【雑】今日も猛暑
あまり言いたくないが、今日も猛暑。
最高気温は軽く35度を超えて、いわゆる「猛暑日」。
午後2時頃から風が強くなってきて、ひと雨ありそうな気配。
窓を閉めてエアコンを入れた。
日曜日のラジオ番組(いつもTBSラジオを流している)はつまらないので、ひさしぶりにCDで音楽を聴いている。
いまかけているBGMはこれ。
真夏に似合いそうな音楽だ。
THE ALLEN TOUSSAINT COLLECTION
Rokku Mi Rokka / Youssou N'Dour
■
きのうは一日外に出なかったが、今日は午前中、近くのスーパーまで買い物に。
自宅から500~600メートルほどしかないので、歩いて行ってもよかったのだが、あまりの暑さに車を使う。
車の中は炎熱地獄。
昼食に温かいうどんを作って食べたので、ひと汗かいてしまった。
一昨日から読んでいる高野秀行さんの本を、今日も読み続けている。
たいへん面白い本だが、ちょっと長すぎる。
500ページあるうちの、7割方読んだところ。
高野秀行
『謎の独立国家ソマリランド
――そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』
本の雑誌社 2013/2/20発行 509ページ 2,200円(税別)
― 以下、Amazonより ―
第35回(2013年)講談社ノンフィクション賞受賞
第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞
BOOK OF THE YEAR2013 今年最高の本 第1位(dacapo)
本屋さん大賞ノンフィクション部門 第1位(週刊文春)
西欧民主主義敗れたり! ! 著者渾身の歴史的<刮目>大作 終わりなき内戦が続き、無数の武装勢力や海賊が跋扈する「崩壊国家」ソマリア。その中に、独自に武装解除し十数年も平和に暮らしている独立国があるという。果たしてそんな国が存在しえるのか? 事実を確かめるため、著者は誰も試みたことのない方法で世界一危険なエリアに飛び込んだ──。世界をゆるがす、衝撃のルポルタージュ、ここに登場!
プロローグ 地上に実在する「ラピュタ」へ
第1章 謎の未確認国家ソマリランド
1 ラピュタへのビザはどこで取得できるのか
2 ソマリ人は傲慢で、いい加減で、約束を守らず、荒っぽい
3 市場に札束がごろごろ
4 動物だらけの遊牧都市
5 世界でいちばん暑い町
6 海賊に拉致されたドイツ人と刑務所の海賊
第2章 奇跡の平和国家の秘密
1 ソマリランド観光案内
2 天変地異には要注意
3 知られざる覚醒植物カート
4 ソマリランドはなぜ治安がいいのか
5 ワイルド・イースト
6 だいたいソマリランド最高峰登頂記
7 ソマリランドが和平に成功した本当の理由
8 独立は認められないほうがいい?
9 「地上のラピュタ」は、ライオンの群れが作る国家
第3章 大飢饉フィーバーの裏側
1 ソマリア三国志
2 北斗の拳を知らずしてラピュタは語れない
3 世話役はカートの輸出業者
4 被差別民の意見
5 ハイエナには気をつけろ
6 アル・シャバーブの影
第4章 バック・トゥ・ザ・ソマリランド
1 奇跡の政権交代
2 ソマリの超速離婚
3 血の代償
4 ワイヤッブの裏切り
第5章 謎の海賊国家プントランド
1 海賊の首都ボサソ
2 氏族の伝統が海賊を止められない理由
3 籠の中のカモネギ
4 プントランドも民主主義国家?
5 ソマリランドの「宿敵」はこう語る
6 世紀末都市ガルカイヨ
7 謎の源氏国家ガルムドゥッグ
8 史上最大の作戦
9 続・史上最大の作戦
第6章 リアル北斗の拳 戦国モガディショ
1 モガディショ京都、二十年の大乱
2 世界で最も危険な花の都
3 剛腕女子支局長ハムディ
4 旧アル・シャバーブ支配区を見に行く
5 完全民営化社会
6 現場に来て初めてわかること
7 カートとイスラム原理主義
8 アル・シャバーブを支持するマイノリティ
9 アル・シャバーブはマオイスト?
10 すべては「都」だから
第7章 ハイパー民主主義国家ソマリランドの謎
1 戦国時代のソマリランド
2 「地上のラピュタ」に帰る
3 アフリカTV屋台村
4 ソマリランド和平交渉の全てを知る長老に弟子入り
5 ソマリの掟「ヘール」の真実
6 ソマリ人化する
7 世界に誇るハイパー民主主義
8 伊達氏の異能政治家・エガル政宗の恐るべき策謀
9 地上のラピュタを越えて
エピローグ 「ディアスポラ」になった私
【参考サイト】
辺境・探検・ノンフィクション MBEMBE ムベンベ
ノンフィクション作家、高野秀行のオフィシャル・ブログ
第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞しました
http://aisa.ne.jp/mbembe/archives/3661
■
写真は、昨夜、昭和記念公園の花火大会をベランダから撮ってみたもの。
近くの高層アパートが邪魔をして、打ち上げ花火の一部しか見えなかったが、花火の音だけはよく聞こえていた。
■
大相撲の今場所(名古屋場所)は、最後までもつれこんで面白い。
白鵬も嫌いではないが、琴奨菊と豪栄道の二人にがんばってもらいたい。
あっ、そうか。
今日の千秋楽は二人が対決するんだっけ。
豪栄道が勝てば大関昇進、琴奨菊が勝てば白鵬と優勝決定戦か?
豪栄道が勝って、白鵬が日馬富士に負けると、優勝決定戦(巴戦)の可能性もある。
さらに、高安が勝てば三敗力士四人の決定戦?
最後まで目が離せない千秋楽。
楽しみだ。
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