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2015年1月10日 (土)

【読】読みたい本が次々と…

今日も冬晴れ。
例年なら、江戸東京たてもの園の正月行事を見に行ったりしている時期だが……。
年末からのインフルエンザを引きずっているのか、寒い屋外に出ようという気にならない。

土曜日。
毎週聴いているTBSのラジオ番組(永六輔、久米宏)を聴きながら、家の中の陽だまりでごろごろしている。


きのうと今日の二日間で一気に読み終えた、この本も面白かった。
ジャガイモの歴史。
アンデスから世界への壮大なドラマ。

山本紀夫 『ジャガイモの来た道 ――文明・飢饉・戦争』
 岩波新書 1134 2008/5/20発行 204ページ 740円(税別)

<栽培面積では全作物中、第四位のジャガイモ。南米で栽培種として誕生した後、どのようにして世界中に広がり、人々の暮らしにどんな影響を与えてきたのか。アンデスの農耕文化を中心に、四〇年にわたってヒマラヤ、アフリカ、ヨーロッパ、日本で調査を続けてきた著者が、ジャガイモと人間の関わりに秘められた歴史ドラマをつづる。
 著者略歴 山本紀夫
1943年大阪市生まれ。国立民俗学博物館名誉教授。京都大学卒業。同大学院博士課程修了。農学博士。民俗学、民族植物学、山岳人類学を専攻。1976年より国立民族学博物館に勤務。1968年よりアンデス、アマゾン、ヒマラヤ、チベット、アフリカ高地などで主として先住民による環境利用の調査に従事。1984~87年には国際ポテトセンター客員研究員。>

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この分野の本(主に岩波新書)が本棚にたくさんあり、ずっと読まずにきたが、ここいらで読んでみようと思う。

本棚から取りだして読みはじめたのが、鶴見良行さんのこの本。
ブックオフなどに行けば、いくらでも目にする本だが、発売当時ずいぶん評判になった本だ。

鶴見良行 『バナナと日本人 ――フィリピン農園と食卓のあいだ』
 岩波新書 黄版199 1982/8/20発行 230ページ 740円(税別)

<スーパーや八百屋の店頭に並ぶバナナの九割を生産するミンダナオ島。その大農園で何が起きているか。かつて王座にあった台湾、南米産に代わる比国産登場の裏で何が進行したのか。安くて甘いバナナも、ひと皮むけば、そこには多国籍企業の暗躍、農園労働者の貧苦、さらに明治以来の日本と東南アジアの歪んだ関係が鮮やかに浮かび上がる。
 著者略歴 鶴見良行
1926‐94年。ロスアンゼルス生まれ。1952年東京大学法学部卒業。財団法人国際文化会館企画部長、上智大学講師、龍谷大学経済学部教授等を歴任。>

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鶴見良行さんは、鶴見和子・俊輔姉弟の従弟。
前々から関心があり、本も何冊か手もとにあるのだが、きちんと読んでみるのは初めてだ。

この本を読みはじめてすぐに目にとまった人名が、中尾佐助。
やはり、岩波新書の古典的名著らしい 『栽培植物と農耕の起源』 も読んでみたいと思う。
さっそくネットで注文した。

次々と、読みたい本が増えていく……。
こうして手元の本が増えていくのだが、気合をいれて読んでみよう。

中尾佐助 『栽培植物と農耕の起源』
 岩波新書 青版G-103 1966/1/25発行 192ページ 740円(税別)

中尾佐助といえば、ブータンの本があったっけ。
図書館から借りてみたものの、読めずに返却したが。
そうか、この人だったんだ、と思う。

中尾佐助 『秘境ブータン』
 岩波現代文庫 2011/9/17発行

<一九五八年に単身ブータン入りした探検家が、ヒマラヤにひっそり佇む古代的な小王国の自然と社会と文化を日本にはじめて紹介した。山ヒルの襲いかかる密林の道、ブータン・ヒマラヤの氷蝕地形、高山に咲く青いケシの花、チベット遊牧民の名残の風俗。百数十点の貴重な写真とともに臨場感あふれる筆致で描く。
 著者略歴 中尾佐助
1916‐93年。愛知県生まれ。京都帝国大学農学部卒業。専門は栽培植物学・遺伝育種学。大阪府立大学教授、鹿児島大学教授を歴任。アジア・アフリカを広く学術探検調査し、栽培資物の起源とその伝播に関連する生活文化を総合的に研究した。>

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