【雑】肌寒い日、こんなCDを聴く
冬晴れの寒い日。
先日、狛江のM.A.P.というところに行ったときに購入した二枚組CDを聴いて過ごす。
『人類館』
おきなわおーでぃおぶっく CD
M.A.P. 2009/1/23
知念 正真 (作)/津嘉山 正種 (朗読)
― Amazonより ―
1903年大阪で第5回内国勧業博覧会が開催され、正門前に、民間パビリオン「学術人類館」が設置され、「アイヌ・台湾・琉球・朝鮮・ジャワ・インド」などの人々を生身で「展示」、「異人種」として紹介されました。いわゆる「人類館事件」です。 1976年、知念正真はこの「人類館事件」を題材に、戯曲「人類館」を書き上げました。 劇団「創造」による「人類館」は、観る者に衝撃を与え、以来、伝説の舞台として語り継がれてきました。 2008年の夏、沖縄出身の名優、津嘉山正種ひとり語りの朗読劇という形で結実し、ここに、新たな伝説が始まったのです。 “おきなわおーでぃおぶっく”では、その津嘉山正種の「人類館」を、全国のたくさんの方々に体験して頂きたく、CD化を決定しました。
著者について
1941年沖縄市生まれ。コザ高校卒。演劇集団「創造」所属。 1976年、戯曲「人類館」を「創造」で初演。(劇作・演出)雑誌「新沖縄文学」33号に掲載。翌年1977年「テアトロ」に転載され、1978年に第22回「岸田國士戯曲賞」を沖縄の演劇としては初めて受賞。幸喜良秀演出で県内外で再演、今日に至る。 他に「コザ版どん底」(1986)「コザ版ゴドー」(1988)「幻のX調査隊」(1997)などがある。
M.A.P.オフィシャルサイト
http://www.ownmap.jp/
ブログ M.A.P.after5
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これまで何度か足を運んだ、ユニークな活動をしている「会社」。
沖縄映画祭とか、トークイベントとか。
「人類館」については、多少の知識があり、内容を知らないままタイトルだけで購入した「ひとり語り」のCD。
沖縄ことば(ウチナーグチ)そのままの語り(とくに終盤)は、私には理解が難しかったけれど、こころを揺さぶられる物語だった。
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