【遊】渋谷で映画を観る
今日も晴天。
ひさしぶりにバスと電車で渋谷まででかけた。
渋谷 「ユーロスペース」 で、気になる映画を観てきた。
詩人・谷川俊太郎さんを中心に据えた、一時間半ほどのドキュメンタリー。
いい映画だった。
映画 『谷川さん、詩をひとつ作ってください。』 公式サイト
http://tanikawa-movie.com/
監督:杉本信昭 / プロデューサー:小松原時夫・住田望 / 編集・構成:村本勝(J.S.E) / 撮影:落合智成 / VE・現場録音:小久保尚志 / 整音:湯脇房雄 / 音楽:谷川賢作 / 製作配給:株式会社モンタージュ
出演:谷川俊太郎 / 渡部義弘 / 小泉結佳 / 古山茉実 / 小笠原みょう / 坂下範征 / 川里賢太郎 / 松永秀則 / 松永はるみ / ユルク・ハルター
ユーロスペース|EUROSPACE
http://www.eurospace.co.jp/
→ 2014年8月27日(水)
【遊】渋谷で映画を: やまおじさんの流されゆく日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-60e8.html
■
さて、今日の映画だが、「詩は人々の日常と向きあえるか」 というテーマで、日本全国のさまざまな場所で生きる人々を追い、谷川さんの詩作とからめて、最後に 「谷川さん、詩をひとつ作ってください」 という趣向。
面白い構成だったし、なによりも登場する人たち――地域に根をおろして生きる人々――の姿が胸に迫った。
青森県のイタコの老女、相馬高校放送局の女生徒たち、小平市で有機農業を続ける親子、大阪西成区の日雇い労働者、諫早湾の漁師夫婦などだ。
谷川俊太郎という詩人の作品を私はほとんど読んでいないけれど、映像で見た姿・声は、とても魅力的だった。
数日前に亡くなった高倉健と同い年、昭和6年(1931年)生まれの83歳。
Tシャツ姿と、いつも首からぶら下げている老眼鏡が、いい。
■
まだここには詳しく書けないが、数か月後に谷川さんの講演会が予定されている。
その関係でこの映画を観にいこうと思ったのだった。
渋谷は遠かったが、行ってみてよかった。
道玄坂をぶらぶら歩いて、懐かしい思いと、ずいぶん変わったものだという印象をうけた。
もう三十年も前のことだが、道玄坂を登りきったところにあった事務所で、仕事をしていたことがある。
古い「看板建築」が目にとまった。
こんな建物があったことは、まったく記憶にない。
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