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2013年11月27日 (水)

【歩】中央図書館、他

朝方は雲が多かったが、昼前から陽がさしてきた。
外を見ると、銀杏の黄葉が盛りだ。

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自転車に乗って、市の中央図書館へ。
借りていた本とCDを返却。
図書館前のカエデが色づいていた。

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その足で、イトーヨーカドーの中にある新刊書店へ。
ネット注文してあった本を受けとってきた。

帰り道、前から気になっていた駄菓子屋の前で自転車を降りて、写真を撮った。
なかなか風情のある駄菓子屋なのだ(上の写真右)。

今日、手に入れた本はこれ。
東京新聞の書評で目にとまったもの。
北海道の幌延、高レベル放射性廃棄物の処分場問題にもスポットをあてている。
北海道新聞連載記事がベース。
2012年4月から2013年2月にかけて北海道新聞朝刊に連載されたシリーズ<原子力 負の遺産>と、関連記事を加えてまためたものである。

『原子力 負の遺産――核のごみから放射能汚染まで』
 北海道新聞社編 北海道新聞社
 2013/8/28発行 254ページ 1,500円(税別)

原発からでる「核のごみ」、事実上破綻している核燃料サイクル計画、原子炉の廃炉―。解決を先送りできない原子力関連の重い課題に、北海道新聞記者が鋭く迫る。「メディア・アンビシャス」活字部門大賞、「JCJ(日本ジャーナリスト会議)」賞受賞連載企画。
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[目次]
第1部 核のごみどこへ
 処分場誘致の動き―幌延 商工業者ら期成会準備
 研究と施設―別組織で分担 関係は密接
 幻の誘致運動―「生コン売れるから」
 住民不在の候補地選び―下川町 今も消せぬ記憶
 強行から対話路線へ―エネ庁「女性の視点」利用
 消えないゴミ―「発生地で処分」の声も
 先行するフィンランド―再処理せず直接埋設 2020年代操業
 核のごみの原風景―人形峠のウラン残土問題
第2部 核燃半島
 廃棄物 全国から集積―活断層の疑念残し
 貧しき過疎地の希望―国策に生き、国策に揺れる
 地元と国 再処理堅持―核のごみ 見直しの障壁
 「再処理」が大間推進―深刻な余剰プルトニウム
 脱却か依存か 正念場―立地の葛藤 未来の縮図に
第3部 もんじゅという「夢」
 動かぬ原子炉―1日5千万円 発電ゼロ
 1兆円事業―群がる産業界
 実験炉 ささやかな成功―数十グラムの核燃サイクル
 霞が関の主導権争い―予算半減 焦る文科省
 延命策―「増殖」の夢捨てても
[対談]第1部~第3部をふり返って
 鈴木達次郎 内閣府原子力委員会委員長代理
 枝廣淳子 「幸せ経済社会研究所」所長
第4部 廃炉時代
 被ばく深刻 人海戦術―未知の工程 終わり見えず
 解体ごみ 行き場なし―原発「見切り発車」のツケ
 不良資産 経営の重荷―甘いルールで備え先送り
 技術立国 世界が注目―安全な解体 たゆまぬ研さん
 地元の自立探る動き―解体作業を商機に
第5部 放射能 見えない汚染
 放射線管理区域―福島県の1割、札幌市の1.6倍
 読めぬ影響―除染に壁
 業者殺到―帰還は遠く
 不信増幅―拭えぬ不安
 低線量域―新たな神話
 不安置き去り―声上げ続けなければ
第6部 論 3・11後の視点
 倉本聰 脚本家 「新しい生き方創出を」
 寺島実郎 日本総合研究所理事長 「技術と影響力維持を」
 今中哲二 京大原子炉実験所助教 「事故を覚悟できるのか」
 近藤駿介 原子力委員会委員長 「リスクの想定厳しく」
 新野良子 柏崎刈羽原発の透明性を確保する地域の会会長 「安心 自ら努力して確保」
 開沼博 福島大特任研究員 「立場越え徹底議論を」
 池澤夏樹 作家 「撤退戦略 一刻も早く」

【参考サイト】
「今後も検証続ける」 新聞協会賞、JCJ賞受賞記念 北海道新聞記者が講演-北海道新聞[道内]
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/501488.html

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