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2016年4月 4日 (月)

【読】雨の日、桜満開、通院、読書

朝から小雨。
昼間、いっとき晴れ間がでたものの、肌寒い一日だった。

午前中、立川の病院へ。
24週間飲み続けた薬の効果を聞く。
なぜか、血液検査の数値が高くなっているため、三週間後に再検査となる。
おかしいなぁ。
医師も首を傾げていた。

病院の駐車場は、ソメイヨシノの古木が囲んでいて、満開だった。

撮影 2016/4/4(月) 東京都立川市

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病院で、採血後、診察までの待ち時間に本を読む。
病院の待合室は、読書がはかどる。

玉居古靖宏さんの 『戦争小説家 古山高麗雄伝』 (平凡社)を、帰宅後に読了。

― Amazonより ―
<一兵士としての戦場体験を基に「戦争小説」を繰り返し書いた古山。「人生しょせん運不運」と嘯いた特異な人生観はいかに生まれたか。
安岡章太郎ら「悪い仲間」との出会い、戦う気もない兵隊として過ごした戦争、鬱屈した編集者時代、そして旧友との別れ―「人生、しょせん運不運」と嘯いた作家の生涯。>

たいへん読みやすい平易な文章で、古山高麗雄の生涯を追った好著。
このところ、古山高麗雄の著作を読み続け、この評伝を読んだが、しばらくのあいだは古山高麗雄から離れようと思う。
何冊か、まだ読みたい本が手元にあるが。

玉居子靖宏さんのブログ
南方通信
http://nanpou.exblog.jp/

ところで、この本で知ったのだが、宮城県刈田群七ケ宿町にある 「水と歴史の館」 には、古山高麗雄の遺品が展示されているという。

ここは、古山高麗雄の父親の故郷。
いちど訪ねてみたい場所だ。

観る - 観光ガイド | 宮城県七ケ宿町
http://www.town.shichikashuku.miyagi.jp/sightseeing/view/mizu-to-rekishi.html
 宮城県七ヶ宿町ホームページ
 http://www.town.shichikashuku.miyagi.jp/ 内


小平図書館友の会の、次回の読書会(五月)の課題本が、村上春樹をテーマにしたもの。

加藤典洋 『村上春樹は、むずかしい』
 岩波新書 1575 2015/12/18発行 259ページ 800円(税別)

― Amazonより ―
<はたして村上文学は、大衆的な人気に支えらえられる文学にとどまるものなのか。文学的達成があるとすれば、その真価とはなにか――。「わかりにくい」村上春樹、「むずかしい」村上春樹、誰にも理解されていない村上春樹の文学像について、全作品を詳細に読み解いてきた著者ならではの視座から、その核心を提示する。>

村上春樹の著作は、エッセイや短編小説をいくつか読んだものの、中・長編小説は 『羊をめぐる冒険』 ぐらいしか読んだことがない。

下準備として、初期の小説から順に読んでみようと思い、図書館から作品集を二冊借りてきた。
はたして、読めるかどうか。

それほど好きな作家じゃないからな。

 

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