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2014年5月18日 (日)

【読】大江戸鳥瞰図

昨日の土曜日、いつものようにTBSラジオ 「久米宏のラジオなんですけど」 を聴いていた。

毎週、ゲストを迎えて久米宏がインタビューする30分ほどのコーナー 「今週のスポットライト」 に、東京・江戸の鳥瞰図を書いている人が出演していた。
立川博章さんという。

 久米宏 ラジオなんですけど
  http://www.tbs.co.jp/radio/kume954/index-j.html

この人が面白そうな本を出していることを知り、ネット注文してみた。
近いうちに届くはず。
緻密な図版(江戸の鳥瞰図)満載で、この値段は安い(と、久米宏が絶賛していた)。

私は鳥瞰図が好きなので、これは楽しみな本だ。
鳥瞰図の制作過程を聞くと、たいへんな作業であることがわかった。

『大江戸鳥瞰図』 立川博章/画 竹内誠/監修 西川武臣/監修
 朝日新聞出版 2013/3/29発行 135ページ 26cm
 2,808円(税込)
 ISBN 978-4-02-331166-4

― 以下、Amazonより ―

誰も見たことのない、空から見た江戸──
江戸時代の東京・神奈川中心部を29区画+5つの拡大図に分け、
すべて手書きで書き起こした前人未踏の鳥瞰図。
著者の入念な時代考証と想像力によって、150年前の江戸の町並みが蘇る!
・江戸時代の地名+現代のランドマークで時代変遷の対比ができる!
・49cm×74cmの大江戸鳥瞰全図・御府内中心武大判絵図付き

<収録絵図>
1 江戸城北部(東京都千代田区、新宿区、文京区、豊島区、北区、台東区、荒川区)
2 江戸城南部(東京都新宿区、渋谷区、目黒区、品川区、港区、千代田区、中央区)
3 浅草・本所(東京都台東区、墨田区、江戸川区)
4 深川木場周辺(東京都江東区、江戸川区)

<江戸市中拡大図>
御府内中心部(東京都千代田区、中央区)
愛宕山からの眺め(東京都港区、中央区)
上野・浅草・本所中心部(東京都台東区、墨田区)
浅草寺(東京都台東区)
吉原遊郭(東京都台東区)

5 新宿と青梅街道(東京都世田谷区、杉並区、新宿区、渋谷区、目黒区)
6 井之頭池・善福寺池・三宝寺池周辺(東京都三鷹市、武蔵野市、西東京市、練馬区、杉並区)
7 豪徳寺と祐天寺周辺(東京都世田谷区、杉並区、新宿区、渋谷区、目黒区)
8 甲州道中と仙川周辺(東京都調布市、狛江市、世田谷区、杉並区)
9 板橋宿と中仙道(東京都板橋区、練馬区、埼玉県戸田市)
10 平林寺と川越街道(東京都練馬区、西東京市、埼玉県朝霞市)
11 飛鳥山と西新井大師周辺(東京都北区、足立区、埼玉県川口市)
12 千住宿と中川(東京都足立区、葛飾区)
13 南品川宿と大森海岸(東京都品川区、大田区、目黒区)
14 等々力渓谷と洗足池周辺(東京都世田谷区、品川区、目黒区、神奈川県川崎市高津区)
15 多摩川と厚木街道(神奈川県川崎市多摩区、高津区、中原区、東京都世田谷区)
16 羽田沖(東京都大田区)
17 川崎沖(神奈川県川崎市川崎区)
18 川崎大師と羽田村周辺(東京都大田区、神奈川県川崎市川崎区)
19 川崎宿と六郷川(神奈川県横浜市港北区、鶴見区、川崎市中原区、幸区、東京都大田区)
20 鶴見川と中原街道(神奈川県横浜市都築区、港北区、川崎市高津区)
21 川崎大師南(神奈川県川崎市川崎区)
22 鶴見と生麦(神奈川県横浜市神奈川区、鶴見区、川崎市川崎区)
23 小机城趾周辺(神奈川県横浜市都筑区、港北区、神奈川区)
24 子安沖(神奈川県横浜市神奈川区)
25 神奈川宿周辺(神奈川県横浜市西区、神奈川区、保土ヶ谷区)
26 横浜開港場と吉田新田(神奈川県横浜市中区、南区、磯子区、保土ヶ谷区)
27 横浜南部と本牧(神奈川県横浜市中区)
28 本牧沖(神奈川県横浜市中区)
29 磯子村周辺(神奈川県横浜市磯子区、港南区)

― 以下、Wikipediaより ―

 立川 博章(たちかわ はくしょう、(別の呼び方 たちかわ ひろあき)、1933年 - )は、日本の都市図画家、鳥瞰図絵師。江戸時代の町並みを、明治陸軍の測量図、古文書、古地図、浮世絵等の情報から時代考証をして復元し、三点透視法によって江戸の鳥瞰図を作成している。

 1933年大阪府生まれ、大分県大分市出身。
 1956年武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)を卒業。大学在学中から東宝映画「ゴジラ」の制作に参加。東宝映画に入社し、約50本の映画作品の美術を担当。時代劇のセット作りの際に時代考証力、建築知識を磨く。
通産省に出向し、大阪万国博覧会の企画策定に携わり、日本政府館の企画等を策定する。

 1969年に独立して海洋開発デザイン研究所を設立。その後都市計画図、建築完成予想図などを多数描く。
沖縄国際海洋博覧会(1975年~1976年)の提案者の一人で、企画策定に携わる。
 環境庁の依頼により知床半島の自然保護計画を作成する。その後雲仙国立公園(現在の雲仙天草国立公園)、大雪山国立公園、釧路湿原国立公園、層雲峡などで自然との共生を考慮した開発計画案を作成する。
ヤマハリゾートの葛城北の丸等の基本設計、全体の監修に携わる、完成予想図を作成する。

 六本木ヒルズ、幕張メッセ、横浜みなとみらい21、イクスピアリ、晴海アイランドトリトンスクエア等の都市再開発計画構想策定に携わり、完成予想図を作成する。

 2003年元旦の東京新聞に、立川博章の江戸鳥瞰図 愛宕山図が掲載される。その後連載記事「江戸宇宙」のイラストとして江戸時代鳥瞰図の浅草図、江戸城を中心とした江戸図、江戸城南図その一、その二が東京新聞に掲載される。

 2004年~2007年、江戸幕末の江戸各地の鳥瞰図を描く。

【参考】
e-honサイトで、立ち読みできる。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032903084&Action_id=121&Sza_id=E1

星工房 日本刺繍教室
 http://hoshi-kohboh.art.coocan.jp/
 立川博章 江戸鳥瞰図
  http://hoshi-kohboh.art.coocan.jp/birdview/birdview-index.html

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