猛威を映像で見せつけられた後では、この記事の指摘はけっして杞憂ではない。
ふつうに考えれば、ボロボロになっている福島第一原発を竜巻の猛威が襲ったら、ひとたまりもないだろう、ということぐらい想像できる。

この日刊ゲンダイの記事では、東電の危機意識うんぬん、と言っているが、それよりもこの国の政府や官庁に、そこまでの危機意識があるのだろうか?
そんな気配は感じられないし、大メディアもそんなことを表立って問題にしていないようだ。

私たち(私を含めてこのジャパンに住む人たち)は、運を天に任せているのだろうか?
なんだか、絶望的な気分になってくる。

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2013年9月 3日 (火)

【雑】夏雲

9月にはいっても、東京はまだ夏の空。
今日も最高気温は33度。
写真は午前9時頃の北の空。

撮影 2013/9/3(火) 東京都東大和市

20130903dsc_0078

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2013年9月 2日 (月)

【雑】そして9月

9月になった。
あいかわらず暑い。
最高気温33度、夕方の今でも29度ある。
湿気がものすごいので、窓を閉めてエアコンとつけている。

とんでもない竜巻が関東地方を襲っているようだ。
越谷には友人が住んでいるので、心配。

竜巻が埼玉・越谷で発生か けが人多数【画像・動画】
http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/02/tornado_koshigaya_n_3854513.html?utm_hp_ref=japan

20130902_2

この夏は、なんだかおかしな気象。
地球規模で、年々おかしくなっているような気がする。

今月中旬、北海道へ行く予定。
北海道も、この夏は異常気象だったようだ。

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2013年9月 1日 (日)

【読】汗をかきながら読書

今日も気温は35度。
当地の予報では、36度まで達するという。
まだまだ真夏の暑さが続いている。

ジョン・W・ダワーの新刊(原著は2012年発行)、『忘却のしかた、記憶のしかた ―日本・アメリカ・戦争』 を読み続けている。
 第3章 日本の美しい近代戦
 第4章 「愛されない能力」――日本における戦争と記憶
まで読んだ。

歴史学者ダワー氏の鋭い着眼、分析は、ためになることが多い。

<冷戦が割りこんで第二次大戦の公的な記憶をゆがめる前ですら、アメリカは注意ぶかく、日本の戦争責任のある側面をかくした。> (第4章 P.137)

東京裁判(極東国際軍事裁判)において、「米主導の検察が無視、およびまたは隠すことにした主要な論点と犯罪」は、次の四点だと指摘している。 (同ページ)

(1) 日本の侵略と残虐行為にたいする天皇の認識と責任
(2) 悪名高い七三一部隊が満州で、すくなくとも3000人の囚人にたいしておこなった致死にいたる「医学」実験
(3) 皇軍の陸海兵に性的に奉仕する数万人のいわゆる慰安婦の徴募と、事実上の奴隷化。その多くは韓国・朝鮮の若い女性だった
(4) 中国における日本の科学戦の全容

この本は、なんとか最後まで読んでみたい。

ジョン・W・ダワー 著/外岡秀俊 訳
 『忘却のしかた、記憶のしかた』

 岩波書店 2013/8/2発行 本文343ページ
 3,000円(税別)

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