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2014年8月 8日 (金)

【雑】散髪と本

今日は、きのうまでと比べると、いくぶん気温が低いものの(それでも32度の予報)、やはり蒸し暑い。
アブラゼミの声が止まない。

台風11号が近づいていて、天気は下り坂。

一か月ほど散髪に行っていなかった。
じっとしていても汗が出る季節。
さっぱりしたくて、日帰り温泉の千円カットに行ってきた。

けっこう混む床屋なので、開店時刻にあわせて早めに家を出た。
温泉(おふろの王様花小金井店)は朝9時に開く。
入口には開店を待つ人が何人かいたが、いつもより少ないという。

一番で床屋に入ることができ、その後、温泉に入った。
露天風呂に出ると、雨がポツポツ降ってきた。
ひさしぶりに低温蒸し風呂で汗をかいた。

木の屋石巻水産の「復幸缶詰」(銀鮭中骨水煮缶と鯨大和煮缶)を買って、帰宅。

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帰り道、本屋に寄って注文しておいた本を受け取ってきた。

田中元子 『建築家が立てた妻と娘のしあわせな家』
 写真:野寺治孝
 エクスナレッシ 2014/8/8発行 230ページ 1,600円(税別)

著者の田中元子さんは、「けんちく体操」で何度かお目にかかっている。
先方は私のことなどご存じないはずだが、Facebookで「ともだち」になっていただいているご縁。

斬新な切り口で建築家の個人宅を取材した興味ぶかい本だ。

【参考サイト】
mosaki http://www.mosaki.com/

― 以下、e-honサイトより ―

[要旨]
建築家と共に暮らす妻・娘だからみえた本当の「家」の姿。巨匠から新進気鋭まで、自邸36軒を厳選。
[目次]
大らかに受け入れる小さな家―「私の家」清家清さんの自邸
端正な空間と身体がよろこぶ気持ちよさ―「自邸」槇文彦さんの自邸
そこは帰りたくなる場所―「スカイハウス」菊竹清訓さんの自邸
都会の真ん中に建つ家族の長屋―「塔の家」東孝光さんの自邸
道具のように、住みこなす家―「チキンハウス」吉田研介さんの自邸
時が育てた実生の家―「新座の家」益子義弘さんの自邸
蓄積が活きる、新たな暮らし―「下里の家」永田昌民さんの自邸
あなたと暮らす、やさしい住まい―「相模原の住宅」野沢正光さんの自邸
少年の夢が描いた大人の家―「タンポポハウス」藤森照信さんの自邸
生命の循環を受け入れる場所―「住居No.1共生住居」内藤廣さんの自邸 〔ほか〕

おすすめコメント
婦人誌「ミセス」で3年間連載されていた「妻・娘が見る建築家の実験住宅」待望の書籍化!
建築家たちの自邸を訪ね、設計者である旦那様には建物の話はいっさい聞かず、その家での多くの時間を過ごす奥様や娘様にお話をうかがう。
家族が成長していき、家もまた成長していく。
建築家自身が語ることのない、新しい「家」の一面が浮かび上がります。
「直線はちゃんと直線で、白はちゃんと白い。これからも大事に住み続けていきたい/槇文彦 妻」
「大らかにあらゆる人、あらゆる行動を受け入れる、父の姿としての家だった。/ 清家清 長女」
「お互いに個人として空間を持つって、結構いいものですよ。/吉田研介 妻」
「プロの意地ですよ。安普請だろうと何だろうと、これをモノにしてみせるぞ、住んでみせるぞ、っていうね。 /益子義弘 妻」
「家は住まい手によってつくられていく部分が大きいですよね。/菊竹清訓 長女」
藤森照信/難波和彦/清家清/槇文彦/保坂猛/+加茂紀和子/塚本由晴+貝島桃代/内藤廣/横河健/菊竹清訓/マニュエル・タルディッツ などなど 3年間で巡った自邸は36軒。ホントの本音が詰まっています。

著者紹介 田中 元子 (タナカ モトコ)  
建築コミュニケーター、ライター。1975年茨城県生れ。高校卒業後、様々な職種のアルバイトを経験したフリーター時代にスペイン人建築家カンポ・バエザの作品集に出会い、建築に惹かれる。以後、建築界の多様な人々とのコミュニケーションを介し、独学で建築を学び続けている。2000年「同潤会青山アパートメント」の保存再生プロジェクト「DO+」共同主宰。一年間のロンドン生活を経て、2004年mosaki共同設立、“一般の人々と建築と建築の世界をつなぐ”ことをモットーに活動を始める。

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