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2021年1月 2日 (土)

【読】2020年12月に読んだ本(読書メーター)

2020年12月、3冊しか読めなかった。

12月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:897
ナイス数:37

来福の家 (集英社文芸単行本)来福の家 (集英社文芸単行本)感想
著者と木村友祐さんの往復書簡『私とあなたのあいだ』に導かれて読んだ。台湾生まれ日本在住の温又柔さんの中編二作。デビュー作「好去好来歌」は、時制と話者がめまぐるしく変わる書き方に面食らうが、主人公の(著者と同じ境遇の)女性のこころの揺れが表現されていると思う。もう一作「来福の家」も同じような境遇の女性の目で、ほのぼのとした、まさに「来福」の家族と姉の日本人配偶者一家、台湾の親族との交流が描かれていて、胸が熱くなった。この作家の文章は好き。他の著作も読んでみたい。
読了日:12月29日 著者:温又柔

 

私とあなたのあいだ――いま、この国で生きるということ私とあなたのあいだ――いま、この国で生きるということ感想
読み応えのある往復書簡。感銘を受けた。木村友祐さんの作品をずいぶん読んだが、温又柔さんのことは知らなかったので、これから読んでみたい。
読了日:12月27日 著者:温 又柔,木村 友祐

 

 

食べることと出すこと (シリーズ ケアをひらく)食べることと出すこと (シリーズ ケアをひらく)感想
若い頃から潰瘍性大腸炎に悩まされてきた著者が、自身の体験をユーモアをまじえて綴る。闘病記の暗さ・重さがなく、しかも、病気のつらさ(他人が想像することには限界があり、体験者しかわからない)が、ひしひしと伝わってくる。随所に引用されている警句(カフカの言葉が多いが、中にはアフリカのことわざ、落語からの引用も)にも、なるほどと思わされる。軽く、深い本、とでも呼ぶべきか。この著者なら、他の著作も読んでみたい。
読了日:12月12日 著者:頭木 弘樹

読書メーター
 

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