【読】塩見鮮一郎 「ハルハ河幻想」
自転車にのって、一キロほど離れたところにある東村山市立富士見図書館へ。
取り置きしてもらっていた本を受けとる。
船戸与一 『満州国演義』 を読んでいたときに、この地名(ハルハ河)をみて思いだした本。
書名は憶えていたが、まだ読んでいなかった。
塩見鮮一郎という作家をご存じの方は少ないかもしれない。
私は、密かにこの人のファンを自認している。
塩見鮮一郎 『ハルハ河幻想』
せきた書房 1983年6月1日発行 359ページ 1,800円(税別)
もちろん今では手にはいらない本で、置いている図書館も少ない。
ハルハ河は、1939年(昭和14年)の「ノモンハン事件」(ハルハ河戦争とも呼ばれる)の舞台になった場所。
この小説(帯にはノンフィクション・ノベルと書かれている)も、ノモンハンの戦闘が描かれているのだろう。
興味津々。
こういう本が文庫化されないのが不思議だ。
いつかどこかの古本屋で出会うかもしれない……。
せきた書房は、関田稔さんという方が経営していた出版社らしい。
この本の装幀は平野甲賀、いい装幀だ。
塩見鮮一郎さんのサイト
http://www014.upp.so-net.ne.jp/siosen/
塩見鮮一郎さんのブログ こぼし:So-netブログ
http://siosen.blog.so-net.ne.jp/
【参考サイト】
歴史の中の賤民と貧民:So-netブログ
http://shiomi-senichiro.blog.so-net.ne.jp/ より
せきた書房の関田稔さん:歴史の中の賤民と貧民:So-netブログ
http://shiomi-senichiro.blog.so-net.ne.jp/2014-01-12
せきた書房 1・12:こぼし:So-netブログ
http://siosen.blog.so-net.ne.jp/2014-01-12-2
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