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2014年8月16日 (土)

【読】69年後の夏(続)

今日は朝から蒸し暑い。

土曜日、いつも聞いている8時半からのTBSラジオ。
永六輔の番組に、下重暁子さんがゲスト出演していた。

土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界|TBS RADIO 954 kHz
http://www.tbs.co.jp/radio/rokuchan/

近著 『群れない媚びないこうやって生きてきた』 (海竜社、黒田夏子との対談) をめぐって、ご自身の敗戦体験を語っていた。
とても興味ぶかい。
戦争体験者のこういう話が聞きたかったのだ。

下重さんは昭和11年(1936年)生まれ、父親は軍人だったそうだ。
黒田夏子さんは、下重さんと早稲田大学教育学部の同級生で同人誌仲間。
昨年、75歳で芥川賞を受賞したことで話題になった。

下重暁子・黒田夏子
『群れない媚びない こうやって生きてきた』

 海竜社 2014年6月発行

そういえば、こんな本もあった。
いい本だった。

梯久美子 『昭和二十年夏、子どもたちが見た戦争』
 角川書店 2011年 角川文庫 2013年

敗戦のとき少年少女だった10人をインタビューしたもの。
下重さんもそうだが、この世代の「戦争はダメなんだ」という言葉には、体験に裏打ちされた重みを感じる。

― Amazonより ―
あの戦争で子供たちは何を見て、生き抜いていったのか。角野栄子、児玉清、舘野泉、辻村寿三郎、梁石日、福原義春、山田洋次、中村メイコ、倉本聰、五木寛之が語る戦時中の思い出、そしてその後の人生軌跡。

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