« 2019年11月 | トップページ

2019年12月の8件の記事

2019年12月31日 (火)

【雑】今年も総集編(2019年・イベント編)

2019年の大晦日。

今年、私が参加した印象的なイベントのことを書き残しておきたい。

◆公民館の連続講座◆
 いま、ここで ともに暮らす
 ― アイヌ、在日コリアンから考える ―

連続7回(うち1回は見学会)の講座。
市民企画。
地元の東大和市上北台公民館で。

●第1回 2019.1.24(木)
 講師:一盛 眞 さん(大東文化大学文学部)
 「日本のなかの民族問題」
  ― マジョリティとしての「大和民族」の視点から ―

20190124-093757

●第2回 2019.2.1(金)
 見学会と食事会
アイヌ文化交流センター 東京駅八重洲口
 https://www.ff-ainu.or.jp/web/overview/cultural_exchange/
アイヌ料理店「ハルコロ」 新大久保(昼食)
 https://harukoro.owst.jp/
高麗博物館 新大久保
 https://kouraihakubutsukan.org/

20190201-1013011 20190201-1245331 20190201-135004

●第3回 2019.2.7(木)
 講師:宇井 真紀子 さん(写真家)
 スライドトーク「アイヌの傍らで撮りつづけて」

20190207-095456

●第4回 2019.2.14(木)
 講師:宇佐 照代 さん(アイヌ料理店ハルコロ店主)
 「イランカラプテ! きっと身近にアイヌ民族」

20190214-111143

●第5回 2019.2.21(木)
 講師:李 尚珍(イ・サンジ)さん (山梨英和大学准教授)
 「日本で暮らすコリアンをめぐって」

20190221-094451

●第6回 2019.2.28(木)
 講師:鄭 晋和さん(東大和ドットネットの会、元朝鮮大学教授)
 「アンニョンハセヨ! いま、ここに暮らす」

20190228-094342

●第7回 2019.3.8(木)
 まとめ、グループトーク、発表

◆沖縄映画祭◆
 第5回 喜多見と狛江の小さな沖縄映画祭

会場:M.A.P.(狛江市岩戸北4-10-7)
     小田急線喜多見駅南口 徒歩5分
   狛江市中央公民館(狛江市和泉本庁1-1-5)
    小田急線狛江駅 徒歩4分

https://kitamitokomae-artfes.com/okinawa_5th/index.html

Kitaakoma2019

20190627-114610 20190627-114718

20190630-093537

期間:2019.6.27~30
 7.4~8 7.10 7.14 7.15

6日間通って15回の映画上映を観た。

2019.6.27(木)
 琉球舞踊ショー + 「うんじゅぬ花道」
 「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。」
2019.6.30(日)
 「生命のシンフォニー第1回」 やんばる奇跡の森の物語
 「生命のシンフォニー第2回」 奄美大島 水めぐる島の物語
 「まちかんてぃ」「菜の花の沖縄日記」
 「沖縄エロス外伝 モトシンカカランヌー」
 「白百合クラブ東京へ行く」
2019.7.6(土)
 「生命のシンフォニー第3回」 西表島 海と生きる森の物語
 「稲作りの島」
 「浦添ようどれ」
2019.7.7(日)
 「辺野古抄」
2019.7.14(日)
 「米軍が最も恐れた男・カメジロー」

 

 「海辺の生と死」

 「南島残照 女たちの針突(ハジチ)」
2019.7.15(月・祝)
 「聾唖者達の沖縄戦」
 「沖縄スパイ戦史」
 「ナビィの恋」

 

他に見られなかった映画もあったが、よく通いつめたと思う。
来年2020年も、映画祭をやってくれるかなあ…。

| | コメント (0)

2019年12月28日 (土)

【読】今年も総集編(2019年・読書編 -3-)

2019年総集編の読書編の最後は、コミック。

ふだん、コミックを読むことは、ほとんどない。
だが、このコミックだけは、読みたいと思った。

漫画週刊誌に今でも連載しているはず。
私は、単行本の19巻目まで入手。
この後も買い続けることだろう。

野田サトル 『ゴールデンカムイ 1~19』 ヤングジャンプコミックス(YJC)

18巻目まで読了。

ウィキペディアより。
<『ゴールデンカムイ』は、野田サトルによる日本の漫画。明治末期の北海道・樺太を舞台にした、金塊をめぐるサバイバルバトル漫画。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2014年38号(2014年8月21日発売)から連載中[3]。累計発行部数はコミックス第18巻の発売時点で1000万部を突破している。>

 

コミックなので、誇張した表現なのだが、内容はアイヌの民俗・風習をしっかり押さえている。

監修しているのが、アイヌ学者の中川裕さん。
この人が、このコミックを引きながらアイヌ文化について、詳しく解説している本がある。
この本も読みごたえのある良書。

中川裕 『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』 集英社新書

 

以下、アマゾンより転載。

【本書の主な内容】
・「カムイ」とはそもそも何なのか?
・世にも恐ろしい魔物たちの伝説
・アイヌは子どもの名前をどのように決めるのか
・超特急! アイヌ語入門
・『ドラゴンボール』そっくり!? アイヌの英雄物語「ユカ(ラ)」徹底解説
・家庭で作れるアイヌ料理
・大人気! 「オソマ」と「チタタ(プ)」にまつわる裏話
・「ゴールデンカムイ」 あの名シーンの背景
・アイヌ語監修の仕事と創作秘話 ほか

【目次】
序章 アイヌ文化に人々を惹きつける「ゴールデンカムイ」の魅力
第一章 カムイとアイヌ
第二章 アイヌの先祖はどこから来たか?
第三章 言葉は力
第四章 物語は知恵と歴史の宝箱
第五章 信仰と伝説の世界
野田サトル先生描き下ろし オリジナル漫画
第六章 「ゴールデンカムイ」のグルメワールド
第七章 「ゴールデンカムイ」名シーンの背景
第八章 アシリパたちの言葉 アイヌ語とは
終章 アイヌ語監修というのは何をやっているのか?
付録 「ゴールデンカムイ」をより楽しむためのブックガイド

【著者略歴】
中川 裕(なかがわ ひろし)
1955年神奈川県生まれ。
千葉大学文学部教授。東京大学大学院人文科学研究科言語学博士課程中退。
1995年、『アイヌ語千歳方言辞典』(草風館)を中心としたアイヌ語・アイヌ文化の研究により、金田一京助博士記念賞を受賞。
野田サトル氏による漫画「ゴールデンカムイ」では、連載開始時から一貫してアイヌ語監修を務める。

| | コメント (0)

【読】今年も総集編(2019年・読書編 -2-)

「読書編 -1-」に書ききれなかった、今年読んで印象に残った本の続き。

ノーマ・フィールド

たしか、『戦争をよむ 70冊の小説案内』(中川成美/岩波新書)で知った、ノーマ・フィールドという女性。
うまく紹介できないので、ウィキペディアから転載する。

<ノーマ・フィールド(Norma M. Field, 1947年 - )は、アメリカ合衆国の日本研究者、シカゴ大学名誉教授。
第二次世界大戦後の東京で、アメリカ人の父と日本人の母の子として生まれる。1974年、インディアナ大学で東アジア言語文学の修士号を取得。1980年に来日し研究。1983年、プリンストン大学で同博士号取得。シカゴ大学に奉職し、東アジア学科教授をへて名誉教授。
夏目漱石の『それから』の英訳(And Then)に続き、『源氏物語』論である『憧憬の輝き』(Splendour of Longing)で注目された。
1988年の再来日の折に昭和天皇の死去に至る日々を体験。ルポルタージュ『天皇の逝く国で』を著し、この著書の日本語訳によって日本でも一般に知られるようになった。>

学者ではあるが、その著作からは、誠実な人柄が伝わって来て、好感が持てる。

ノーマ・フィールド/大島かおり訳 『天皇の逝く国で [増補版]』 みすず書房
ノーマ・フィールド/岩崎稔/成田龍一 『ノーマ・フィールドは語る 戦後・文学・希望』 岩波ブックレット781
ノーマ・フィールド 『いま、<平和>を本気で語るとは 命・自由・歴史』 岩波ブックレット990
ノーマ・フィールド/大島かおり訳 『祖母のくに』 みすず書房
ノーマ・フィールド/大島かおり訳 『へんな子じゃないもん』 みすず書房

上にあげた岩波新書で紹介されていたのが『天皇の逝く国で』
天皇裕仁(昭和天皇)が死去(崩御)したときの日本の状況(自粛ムード)と、天皇制に静かに異議を唱えた三人への取材、それに自らの体験を織り交ぜて論述している。

アマゾンより。
<「自粛」「常識」という社会の抑圧に、抵抗できるか。/登場人物は体制順応という常識に抗った三人の日本人。/沖縄国体で日の丸を焼いた知花昌一、殉職自衛官の夫の靖国神社合祀に反対した中谷康子、天皇の戦争責任を明言して狙撃された長崎市長の本島等。/あれから20年余、増補版のために書かれた新たなあとがきを付す。>

『祖母のくに』『へんな子じゃないもん』の二作は、幼少期、日本で育った著者のおもいでが、温かく綴られていて、よかった。
この三冊は、すっかり気に入ったので、図書館に返却した後で、古本をネットで購入したほど。

 

なお、ノーマ・フィールドについては、このブログにも8月に書いている。
お読みいただけると、うれしい。

【読】ノーマ・フィールド - やまおじさんの流されゆく日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-c2c768.html

| | コメント (0)

【読】今年も総集編(2019年・読書編 -1-)

今年の振り返りで、読書編。

毎年、年間100冊読破が目標なのだが、今年も完全に読んだのは70冊ばかり。
まあ、たくさん読めばいいというものでもないのだ、などと、これも毎年の言い訳。

これは面白かった、と、私が感じた本をあげておこうか。

◆小説・ノンフィクション◆
エンタメ系が多い。
面白い小説に出会えた年だった。

深緑野分 『ベルリンは晴れているか』 筑摩書房

第二次世界大戦末期のベルリン、ナチス・ドイツの崩壊直後が舞台の小説。
今年はじめに読んだので、内容はうろ覚え。
アマゾンの紹介文をあげておく。

<総統の自死、戦勝国による侵略、敗戦。何もかもが傷ついた街で少女と泥棒は何を見るのか。1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4カ国統治下におかれたベルリン。ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅出つ。しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり―ふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。最注目作家が放つ圧倒的スケールの歴史ミステリ。>

池澤夏樹 『砂浜に坐り込んだ船』 新潮社

池澤夏樹さんは、大好きな作家。
図書館の単行本で読んだ。
池澤さんの著作をまめに追いかけているわけでもないので、たまたま図書館でみつけて借りてきた。

これも、アマゾンの紹介文を。
(以下、アマゾンからの転載部分は<>で括った)

この短編集は、北海道が舞台なのが、うれしい。

<石狩湾で坐礁した、五千トンの貨物船。忽然と砂浜に現れた非日常的な巨体に魅せられ、夜、独り大型テレビでその姿を眺めていると、「彼」の声がした。友情と鎮魂を描く表題作と、県外の避難先から消えた被災者の静かな怒りを見つめる「苦麻の村」、津波がさらった形見の品を想像力のなかに探る「美しい祖母の聖書」ほか、悲しみを乗り越える人々を時に温かく時にマジカルに包み込む全9編。>

 

角幡唯介 『漂流』 新潮社
角幡唯介 『極夜行』 文藝春秋
角幡唯介 『極夜行前』 文藝春秋

これも私の好きな角幡唯介さんの本。
ひとつ目は小説風のノンフィクション。
宮古島の西隣、伊良部島の佐良浜の漁師が主人公。
ここには、昨年11月、小旅行してきたので、臨場感があった。

<奇跡の生還から8年。マグロ漁師を再び海に向かわせたものは何だったのか? 1994年冬、沖縄のマグロ漁師・本村実は、フィリピン人らと共に救命筏で37日間の漂流の後、「奇跡の生還」を遂げた。だが8年後、本村は再び出港し二度と戻らなかった。九死に一生を得たにもかかわらず、なぜ再び海に出たのか? 沖縄、グアム、フィリピンなどで関係者らの話を聞き、漁師の生き様を追った渾身の長編ノンフィクション。>

『極夜行』『極夜行前』の二作は、探検家 角幡さん自身の探検記。
何か月も太陽の光が射さない「極夜」を、犬ぞりで走破しようと悪戦苦闘する姿に感動。

<探検家の角幡唯介氏は、グリーンランド北西部にある地球最北のイヌイット村、シオラパルクに拠点を置き、極夜の中、グリーンランドとカナダの国境付近を四ヶ月かけて探検した。/角幡氏を極夜へと駆り立てたのは、イヌイットの言い伝えで「お前は太陽から来たのか。月から来たのか」と、今から二百年前、初めて部族以外の人間に出会ったイヌイットが発した言葉だという。この一言が角幡氏の心の琴線に触れた。「極夜の世界に行けば、真の闇を経験し、本物の太陽を見られるのではないか」 >

 

真藤順丈 『宝島』 講談社

第160回直木賞受賞作。
図書館では貸出待ち行列ができていたため、自腹で購入。
期待を裏切らず、血沸き肉躍る面白さ。
”本土復帰”を控えたアメリカ統治下の沖縄。
そこで「戦果アギャー」(戦果をあげる者)と呼ばれた、米軍基地からの略奪者たちが描かれ、沖縄の姿が真に迫ってくる。
上質のエンタメ小説。
沖縄の歴史を見直すとばぐちにもなる。

私にとっては、昨年読んだ馳星周『弥勒世』に匹敵する、今年読んだ最高傑作。

 

服部小雪 『はっとりさんちの狩猟な毎日』 河出書房新社
服部文祥 『百年前の山を旅する』 山と渓谷社

服部小雪さんは、服部文祥さん(冒険家というのか)の奥さま。
服部家の、世間とはちょっとズレている生活(狩猟とか、屠畜とか)がユーモラスに描かれている。
挿絵もいい。まるで絵本のような。
『百年前の山を旅する』は、だいぶん前に購入したまま読んでいなかった。
”サバイバル登山”を標榜している服部文祥さんの、ワイルドな登山記。
山好きな私には、たまらなかった。

 

葉真中顕(はまなか・あき) 『凍てつく太陽』 幻冬舎

図書館本。
この作家を読むのは初めて。
終戦間際の北海道(室蘭あたり)を舞台に、アイヌの青年(特高警察官)と同僚をめぐり、ミステリアスな展開。
結末のどんでん返しは、まさに、ネタバレ注意。
謎解きの面白さがあったが、タネを知ってしまったので、再読できない。
これも、私のおすすめ。

 

中島京子 『夢見る帝国図書館』 文藝春秋

今年の新刊。
たしか、新聞の書評で知って、読んでみようと思った。
図書館本。

「図書館が主人公の小説を書いてみるっていうのはどう?」
作家の〈わたし〉は年上の友人・喜和子さんにそう提案され、帝国図書館の歴史をひもとく小説を書き始める。もし、図書館に心があったなら――資金難に悩まされながら必至に蔵書を増やし守ろうとする司書たち(のちに永井荷風の父となる久一郎もその一人)の悪戦苦闘を、読書に通ってくる樋口一葉の可憐な佇まいを、友との決別の場に図書館を選んだ宮沢賢治の哀しみを、関東大震災を、避けがたく迫ってくる戦争の気配を、どう見守ってきたのか。/日本で最初の図書館をめぐるエピソードを綴るいっぽう、わたしは、敗戦直後に上野で子供時代を過ごし「図書館に住んでるみたいなもんだったんだから」と言う喜和子さんの人生に隠された秘密をたどってゆくことになる。・・・

しんみるする、意外な結末。

 

帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい) 『三たびの海峡』 新潮文庫
帚木蓬生 『逃亡(上)(下)』 新潮文庫

この作家も、私は初めて。
(現代の人気作家に、あまり馴染みがなかったのだろう)

『三たびの海峡』は、三國連太郎主演の映画で有名らしい(私は観ていない)。
かなり前に出版された小説。
朝鮮半島からの徴用工(強制連行)が主人公。
九州の炭鉱で実際にあったことに、驚く。
知らなかったことが多すぎる。

 

Facebookにこの本のことを書いたところ、FB友達から教えてもらったのが『逃亡』という小説。
これも、戦後すぐ、中国からの引き揚げ、元憲兵の逃避行が描かれていて、重い内容だった。

1945年8月15日、日本敗戦。国内外の日本人全ての運命が大きく変わろうとしていた――。香港で諜報活動に従事していた憲兵隊の守田軍曹は、戦後次第に反日感情を増す香港に身の危険を感じ、離隊を決意する。本名も身分も隠し、憲兵狩りに怯えつつ、命からがらの帰国。しかし彼を待っていたのは「戦犯」の烙印だった……。「国家と個人」を問う日本人必読の2000枚。柴田錬三郎賞受賞。

 

馳星周 『蒼き山嶺』 光文社
馳星周 『美ら海、血の海』 集英社文庫
馳星周 『約束の地で』 集英社
馳星周 『神(カムイ)の涙』 実業之日本社

12月になって、馳星周さんの小説を立て続けに読んだ。
昨年読んだ『弥勒世(みるくゆー)』に圧倒されて、この作家に興味をもった。
ただ、作品のテーマ・味わいが多岐にわたっていて、食指が動かない作品も。

そのなかでも、扱っているテーマが、山岳、沖縄戦、アイヌといった作品を選んで読んだのだった。
(『約束の地』だけは、家族、家庭内暴力、痴呆などを扱った、現代的な重い内容だったが)

『蒼き山嶺』
北アルプスの白馬連山を舞台にした山岳小説。
それなりに面白かったが、主人公の超人的なパワー(雪山を人と荷物を背負って延々と歩く)は、ちょっと現実離れしていはしないか。
鼻白む感あり。

『美ら海、血の海』
沖縄戦で血のにじむ体験をした、鉄血勤王隊の少年が主人公。
沖縄戦の地獄の様相が鬼気迫る。
歴史を正しく認識するためにも、こういう小説が読まれるといいと思う。
沖縄戦についてはノンフィクションの記録も多いが、小説(フィクション)ならではの真実がある、というのが私の持論。

『約束の地で』
上に書いたとおり。
登場人物たちが連鎖する、5つの連作短編。
身に迫る。

『神(カムイ)の涙』
題名から連想されるように、北海道の道東地方が舞台。
アイヌの老人(木彫作家、元猟師)と孫娘、そこに、木彫りの弟子になりたいと訪ねてきた青年。
この三人の意外な関係、青年の過去が、だんだんと明かされてくる。
ストーリーにひねったところはない。
ストレートに胸に響く内容。

 

| | コメント (0)

【楽】今年も総集編(2019年・ライブ編 -その4-)

今年、2019年に通った音楽ライブイベント。
西川郷子さん、山崎ハコさん、MOTEL(須藤もん&対馬照)の三人(三組)については、すでに書いた。
これ以外のライブについても書いておこう。

中川フォークジャンボリー

国立に「ギャラリービブリオ」というギャラリー・イベントスペースがある。
さまざまな展示・イベントが行なわれているが、ここで、年に5回ほど開かれる「中川フォークジャンボリー」。
中川五郎さんの企画なので、「中津川フォークジャンボリー」をもじって、こんなタイトルが付けられている。
毎回、五郎さんの知り合いのミュージシャンを招いて、2時間ほど、トークと演奏をする。
司会は、書評家・ライターの岡崎武志さん。

今年は、このイベントに2度、参加した。

Nakagawafolk

2019.9.7(土) 国立「ギャラリービブリオ」 第27回
 ゲスト:スーマー

20190907-204508_s

スーマーさんのライブは、2月のMOTELライブのとき以来、今年2度目。
ここは畳の部屋、座椅子に座って聴くスタイル。
演奏者も聴衆もリラックスできる。
この夜は、はじめて打ち上げにも参加した。
前回のライブ会場では品切れだったアルバム「ミンストレル」を入手。

2019.11.11(月) 国立「ギャラリービブリオ」 第28回
 ゲスト:いとうたかお

20191111-210851_s

いとうたかおさんは、以前から名前を知っていたが、演奏を聴くのはこれが初めて。
すてきな音楽で、ファンになってしまった。
著書とCDを購入。
上の写真、左が中川五郎さん、右がいとうたかおさん。

閔栄治(ミン・ヨンチ)

韓国の国楽(伝統音楽)演奏者、閔栄治(ミン・ヨンチ)さん。
上々颱風とも縁があり、西川郷子さんとも親しいと聞く。
大久保の「文化センター・アリラン」でライブがあることを知り、行ってみた。

2019.3.2(土) 大久保「文化センター・アリラン」
 閔栄治(チャング、テグム、他)

Min_yonchi

20190302-150327_s

上の演奏写真の楽器は、韓国の両面太鼓「チャング(チャンゴとも言う)」。
西川郷子さんが上々颱風で、この楽器を演奏していた(「鳥の歌」が有名)。
閔さんは、この日、横笛(テグム、と言ったか)や、チャルメラに似た楽器(テビョンソ)など、さまざまな韓国の楽器を演奏。
これもやはり西川郷子さんがよく演奏で使う打楽器「ケンガリ」も演奏してくれた。
なかでも、二本の撥(ばち)で演奏するチャングの超絶技巧には、圧倒された。
得難いライブだった。

白崎映美

上々颱風のツインボーカルの一人。
(もう一人は西川郷子さん)
数年前からバンドとしての活動を休止しているが、6人いるメンバーは、それぞれ独自の活動を続けている。
(リーダーの紅龍、キーボードの猪野陽子、ベースの西村直樹、ドラムスの渡野辺マント、そしてボーカルの二人。敬称略)

その白崎映美さんが出演するイベントが、上野の水上音楽堂であった。

2019.5.31(金) 上野 水上音楽堂「風車(かじまやー)の便り 戦場ぬ止み音楽祭2019」
 白崎映美、他多数(͡古謝美佐子、佐原一哉、渋さ知らズオーケストラ、等々)

20190531-152447_s

沖縄在住の彫刻家 金城実さんも、飛び入りでステージにあがったりして、面白いイベントだった。

山下洋輔、ロバの音楽座

立川の市民会館「RISURUホール」で、山下洋輔さんとロバの音楽座のコンサートがあると知り、妻とふたりで行った。

2019.6.2(日) 立川「RISURUホール」
 山下洋輔、ロバの音楽座 「もけらもけら」

20190602-140125_s

ロバの音楽座は、古楽器演奏のユニークなグループ。
立川をベースに活動している。
以前住んでいた立川の団地の近くに、ロバの音楽座の本拠地(ライブスペース)があるのだが、一度も行ったことがない。
このグループ、ずっと気になっていた。
山下洋輔さんとの共演ということで、ぜひ行ってみたかったコンサート。
ステージ写真は撮れなかったが、楽しいライブだった。
「もけらもけら」とは、山下さんの絵本の題名。
この絵本にちなんだ共演もあった。

AYNU RUTOMTE

新大久保にあるアイヌ料理店「ハルコロ」の店主、宇佐照代さんが率いるグループ。
アイヌの伝統芸能(歌と踊り)を伝承している。
宇佐さんは、地元の公民館での講座に講師として招かれていた(2019.2.14)。
私も、この連続講座に参加して、この方を知った。
お店「ハルコロ」にも、講座参加者といっしょに行って、アイヌ料理をいただいた。

2019.5.26(日) 八王子庁舎前 浅川河川敷広場 「第12回 みんなちがってみんないい」

20190526-132123_s

多摩川の支流、浅川の河川敷で毎年開かれている野外イベント。
私は、今年で3回目の参加。
入場無料、たくさんのテントが並び、東西の両ステージ(といっても地べた)で、さまざまな演奏が繰り広げられる。
このグループでは、ちいさな、宇佐さんのお嬢さんが、かわいらしかった。
(公民館の講座にも、おかあさんといっしょに来て、歌と踊りを披露していた)

今年、他にもたくさんのイベント(映画祭など)に参加した。
全部掲載するのもホネなので、今年は、ここまで。

| | コメント (0)

2019年12月27日 (金)

【楽】今年も総集編(2019年・ライブ編 -その3-)

2019年に通ったライブ。
その第3弾。

MOTE(須藤もん&対馬照)

古くからの私の友人、須藤もんさんと、その夫君の対馬照さん。
この夫婦(めおと)ユニットがMOTEL。
「須藤もんの”も”と、対馬照の”てる”、ふたりあわせてモーテル」ということだ。

今年は、あまり行けなかったな。

2019.2.23(土) 国分寺「giee(ギー)」
 スーマー(vo,g,banjo)
 MOTEL

20190223-1920251_s

スーマーさんの演奏がよかった。
MOTELの二人の演奏写真、いいものがないので、須藤もんさんの写真とスーマーさんの写真。

20190223-203402_s 20190223-2119031_s

スーマーさんのアルバムを、何枚か購入。

2019.7.20(土) 国分寺「giee(ギー)」
 スワンピータケシ&杉本“Q”仁美
 MOTEL

MOTELの友人夫妻、大阪からいらした「スワンピータケシ&杉本“Q”仁美」とのジョイント。
須藤もんさんと、Qちゃん(フィドル、ブルースハープ)が、もんさんの「キャラバン」を歌った。
Qちゃんのバックがあると、この曲もずいぶん違って聞こえる。
すてきな演奏だった。

20190720-215142_s

写真は、出演者全員でのフィナーレ。

2019.9.16(月) 所沢「MOJO」
 野澤享司 with ながはら元
 MOTEL
 OA:竹川天志郎

所沢の、初めて行くライブハウスへ、夫婦で出かけた。
野澤享司さんは存じあげていたが、ながはら元さん(パーカッション)の演奏を聴くのは初めて。
圧倒された。
私はパーカッションが好きなんだな、と、あらためて思う。

20190916-195305_s 20190916-211301_s

2019.11.17(日) 福生「カフェ・ド・ノエル」
 sleepy and Yuzo
 MOTEL

共演のsleepyさんとYuzoさん(サックス)の演奏がよかった。
ひさしぶりに、サックスの演奏を聴いた。
テナー、アルト、ソプラノ、ソプラニーノ、それともうひとつの電子楽器を使い分けて、みごとな演奏。

20191117-185511_s

写真は、MOTELとslepyさん(ブルースハープ)で「めし」(だったと思う)。

2019.12.1(日) 国立「奏」
 MOTEL ソロライブ

10年ほど前まで、この「奏(そう)」で、よく演奏していた。
PAなしの生音。
木の内装で、音の響きのいい店だ。
ここも、夫婦で出かけた。
いい雰囲気のライブだった。

20191201-203105_s

今年は、これだけしか行けなかった。

MOTELの二人のウェブサイトに、ライブスケジュールが掲載されている。

MOTEL(須藤もん&対馬照) 公式ウェブサイト
http://motelrecords.jp/

須藤もんさんのアルバム 「隧道」

 

| | コメント (0)

【楽】今年も総集編(2019年・ライブ編 -その2-)

今年2019年に通った音楽ライブ。
第2弾は、山崎ハコさん。

ハコさんを聴き始めたのは、彼女のデビューアルバム「飛・び・ま・す」が発売された翌年だっただろうか。
はっきり憶えていないが、1976年頃だったと思う。
2枚目のアルバム「望郷」と「飛・び・ま・す」をレコードで購入。
すっかりファンになってしまった。

2001年1月1日、ハコさんはギタリストの安田裕美さんと結婚・入籍。
以来、安田さんを伴奏者として、ご夫婦でライブなどの音楽活動を続けている。

今年1月、珍しく2回、ハコさんのホールコンサートに行った。
その後、5月のバースデイライブ、6月の豊橋ライブ、7月には新宿花園神社での椿組の芝居(ハコさんが主題歌を生演奏)、12月の大塚でのクリスマスライブと、けっこう通った年だった。

山崎ハコさん

2019.1.7(月) 川越「やまぶき会館」
 山崎ハコ(vo,g)、安田裕美(g)

20190107-174132_s

川越音楽という団体主催のホールコンサート。
この会の例会のようなライブで、ハコさんのファン以外のお客さんも大勢詰めかけて、盛況だった。

2019.1.23(水) 東村山「東村山市立中央公民館」
 山崎ハコ(vo,g)、安田裕美(g)

20190123-174153_s

1月7日と同じようなライブで、所沢労音主催の「例会」。
デビュー後の数年、ハコさんがまだ事務所に所属していた頃は、こういうライブコンサートが多かったと記憶する。
ただ、当時と違うのは、安田裕美さんの伴奏を得て、あるいは、事務所のくびきから解放されて明るくなったハコさんのMC(トーク)が聴けるようになったこと。
昔は、ステージでほとんど喋ることなく、客席もシーンと静まって緊張していたっけ。
この日は、珍しく、私の妻も同行(自宅から近いこともあって)。
ふたりでいい音楽を聴くことができて、よかった。

2019.5.13(月) 渋谷「渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール」
 山崎ハコ(vo,g)、安田裕美(g)

5月18日の誕生日前後に、ハコさんは毎年、バースデイライブを開いている。
今年は、13日、渋谷の古典芸能も上演できるホールで、凝った構成のライブ。
たしか、一昨年もここだったと思う。
昨年のバースデイライブに、私は行っていない(はず)。

【雑】2017年の思い出 (2): やまおじさんの流されゆく日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/2017-2-c328.html

今年のこの日の写真は見当たらない。

2019.6.15(土) 豊橋「穂の国豊橋芸術劇場 プラット」
 山崎ハコ(vo,g)、安田裕美(g)

20190615-172003_s

ここ数年、豊橋在住のハコさんファンが主催しているホールコンサート。
昨年は、妻と一緒に行ったが、今年は一人で。
打ち上げにも参加させてもらった。
残念なことに、豊橋でのライブは、今年が最後になったようだ。
ファン主催のライブなので、会場もいい雰囲気だった。

2019.7.22(月) 新宿花園神社「椿組公演 芙蓉咲く路地のサーガ」

中上健次原作の芝居で、ハコさんは主題歌(エンディングテーマ)「ふようのうた」を歌った。
濃厚な芝居、週末のカタルシスのシーンで、ハコさんの歌が流れ、舞台に登場。
かっこよかったなあ。

20190722-1743571_s 20190722-214359_s

右の写真は、終演後の舞台あいさつに並んだハコさん。
この日が、千穐楽だったし、撮影OKだったので撮らせてもらった。

2019.12.23(月) 大塚「Hearts Next」 クリスマスライブ
 山崎ハコ(vo,g)、安田裕美(g)

20191223-165235_s 20191223-184254_s

ここも、例年、クリスマス前後にライブをしている、ライブハウス。
私は、ひさしぶりのハコさんのライブハウスだった。
やはり、ホールよりも、こういうライブハウスの方が、客席との距離が近いせいか濃厚なライブになる。
ハコさんのMCに、客席の笑いが絶えない。
集まったファンの熱い思いが会場に充満する。
今年最後のハコさんのライブが、ここでよかった。

今年、それほどの回数を行かれなかったけれど、来年も追いかけよう。
ニューアルバム、出ないかなあ。

山崎ハコさんの公式サイト 「山崎ハコの世界」
http://www.hako.esy.es/

 

| | コメント (0)

【楽】今年も総集編(2019年・ライブ編 -その1-)

今年もあと数日。
毎年、年末の今頃、一年を振りかえってみる。
今年は、ずいぶんたくさん、ライブに通った気がする。

西川郷子さん
 星ノ飛ブ夜(小澤あきさん、関根真理さんとのバンド)
 歌弦萬西西屋(西村直樹さんとのユニット)
 ニシカワMeetsフォーク(フォーク者イサジ式さんとのユニット)

今年ほど、西川郷子さんが主催するライブに通いつめた年はなかった。
三種類のバンドで活動しているが、それぞれ個性豊かな音楽を聴かせてくれる。
どのバンドも、私は好きだ。
「星ノ飛ブ夜」(バンド名)では、年末に初のレコーディング、年明けにはアルバム発売。
いつもライブで聴いている曲が、どのように収録されているか、いまから楽しみだ。

2019.1.12(土) 自由が丘「マルディグラ」
 ニシカワ Meets フォーク
 フォーク者イサジ式(g,vo)、西川郷子(vo)

20190112-175626_s

今年最初の西川さんのライブ。
イサジさん(フォーク者イサジ式)とのかけあいが楽しい、このユニット。
このユニットでしか聴けない、イサジさんのオリジナルやカヴァー曲の数々。
ライブ回数こそ少ないが、年に何度か、このユニットの音楽が聴けるしあわせ。

2019.2.24(日) 千歳烏山「TUBO」

 紅龍(g,vo)、永田雅代(p)、西川郷子(vo)
 上々颱風(現在、活動休止中)の紅龍さんのライブに出演

20190224-164008_s

永田さんのピアノ伴奏で聴く西川さんの歌が新鮮だった。
紅龍さんのオリジナル曲の他にも、上々颱風の懐かしい歌が聴けた。
演奏中の写真は遠慮して撮らなかった。

2019.4.27(土) 仙川「niwa-coya」
 星ノ飛ブ夜
 西川郷子(vo)、小澤あき(g)、関根真理(perc)

20190427-162642_s 20190427-163111_s

仙川駅から住宅地を歩いた先、桐朋学園の裏手にある雰囲気のある店でのライブ。
PAを使わない生音、こぢんまりした空間で聴く「星ノ飛ブ夜」バンドの音楽が心地よかった。

2019.5.11(土) 自由が丘「マルディグラ」
 ニシカワ Meets フォーク
 フォーク者イサジ式(g,vo)、西川郷子(vo)

20190511-180655_s

1月に続いて、イサジさん(フォーク者イサジ式)とのライブ。
演奏の曲間に、私のタブレットがピーピー鳴り出して、緊急地震速報に驚いたのは、この夜だっただろうか。
記憶があいまい。

2019.6.8(土) 国分寺「giee(ギー)」
 星ノ飛ブ夜
 西川郷子(vo)、小澤あき(g)、関根真理(perc)

20190608-201205_s

これが二度目のgieeでのライブ。
超満員、いいライブだった。
会場の熱気で酸欠気味になるほど。

2019.6.29(土) 豪徳寺「ストーブ」
 歌弦萬西西屋(うたげんよろずにしにしや)
 西川郷子(vo)、西村直樹(b)

20190629-184145_s

上々颱風のベーシスト 西村直樹さん(にしやん)とのユニット。
ウッドベース(ときにエレキベース)一本だけの伴奏と、西川さんの歌・鳴り物。
シンプルな構成で深い音楽を奏でる。
やはり、このユニットでしか聴けない曲も多く、私も含めてファンが多い。
豪徳寺「ストーブ」では、よくライブを開いている。

2019.7.21(日) 千歳烏山「TUBO」
 星ノ飛ブ夜
 西川郷子(vo)、小澤あき(g)、関根真理(perc)

20190721-192936_s

この店は、ビルの二階にありながら、エレベーター完備、完全バリアフリー。
ステージ、客席ともに広く、いい雰囲気のライブスペースだ。
カウンター席から写真を撮らせてもらった。
このバンド、西川さんがいちばん力を入れているのではないだろうか。
オリジナル曲、カヴァー曲、とりまぜて、このバンドならではの響きを聴かせてくれる。
小澤あきさんのギター、関根真理さんのパーカッションとの、あうんの呼吸。
このバンドでは初めてとなるアルバム発売に期待が高まる。

2019.8.30(金) 下北沢「ラカーニャ」
 星ノ飛ブ夜
 西川郷子(vo)、小澤あき(g)、関根真理(perc)

20190830-205552_s

老舗ライブハウス「ラカーニャ」でのライブ。
最前列に陣取って、写真を撮らせてもらった。
(西川さんには、写真撮影の許可をその都度とっていないが、なんというか暗黙の了解)

2019.9.15(日) 新宿「無荷有(むかう)」
 歌弦萬西西屋(うたげんよろずにしにしや)
 西川郷子(vo)、西村直樹(b)

20190915-162317_s

新宿駅南口・東口から歩いてすぐの場所、ビルの外階段を昇った三階にあるイベントスペースでのライブ。
飲食物は出ない、純粋なライブスペース。
気持ちのいい空間だ。
PAを使うが、聴きやすくて、うっとりする。

2019.9.23(月) 西荻窪「CLOP CLOP」
 星ノ飛ブ夜
 西川郷子(vo)、小澤あき(g)、関根真理(perc)

20190923-172714_s

上々颱風と縁の深かった、古澤良次郎さん(惜しくも亡くなられた)の馴染みの店。
平日とあって、お客はそれほど多くなかったが、濃密なライブだった。
西荻南口界隈、面白い場所だ。
店内には古澤良次郎さんに縁(ゆかり)のポスターやらグッズが。

2019.10.20(日) 横須賀三笠公園「ピースフェスティバル」
 ニシカワ Meets フォーク
 フォーク者イサジ式(g,vo)、西川郷子(vo)

20191020-123920_s

横須賀の三笠公園で開かれたイベントに出演。
他には、ジンタラムータ、中川五郎さんが出演。
青空の下の野外ステージに広がる音楽が心地よかった。
横須賀は西川さんの出身地。
横須賀のライスハウスで、私は二度、星ノ飛ブ夜のライブも聴いている。
地元ならではの話も聞けた。

2019.10.26(土) 千歳烏山「TUBO」
 歌弦萬西西屋(うたげんよろずにしにしや)
 西川郷子(vo)、西村直樹(b)

20191026-191232_s

西川さんのお知り合いが主催したライブ。
その方は、重度の障がいを持った方で、電動車いすで介助の方といっしょに来場していた。
主催者のリクエストで、懐かしいポピュラーソング(日本語歌詞は西川さん)を何曲か。
いつも思うのだが、西川さんが歌うカヴァー曲、どれも自家薬籠中の物になっていて、感心する。
和気あいあい、いいライブだった。

2019.11.9(土) 新宿「無荷有(むかう)」
 ニシカワ Meets フォーク
 フォーク者イサジ式(g,vo)、西川郷子(vo)

20191109-185358_s

9月に西村直樹さんとライブした場所で、今度は、イサジさんと。
(フォーク者イサジ式、というのが正式な芸名だが、イサジさんと呼ばせてもらう)
いつものように、前半はイサジさんのソロステージ、後半、西川さんとユニットで。
これも、忘れられないライブだ。

2019.11.18(月) 高円寺「抱瓶(だちびん)」
 星ノ飛ブ夜
 西川郷子(vo)、小澤あき(g)、関根真理(perc)

20191118-204508_s

高円寺北口、沖縄居酒屋で開かれた投げ銭ライブ。
西川さんのライブでは珍しい。
予約なしでも聴くことができたが、予約して行った。
私は酒を飲まないので、さんぴん茶と料理でしのぐ。
熱いライブだった。
琉球衣装の店員がノリノリ、お客さんのノリも、他でのライブとはちがって、楽しかった。
このお店ならではの、沖縄の歌も数曲あり。
また、ここでやってもらいたい。

2019.12.21(土) 豪徳寺「ストーブ」
 歌弦萬西西屋(うたげんよろずにしにしや)
 西川郷子(vo)、西村直樹(b)

20191221-183449_s

西川郷子さんの、今年最後のライブ。
1月から2月にかけて、このユニットで関西ツアーが予定されているそうだ。
名古屋、大阪、犬山(ふう)。
さすがに関西までは追いかけられない。
犬山「ふう」には、いつかお邪魔したいとは思っているが。

・・・とまあ、今年、足を運んだ西川郷子さんのライブだけで、これだけのボリュームになってしまった。
他にもライブに行ったのだけれど、それはまた、別の投稿で。

***

西川郷子
ボーカリスト。音楽集団 上々颱風(しゃんしゃんたいふーん)に長く参加。スタジオジブリ映画、平成たぬき合戦ぽんぽこ の音楽担当など。同バンドは現在休止中。現在は自身のオリジナルを演奏するバンド、星ノ飛ブ夜で主に活動。夕刻の海辺の国道、朝まだきの路地裏など、風景を思い起こさせる歌詞世界を、独特な旋律と声で紡ぐ。翻って、深いグルーブ、パーカッシブな激しさも合わせ持つ。
(遠藤雅美さんの2019.11.3ライブにゲスト出演したときのチラシより転載)

西川郷子さんのブログ 「hoshitobi3838のブログ」
https://ameblo.jp/hoshitobi3838/

西川郷子さんのソロ・アルバム 郷音 hibiki」

 

 

| | コメント (0)

« 2019年11月 | トップページ