【読】やっぱり買ってしまうんだなあ
船戸与一さんの遺作、長編歴史小説。
『満州国演義』が文庫化されて、三冊目がでた。
新潮文庫、全九巻。
単行本と同じ冊数で、順次発売される。
四巻目から六巻目まで、2016年1月から3月、七巻目から九巻目まで、2016年6月から8月発売予定。
単行本を持っているのに、また文庫で揃えようとしている私。
これがファンの性(さが)なのか。
文庫だと、各巻末の解説が楽しみではある。
一巻目 『風の払暁』 解説:馳 星周
二巻目 『事変の夜』 解説:志水辰夫
三巻目 『群狼の舞』 解説:北方謙三
船戸与一|新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/writer/2721/
(1944-2015)山口県生れ。早稲田大学法学部卒業。1979(昭和54)年『非合法員』で小説家としてデビュー。1985年『山猫の夏』で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。1989(平成元)年『伝説なき地』で日本推理作家協会賞を受賞。1992年『砂のクロニクル』で山本周五郎賞を受賞。2000年『虹の谷の五月』で直木賞を受賞。2014年、ミステリー文学発展への貢献により、日本ミステリー文学大賞を受賞した。主な作品に『夜のオデッセイア』『猛き箱舟』『炎 流れる彼方』『蝦夷地別件』『龍神町龍神十三番地』『緋色の時代』『夢は荒れ地を』『河畔に標なく』『新・雨月 戊辰戦役朧夜話』「満州国演義」シリーズ全9巻などがある。
もしもこの先、長期入院でもすることがあれば、この文庫を病院に持ち込むかもしれない。
そんなことを夢想するなら、他にも持っていきたい本がある。
夢枕獏さんの『神々の山嶺』だ。
映画化されて、来年三月に公開されるという。
この映画は観てみたい。
映画『エヴェレスト 神々の山嶺』公式サイト 岡田准一主演。世界的大ベストセラー映画化!
http://everest-movie.jp/
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