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2016年2月25日 (木)

【読】満州と沖縄の本を入手

読むスピードが追いつかないのだけれど、また本を買ってしまった。

一冊は、これ。
以前、小平に住んでいた頃、図書館から借りて読んだもの。
その後、東村山の図書館で放出本(いわゆる“ブックリサイクル”)のなかにあるのを発見したのだが、もらってこなかった。
そのことを、ずっと後悔していた。

てっきり絶版本だと思いこんでいたところ、新本が入手できることを知り、購入したしだい。

『ぼくの満州――漫画家たちの敗戦体験』 中国引揚げ漫画家の会 編
 亜紀書房 1995/7/26発行 (2014/9/9 第1版第7刷)
 243ページ 1,505円(税別)

― e-honサイトより ―
[目次]
祖国はなれて
「メーファーズ」―これでいいのだ!!
中国原体験の光と影
ぼくの満州放浪記
ぼくの満引き(満州引き揚げ)物語
記憶の糸をたぐり寄せて
わが故郷、大連
豆チョロさんの戦争体験記
上海に生きて
座談会 ボクの満州・中国

おすすめコメント
赤塚不二夫、ちばてつや、森田拳次、古谷三敏、北見けんいち達旧満州育ちの漫画家9人による画文集。戦争の悲惨さと、時代に翻弄されながらも逞しくしたたかに生きた人々の姿を、少年の眼を通して描いた。

九人の漫画家は、次のとおり(掲載順)。

上田トシ子/赤塚不二夫/古谷三敏/ちばてつや/森田拳次/北見けんいち/山内ジョージ/横山孝雄/高井研一郎
(あとがき:石子順)

それぞれの個性がでていて、おもしろい。
再読がたのしみだ。


もう一冊。
これは、つい最近、東京新聞で紹介されているのを読み、知った新刊。

沖縄の硬派新聞 「琉球新報」 の最近の社説をあつめたもの。
厳しい内容だが、沖縄の歴史を思えば当然だと思える論説がぎっしり。

『沖縄は「不正義」を問う――第二の“島ぐるみ闘争”の渦中から』
 琉球新報社論説委員会 編著/高文研 2016/2/15発行
 221ページ 1,600円(税別)

― e-honサイトより ―
[要旨]
断じて認められない!
ガッティンならん!
「オール沖縄」の決意と主張を情理を尽くして訴える!
[目次]
特別評論―2014~15年
 慰霊の日―不戦のための言論守りたい(社会部長・松永勝利/2014年6月23日)
 翁長・菅会談―沖縄に民主主義を適用せよ(編集局長・潮平芳和/2015年4月5日)
 再点検・普天間問題―今こそ「足跡」消す時だ(報道本部長・松元剛/2015年4月26日)
 ほか
琉球新報社説―2014年
 沖縄の自己決定権―民意の力で尊厳回復を(1月3日)
 名護市長選挙、稲嶺氏再選―誇り高い歴史的審判(1月20日)
 「建白書」を破棄するのか―沖縄の総意を後世に残せ(2月9日)
 ほか
琉球新報社説―2015年
 対話拒否―安倍政権は知事と向き合え(1月8日)
 海上保安官「馬乗り」―決して許されない行為だ(1月25日)
 辺野古検証委員会―作業阻止へあらゆる手段を(2月8日)
 ほか
辺野古代執行訴訟第1回口頭弁論 翁長雄志沖縄県知事「陳述書」全文

沖縄の基地の現状を知るためにも、読んでみたいと思う。

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