【読】まだまだ、村上春樹
今日も南風が強い。
気温は軽く25度を超えて、陽射しが強い。
近くの図書館(東村山富士見図書館)へ行き、借りていた本を返却。
かわりに1冊借りてきた。
ひと月前からずっと読みつづけている、村上春樹の小説群。
このところ、本を読む時間があまりとれなくて、一週間かけて短篇集を読みおえたところ。
村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (5) 短篇集(2)』
講談社 1991/1/21発行 426ページ
そして、今日、借りてきたのがこれ。
村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (7)』 ダンス・ダンス・ダンス
講談社 1991/5/20発行 591ページ
「村上春樹全作品 1979~1989」 全8巻を、ほぼ順番に読みつづけてきたが、ようやくこれが最後の一冊。
われながら、よくやった(と、自分をほめてやりたい、なんちゃって)。
1 「風の歌を聴け・1973年のピンボ-ル」
2 「羊をめぐる冒険」
3 「短篇集 (1)」
4 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
5 「短篇集(2)」
6 「ノルウェイの森」
7 「ダンス・ダンス・ダンス」
8 「短篇集(3)」
「ダンス・ダンス・ダンス」 は、1988年に刊行された長篇だが、私には何の予備知識もない。
どんな小説なのか、読んでのお楽しみ、というところ。
これまで読んだ作品は、どれも面白かった。
不思議な世界が描かれていて、慣れてくると、この作家の世界にはまりこむのだろう。
まあ、人によって好き嫌いのわかれる作家ではあるだろう。
私は、文句なしのファンになったというほどでもないが、面白味を感じる作家だとわかった。
一人の作家の作品をこれほど読むのは、高校のときの北杜夫、若い頃にはまった五木寛之、その後たくさん読んだ池澤夏樹や船戸与一ぐらいのものだ。
そうそう、こんな本も買って拾い読みしてみたが、面白い。
『村上さんのところ』
答えるひと 村上春樹 / 絵 フジモトマサル
新潮社 2015/7/24発行 255ページ 1,300円(税別)
― Amazonより ―
選りすぐりの名問答をセレクトして、フジモトマサルのイラストを加えた愛蔵版
何度でも読み返したい「人生の常備薬」
期間限定サイト「村上さんのところ」上で、村上春樹が3か月半にわたって続けた回答は、じつに3765問! その中から、笑って泣いて考えさせる「名問答」を473問を村上さんご自身がセレクトし、可愛くてちょっとシュールなフジモトマサルのイラストマンガ約51点を加えた待望の書籍版!
こんな内容の質問が掲載されています。
文章が上手くなるには?/ノーベル賞候補と騒がれる気分は?/なぜ人を殺してはいけない?
『1Q84』に続編はあるの?/同性婚は賛成ですか?/無駄に話が長い上司をどうする?
村上作品は純文学? 大衆文学?/批判に対する心構えは?/不登校の娘をどうすればいい?
英語上達法を伝授して下さい/好きなタイプの女優は?/子どものやる気を引き出すには?
いい手紙を書くコツは?/原発はNOですか?/奥さんの機嫌が悪い時は?
生きている意味って何?/感受性の磨き方を教えて下さい/もし芥川賞をとっていたら?
映画のベスト3は何ですか?/老境で幸せに生きるには?/本当につらいときに強くなるには?
日本は戦争に近づいてるようで不安です/立派な大人になるために必要なことは?
村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト
http://www.welluneednt.com/
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