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2014年10月22日 (水)

【読】礫川全次

終日、冷たい雨が降っている。
気温は、17度を超えることなく、今は13度ほど。

午前中、市内の所属団体の仕事(当番)。
その足で立川の病院へ。
献血ならぬ採血(定期健診のための検査)。


まえから気になっていた、礫川全次(こいしかわ・ぜんじ)の本を読んでいる。

これがなかなか面白い。
在野の研究者らしく、気骨の感じられる内容。

礫川全次 『異端の民俗学 ――差別と境界をめぐって』
 河出書房新社 2006/4/20発行 210ページ 2,000円(税別)

とりあげられている 「異端の民俗学者」 は次のとおり。
目次から。

序章 柳田國男と共同幻想
第1章 福沢諭吉と下級武士のエートス
第2章 喜田貞吉と「賤民」の歴史民俗学
第3章 尾佐竹猛と下層の民族学
第4章 中山太郎と人柱の土俗学
第5章 瀧川政次郎と禁断の日本史
第6章 菊池山哉とエッタ族の人類学
第7章 赤松啓介と解放の民俗学
終章 三角寛と対幻想のサンカ学

これを見てわかるように――共同幻想、対幻想、つまり吉本隆明の『共同幻想論』が引き合いにだされている。

面白そうに思えた序章と終章を先に読み、いまは第1章の中ほど。
福沢諭吉を「民族学者」と捉えているのが面白い。

礫川全次の名前を知ったのは、ネットで見かけた下の本。
ちょいと値が張るので、買うのは躊躇している。

尾佐竹猛 (著)/礫川全次 (校訂改題)
 批評社 1999年発行 342ページ 3,800円(税別)

― Amazonより ―
博識の法曹家であった著者が下層社会・犯罪社会に関するウンチクを傾けてイロハ順に詳しく解説した犯罪隠語辞典。明治、大正期の犯罪・民俗・風俗世相を抉る。1910~1918年『法律新聞』連載を翻刻、単行本化。

こういう本が、あんがい好きだ。


先日、本の整理をして300冊ほど減らしたばかりなのに、このところまた、本(文庫・新書)が増えつつある。
困ったものだ(それほど困ってはいないけれど)。

読みたい本がたくさんある。

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