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2013年9月 6日 (金)

【読】岡崎武志さんの本を図書館で借りる

今日もはっきりしない天気。
気温は20度台後半で、それほど上がらないものの、蒸し暑い。

午前中、小平の会合に出席。
帰り道、近くの図書館から岡崎武志さんの本を2冊借りてきた。

岡崎武志 『読書の腕前』 光文社新書294
 2007/3/20発行 294ページ 780円(税別)

<人間の土台は「読書」がつくる
 よく見ると、「ツン読」には、ちゃんと「読む」という文字が入っている。現物が部屋にあることで、いつも少しずつ「読まれている」のだ。プロ野球のピッチャーが、投げないまでも、いつもボールをそばに置き、ときどき触ることでその感触を確かめるようなものだ。だから「ツン読」を避けようとする者は、いつまでたっても「読書の腕前」は上がらない。これ、たしか。>
 (カバーそで~本文より抜粋~)

岡崎武志 『ご家庭にあった本 ―古本で見る昭和の生活』
 筑摩書房 2012/3/15発行 269ページ 1,800円(税別)

【e-honサイト http://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top より】

商品の内容 [要旨]
 一世を風靡した大量に出回ったベストセラーや、生活に密着した実用書など、どこの家庭にもあったような本は古書店では二束三文だ。だが、これら古書値もつかない、捨てられた本や忘れられた本にこそ、時代を映した面白さがあるのだ。古本ライターが雑本の山から昭和を切り取る。
[目次]
 大人の男はどこに消えた/憧れの大東京/旅と娯楽/科学とリクツ/暮らしの片すみ/時代をうつす本/ぼくの時代
[出版社商品紹介]
 生活に密着した実用書など、古書店では値段もつかない忘れられた本にこそ、時代を映したほんとうの面白さがある。本に見る生活史。

どちらも、現在、新本は入手不可。
こういうとき、図書館がありがたい。
光文社新書は、きのう読みおえた 『蔵書の苦しみ』 の先行本。
筑摩の方は、前から気になっていたもので、面白そうだ。
表紙がいい。

読みおえた 『蔵書の苦しみ』 (光文社新書)は、岡崎さんの体験談満載で、とても面白かった。
なかでも、最後の 「一人古本市」 は、いいなあと思う。

「ブ」の付く店に持っていったり、古書店に運ぶよりも、自分で売ってみる方がだんぜん面白そうだ。
もっとも、所属している小平図書館友の会で 「チャリティ古本市」 というのをやっているので、そこに出してもいいのだが、私が処分したい本には、ちょっともったいない気がするものが多いのだ。

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