【雑】夏じたく
今日も、最高気温26度の夏日。
まだ仕舞っていなかったホットカーペットを干して、片づけた。
灯油ストーブは、先月中頃に仕舞った。
整理箪笥の引き出しに残っていた冬物を、半袖のシャツに入れ替えた。
大型連休だが、定年退職後の私には関係なくなった。
在職中は連休を利用して、春山やキャンプに行ったものだが、それも遠い思い出。
外出もせずに、家で本を読んで過ごす。
船戸与一 『満州国演義』(全九巻)の最終巻を、半分近くまで読みすすんでいる。
昭和20年(1945年)にはいり、徹底抗戦(一億総特攻!)の声もむなしく、敗戦濃厚。
ソ連の侵攻に備えるべき、という意見が黙殺され、ソ連による講和斡旋工作にジタバタする。
戦艦大和が沖縄に向かう途中で撃沈され、硫黄島や沖縄守備隊も全滅。
米軍による苛烈な本土空襲が続き、松代大本営構想も頓挫。
そんな時代がありありと描かれる。
一巻目のプロローグで描かれていた、慶応四年八月の、会津若松での悲惨なエピソードの謎が解き明かされた。
さて、この先、どんな幕切れをむかえるのだろうか。
| 固定リンク
「【読】読書日誌」カテゴリの記事
- 【読】2023年5月に読んだ本(読書メーター)(2023.06.01)
- 【読】池澤夏樹=個人編集 世界文学全集(2023.05.12)
- 【読】桐野夏生の新作(2023.05.07)
- 【楽】【読】五木寛之の夜 ふたたび(2023.05.04)
- 【読】池澤夏樹『また会う日まで』読了(2023.05.01)
「【雑】きまぐれ日誌」カテゴリの記事
- 【雑】ゆっくりと春から初夏へ(2023.04.24)
- 【雑】再録――歌はだれのものか(2022.12.26)
- 【雑】小松由佳さんのこと(2022.12.04)
- 【雑】小平図書館友の会のウェブサイト(2022.11.02)
- 【雑】ひとあし早い秋の空(2022.08.19)
「船戸与一」カテゴリの記事
- 【読】北方謙三と船戸与一(2023.01.06)
- 【読】Book Cover Challenge 1冊目(2020.05.10)
- 【雑】2017年の思い出 (3)(2017.12.30)
- 【遊】長倉洋海さんの写真展へ(2017.05.15)
- 【読】難しい問題――『帝国の慰安婦』を読みおえて(2016.02.17)
「四季 春」カテゴリの記事
- 【雑】ゆっくりと春から初夏へ(2023.04.24)
- 【歩】河津桜並木(2022.03.10)
- 【遊】瑞穂の「つるしかざり展・ひなまつり展」(2022.03.05)
- 【山】ひさしぶりの山歩き(黒川鶏冠山)(2018.06.03)
- 【楽】あきる野へ、浅川マキを聴きながら(2016.05.21)
コメント