【読】今日は読書会
朝のうちは曇り空で肌寒かったが、薄日がさしてきて、すこし暖かくなってきた。
予報では、今日の最高気温13度ほど、明日は16度ぐらいまであがりそうだ。
午後、小平の公民館を借りて、小平図書館友の会の読書サークル。
読書サークル・小平 2015年3月開催案内: 小平図書館友の会ブログ
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/kltomonokai/2015/01/20153-b196.html
今日の課題本(テキスト)は、池上彰・佐藤優の 『新・戦争論』(文春新書)だ。
昨年11月に発売された直後に買って読んでいたが、内容をすっかり忘れていたので、あらためて読み直してみた。
池上彰・佐藤優
『新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方』
文春新書 1000 2014/11/20発行 255ページ 830円(税別)
副題「僕らのインテリジェンスの磨き方」が示すように、昨今のこの国の「反知性主義」的ムードに対抗するためには、この二人の対談が刺激的で、勉強になった。
■
ところで、先日、本屋でこんなムックをみつけた。
これが、なかなか面白い。
文藝春秋SPECIAL 2015年 春号 (第31号)
「大人の近現代史入門」
2015/4/1発行 246ページ 870円(税別)
佐藤優氏が二・二六事件について、七ページほど書いている。
「特高は見た『青年将校』の驕り」 P.62~68
「イスラム国」と二・二六のクーデター未遂事件を対比させて、「大義に殉じる」思想の強さと危険性を述べている。
この中で、佐藤氏が読んだ興味ぶかい本が紹介されている。
図書館にあったので借りてきた。
ちょうど、今読み続けている船戸与一『満州国演義』に描かれている時代に重なる。
薄い文庫本なので、さっそく読んでみようと思う。
小坂慶助 『特高 二・二六事件秘史』
文春学藝ライブラリー 歴史15
2015/2/20発行 207ページ 980円(税別)
1956年に単行本で発行された本の文庫化。
この文庫では佐藤優氏が解説を書いている。
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