【読】ついに完結 「満州国演義」
北風が冷たい冬晴れの一日。
午後、中央図書館で、所属する市内の団体の定例会議に出席。
明日も、別の団体の定例会議がある。
最近知ったことだが、楽しみな本が二冊、出版予定。
船戸与一さんの 『満州国演義』 9冊目がでて、ようやく完結する。
船戸与一 『残夢の骸 満州国演義9』
新潮社 2015/2/20発行予定 480ページ 2,200円(税別)
― Amazonより ―
戦後70年の今、この男たちから目を逸らすな!敗戦してなお、己を貫こうとあがく敷島兄弟の行く末は――大人気シリーズ、堂々完結。
既刊8巻
『満州国演義 1 風の払暁』 2007/04/20発行 昭和3年~ 事変まで
『満州国演義 2 事変の夜』 2007/04/20発行 昭和5年~ 満州事変、上海事変
『満州国演義 3 群狼の舞』 2007/12/20発行 昭和7年~ 満州国建国
『満州国演義 4 炎の回廊』 2008/06/20発行 昭和9年~ 二・二六事件
『満州国演義 5 灰塵の暦』 2009/01/30発行 昭和11年~ 南京大虐殺
『満州国演義 6 大地の牙』 2011/04/28発行 昭和13年~ 大戦前夜
『満州国演義 7 雷の波濤』 2012/06/22発行 昭和15年~ 太平洋戦争開戦
『満州国演義 8 南冥の雫』 2013/12/20発行 昭和17年~
足かけ8年、船戸さん渾身の大長編。
そういえば、8巻目をまだ読んでいなかった。
7巻目までを読んだのは、ずいぶん前のことなので、内容はあらかた忘れてしまった。
最終巻の巻末には、参考文献がずらりと並ぶことだろう。
もう一冊は、内田樹さんの本。
内田樹・白井聡 『日本戦後史論』
徳間書店 2015/2/18発行予定 1,400円(税別)
― e-honサイトより ―
知のカリスマ・内田樹氏と、ベストセラー「永続敗戦論」の白井聡氏による大注目対談。戦後日本の実情と未来を語りつくす。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refBook=978-4-19-863906-8&Rec_id=1010
Amazonにはまだ掲載されていないようだ。
私は、すでにe-honで予約済み。
気鋭の二人の対談が楽しみだ。
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