【読】アンドレ・ケルテス写真集
図書館にリクエストして入れてもらった、この写真集が、いい。
岡崎武志さんが講演会で紹介していたもの。
アンドレ・ケルテス 『読む時間』 “ON READING”
創元社 2013/11/20発行 75ページ 2,200円(税別)
※左が今回の新版、右は1993年マガジンハウス社刊
― 新版へのまえがき より ―
<この小さな本は1971年に最初に出版され、ケルテスの代表的な作品集の一つとなっている。1951年から1970年までの間に撮影された作品一つ一つの中で、あらゆる暮らしぶりの人々が読むときに見せる、きわめて個人的だが同時に普遍的でもある瞬間をケルテスはとらえようとした。屋上で、公園で、混雑する街角で、学芸会の舞台の袖で――考えられるあらゆる場で、写真家のイメージはこの孤独な行為の力と喜びを称える。>
落ち着いたモノクロームの写真が “読む時間”=“孤独な行為”の “力と喜び” を伝えている。
読書とは不思議な営みだ、という気がしてくる。
図書館には、もう一冊、この人の写真集があるので、借りてみようと思う。
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