【読】梅と本
今日も青空、春が近いと思わせる天気。
ガソリンスタンドで灯油を10リッターだけ買う。
リッター88円。
ガソリンも灯油も、安値で落ち着いてくれているので、ありがたい。
新刊書店で船戸与一の新刊を受けとる。
その後、近くの図書館(地区館)に寄って、予約しておいた本を受けとる。
図書館がはいっている地域センターの横に、梅の木が植えられている。
若木ばかりだが、何本かは花をつけている。
その後、スーパーで、ちょっとした買い物。
平日、開店直後の店舗はすいていた。
撮影 2015/2/20(金) 東京都東大和市
■
船戸与一 『満州国演義9』(最終巻)を、ようやく入手。
週刊新潮2005年7月14日号~2006年9月14日号に連載された、「満州国演義・霊南坂の人びと」が、この大長編のベース。
一巻目と二巻目は、その内容を大幅に加筆・修正したもので、2007年4月に同時刊行。
三巻目からは書下ろし。
今日手に入れた最終刊の「あとがき」を読む。
<小説として成功したのか否かは読者諸兄諸姉の判断に委ねるしかないが、十年掛かりのこの作品を仕上げるには膨大な量の文献との格闘が不可避だった。>
とあるように、巻末に掲載されている参考文献一覧は、13ページも及ぶ。
船戸さんは、ご自身の闘病について触れていないが、病と格闘しながらこの大長編を完結したことに、敬意を表したい。
| 固定リンク
「【読】読書日誌」カテゴリの記事
- 【読】2023年5月に読んだ本(読書メーター)(2023.06.01)
- 【読】池澤夏樹=個人編集 世界文学全集(2023.05.12)
- 【読】桐野夏生の新作(2023.05.07)
- 【楽】【読】五木寛之の夜 ふたたび(2023.05.04)
- 【読】池澤夏樹『また会う日まで』読了(2023.05.01)
「【雑】きまぐれ日誌」カテゴリの記事
- 【雑】ゆっくりと春から初夏へ(2023.04.24)
- 【雑】再録――歌はだれのものか(2022.12.26)
- 【雑】小松由佳さんのこと(2022.12.04)
- 【雑】小平図書館友の会のウェブサイト(2022.11.02)
- 【雑】ひとあし早い秋の空(2022.08.19)
「船戸与一」カテゴリの記事
- 【読】北方謙三と船戸与一(2023.01.06)
- 【読】Book Cover Challenge 1冊目(2020.05.10)
- 【雑】2017年の思い出 (3)(2017.12.30)
- 【遊】長倉洋海さんの写真展へ(2017.05.15)
- 【読】難しい問題――『帝国の慰安婦』を読みおえて(2016.02.17)
「こんな本を手に入れた」カテゴリの記事
- 【読】池澤夏樹=個人編集 世界文学全集(2023.05.12)
- 【読】池澤夏樹さんの新刊『また会う日まで』(2023.04.25)
- 【読】北方謙三版「水滸伝」に嵌る(2023.01.02)
- 【読】五木さんの桐野夏生評(2022.03.21)
- 【読】今年も総集編(2019年・読書編 -2-)(2019.12.28)
「四季 冬」カテゴリの記事
- 【雑】冬の風景(2019.02.10)
- 【雑】大雪の記録(2018年1月)(2018.01.24)
- 【雑】朝焼け、夕焼け(2018.01.13)
- 【雑】紅梅、ほころぶ(2018.01.10)
- 【雑】11月の初雪(2016.11.24)
コメント