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2020年9月 3日 (木)

【読】2020年8月に読んだ本(読書メーター)

2020年8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1610ページ
ナイス数:43ナイス
https://bookmeter.com/users/466409/summary/monthly

■オン・ザ・ロード
訳者(青山南)の解説にあるように原文の文体がいいのだろう。日本語訳もいい。ケルアックという作家を知らず池澤夏樹氏のセレクションなので読んでみた(全集1巻目、全巻読んでみたいが…)。四六判430ページ、活字びっしりのボリューム感に圧倒され途中であきらめたが、再び図書館から借りてきて読了。集中して読んでいるうちに、この作者の文体に慣れてきてドライブ感のある読書体験ができた。1940年代末、第二次世界大戦後のアメリカのいかれた若者たちの生態、随所に流れるバップジャズ、ロードを疾走するアメ車、広大なアメリカ大陸。
読了日:08月01日 著者:ケルアック
https://bookmeter.com/books/13366405

 

■ぜんぶ本の話
池澤夏樹・春奈父子が好きな本について語り合う。児童文学、少年小説、SF、ミステリーといった分野別に、膨大な本がでてきて、めんくらう。ふたりとも、とんでもない読書量だ。この分野に詳しい人なら何かしらの発見があるかも。私には、夏樹氏が父親の福永武彦について珍しく語っている「読書家三代」が興味深かった。
読了日:08月03日 著者:池澤 夏樹,池澤 春菜
https://bookmeter.com/books/15848057

 

■楽園への道 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-2)
内容の濃い小説で苦労して読んだが、面白かった。中南米文学には新鮮な世界観がある。ゴーギャンの生涯も絵も、これまでよく知らなかったが、なんと魅力的なことか。祖母のフローラ・トリスタンとゴーギャンの後半生が章ごとに綴られているが、それぞれの最後の章、ふたりの死の間際の描写が胸にせまる。人は何を思いながら死んでいくのだろうかと、考えさせられた。
読了日:08月18日 著者:マリオ・バルガス=リョサ
https://bookmeter.com/books/2366

 

■漂うままに島に着き (朝日文庫)
内澤さんの文章は、どれも、ほっとする。本書も読後感がさわやか。あえて文庫版を読んでよかった。というのも、移住先の小豆島で酷いストーカー被害にあった顛末が書かれていたので。(本書執筆時と重なり、既読の 『ストーカーとの七〇〇日戦争』に詳しい。)個人的には東京から小豆島へ引っ越すときの業者選定のいきさつ、離島専門引越業者のおじさんとのやりとり、中古の軽自動車購入の経緯が可笑しかった。私自身も何度か引越を重ねていて、同感することが多かった。
読了日:08月20日 著者:内澤旬子
https://bookmeter.com/books/13936159

 

■未来国家ブータン (集英社文庫)
2012年刊の単行本が長らく積読状態だったが、著者のブログ「辺境・探検・ノンフィクション MBEMBE ムベンベ」に、文庫版(2016年刊)はひと味違うとあったので(文庫版で書き足した部分あり)、あえて文庫で読んだ。文庫ならではの解説(仲野徹氏)も興味深い。ひさしぶりの高野ワールドを楽しんだ。ブータン、あなどれない国だ。
読了日:08月22日 著者:高野 秀行
https://bookmeter.com/books/11031210

 

■夢見つつ深く植えよ
訳文のせいなのか、原文の詩的な表現のせいなのか、意味がとらえにくい部分も多かったが、なんとなく。著者が移住した片田舎(ネルソン)の魅力は伝わってきた。外国人が書いた本は、その背景を知らないことには、なかなか理解できないものだ。本のタイトルに惹かれ、この本に触発されて作られたという、あるヴォーカリストの曲に導かれて、いつか読んでみようと思っていた本。
読了日:08月27日 著者:メイ サートン
https://bookmeter.com/books/31912

 


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