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2020年8月29日 (土)

【読】2020年7月に読んだ本

「読書メーター」というネットのサービスを使っている。
読んだ本の感想を書き留めて、公開することができる。
自分の読書記録として6年ほど前から使っている。

つい最近知ったのだが、一か月分の投稿(感想文)をブログに掲載できる機能がある。
先月、2020年7月分を、ここに掲載しておこう。

7月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1872
ナイス数:39

幼な子の聖戦幼な子の聖戦感想
表題作「幼な子の聖戦」より、もう一作の「天空の絵描きたち」が感動的。ビルの窓清掃員の生き生きとした仕事ぶりが巧みに描かれ、ストーリー展開も軽快。女性主人公と彼女をとりまく人間たちの真摯な姿に、なんどか落涙。
読了日:07月09日 著者:木村 友祐


ありがとう肝硬変、よろしく糖尿病 (幻冬舎単行本)ありがとう肝硬変、よろしく糖尿病 (幻冬舎単行本)感想
五木寛之氏の日刊ゲンダイ連載エッセイ「流されゆく日々」のバックナンバー(ネット記事)で知った2016年1月の著作。図書館本。自身の深刻な病気(アルコール性肝硬変、食道癌、胃癌、それらに伴う合併症、何度もの入院・手術)を笑いとばす書きぶりが痛快。大病院と医師・看護師に向ける容赦ない嫌みにも溜飲が下がる思いがした。著者は今も意気軒高。ブログやツイッターにも辛辣な意見を書いている。こんなふうに病気とつきあっていけるといいな、と思う。
読了日:07月13日 著者:高橋三千綱


スノードロップスノードロップ感想
連作の第4部だということも知らず、この作家のはじめての作品だったが、じつに面白い。作者の思想がストレートに出過ぎていて小説(物語)としてはどうかな、という気もするが、皇室・天皇制についての正面切った論考よりも、よほど考えるきっかけになるのではないだろうか。
読了日:07月14日 著者:島田 雅彦


猫を棄てる 父親について語るとき (文春e-book)猫を棄てる 父親について語るとき (文春e-book)感想
新書サイズ、100ページほどの本なので、いっきに読んだ。読後感は、よい。「ねじまき鳥クロニクル」で中国大陸の戦争をエピソードとして挿入した村上春樹の想いの源流が父親の戦争体験にあったのだろうと、あらためて思った。内容とは関係ないが、これほど立派なハードカバーにしなくてもよかったのではないか。薄っぺらい新書版が似合わない作家ではあるが。
読了日:07月14日 著者:村上 春樹


冒険の森へ 傑作小説大全 6 追跡者の宴 (冒険の森へ 傑作小説大全6)冒険の森へ 傑作小説大全 6 追跡者の宴 (冒険の森へ 傑作小説大全6)感想
ネット版「日刊ゲンダイ」の五木寛之「流されゆく日々」バックナンバーで、五木さんがこのアンソロジー(「裸の町」収録)のことを書いていたので読んでみた。掌編(ショートショート)や短編(なかでも筒井康隆、山本周五郎のうまさに感心)、最後に読んだ生島治郎「男たちのブルース」、どれも小説の面白さを満喫させてくれた。全20巻のこのシリーズ、なかなかいい。他の巻もおいおい読んでみたい。編集委員は逢坂剛、大沢在昌、北方謙三、船戸与一、夢枕獏という魅力的な顔ぶれ。選ばれた作品群に期待がもてる。
読了日:07月19日 著者:五木 寛之,生島 治郎


捨てる女 (朝日文庫)捨てる女 (朝日文庫)感想
本を処分することの悩ましさに悶々とする著者に親近感を覚えました。内澤旬子さんの文章は軽妙で好きです。
読了日:07月22日 著者:内澤旬子


ストーカーとの七〇〇日戦争ストーカーとの七〇〇日戦争
読了日:07月24日 著者:内澤 旬子

「本」に恋して「本」に恋して感想
カバー写真(平積みにされた本)に惹かれる。南伸坊の『装丁』や『どこかに〇いってしまった〇ものたち』は持っていたのに手放してしまった。紙の本は、作りや装幀、さらには紙質(手触り)によってずいぶん違う”モノ”(存在感)となる。そんな本作りの裏側に触れた気がするが、いかんせん、専門用語が並んでいて(内澤旬子さんの細密なイラストがあるものの)理解しきれたとはいえない。それでも、本が好きな人にはたまらない内容だということは断言したい。絶版。図書館本(長いこと書架にあったが、書庫にしまわれていた)。
読了日:07月27日 著者:松田 哲夫

読書メーター

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