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2014年1月 5日 (日)

【読】「カラー図解 ストップ原発1(大震災と原発事故)」を読む

今日、図書館から借りてきてさっそく読んでみた本。
大判で図解が中心、39ページしかないので、すぐに読めた。

『カラー図解 ストップ原発 1 大震災と原発事故』
 野口邦和 監修/新美景子 文
 青木書店 2011/12/9発行 39ページ
 2,800円(税別)

原発事故がなぜ起きたのかを事実をもとに明らかに。子どもたちに残しておきたい、くり返してはならない事実の記録。
[目次]
あなたの住んでいル地域に、原発はありますか?
あなたの家の電力は何%が原発ですか?
核燃料の工場はかぎられた地域に集中している
原発は、30カ国で合計432基が運転中
原子力発電のしくみ
原子力発電は核分裂のエネルギーを利用している
核分裂をコントロールするメカニズム
原発はゆっくりと、原爆は瞬間的に核分裂させる
地震列島日本、その上に原発がのっている
福島第一原発の地震確率は2.6%だった
世界一危険な原発―浜岡原発
地震の直後、巨大な津波におそわれた
福島第一原発をおそった津波
地震と津波のあと、暴走しはじめた核エネルギー
核燃料が溶けて、容器の底からもれ出した
水素爆発、大量の放射能が大気中に放出された
広がる放射能と指定された避難地域
関東地方にまで広がった放射能
放射能から避難して
ぐるぐるまわる核のゴミ、最終処分はどうするの?
たまりつづける核のゴミ
増えつづける高レベル核廃棄物
処分方法のわからない核のゴミ、埋めても安全か?
30年以上の原発が3割、古い順にとめれば…

図書館では児童書コーナーに置かれている本。
難しい漢字にはルビが振ってあって、子どもでも読めるようになっている。
図解や写真が豊富で、データに基づいた説明もしっかりしている。

声高に「ストップ原発」を言うことなく、基礎的な知識・事実を淡々と説明していることに、好感がもてる。
原発の仕組みや原発をとりまく状況についても、この本でおさらいできる。

例えば、世界中にどれだけの原発がどこにあるか、図解で一目瞭然。

「2011年1月1日、日本産業協会の資料より作図」とある、P.7の図によると――

全世界の原発は596基(運転中432基+建設・計画中164基)
 アメリカ 104基 (建設・計画中 9基) 計113基
 中国 13基 (53基) 計 66基
 日本 50基 (13基) 計 63基
 フランス 58基 (1基) 計59基
 ロシア 28基 (24基) 計52基
 インド 19基 (12基) 計31基
 韓国 20基 (8基) 計28基
 カナダ 18基 (0基) 計18基
 ドイツ 17基 (0基) 計17基
 その他(スウェーデン、イギリス、スペイン、ブラジル) 

また、ドイツ(17基)は2022年までに原発廃止。
スイス(5基)は2034年までに原発廃止。
イタリア(0基)は国民投票で原発再開を禁止。
オーストリア(0基)は憲法で原発を禁止している。

これから原発を作ろうとしているのが、インドネシア、ベトナム、カザフスタン、イラン、トルコ、アラブ首長国連合、ヨルダン、イスラエル、エジプト、リトアニア、など。

アフリカ諸国では南アフリカに2基あり、南米大陸ではブラジルに1基ある。

――ということも、わかる。 (P.6~7)

この本を読んだ子どもたちが、原発のことをしっかり考えてくれることを望む。
もちろん、私たち大人が、よく知り、考え、行動しなければいけないのだが……。

Stop_genpatsu

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