【読】松岡正剛さん、もう一冊
ばたばたしているうちに、一日が終わってしまった。
今日も快晴、小春日和。
自転車に乗って、どこかへ行きたかったなあ。
今月はじめ、古本屋(ブ)で手に入れた松岡正剛さんの本。
途中で止まったまま。
図書館関係やら、他の本に手を出していた。
松岡正剛 『誰も知らない 世界と日本のまちがい ―自由と国家と資本主義―』
春秋社 2007/12/20発行
467ページ 1,800円(税別)
これより一年前に出ていた姉妹編が図書館にあったので、借りて読んでいる。
松岡正剛 『17歳のための世界と日本の見方 ―セイゴオ先生の人間文化講義―』
春秋社 2006/12/25発行
363ページ 1,700円(税別)
大学生向けの講義録なので、読みやすい。
第一講 人間と文化の大事な関係
第二講 物語のしくみ・宗教のしくみ
第三講 キリスト教の神の謎
第四講 日本について考えてみよう
第五講 ヨーロッパと日本をつなげる
第三講まで読んだところ。
「人間文化」とはどういうものか、その歴史と現在について話します――この言葉で始まる講義は、話し言葉ということもあって面白く、わかりやすい。
なかでも、ユダヤ教やキリスト教が生まれた背景は、私には驚きだった。
それにしても、セイゴオ先生の読書量と博識ぶりには、感心を通り越してあきれてしまう。
松岡正剛 (まつおか・せいごう)
1944年、京都市生まれ。71年工作舎設立、総合雑誌『遊』を創刊、87年編集工学研究所を設立。多様なディア企画・制作に携わるとともに、情報文化と日本文化を重ねる研究開発プロジェクトを展開。2000年インターネット上に「イシス編集学校」を開校、ブックナビゲーション「千夜千冊」の連載を開始、現在1500夜を突破しなおも更新中。
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