【読】村上春樹の長編、読了
一週間かかって、村上春樹の長編(591ページ)を読了。
パラレル・ワードを描いたSF的な小説。
物語の展開が巧みで、ぐいぐい引き込まれた。
文章も読みやすい。
面白かったなあ。
村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (4)』
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
講談社 1990/11/20発行 591ページ
読み終えたこの本を図書館に返して、次の一冊を借りてきた。
発表時、たいへんな話題になり、あっというまにベストセラーとなった「ノルウェイの森」だ。
村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (6)』
ノルウェイの森
講談社 1991/3/20発行 419ページ
気になっていたが、まだ読んだことがなかった。
とりあえず、第一次作品集(1979年~1989年、全8巻)だけでも、ぜんぶ読んでみたい。
できれば、1990年~2000年までの作品集(全7巻)にも挑戦してみたい。
1 「短篇集 1」
日本未発表の短篇『青が消える』を含んで『TVピープル』『夜のクモザル』『使いみちのない風景』『ふわふわ』を加筆訂正して収録。
2 「国境の南、太陽の西/ スプートニクの恋人」
海外で人気の高い『国境の南、太陽の西』と大ベストセラー『スプートニクの恋人』の長篇2作。
3 「短篇集 2」
『レキシントンの幽霊』、阪神大震災から触発された著者初の連作小説集『神の子どもたちはみな踊る』。話題の短篇収録。
4 「ねじまき鳥クロニクル1」
村上ワールドの名作、読売文学賞受賞作の長篇『ねじまき鳥クロニクル』の第1部「泥棒かささぎ編」と第2部「予言する鳥編」。
5 「ねじまき鳥クロニクル2」
『ねじまき鳥クロニクル』第3部「鳥刺し男編」、壮大なる物語の完結編。
6 「アンダーグラウンド」
普通の人々は、この日、どのように行動し、事件とかかわってしまったか。地下鉄サリン事件被害者のインタビュー形式で描く、著者初のノンフィクション問題作。
7 「約束された場所で/村上春樹、河合隼雄に会いに行く」
オウム信者たちのインタビューを集めた『約束された場所で』、河合隼雄氏と村上氏の対談『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』。
さほど関心のある作家ではなかったのだが……だんだん好きになってきた――かな?
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