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2014年8月21日 (木)

【読】猛暑のなかで

猛暑が続く。
まだまだ峠を越す気配がない。

去年もこんなに暑かっただろうか。
じぶんのブログを振り返ってみたが、去年の今頃も同じように猛暑のなかで本を読んでいたようだ。

今月は仕事もほとんどなく(仕事といっても不定期のバイト的なものだが)、家で過ごすことが多い。
自転車で走る気にもならないし。

今日は、午前中、近くの眼科医まで。
前回、4月に行ったきりだったので、間がすこしあいてしまった。

眼圧が高め。
点眼薬を続けて様子を見ることに。
次回も高ければ、薬を変えてみるとのこと。


きのうから読んでいる本が面白い。
日本が抱えている「領土紛争」(いわゆる北方領土、竹島、尖閣諸島)について、認識をあらたにする。
いい本だ。

豊下楢彦 『「尖閣問題」とは何か』
 岩波現代新書/学術273
 2012/11/16発行 290ページ 1,020円(税別)

― Amazonより ―
尖閣諸島問題についてのメディア報道には重大な欠落がある。日中両国の主張を歴史的にどう評価すべきなのか。最も注目すべきは、アメリカが曖昧な姿勢を取り続けていること。アメリカの戦略を解明する点で本書は独自性を持っている。国有化では解決できず、「固有の領土」論が説得力を欠く理由も明らかにする。さらに「北方領土」や竹島問題の解決策も踏まえ、日本外交を転換することで「尖閣問題」を打開する道筋を指し示す渾身の書き下ろし。

領土問題に対して、「なめられるな」という幼児的で強硬な態度で臨んでいると、いつまでたっても解決しないだろうし、ロクなことにならないだろうな、と思う。
ただただ、「わが国固有の領土」(この言葉のあいまいさについても本書で詳述)と繰り返していても、進展しないだろう。

本書で詳しく論述されているように、米国が「尖閣問題」でわが国の「味方」になってくれる、と考えるのは甘い。
中国と事を構えてまで米軍が日本の味方になることはなく、中立を守るだろう。
米国が、尖閣諸島を日本の領土だと明言しないことからも、それは明白。
「戦略的解決」をすべき。
――というのが著者の捉え方だ。

― e-honサイトより ―
[目次]
序章 「領土問題」の歴史的構図
第1章 忘れられた島々
第2章 米国の「あいまい」戦略
第3章 「尖閣購入」問題の陥穽
第4章 領土問題の「戦略的解決」を
第5章 「無益な試み」を越えて
第6章 日本外交の「第三の道」を求めて

尖閣諸島問題を中心に据えているが、いわゆる「北方領土」(この呼び方も政治的なものである)や竹島問題についても、「そうだったのか!」と思わせる記述に満ちていて、たいへん勉強になる。

図書館から借りたものを読んでいるが、手元に置きたくなり、ネット注文した。

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