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2015年9月の9件の記事

2015年9月30日 (水)

【読】やっぱり買ってしまうんだなあ

船戸与一さんの遺作、長編歴史小説。
『満州国演義』が文庫化されて、三冊目がでた。

新潮文庫、全九巻。
単行本と同じ冊数で、順次発売される。

四巻目から六巻目まで、2016年1月から3月、七巻目から九巻目まで、2016年6月から8月発売予定。

単行本を持っているのに、また文庫で揃えようとしている私。
これがファンの性(さが)なのか。

文庫だと、各巻末の解説が楽しみではある。
一巻目 『風の払暁』 解説:馳 星周
二巻目 『事変の夜』 解説:志水辰夫
三巻目 『群狼の舞』 解説:北方謙三

   

船戸与一|新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/writer/2721/

(1944-2015)山口県生れ。早稲田大学法学部卒業。1979(昭和54)年『非合法員』で小説家としてデビュー。1985年『山猫の夏』で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。1989(平成元)年『伝説なき地』で日本推理作家協会賞を受賞。1992年『砂のクロニクル』で山本周五郎賞を受賞。2000年『虹の谷の五月』で直木賞を受賞。2014年、ミステリー文学発展への貢献により、日本ミステリー文学大賞を受賞した。主な作品に『夜のオデッセイア』『猛き箱舟』『炎 流れる彼方』『蝦夷地別件』『龍神町龍神十三番地』『緋色の時代』『夢は荒れ地を』『河畔に標なく』『新・雨月 戊辰戦役朧夜話』「満州国演義」シリーズ全9巻などがある。

もしもこの先、長期入院でもすることがあれば、この文庫を病院に持ち込むかもしれない。
そんなことを夢想するなら、他にも持っていきたい本がある。

夢枕獏さんの『神々の山嶺』だ。
映画化されて、来年三月に公開されるという。
この映画は観てみたい。

 

映画『エヴェレスト 神々の山嶺』公式サイト 岡田准一主演。世界的大ベストセラー映画化!
http://everest-movie.jp/

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2015年9月29日 (火)

【遊】今年はじめて葡萄園へ

夏もそろそろ終わる。

暑さもおさまり、過ごしやすい陽気になってきた。
今日は涼しい秋風が吹いている。
半袖シャツでは肌寒くなった。

毎年訪れている勝沼の葡萄園「大雅園」に、今シーズンはじめて行ってきた。
ずっと暑かったり雨が降ったりしていたため、延ばし延ばしになっていたのだ。

土日は道路もお店も混雑するので、平日のきのう(9/28)、行きは国道411号(青梅街道)経由の山道でのんびりと。
帰りは中央高速で。

「大雅園」はさすがにすいていた。
葡萄もそろそろ終わりに近づいていて、ベリーA、シャインマスカット、甲斐路、ロザリオビアンコなどしかなく、ちょっと残念。

撮影 2015/9/28(月)

20150928_0706

山梨 ぶどう 勝沼 ぶどう狩り 勝沼産 ワイン販売 山梨県甲州市勝沼「甲進社 大雅園」
http://www.eps4.comlink.ne.jp/~taiga/
大雅園のブログ
http://blog.goo.ne.jp/taiga-yamanashi

例年ならもっと早い時期に訪れているのに、今年はどうしたのだろう、と心配してくださっていたと聞き、うれしかった。

この夏お世話になった北海道置戸の友人に、箱詰めで送ってもらった。
三鷹の友人夫妻と自宅用にも、いくつか購入。

今年はベリーAが甘くておいしい。
毎年買っている「あじろんワイン」も、自宅用とお土産に購入。
家人は別のワインも買っていた。


行きがけ、お昼どきになったので、奥多摩(白丸)にあるレストランに立ち寄った。
ここに寄るのも、ずいぶんひさしぶりだった。

アースガーデン〜奥多摩のオーガニックなお肉カフェ〜
http://www.okutama-earthgarden.com/

「アースガーデン」という店だが、青梅街道とは多摩川の渓谷をはさんだ対岸にあるため、うっかりすると通り過ぎてしまいそうな場所にある。

前回訪れたのがいつだったのか、さっぱり憶えていないけれど、メニューが一新されて肉料理中心になっていた。

さすがに、肉料理はおいしかった。
付け合せのサラダのお代わりができるのも、うれしい。
また行ってみよう。

撮影 2015/9/28(月)

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店内の販売コーナーに、山野井泰史さんの本、『垂直の記憶』(ヤマケイ文庫)が何冊も並んでいるのを発見。

山野井さん夫妻は奥多摩に住んでいらっしゃると聞いているので、お店の人に聞いてみたところ、この店のオーナが親しくされているとのこと。
なんとなく、うれしくなった。
私は山野井さん夫妻のファンなので。

やまおじさんの流されゆく日々: 山野井泰史
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/cat22962637/index.html

多摩川の渓谷ではカヌー遊びをする人がいた。
ひさしぶりに、きもちのいいドライブだった。

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2015年9月26日 (土)

【楽】紅龍さんの新聞記事

8月1日、小田原の修験道のお寺で、紅龍さんと西川郷子さんのライブがあり、聴きにいった。

2015年8月3日(月) ブログ記事
 【楽】連日の熱いライブ: やまおじさんの流されゆく日々
 http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-f1b7.html

そのときに、朝日新聞の取材がはいっていた。
今日から三週間、朝日新聞の別刷り「be」にその折の記事が連載されると聞き、コンビニで買ってきた。

朝日新聞 2015/9/26(土) be
 逆風 満帆
 アジアを越境するお祭り音楽
   ミュージシャン 紅龍 (上)

20150926_asahi_shinbun

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【遊】江戸東京たてもの園 ミュージアムトーク

ひさしぶりに、車で江戸東京たてもの園へ。
入口の金木犀の香りが漂っていた。

今日は、米山勇先生のミュージアムトークを聴講するのが目的だった。

はやめに着いたので、デ・ラランデ邸にはいっている武蔵野茶房で昼食。

撮影 2015/9/26(土) 江戸東京たてもの園

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ミュージアムトークは、東ゾーンにある「西川家別邸」前に集合。
建物の前で、研究員の米山勇さんからの解説を聞き、その後、建物内部にはいって説明を受けた。

まさに、日本建築の見どころガイド。
有意義なイベントだった。
聴講無料というのもうれしい。

江戸東京たてもの園 「西川家別邸」

20150926_0698

園内の、春先にはムラサキハナナ(ハナダイコン)の群落がある一帯に、曼珠沙華がすこしだけ咲いていた。

20150926_0697

たてもの園のある都立小金井公園では、「お月見のつどい」というイベントが開催されていて、特設テントのステージではさまざまな公演。
たてもの園前の広場と遊歩道には、たくさんの出店のテントが出てにぎわっていた。

焼きそばと串焼き、それに団子を買って帰った。

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2015年9月24日 (木)

【読】戦争と昭和天皇

身のまわりが落ち着いてきたので、少しずつ本が読めるようになった。

図書館から借りてきた本がおもしろい。

『戦争はどのように語られてきたのか』
 河出書房新社 2015/5/20発行 247ページ 1,900円(税別)

戦前・戦後の著名人の文章が21編あつめられている。
重要な論説ばかりだと思うのだが、難しそうで読み通すのはちょっとしんどい。
収録されているのは、こういう内容だ。

戦中・戦後を通じ、戦争についてどのような思想的・哲学的考察がなされてきたのか。過去の戦争をめぐる言論を歴史を追ってまとめる。

コミンテルン 日本における情勢と日本共産党の任務についてのテーゼ 抄
小林秀雄 戦争について
石原莞爾 最終戦争論 抄
大川周明 米英東亜侵略史 抄
焼烏敏 大東亜戦争の理念より新秩序建設の大法に及ぶ
橘孝三郎 大東亜戦の本質 抄
多田憲一 戦争現象の哲学的考察
近衛文麿 近衛上奏文
中野重治 日本が敗けたことの意義
坂口安吾 もう軍備はいらない
大熊信行 「義」の意識について――ある哲学者の軽躁を排す
保田輿重郎 日本に祈る 抄
竹内好 近代の超克 抄
橋川文三 「戦争体験」論の意味
谷川雁 私のなかのグァムの兵士
吉本隆明 非行としての戦争
小田実 平和の倫理と論理
鶴見俊輔 平和の思想
村上一郎 「戦略・戦術論」のための序章--日本人にとってたたかいのこころとは何か
渡辺京二 戦争と基層民――天皇制国家の円環
加藤典洋 戦後再見――天皇・原爆・無条件降伏 抄

面白かったのは、巻頭の加藤典洋さんと原武史さんの解説対談。
20ページほどだったので読んでみた。
「戦争を足場に戦後と戦前をつなぐ――原爆、天皇、市井の人々」というもの。

この対談の中で、原武史さんの『皇后考』という本がとりあげられていた。
これがまた、おもしろそうなので、さっそく図書館から借りてみた。

ふたりの対談のなかで、加藤さんが言うところを要約すると、『皇后考』に書かれているのは――1945年2月に近衛文麿が昭和天皇に上奏文を奉呈して、もう降伏を考えたほうがよい、と訴えた。天皇は、もう一花咲かせてから、と考え、結局、敗戦まで六か月動かなかった。この逡巡の底に何があったか。天皇の心の奥に、貞明皇后(旧名:九条節子さだこ/大正天皇の皇后/昭和天皇の生母/皇太后)への恐れ、怯えがあった――というのだ。
貞明皇后は、最後まで徹底抗戦を強く主張していたという。

『皇后考』は、最近の『昭和天皇実録』も参考にして書かれており、これまで知られてこなかった皇室内部の秘話的な事柄も書かれているようだ。
そこに興味をひかれた。

ところで、図書館でこの本の実物を見てびっくり。
652ページ、厚さ5cm近い大著だった。
でも、これはがんばって読み通してみたい本だ。

原武史 『皇后考』
 講談社 2015/2/4発行 652ページ 3,000円(税別)

悠久なる日本の歴史のなかで皇后の果たした役割とは何だったのか。皇后の存在を初めて世に問う画期的論考が結実。

[目次]
序――ある詔書をめぐって
神功皇后と神武天皇
皇后美子・神功皇后・日蓮宗
皇太子妃節子の孤独
団欒と大病と
天皇嘉仁の発病
もうひとつの大礼
皇太子裕仁の訪欧と英国王室
九州へ
関東大震災
大正の終焉
必ズ神罰アルベシ
元女官長の乱心
戦争と皇太后節子・皇后良子
天皇裕仁の退位問題と皇太后節子
皇太后節子の急逝
よみがえる光明皇后

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2015年9月22日 (火)

【雑】流されゆく日々、なのか

秋晴れの日が続いて、きもちがいい。

このところずっとご機嫌ななめだったPC(使い慣れたWindows7機)の調子が、なんとか復調。
回復するまで長い日々だった。
ただ、まだ不安定で、ときどき返事がない(応答なし)。

困ったことにWindows10へのアップグレードが消えない(WindowsUpdateの表示)。
アップグレード予約はキャンセルしてあったはずなのに。
無視し続けるしかない。

大きなイベントが終わって、ほっとしている。
先週の日曜日(9/13)、赤坂憲雄さんの講演会(小平図書館友の会主催)だった。
定員80人の会場が超満員という大盛況だった。
赤坂さんのお話は、もの静かでこころに沁みた。

201509130002

11月に発行する友の会の会報のために、講演会のレポートを書き始めたら、なんと4000字を超えてしまった。
会報に載せるには、もっとダイエットしなくては。

ライブにも行きたいのだけれど、なかなか行けない。
山崎ハコさんや西川郷子さんのライブが目白押しなのに。

ライブといえば、友人夫妻(MOTEL=須藤もん&対馬照)の北海道ツアーに、今年も同行することにした。
飛行機と宿の予約を完了。
今から楽しみにしている。

一日一日をたいせつにして暮らしていこうと思う、今日この頃。
流されゆく日々ではあるけれど。

明日、あさっては、仕事。

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2015年9月19日 (土)

【雑】泣けてくるけど、なんとかなる

今月はいろんなことがあって、ブログからも遠ざかっていた。

台風や大雨の日が多かった。
さいわい、私の住むあたりで被害はなかったものの、連日の報道に胸が痛んだ。

九月にはいってすぐ、親友が急逝した。
難病にかかり、ながく闘病を続けていて本人や家族も覚悟を決めていたようだが、あっけない最期だった。


中旬、ふだん使っているPCが不調になって、とうとう起動しなくなった。
リカバリーに一週間以上かかった。
さいわい、ハード的には故障がなかった様子。
購入時の状態に戻してから、最新状態に復旧するのがたいへんだった。
メールや保存データはなんとか復旧。
ネットのお気に入りと日本語変換辞書は消失した。

泣けてくるけど、なんとかなった。


政府・与党のごり押しで、不可思議な法律が成立した。
「安全保障関連法」というやつだ。

今朝の新聞に法案の全文が掲載されていたので、読んでみよう。

こんな法律が、「国民の理解が不十分なまま」(と、彼らも認めている)成立してしまう、この国の議会政治のありようは、どう考えてもおかしい。

泣けてくる。
でも、まだ終わりではない、と思おう。


ひさしぶりに秋晴れ。
今日から五連休。
私には関係ないが、なんとなく気が晴れる。

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2015年9月10日 (木)

【雑】PC不調

一週間前、Windows8のセカンドマシンをWindows10にアップグレードした。
アップグレードはわりと簡単で、あたらしいOSの使い勝手も悪くない。

いっぽう、メインで使ってきたWindows7機のご機嫌が、このところずっと悪かった。
だんだん症状が悪化して、今朝、とうとう起動しなくなった。

セーフモードでもWindowsが起動しない。
どうやら買った時の初期状態に戻すしかないようだ。
すねたのだろうか。
そんな馬鹿な。

ただいま、時間をかけてデータを救出中。
三年前に買ってからあと、これまでに施した設定やらインストールしたソフトなど、またやり直すのかと思うと、気が重い。

台風一過。

国勢調査がまわってきたので、ネットでさっさと回答をすませた。

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2015年9月 5日 (土)

【読】昭和天皇実録をめぐって

8月下旬、急に涼しくなったと思っていたら、ここ数日また蒸し暑い日が続く。

9月にはいってすぐ、悲しいできごとがあって、この二、三日バタバタしていた。
詳しいことはここに書かないけれど。

一週間ほどかかって、たいへん興味ぶかい本を読みおえた。
図書館から借りて読みはじめたのだが、いい本だったのでネット注文して購入。
途中から自分で買った本に切り替えた。

豊下楢彦 『昭和天皇の戦後日本 ――<憲法・安保体制>にいたる道』
 岩波書店 2015/7/28発行 302ページ 2,400円(税別)

敗戦後、昭和天皇が外交や政治に果たした役割を検証したもの。
著者の豊下さんがこれまで研究してきかた成果を、『昭和天皇実録』(宮内庁編纂、2014年9月公表)に記述された内容であらためて検証している。

畏るべし、昭和天皇。
戦後憲法によって象徴天皇とされてからも、GHQやアメリカ本国とコンタクトをとりながら進めていた「天皇外交」の凄まじさを知った。

現在の日米安保体制がどのようにして出来あがって来たのか、よくわかり、勉強になった。
いい本だ。

― e-honサイトより ―
[要旨]
憲法改正、東京裁判、そして安保条約―昭和天皇は数多の危機をいかに乗り越え、戦後日本を形作っていったのか?『昭和天皇実録』を読み込み、戦後史像を塗りかえる!
[目次]
第1部 昭和天皇の“第一の危機”―天皇制の廃止と戦犯訴追
 「憲法改正」問題
 「東京裁判」問題
 「全責任発言」の位置づけ
第2部 昭和天皇の“第二の危機”―共産主義の脅威
 転換点としての一九四七年
 昭和天皇の「二つのメッセージ」
 「安保国体」の成立
 立憲主義と昭和天皇
第3部 “憲法・安保体制”のゆくえ―戦後日本の岐路に立って
 昭和天皇と“憲法・安保体制”
 岐路に立つ戦後日本
 明仁天皇の立ち位置
[出版社商品紹介]
昭和天皇は、戦後体制の形成にいかなる役割を果たしたのか。『昭和天皇実録』を駆使して抉り出す。

― 本書カバー そで より ―
日本の敗戦により、天皇制の存続が危ぶまれるという未曽有の危機に直面した昭和天皇は、それを打開しようと、いかなる行動に出たのか。
冷戦が進行していくなかで、天皇はどのような選択をし、自らの外交を展開していったのか。
憲法改正、東京裁判、そして安保条約という日本の戦後体制の形成プロセスに、天皇が能動的に関与していった事実を、『昭和天皇実録』を駆使して刳り出す。
従来の戦後史像を塗り替える待望の書。

おなじ著者の下の本も興味をそそる。
てもとにあるので読んでみたい。

   

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