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2013年9月 4日 (水)

【読】なんとか読了 「忘却のしかた、記憶のしかた」(ダワー)

苦労してなんとか読了。
明日にでも図書館に返却しなくては。

ジョン・W・ダワー 著/外岡秀俊 訳
 『忘却のしかた、記憶のしかた ――日本、アメリカ、戦争』

 岩波書店 2013/8/2発行 343ページ
 3,000円(税別)
 カバー写真 沖縄戦(1945年3月)
 撮影:ユージン・スミス Eugene Smith

第一章(E.H.ノーマン、日本、歴史のもちいかた)だけは最後まで残しておいたのだが、なんとか読んだ。
半分も理解できなかったけれど。
E.H.ノーマン(Egerton Herbert Norman, 1909年9月1日 - 1957年4月4日)という歴史学者のことを知っただけでも、この第一章をがんばって読んだ収穫だろう。

エドガートン・ハーバート・ノーマン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

E.H.ノーマン 『日本における近代国家の成立』 岩波文庫

E.H.ノーマン 『クリオの顔 ―歴史随想集』 岩波文庫

読みおえたこの本だが、第一章以外は、とても面白く読むことができた。
頭から順に読まなくてもいい本なので、読んでみようと手にとった方も、一章目で投げ出してしまわない方がいいでしょう。余計なお世話ですが。

とくに、敗戦直後に世間に出まわった「いろはがるた」の実例をあげた、第九章(みじめさをわらう――敗戦国日本の草の根の風刺)など、いかにもダワー氏らしいものだと感心しながら読んだ。

全体に活字がちいさく、老眼の私にはきつかったなあ。

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