【雑】さすが、五木さん
百田某という流行作家が、政権党の勉強会だかでトンデモ発言をしてお騒がせのようだ。
この人が「つぶれてほしい」(注)と名指ししている東京新聞が、私の購読紙。
きのうの東京新聞一面に、五木寛之さんの談話が載っていて、さすが五木さんと思った。
百田発言とは、直接関係ないが。
東京新聞 2015/6/28(日) 朝刊一面
私が選んだ一句
東京新聞が朝刊一面で連載中の「平和の俳句」(今年の元日から開始)の中から、各界の著名人に一句選んでもらい、俳句を通じて考えたそれぞれの「平和」を語ってもらうという趣旨。
<振り返ってみれば、戦前、国民の戦意の盛り上がりがなければ、戦争はあり得なかった。大衆の支持があると思うからこそ軍は内閣に背いて独走したのです。>
<俳句や川柳という、広い層を持っているものも時代を反映するというか、俳壇すら戦争に全面協力という感じでしたからね。昭和十二(1937)年に南京が陥落した際の大衆の熱狂はすさまじいものでした。多くの新聞が美談を書き、軍人を英雄にして部数を獲得した。戦時中は、隣組というのがあって組長がファシストみたいに威張りまくって町内を統制していた。>
<戦前がどういうものであったのか、検証すべきですね。人間っていうのは本質的に愚かしい存在です。自戒の気持ちで生きていかなければ、英知とかがあると思っていると転ぶ。>
<自分の中に悪はないと思って、平和平和と言ってもしょうがないです。ファシズムは私たちの中にあるというふうに思わないと。>
(注) 正確には、下記のTwitterでの発言(これも「冗談発言」?)。
https://twitter.com/hyakutanaoki より
百田尚樹 @hyakutanaoki · 6月26日
炎上ついでに言っておくか。
私が本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞です(^_^;)
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