« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »

2015年11月の20件の記事

2015年11月29日 (日)

【遊】深大寺そばまつり

晩秋というか初冬というか。
夕方から冷えこむようになって、昨夜、とうとう灯油ストーブを出した。

明けて今日は快晴。

11時に、三鷹に住む友人夫妻と、神代植物公園北側駐車場の近くのコンビニで待ち合わせ。
深大寺そばまつりに行ってきた。
私たちは車で行き、公園の駐車場に駐めた。
友人夫妻は自宅から徒歩30分ほどだったそうだ。

今回は、店頭に行列のできている「湧水」を避けて、となりの「深水庵」にはいった。
蕎麦の味は、人気店「湧水」に負けず劣らず。
駐車場も広く、さほど混んでいなかった。

20151129112606

2015112911351420151129113801

20151129113955

「深水庵」の座敷でゆっくりした後、深大寺付近を散策。
そばまつり二日目の日曜日ということもあってか、大にぎわいだった。

201511290009201511290010

201511290011

201511290013

201511290012201511290015

ちょっと不思議な蕎麦を使ったおやき風の食べ物(下の写真)
201511290014

201511290017

201511290018201511290024

「一間薬医門」が気になったので、ちょいとネットで調べてみた。

<薬医門 (やくいもん)- 鏡柱から控え柱までを取り込む屋根を持つ。本来は公家や武家屋敷の正門などに用いられたが、扉をなくして医家の門として用いられたのでこの名前がある。> (Wikipedia 「門」)

<薬医門のいわれは、一説には矢の攻撃を食い止める「矢食い(やぐい)」からきたと言われています。また、かつて医者の門として使われたことからとも。門の脇に木戸をつけ、たとえ扉を閉めても四六時中患者が出入りできるようにしていたもといわれていますが、この構造でなければならない理由はなさそうです。>
http://www.kcn-net.org/senior/tsushin/kokenchiku/mon/yakuimon/yakuimon.htm
(鎌倉の古建築)

下の写真は、境内から見たところ。
萱葺き屋根が苔むしているところが、いい。

201511290023

201511290021

201511290026201511290027

201511290029

楽しい半日だった。

友人夫妻が、三鷹のキーウィフルーツをお土産に買ってきてくれた。
ひさしぶりに食べるキーウィ、おいしかったな。

| | コメント (0)

2015年11月28日 (土)

【遊】明日は深大寺そばまつりへ

今日は冬晴れ。
気温は14度ぐらいまでしがあがらないようだが、すがすがしい天気。

毎年この時期に開かれる「深大寺そばまつり」。
今年は第34回。
昨年は行けなかったけれど、明日、友人夫妻と連れだって行ってみようと思う。

第34回 深大寺そばまつり
http://chofu.com/_event/14881.html

Jindaiji_soba_matsuri

深大寺そば組合と近隣のお店情報
http://chofu.com/web/jindaiji_soba/

下の写真は、一昨年(2013/11/24)に友人夫妻と行ったときのもの。

201311240002201311240004

201311240005

201311240007201311240017

明日も天気がよさそうで、楽しみだなあ。

| | コメント (0)

2015年11月27日 (金)

【読】山口晃さんの楽しい本

市の図書館から、きのう借りてきた本。

やっぱり、図書館はありがたい。
ただ、借りてしまうと安心して、なかなか読まないのだが。
そういうときは、いったん返却してまた借りる。

「図書館は 近くのわが書庫 わが書斎」 (川柳もどき)なんちゃって。

山口晃 『ヘンな日本美術史』
 祥伝社 2012/11/10発行 252ページ 1,800円(税別)

― e-honサイトより ―
[文学賞情報]
2013年 第12回 小林秀雄賞受賞
[要旨]
自分が描いたということにこだわらなかった「鳥獣戯画」の作者たち。人も文字もデザイン化された白描画の快楽。「伝源頼朝像」を見た時のがっかり感の理由。終生「こけつまろびつ」の破綻ぶりで疾走した雪舟のすごさ。グーグルマップに負けない「洛中洛外図」の空間性。「彦根屏風」など、デッサンなんかクソくらえと云わんばかりのヘンな絵の数々。そして月岡芳年や川村清雄ら、西洋的写実を知ってしまった時代の日本人絵師たちの苦悩と試行錯誤…。絵描きの視点だからこそ見えてきた、まったく新しい日本美術史。
[目次]
第1章 日本の古い絵―絵と絵師の幸せな関係
 鳥獣戯画
 白描画 ほか
第2章 こけつまろびつの画聖誕生―雪舟の冒険
 こけつまろびつ描いた雪舟
 なぜ雪舟は邪道を選んだのか―「破墨山水図」 ほか
第3章 絵の空間に入り込む―「洛中洛外図」
 単なる地図ではない、不思議な絵
 とっつきやすさの「舟木本」 ほか
第4章 日本のヘンな絵―デッサンなんかクソくらえ
 松姫物語絵巻
 彦根屏風 ほか
第5章 やがてかなしき明治画壇―美術史なんかクソくらえ
 「日本美術」の誕生
 「一人オールジャパン」の巨人―河鍋暁斎 ほか
[出版社商品紹介]
漫画的、平面的と言われる日本の絵が、実は頑張って「奥行」を表現してきたことにも触れながら、日本人の絵とは何か、を問い直す。

山口晃 『山口晃 大画面作品集』
 青幻舎 2012/12/3発行 本文209ページ 3,800円(税別)

― e-honサイトより ―
[要旨]
図版最大横幅約九〇センチ、随想・自作解題書き下ろし。作品集第二弾。
[出版社商品紹介]
8年ぶり、待望作。圧倒的超技巧と細部描写を堪能できる超大画面作品集。山口晃の複層的思考を完全網羅。
著者紹介
山口 晃 (ヤマグチ アキラ)  
1969年東京都生まれ、群馬県桐生市に育つ。1994年東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。1996年東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。

この大型画集、3,800円(税抜)は安いと思う。
山口画伯の精緻で不思議な絵が満載で、楽しめる。
手元に置いておきたくなるような(つまり、購買欲がでてくる)、“困った”本だ。

| | コメント (0)

【雑】映画「沖縄 うりずんの雨」

今日は、昨日とうってかわって快晴。
気温も14度まであがりそうで、暖かい冬晴れの日。

用事があって近くの市民センターに寄ったところ、目につくチラシがあった。

観たかった映画が市の中央公民館で上映される。
行ってみようと思う。

2015年12月5日(土)
 14:00~16:30/18:00~20:30
 東大和市立中央公民館ホール

中央公民館 - 東大和市公式ホームページ
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/index.cfm/35,850,369,html

主催者のサイト
東大和民主商工会 >> ☆沖縄 うりずんの雨 上映会
http://higashiyamato-minsho.com/schedule/%e2%98%86%e6%b2%96%e7%b8%84%e3%80%80%e3%81%86%e3%82%8a%e3%81%9a%e3%82%93%e3%81%ae%e9%9b%a8%e3%80%80%e4%b8%8a%e6%98%a0%e4%bc%9a/

 トップページ
 http://higashiyamato-minsho.com/

Urizun_no_ame1

Urizun_no_ame2

映画の公式サイト
『沖縄うりずんの雨(戦後70年、沖縄は問いかける)』公式サイト
http://okinawa-urizun.com/

― 上記サイトより ―
「うりずん」とは潤い初め(うるおいぞめ)が語源とされ、冬が終わって大地が潤い、草木が芽吹く3月頃から、沖縄が梅雨に入る5月くらいまでの時期を指す言葉。沖縄地上戦がうりずんの季節に重なり、戦後70年たった現在も、この時期になると当時の記憶が甦り、体調を崩す人たちがいる。

| | コメント (0)

2015年11月26日 (木)

【楽】たのしいチラシ(MOTEL年末ライブ)

MOTEL(須藤もん&対馬照)から、たのしいDMはがきが届いた。
いつものように、須藤もん画伯の手になるイラスト。

今年の二人のライブもあと2本。
国分寺と国立のライブハウスが会場で、近いので行ってみようと思う。

201512_motel_flier

12/5(土)  国分寺 「giee」

 「giee10周年月間ライブ その1」

国分寺市本町2-3-9 三幸ビルB1
JR中央線 国分寺駅北口 徒歩3分
TEL:042(326)0770
開場 19:00/開演 19:30
LIVE CHARGE:2,000円
出演:工藤桂バンド/MOTEL(須藤もん&対馬照)

 giee http://giee.jp/

12/13(日)  国立 「地球屋」

 「ひょうたんランプショー&ライブ」
  瓢箪ランプ by YUMI

国立市東1-16-13 B1
JR中央線 国立駅南口 徒歩5分
TEL:042(572)5851
開場 19:00/開演 20:00
LIVE CHARGE:1,500円
出演:南條倖司/MOTEL(須藤もん&対馬照)/本名カズトtrio+北澤孝一

 chikyuya-offcial web ・ pickup
 http://chikyuya.info/contents/pickup

須藤もん公式サイト
 http://homepage2.nifty.com/sudomon/

Facebook 須藤もん応援ページ
 https://www.facebook.com/sudomon/

| | コメント (0)

2015年11月24日 (火)

【読】読了 「日本建築集中講義」

先日、図書館でみつけて借りてきた、この本がおもしろかった。

藤森照信×山口晃 『日本建築集中講義』
 淡交社 2013/8/6発行 283ページ 1,900円(税別)

― Amazonより ―
<ヘンな建築好きの建築家・藤森照信センセイと平成の絵師・山口晃画伯の建築談義>
<“なんかヘン” 専門の二人が日本建築を見たら……?!>
先生役に路上観察的視点をもつ建築家・藤森照信氏、聞き手兼ツッコミ役に気鋭の画家・山口晃氏。その二人が、「集中講義」の名のもとに日本各地の名建築を見学し、発見や建築の魅力を語り合います。建築の魅力はもちろん、見学のさなかの珍道中や二人の愉快な妄想など、対談と山口画伯のエッセイ漫画とでたっぷり伝えます。時に大マジメに、時にユーモアたっぷりに、教養と雑談を交じえつつ繰り広げられる二人の掛け合いはまさに「爆笑講義」。寺社、茶室、城、住宅……知っているようで知らない日本の伝統建築の魅力を、二人の独特の視点から再発見!

藤森さんと山口さんの珍道中ぶりがおかしく、ふたりの対話に笑ってばかり。
それでいて、日本の名建築のツボがしっかり押さえられており、勉強になった。

Nihon_kenchiku_kougi

山口晃さんの挿絵、マンガがいい。
なんと味のある絵を描く人だろうと感心していたが、待てよ、この画家は五木寛之『親鸞』が新聞連載されていたときの挿絵画家だったことを思いだした。

新聞連載を、毎日全部切り抜いていたのに、捨ててしまったのが、いま思うともったいないことをした。

20130701_shinran_2

20140224_tokyo_shinbun

20140706_shinran

ネット検索してみたら、こんなサイトを発見。

小説「親鸞」 五木寛之||講談社BOOK倶楽部
 http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/shinran/ 内

五木寛之 小説『親鸞』|山口晃制作ノート||講談社BOOK倶楽部
http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/shinran/note.html

そして、こんな本も。

藤森照信×山口 晃 『探検! 東京国立博物館』
 淡交社 2015/11/16発行

山口晃氏、恐るべし。

| | コメント (0)

【遊】西荻窪へ

今日は晴れてきもちのいい一日。

午後、家人とふたり、バスと電車を乗り継いで西荻窪へ。
「ニヒル牛2」というイベントハウスに、小樽から「なまらや」さんのお二人が出店。

ギタローさん、がんこさん(なまらやさんご夫妻)の、おいしい料理をいただいて、しあわせだった。
家人はワインを、私はコーヒーを。
ごちそうさまでした!

店内に展示されていた小物類も、おもしろかった。

ニヒル牛・ニヒル牛2
http://nihirugyubook.but.jp/nihirugyu.html

201511240001

201511240002

前菜盛合せ
201511240003

生ハムといちじくのクリームソース
201511240004

シャコのトマトクリームソース
201511240005

なまらや的日々 (小樽・なまらやさんのブログ)
http://namaraya.exblog.jp/

また来年、MOTEL(須藤もん&対馬照)のふたりにくっついて、小樽「なまらや」さんに行きたいな。


西荻窪駅(北口)周辺には、おもしろい店が並んでいる。

帰り道、パン屋に寄ったり、時計屋でかみさんの腕時計の電池を交換したり、駅ビルで新鮮野菜を買ったり、総菜屋で煮魚・焼き魚を買ったりと、寄り道しながら帰ってきた。

古書店「音羽館」にも寄ってみたが、あいにく定休日だった。

古書店「音羽館」 |西荻窪|西荻丼(毎日がちょっと豊かになるタウンペーパー)
http://www.nishiogi.or.jp/nishiogi/shop/otowa.html

| | コメント (0)

2015年11月23日 (月)

【遊】たてもの園、紅葉とライトアップ

寒かったので、早々に帰ってきてしまった。
肌寒い一日だった。
夕方には雨もぽつりぽつりと。

江戸東京たてもの園 夜間特別開園
 紅葉とたてものライトアップ

 2015/11/21(土)~23(月/祝) 16:30~20:00

201511_tatemoneon1201511_tatemoneon2

最終日の今日、ビジターセンター内でおこなわれたトークイベントの前半だけ聴講。
家人がいっしょだったので、最後まで聴講せずに、前半の一時間が終わった後の休憩時間に失礼した。

2015/11/23(月/祝) 14:00~16:00
 トークイベント 「たてものとあかり」  於:ビジターセンター
岩井達弥 氏 (照明デザイナー、岩井達弥光景デザイン代表)
藤原徹平 氏 (建築家、フジワラテッペイアーキテクツラボ代表)
米山勇 氏 (江戸東京たてもの園 研究員)

20151123135906_2

このあと、たてもの園内にはいって、ライトアップ前の園内を歩き、東の広場で開かれていたキッチンカフェ(出店)へ。
家人はホットワインを、私はカフェオレで温まり、フランクフルトと焼き串を食べて退園。

来年は、きっと夜間のライトアップを見に行こうと思う。

江戸東京たてもの園
http://tatemonoen.jp/

| | コメント (0)

2015年11月22日 (日)

【読】気になる本(東京新聞書評から)

東京新聞をずっと購読(愛読)している。

他紙も同じだが、毎週日曜日に書評が見開き2ページで掲載されていて、これを楽しみにしている。

今日の東京新聞書評ページから。
気になる本は手帳に書きとめてきたが、覚え書きとしてここに書いておこう。

『世界史を変えた薬』
 佐藤健太郎(サイエンスライター) 著
 講談社現代新書 192ページ 2015/10/16発行 799円(税込)

― Amazonより ―
内容紹介
 医薬品というものは、どうにも不思議な代物だ。老若男女を問わず、誰もが薬のお世話になっているにもかかわらず、薬について詳しいことはほとんど何も知られていないに等しい。 口から飲み込んだ小さな錠剤が、どのようにして患部に届いて痛みや炎症を鎮めるのか、簡単にでも説明できる人は相当に少ないだろう。
 近年は、医薬品の過剰投与や副作用などネガティブな側面ばかりが強調されがちだが、人類は医薬品の発明によってその寿命を飛躍的に伸ばしていた。「死の病」と恐れてきた感染症は、抗生物質の発明により、ありふれた病気になった。あまり意識されないが、いくつかの医薬品は間違いなく、世界史を変え、人類の運命を変えてきた。
 医薬の科学はなおも発展の途上にあり、今後さらに大きく社会を変えてゆく可能性を秘めている――というより、確実に変えてゆくことだろう。とすれば、医薬と人類の関わりを、歴史の流れに沿って眺めておくのは、意義のある試みであるに違いない。

(ひと言) 面白そうだ。

『戦争の谺 ――軍国・皇国・神国のゆくえ』
 川村 湊 著 白水社 321ページ 2015/8/20発行 3,024円(税込)

― Amazonより ―
内容紹介
復興という幻影
 本書は気鋭の文芸評論家が「戦後年間」を振り返り、その時期を少し別な視角、視点から眺めながら、歴史のもう一つの断面を多くの具体的事象から探ろうとする一冊である。
戦後の歴史とは、一口に言えば「平和」か「復興」か、「慰霊」か「繁栄」かの選択だったともいえよう。
 例えば長崎にはなぜ広島のような原爆ドームが残されなかったのか。また広島の復興計画はどのように変遷したのか。沖縄の慶良間諸島で住民に集団自決を命じた日本軍兵士がなぜ七割も生き残ったのか。
 原爆ドーム以外に、日本が「二度の被爆国」であった証拠となるようなものはほとんど残っていない状況とは何を意味するのか。
 何が変わって、何が変わらなかったか。「戦後空間」が何を隠蔽し、どんな共同幻想のなかで形成されてきたのか……。
 他にも戦時中の「鬼畜米英」や「八紘一宇」といったキャッチコピーの意味、戦時下の植民地教育などを、戦後思想に通底するものとして論じながら、著者は戦後日本の復興や復帰の言説がいかにいかがわしいものであったかを明らかにしていく。
 福島原発事故処理の流れが、あのときと不思議と似ていることに読者は気づかされるだろう。

(ひと言) 著者の川村湊さんを私は信頼しているので、興味のある一冊だ。
価格がやけに高いように思うが。

『「戦後」の墓碑銘』
 白井 聡 著 金曜日 296ページ 2015/10/6発行 1,512円(税込)

― Amazonより ―
 内容紹介
目次〈抜粋〉
第1章 「戦後」の墓碑銘
第2章 「永続敗戦レジーム」のなかの安倍政権
第3章 「戦後」に挑んだ者たち
第4章 生存の論理としての抵抗
 出版社からのコメント
「戦後」の断末魔=安倍政権を歴史の屑籠に叩き込め!
「永続敗戦レジーム」という構造を歴史的、社会的、精神的に暴露し、生起しつつある新たな民主主義革命のヴィジョンを示す必読のテキスト。

(ひと言) この著者の評価は、私のなかでまだ定まっていないが……。
いちおう読んでみたい一冊。
図書館に入れてもらおうか。……と書いて、図書館のサイトを調べてみたら、もう入っていた。ありがたいな。


今週は、他にも興味ぶかい本が多い。
とりあえず、今日の新聞はスクラップしておこう。

| | コメント (0)

【読】前川國男の仕事

「こんな本を手に入れた」といっても、自分で買ったわけではない。
市の図書館に大型の写真集(解説本)があることを知り、さっそく借りてみた。

自分では買えない高価な本。
市の中央館の書庫に置いてあったらしい。
ネットで調べてわかったが(館内端末でも調べられる)、書架を眺めていてもみつからないだろうな。

『建築家 前川國男の仕事』
 美術出版社 2006/4/15発行
 生誕100年・前川國男建築展実行委員会 監修
 330ページ 3,800円(税別)

写真満載で、うれしい一冊。

Maekawa_kunio_shigoto

| | コメント (0)

2015年11月19日 (木)

【遊】前川國男邸を見にいく

近くの図書館の書棚でみつけた本。
読んでみたい本だったので、借りてきて読んでいる。

中田準一 『前川さん、すべて自邸でやってたんですね 前川國男のアイデンティティー』
 彰国社 2015/5/10発行 195ページ 1,900円(税別)

著者は、軽井沢の別荘に保管されていた旧前川國男邸の解体部材を、江戸東京建物園に移築・復元したときの担当者。
前川國男建築設計事務所に1965年から2013年にかけて勤務していた。

― e-honサイトより ―
[目次]
第1章 前川さんの家
 前川さんの家
 ケヤキ・北入り・アプローチ ほか
第2章 前川さんのお言葉
 建物が敷地を選ぶ
 ムーブマンがないね ほか
第3章 前川邸を探検しよう
 心を静める道程
 主人と使用人の部屋の設えは変わらない ほか
第4章 前川事務所の仕事のしかた
 設計は二者択一の繰返し
 建築という虚構を支える細部 ほか
折込み 前川國男作品系統図
[出版社商品紹介]
折々に前川が漏らした言葉の意味が、「旧前川邸」に凝縮されていた。社会のためによい建築をつくろうとするすべての人々に。

著者紹介中田 準一 (ナカタ ジュンイチ) 
 (公社)日本建築家協会名誉会員。1940年、東京に生まれる。1965年に横浜国立大学工学部建築学科卒業後、1965~2013年、(株)前川國男建築設計事務所勤務。職歴:(株)前川國男建築設計事務所取締役、建築家賠償責任保険審議委員会委員長、(公社)日本建築家協会副会長・災害対策委員会初代委員長、NPO耐震総合安全機構(JASO)初代理事長。現在:東京理科大学/大学院非常勤講師(1977年~)、(一社)災害総合支援機構機構長。


ちょうど、「江戸東京たてもの園友の会」の会員証期限が切れるので、その更新をかねて車で小金井公園・江戸東京たてもの園に行ってきた。

Tatemonoen_card

自宅から10キロほどのところにある。
時間に余裕があれば自転車で行くところだが、今日は車で。

江戸東京たてもの園
http://tatemonoen.jp/

小金井公園正面入口(駐車場入口横)には、毎年この時期、大輪の皇帝ダリヤが咲いている。
見あげるほどの高い位置に咲いていた。

201511190002201511190001

201511190004

ちょうど昼どきだったので、いつもの園内「武蔵野うどん 蔵」で、うどんを食べた。
鴨汁うどん。

201511190006

その後、西ゾーンの前川國男邸へ。
ずっと前に中に入ったきりで、内部を見学するのはひさしぶり。

いつもは南側から眺めて通り過ぎているが、これは北側・玄関口。
門柱がなく、低い塀の間を導かれるようにして玄関口に。
このあたりの配置も憎い。

201511190033

201511190032

上に紹介した中田さんの本で、この建築の見所をあらためて知った。

今日は、その確認もしたかった。

南側の大きな窓からの採光がみごと。

201511190014

下の写真に写っている食卓は、長方形ではなく、台形。
前川さんのこだわりだという。

201511190015

201511190020

ドアノブにも、こだわりが。

201511190026201511190027

北側のロフト風の中二階。
いつ見ても、いいなあと思う。

201511190022

201511190021

外観の細部も、ふだんなら見落しがちだった。

201511190034

なんといっても、前川國男邸の魅力は、南側から見た外観。
大きな欅の木(下の写真の右端)も、元建っていた敷地にあったのとほぼ同じ位置だということを、この本で知った。

201511190036

201511190037

平日でも、たてもの園内には人の姿が多い。

ボランティアによる園内案内を受ける人たちを見かけた。

201511190042

天気のいい日に、また行ってみよう。
私は友の会会員証があるので、入園料無料。


この本も、いい。

『新 江戸東京たてもの園物語』
 企画・編集 江戸東京たてもの園(東京都江戸東京博物館分館)
 株式会社スタジオジブリ
 発行 東京都江戸東京博物館

新しい本 第3頁 - スタジオジブリ出版部
http://www.ghibli.jp/shuppan/new/index_3.html

Tatemonoen_monogatari_2

| | コメント (0)

2015年11月18日 (水)

【楽】こんな風に過ぎて行くのなら

私の好きな浅川マキの一曲。

「こんな風に過ぎて行くのなら」 作詞・作曲 浅川マキ

なぜだか今日は、この歌を思いだす。

じぶんの病気のことなど、できるだけ書かないようにしていたのだが……。

一生治らないと覚悟を決めていた18年越しの持病(ウィルス性感染症)が、つい最近できた特効薬でみるみる治ってきた。
半年間、毎日飲み続けなければいけないのだが、これまで出ていた薬とちがって副作用が全く無いといっていい。

よかった、と思う。
すくなくとも、いつか癌に進行するだろうという漠然とした不安から解放された。

ただ……そうすると「残りの人生、どんな風に過ごそうか」――そんなことを思いながら雨の中、車を走らせて帰ってきた。

日々、「こんな風に過ぎて行く」のだろうが、そろそろ人生のエンディングまでのことに思いを馳せる。

あまり書かないほうがいい、プライベートなことだが、今夜は書いてみたい気分になった。

【2015/12/18追記】
YouTubeにアップされていた音源へのリンクを掲載していましたが、「一般社団法人日本レコード協会から著作権侵害の申し立てがあったため削除しました」とのこと。そのため、この記事中の同サイトへのリンク部分を削除しました。

| | コメント (2)

2015年11月17日 (火)

【読】こんな人がいたのか ――半谷清寿(はんがいせいじゅ)

少し前、地元の図書館にリクエストして入れてもらった本がある。
まだ読んでいる途中だが。

『フクシマ発――イノシシ5万頭、廃炉は遠く……人びとはいかに這いあがるか』
 フクシマ未来戦略研究所(編著)
 現代書館 2015/10/15発行 187ページ 1,800円(税別)

出版社のサイト情報
 現代書館のサイト http://www.gendaishokan.co.jp/ 内
http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-5767-2.htm

この本を知ったきっかけは忘れてしまったが、赤坂憲雄さんや開沼博さんといった、私の気になる人が執筆している。

― e-honサイトより ―
[目次]
星亮一特別対談 インタビュー・福島の現状を問う
 「伝える」ことに真摯に向き合う
 現状を世界一分かり易く発信する ほか
和合亮一震災ノート
フクシマの声―3・11後の「思想」と「生活」
 思想家の復権に立ち会うこと
 シェルターの中の善人 ほか
特集・地域で作る、育てるということ
 地の記憶の再生こそローカルの歩む道
 人の和が作る五穀豊穣の恵み ほか
特集・福島から息吹く、福島を考える―2015年・復旧と復興のリーディングカンパニー


赤坂憲雄さんの 「思想家の復権に立ち会うこと」 という興味深い一文が掲載されている。(P.58-64)

赤坂さんは、まず、福島県立博物館の前館長だった高橋富雄さんについて触れている。
(博物館の現館長が赤坂さん)

 福島県立博物館
  http://www.general-museum.fks.ed.jp/

その高橋富雄さんの功績を述べ、『高橋富雄東北学論集』 第四巻「東北開発」を挙げて、こう書いている。

<この一巻はいま、東日本大震災からの復興と再生という課題を背負わされながら、将来にたいして曙光が見いだせずに呻吟している7東北にとって、かぎりない示唆に富み励ましに満ちた著書として読まれるべきかもしれない、と思う。> (P.60)

続けて、高橋富雄さんの上記の本の、第一部第三章「明治の東北論――半谷清寿の発見」で語られている、半谷清寿(はんがいせいじゅ)という「忘れられた先駆的な思想家」について考察している。

高橋富雄さんのお名前は承知していたが、半谷清寿という名前は初めて聞いた。
明治39年に刊行された 『将来の東北』 という書物を書いた人だという。
(高橋富雄さんは、東北大学の図書館の片隅に埋もれていたこの本を、復刻・刊行したという)

このよな前置きの後、赤坂さんは、「試みとしての半谷清寿論」を2ページ半にわたって書いている。以下、赤坂さんの記述(本書P.62-)に沿って――

半谷清寿は、安政五(1858)年、相馬藩小高郷の郷士の長男として生まれた人。

その頃、相馬藩は二宮尊徳の「尊徳仕法」によって藩政再建につとめていて、それはいわば、「ウルトラ勤倹貯蓄型の純農一本農政」というべきもので、幕末の相馬藩にすばらしい復興をもたらしたが、それがそのままに相馬の近代化に向けての限界にもなった。

多角経営・商品作物・農業外産業などによって近代の資本主義への道が開かれるのだが――それらを抑圧して農本主義に立てこもり、復興をはかる「封建再生産」によって近代を迎えることになった。

半谷清寿は、このような相馬の伝統を断ち切り、「資本主義の精神」に目覚めた実践的な思想家だった。
彼は、小高で酒造業を始めて、酒米を得るために土地改良を進めた。
それから小高織物会社をつくり、相馬羽二重事業に乗り出す。
明治34(1901)年には、双葉郡富岡町の夜ノ森の開墾に着手、「新しき村」の試みへと突き進む。(武者小路実篤らの「新しき村」より20年以上も早い、ユートピア建設の企て)

こうした実践のなかで培われた思想が、『将来の東北』に語られている。

関東大震災のあとにも、半谷はかなり具体的な東北遷都論をまとめて、松方正義への建議という形で提言していた、ともいう。 (本書P.64)


長くなった。
いつもながら、うまく要約できていないが、ご容赦を。

最後に、ネット検索で半谷清寿を紹介しているサイトをみつけたので、紹介しておきたい。

「うつくしま電子事典」 (福島県教育委員会) のサイト
 http://www.gimu.fks.ed.jp/shidou/jiten/

「半谷清寿」で検索した結果
http://www.gimu.fks.ed.jp/shidou/jiten/cgi-bin/index.cgi?sheet=detail&name=%A4%CF%A4%F3%A4%AC%A4%A4%A4%BB%A4%A4%A4%B8%A4%E5&area=%C9%D9%B2%AC%C4%AE&hen=jn

こういう人がいたんだな。

| | コメント (0)

2015年11月16日 (月)

【読】フェイスブック、どうでしょう?

私のまわりには、それほど利用者がいないようだが……。

2011年11月頃からフェイスブック(Facebook)を使っている。
つい最近のように思っていたが、もう4年になる。

フェイスブックについては、使いたくない、使う気がしない、怖くて使えない、等々のことばを聞くことが多いのだが……私は、けっこう重宝して使っている。
要は使い方しだいだと思う。

ところで、先週、近くの図書館の書棚を見ていて、こんな本をみつけたので借りて読んでみた。
やや古い内容だが(2011年発行)、いくらかは参考になる。

野本響子 『いいね! フェイスブック』
 朝日新書 289 2011/4/30発行 231ページ 740円(税別)

フェイスブックを使っている人には、意味がすぐわかる書名。

「いいね!」(英語版では“Like”)を付けられる機能は、フェイスブックがヒットした理由のひとつ、すぐれたアイディアだと思う。

かねがね疑問に思っていた “Facebook” (直訳すると“顔本”?)という名前の由来も、この本で知った。
2004年、ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグが、大学内で配られる顔写真付きの公式名簿を真似て始めたサービスだという。

マーク・ザッカーバーグ Mark Zuckerberg (Wikipediaより)

200pxmark_zuckerberg__south_by_sout

実名登録が原則、顔写真の掲示(推奨)などのフェイスブックの原則もここに由来するようだ。

フェイスブックは仕様変更がめまぐるしいので戸惑うことが多いのだが、使っているうちになんとなく使えてしまうところがある。
うるさい広告が少ないのも、いい。

私自身は、遠く離れたところに住む知人・友人と、フェイスブック上で近況を知らせ合うこと、信頼できる情報が得られやすいこと、などがフェイスブック利用のメリットかなと思っている。

なんとなくとっつきにくい、何をしたらいいのかわからない、という人が私の身近にも多いが、まずは怖がらずに始めてみたら?――と言いたい。

現実世界での友人・知人とのつながりが、より強固になる可能性を持つツール(SNS)だと思うのだが……。

| | コメント (0)

2015年11月15日 (日)

【遊】きのうも今日も、おでかけ

きのう、雨の降るなか、バスと電車、地下鉄を乗り継いで横浜中華街まで。

年に一度の、出身高校の東京同期会に出席。
学校(高校)は北海道の旭川だが、東京近隣にいる同期生が、年に一度集まる。
北海道の札幌や旭川などからも、遠路はるばる参加者が。

毎年会っている人、卒業後はじめて会う人、高校時代にほとんで面識のなかった人など、さまざま。
今年は35人集まった。

二時間半ほど(私は一次会で失礼した)、ひさしぶりの再会を喜び、近況やら昔話に花が咲いた。
楽しかったなあ。

20151114_0797

今日は、午後から市内の図書館で講座が開かれた。
主催者側の一員として参加。

たいへん勉強になる講座だった。

「ワンランクアップの図書館活用講座」
 2015/11/15(日) 13:30~
 東大和市立中央図書館 視聴覚室
 講師 浴(あみ) 靖子 さん

20151115_080020151115_0801

20151115_0802

地元図書館の蔵書をベースにした、具体的なお話だったのがよかった。
(一般的な概論的なものでなかったのが、いい)

ネット検索で何もかも調べようとしていた、日頃の自分を反省。
図書館(レファレンス室、開架)に置いている基礎的な資料から、「芋づる式」に正確な情報を探していくコツがわかった気がする。

基本的な事典・辞書・年鑑類や、信頼できるネットのサイトも、紹介していただいた。

もっともっと、図書館を活用しなくては。

下の本は、今回の講師をつとめられた方も執筆者の一員。
以前、図書館から借りて読み、たいへん勉強になったので、じぶんでも購入したもの。

この本の索引も充実している。
なによりも、身近でわかりやすい実例が豊富で、参考になること請け合い。
現在も発売中。

『まちの図書館でしらべる』
 柏書房 2002/1/25発行 本文204ページ 2,000円(税別)

― Amazonより ―
身近な図書館の使い方を伝授する徹底調べものガイド。まずは図書館で様々な謎を解く様子を紹介。さらに図書館の機能や図書館員のレファレンス方法、ユニークな専門図書館や魅力的な図書館を取り上げる。

― e-honサイトより ―
[目次]
第1章 図書館で謎を解く
 “ユーロ1”って何?
 小道具さんのこだわり ほか
第2章 まちの図書館はどんなところ?
 まちの図書館とはこういうところ
 書店とどこが違うのか
第3章 図書館でしらべてみよう
 図書館員の頭の中をのぞいてみよう
 レファレンス・サービスとは ほか
第4章 図書館はつながっている
 図書館のネットワークはどこまでも
 ユニークな専門図書館を活用しよう ほか
第5章 図書館は進化する
 海外のまちの図書館あれこれ
 日本のまちの図書館は ほか
[目録情報]
しらべものの達人が、身近なまちの図書館の使いこなし方を伝授する徹底しらべものガイド。(国語・国文学図書総目録より)
[出版社商品紹介]
情報の海を颯爽と泳ぐために、しらべものの達人が、身近な図書館の使いこなし方を伝授する徹底ガイド。

| | コメント (0)

2015年11月12日 (木)

【雑】皇帝ダリア満開

六階のわが家のベランダから見える皇帝ダリアが満開。

この花が咲くと、冬が近づいた気がする。

撮影 2015/11/12(木) 東京都東大和市

201511120128

201511120129

すぐ近くでは、水道管の工事が延々と続いている。
直径2メートルの水道管を地下に入れているらしい。

201511120130

先週末から、鼻風邪。
くしゃみ、咳、鼻水が止まらない。
熱がまったくなく、食欲も旺盛。

毎日、葛根湯を飲んでいるのだが、なかなか抜けない風邪だ。
今週末、横浜で出身校の東京同期会があるので、それまでには治したいのだが。

| | コメント (0)

2015年11月11日 (水)

【遊】江戸東京博物館へ

昨日、曇り一時雨の、あいにくの天気。
バスと電車を乗り継いで、両国の江戸東京博物館へ。

ひさしぶりに、米山勇先生の「えどはくカルチャー」を受講してきた。

江戸東京博物館
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

えどはくカルチャー
  たてもの鑑賞基礎の基礎 ①骨組みを見る
   ―日本建築と西洋建築、柱と横材

20151110_0790_320151110_0791_3

20151110_edohakuculture_2

201511100124201511100125

架構式構造(柱と梁による構造)と組積式構造(壁で支える積木構造)の比較、木造建築の軸組(柱、梁、桁、棟、垂木による軸組と小屋組)にはじまり、「妻入」「平入」の別など、ほんとうに基礎的なことから始まり、最後は、ギリシャ建築まで話が及んだ。

いつもながらの米山先生のトークに、会場の受講者は魅了され、楽しい一時間半だった。

201511100126

事前に本で下調べをしておいたのが役立った。
これは、いい本。
江戸東京博物館のミュージアムショップで、以前購入したもの。

玉井哲雄 『図説 日本建築の歴史 ―寺院・神社と住宅』
 河出書房新社 ふくろうの本 2008年発行 1,800円(税別)

私は、江戸東京博物館が今年の春にリニューアルされてから、常設展示を見ていなかった。
特別展も面白そうだったので、少し早めに行って一階の特別展と、五階・六階の常設展示室を見学した。

常設展示室は、想像していたのとちがい、以前とあまり変わっていなかった。
でも、久しぶりに見るたくさんの展示物に興奮。
写真を撮ってきた。

特別展は面白かった。
図録が充実した内容だったので、すこし迷った末、購入。
税込み2,500円(197ページ)。

特別展 浮世絵から写真へ ~視覚の文明開化~

201511100127

ひさしぶりに、東京の博物館で遊んできた一日。

次回、二回目のえどはくカルチャー講座(12/15)が楽しみだ。

| | コメント (0)

2015年11月 9日 (月)

【読】読書ノート、なんちゃって

10/23~11/3 瀬川拓郎 『アイヌ学入門』 講談社現代新書 2304 (2015/2/20) 311ページ

ひさしぶりに、読書ノートをとってみた。
数日前に読み終えたばかりなのに、本の内容が頭から抜け落ちている。
時間が経てば経つほど、読後の印象しか残らないので、ノートをとることはたいせつだな、とあらためて思う。

なかなかできないことだけれど。

201511090001

[目次]
はじめに
 グローバリズムでも民族主義でもなく
 シンフォニア・タプカーラ
 相乗の世界へ
 鏡のなかの私たちとしてのアイヌ
序章 アイヌとはどのような人びとか
 アイヌの人びととの出会い
 アイヌの歴史を掘る 他
第1章 縄文―一万年の伝統を継ぐ
 孤立するアイヌ語
 縄文語との関係 他
第2章 交易―沈黙交易とエスニシティ
 武者姿のアイヌ
 千島アイヌの奇妙な習俗 他
第3章 伝説―古代ローマからアイヌへ
 子どもだましの作り話
 古代ローマとアイヌ伝説 他
第4章 呪術―行進する人びとと陰陽道
 アイヌの呪術と日本
 ケガレと行進呪術 他
第5章 疫病―アイヌの疱瘡神と蘇民将来
 アイヌ文化の陰影
 アイヌ蘇民将来 他
第6章 祭祀―狩猟民と山の神の農耕儀礼
 カムイと神
 アイヌの祭祀と古代日本 他
第7章 黄金―アイヌは黄金の民だったか
 黄金を知らない黄金島の人びと
 渡海する和人の金堀りたち 他
第8章 現代―アイヌとして生きる
 Aさんへのインタビュー
 アイヌの開拓団 他

冒頭、アイヌのミュージシャン(トンコリ奏者)、OKI(オキ)が写真入りで紹介されている。
OKIさんのファンとしては、この冒頭だけでうれしくなった。

「自然と共生するアイヌ」という古くからの固定観念から脱して、異民族との生々しい交流を生きぬいてきたアイヌ(交易民としてのアイヌ)――OKIの音楽に流れているものがこれだ。

「オレはサンタン交易でアンプを手に入れたアイヌだ。プラグにつないだトンコリでアイヌはいったいどんな演奏をはじめるのか。そこにどのような可能性が広がるのか。それがオレの音楽なんだ」 ― 本書P.7 OKIと瀬川さんとの会話 ―

CHIKAR STUDIO
http://www.tonkori.com/

OKI DUB AINU BAND (Facebookページ)
https://www.facebook.com/pages/OKI-DUB-AINU-BAND/156555957713812

Marewrew (Facebookページ)
https://www.facebook.com/pages/Marewrew/219401038125307

         

全編、気鋭の考古学者らしく、ユニークな視点からの大胆な仮説に満ちていて、説得力があり、刺激的だった。
視界がパーッと広がったような、読後感をもった。

| | コメント (0)

2015年11月 8日 (日)

【読】興味深い新書二冊(東京新聞書評)

最近手に入れた新書二冊。

今日の東京新聞日曜版読書欄に、書評が載っていた。
読まなくちゃ。

加藤典洋 『戦後入門』
 ちくま新書 1146 2015/10/10 635ページ 1,400円(税別)

東京新聞 2015/11/8(日) 朝刊 10面(読書)

20151108_tokyoshinbun1_2

「護憲、護憲」と呪文のように繰り返すだけではダメでしょう。
憲法九条を「戦争をしない、できない」ように、明確に改訂する(九条を強化する)ことを考えないといけない。
私は、最近そう考えるようになった。
著者 加藤典洋さんの問題提起に賛成できる。
分厚い本だが、読みやすいというので挑戦してみよう。

― e-honサイトより ―
[要旨]
日本ばかりが、いまだ「戦後」を終わらせられないのはなぜか。この国をなお呪縛する「対米従属」や「ねじれ」の問題は、どこに起源があり、どうすれば解消できるのか―。世界大戦の意味を喝破し、原子爆弾と無条件降伏の関係を明らかにすることで、敗戦国日本がかかえた矛盾の本質が浮き彫りになる。憲法九条の平和原則をさらに強化することにより、戦後問題を一挙に突破する行程を示す決定的論考。どこまでも広く深く考え抜き、平明に語った本書は、これまでの思想の枠組みを破壊する、ことばの爆弾だ!
[目次]
はじめに―戦後が剥げかかってきた
第1部 対米従属とねじれ
第2部 世界戦争とは何か
第3部 原子爆弾と戦後の起源
第4部 戦後日本の構造
第5部 ではどうすればよいのか―私の九条強化案
おわりに―新しい戦後へ

塩見鮮一郎 『戦後の貧民』
 文春新書 1042 2015/9/20発行 212ページ 800円(税別)

畏敬する塩見鮮一郎さんの、「貧民」シリーズとも呼ぶべき一連のドキュメントの最新作。

― e-honサイトより ―
[要旨]
昭和二十年夏、敗戦。焼け跡から立ち上がる日本人は逞しかった。復興マーケット、闇市、赤線…七歳で終戦を迎えた著者だから語りえた、あの時代の日本と日本人!
[目次]
序の章 占領(occupied)
第1章 大移動のはじまり
 兵士の帰還
 闇市の成立
 バタヤ部落とアリの町
第2章 米兵慰安婦と売春
 GHQと特殊慰安施設協会
 夜の女パンパン
 東京の赤線と青線
 戦争未亡人
 親なき子と混血児
第3章 さまざまな傷痕
 伝染病の蔓延
 見捨てられた皇軍兵士
 原爆被災者の地獄
 厳寒のシベリア
 戦後の部落

   

東京新聞 2015/11/8(日) 朝刊 10面(読書)

20151108_tokyoshinbun2_2

| | コメント (2)

2015年11月 4日 (水)

【遊】北海道旅行(10/30~11/3)

友人夫妻の北海道ライブ・ツアーに便乗して、四泊五日の北海道小旅行。

今回も、昼間は博物館巡りを楽しんできた。
東京にくらべて気温はだいぶん低かったものの、ほとんど雨に降られず快適な旅だった。

MOTEL(須藤もん&対馬照) ライブ

2015/10/30(金) 札幌 「才谷屋」

20151030_002220151030_0045_2

2015/10/31(土) 芦別 「貘」

20151031_0207

20151031_0223

2015/11/1(日) 岩見沢 「M’s BAR」

20151101_0253_220151101_0278

2015/11/2(月) 小樽 「なまらや」

20151102_0411

20151102_041320151102_0412

20151102_0441

20151102_043220151102_0433

北海道博物館 2015/10/31(土)
 札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/

20151031_0049

20151031_004820151031_0051

20151031_005020151031_0052

入り口前のモニュメント付近で手をたたくと、鶴が飛び立つような音が聞こえる。
説明のとおりだった。

内部は広く、常設展示が充実している。
企画展示「夷酋列像」も、ざっと見てきた。
(アイヌを描いた絵は、デフォルメされ過ぎていて、好きではないのだが)
こちらは、連休のためか、たいへんな混雑ぶり。

小樽市総合博物館(運河館) 2015/11/2(月)
 小樽市色内2-1-20

昨年も見学したところだが、もう一度はいってみた。
前回は、屋根瓦の葺き替え工事中だった。

20151102_030920151102_0311

20151102_0310

20151102_031220151102_0329

小樽市総合博物館(本館) 2015/11/2(月)
 小樽市手宮1-3-6
http://www.city.otaru.lg.jp/simin/sisetu/museum/

旧手宮鉄道施設を中心にした、広大な敷地に野外展示の鉄道列車がたくさん。
資料館、展示館もあり、鉄道ファンなら垂涎もの。

20151102_0344

20151102_034520151102_0355

20151102_0357

20151102_0356

20151102_035820151102_0363

20151102_0359

日本銀行旧小樽支店(金融資料館) 2015/11/3(火)
 小樽市色内1-11-16
http://www3.boj.or.jp/otaru-m/

最終日、飛行機の時刻まで間があったので、小樽市内を散策。
この資料館は入場無料で、使われていた当時の構造を生かしながら、面白い展示がずらり。
狂喜してしまった。
土産物売り場にも、面白いものがいっぱいあり、いくつか購入してしまった。

20151103_0466

20151103_046720151103_0468

20151103_048520151103_0486

| | コメント (2)

« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »