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2014年6月 7日 (土)

【遊】岡崎武志さん講演会

あいにく、小雨が降り続く一日だったが、たくさんお客さんが集まってくださった。
まことに、ありがたいことだ。

小平図書館友の会主催  岡崎武志さん 講演会
 2014/6/7(土) 午後1時半~3時半
 小平市中央図書館 3F 視聴覚室

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さすが、講演に慣れていらっしゃる岡崎さん。
そのトークにひきつけられ、十二分に楽しませていただいた。

終わってみれば、あっというまの二時間。
もっともっと聴きたいと思わせる、いい講演会だったなあ。

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盛りだくさんのお話しの中から、いくつか。
(岡崎さんの言葉を正確に再現できないが、要旨として受け取っていただきたい)

■ 「アンネの日記」事件(犯人は小平住民だった)に触れて
 「破られた本の写真を見た人は、胸が痛んだのではないでしょうか」
 「ああいう本の姿を見ると人は胸が痛むんだな、ということを知りました」

■ 3.11大地震での、仙台の大型書店でのエピソード
 書店員がお客さんを避難誘導しようとしたとき
 崩れて床に散乱した本を、どうしても踏めないお客さんがいたという
 (書店員は、いいから踏んで、早く逃げてくださいと言ったが)

■ 武雄の図書館に触れて
 「図書館を〝無料貸本屋〟と言った人がいますが…」 (武雄市長?)
 「こんなヒドイ言葉はありません、図書館の努力を愚弄する言葉ですね」

こういう、ひとつひとつのちょっとしたお話しが、いちいち頷けるものばかり。
とても印象に残った。
本に寄せる岡崎さんの愛情が、ひしひしと伝わってくる、いいエピソードだった。

珍しい古本や、おすすめの本を、たんに紹介するだけでなく、会場内で回覧してくださった。
このうように、細やかな気遣いも感じられた。
講演後、会場からの質問にも、ていねいに答えていらした。

ますます、岡崎さんのファンになった、今日の講演会だった。

岡崎武志さんのブログ (okatakeの日記) 記事
  2014-06-07 - okatakeの日記
  http://d.hatena.ne.jp/okatake/20140607


会場で、国立「ギャラリーリブリオ」のイベント、「国立うちわ市」 の案内ちらしをいただいた。
掲載させていただく。

国立駅前の「おうちギャラリー」 - GALLERY BIBLIO (ギャラリービブリオ)
http://www.gbiblio.jp/

201407_kunitachi_uchiwaichi

岡崎さんも出展されるという。
楽しそう。
行ってみよう。

【2014/6/8追記】
ギャラリーリブリオ店主のブログ記事
(講演会のことを書いてくださっている)

岡崎武志さん講演会  小平市中央図書館 - 蕃茄庵日録(ばんかあん。国立駅前・ギャラリービブリオ店主のブログ)
http://d.hatena.ne.jp/banka-an/20140607#p1

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