【雑】36年前
今日もまた、暑くなりそうだ。
やけにはっきりした夢をみて、朝早く目がさめてしまった。
夢のなかには、なぜか友人夫妻と母がでてきた。
7月20日は、36年前に父が亡くなった日。
私はまだ二十代で、遠く離れた東京にいたため、父の最期には間にあわなかった。
炎天下、心筋梗塞による急死だった。
徹夜の仕事をしていたところ、仕事場に電話がはいって、父の死を知った。
あの夜も暑かった。
母の命日はいつも意識しているのだが、父の命日は、ともすれば忘れがち。
今朝は、わが家に置いてあるちいさな仏壇に線香をあげて、手をあわせた。
生きていくことはせつない――そう言った友人がいる。
せつないことが多いけれど、それでも生きていく。
そんなことを思う、夏の日。
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