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2016年1月28日 (木)

【読】神社と古事記

きのうは、両国の江戸東京博物館で「えどはくカルチャー」を受講した。
講師は、いつもの江戸東京博物館(江戸東京たてもの園)研究員・米山勇先生。

江戸東京博物館
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

催し物 - 江戸東京博物館 (えどはくカルチャー)
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/event/culture/

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今月から始まった 「たてもの鑑賞基礎の基礎 II」 (三回連続)の一回目。
「間取りを見る その1・寺社建築編」 ということで、主として神社の間取りについて聴講した。

「間面記法」(桁行何間、梁間何間で間取りをとらえる平面図)によって、神社の間取りを読み取るコツがよくわかった。
また、寺院については、伽藍配置の面白さが理解できた。

帰りに、江戸東京博物館のミュージアムショップに寄り、面白そうな本を一冊みつけて購入。

『すぐわかる日本の神社 『古事記』『日本書紀』で読み解く』
 井上順孝(いのうえ・のぶたか) 監修
 東京美術 2008/12/20発行 239ページ 1,800円(税別)


数日前から 『古事記』 を読んでいる。
古事記はこれまでずっと気になっていたのだが、なかなか読み通す気力がなかった。

『口語訳 古事記 [人代篇]』 三浦佑之 訳・注釈
 文春文庫 2006/12/10発行 521ページ 600円(税別)

   

古事記については、たくさんの人たちが現代語訳を出しているが、この三浦佑之訳は、話し言葉の「語り」形式をとっているのが珍しい。

もともと、語りの伝承が古事記という書物にまとめられたはずなので、この試みは面白いと思う。

注記を頼りにすこしずつ読んでいるが、神の名がたくさんでてきて、なかなか手強い。
なんとか二分冊を最後まで読み終えたいと思う。
(古事記の上・中・下巻が、「神代編」「人代編」の二冊に分けられている)

52ページにわたる巻末の解説も勉強になった。

もう一冊、読んでみたい古事記は、池澤夏樹さんの訳。
買おうかとも思ったが、東村山の図書館にあったので予約した(貸出中だった)。

『古事記』 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集01
 池澤夏樹 訳
 河出書房新社 2014/11/14発行 400ページ 2,000円(税別)

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