【読】佐江衆一 「北海道人―松浦武四郎」 を読みはじめる
今日も夏のような天気。
気温は28度まであがっている。
午後からまた、小平へ行く。
小平図書館友の会主催 「声に出して本を読む会」 の朗読会二日目だ。
きのう、会場に行く前に図書館に寄って、朗読される佐江衆一の時代小説を探していたところ、それとは別の本をみつけて借りてきた。
さっそく読みはじめている。
佐江衆一 『北海道人――松浦武四郎』
新人物往来社 1999/10/15発行
309ページ 1,800円(税別)
これが、なかなか面白い。
― Amazonより ―
幕末、迫りくる列強の魔手を憂え、海防献策のため蝦夷地に渡った青年、松浦武四郎。彼の目に映じたのは、松前藩の圧政に呻吟するアイヌの姿だった。水戸の志士や吉田松陰との交遊を重ねながら、彼は時代の怒涛に呑み込まれてゆく。北に一生を捧げ、「北海道」の名付け親として今に知られる探検家の雄渾な生涯。
佐江衆一を読むのは、これが初めてだ。
小説ならではの臨場感にあふれている。
カバー・扉図版は、「近世蝦夷人物誌」と「東西蝦夷山川地理取調図」で、どちらも武四郎が描いたものだろう。
【参考サイト】
松浦武四郎記念館 | 松阪市の文化情報
http://www.city.matsusaka.mie.jp/www/genre/0000000000000/1000000000729/index.html
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