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2021年3月の1件の記事

2021年3月 1日 (月)

【読】2021年2月に読んだ本(読書メーター)

2月に読めた本は6冊。
うち1冊は、おとなのための絵本(シンちゃんを風刺したもの)。

2月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1110
ナイス数:60

高田渡に会いに行く高田渡に会いに行く感想
コロナがらみの本ばかり読んでいると「コロナ頭」になってしまう。そこで、今年2021年1月に出版されたばかりのこの本を図書館にリクエスト、購入・収蔵してくれたので読んでみた。私は高田渡のコアなファンではないが、ライブも含めて何度かその姿を遠目から見ていた。なぎら健壱が若い頃から渡さんと親交があったことは知らなかった。渡さんの親族(兄・子息・元妻)と、親交のあったミュージシャン2人への長いインタビューが、この本の目玉だろう。高田渡の実像に迫る好著。結局「高田渡は高田渡を演じていた」という指摘に頷く。
読了日:02月03日 著者:なぎら 健壱


草原の国キルギスで勇者になった男草原の国キルギスで勇者になった男感想
さわやかな読後感。こういう冒険もあるんだな。高野秀行さんが推薦コピーを書いているので読んでみたいと思い、図書館にリクエストして入れたもらった本。
読了日:02月11日 著者:春間豪太郎

 


ぼくがいま、死について思うこと (新潮文庫)ぼくがいま、死について思うこと (新潮文庫)感想
椎名さんらしい文章で、気持ちよく読み進めることができた。彼が死について考えるようになったのも、それなりの年齢に達したからなのだろう。世界中を旅して見聞した死者の送り方、葬り方が興味深い。日本の墓地のカロウト式(からひつ=屍櫃=遺骨を納めるための墓石の下に設けた石室)が特殊な方式だと知る。風葬・鳥葬・水葬など、自然に返す方がいいような気がしてきた。椎名さんが言うように、御影石の墓石が林立する日本の墓地は、考えようによっては異様な風景なのかも(外国人が驚く)。紹介されている『江戸の町は骨だらけ』が面白そう。
読了日:02月13日 著者:椎名 誠


遺言未満、遺言未満、感想
『ぼくがいま、死について思うこと』(2013年)に続いて読んだ新刊(2020年12月刊行)。椎名さんの本は、ひところずいぶん愛読していた。ひさしぶりに読んで文章のうまさをあらためて感じた。この本では、かねがね感じていた日本の墓石が林立する墓地と、埋葬のしかた(カロウト式ということを知った)に対する違和感への解答が得られた気がする。じぶんの死後、遺骨をどうしようと残された人たちの勝手だと思ってきたが、やはり散骨とか樹木葬のような形で自然に返してもらいたいと思う。「葬送の自由をすすめる会」の存在を知った。
読了日:02月16日 著者:椎名 誠


嘘つきシンちゃんの脳みそ嘘つきシンちゃんの脳みそ感想
なかなか手に入らず、これは発禁本? などという噂もあったけれど、少し待って2刷を新刊書店に注文して入手。痛快な内容だけれど、シンちゃん側(あれでもファンが多いらしいので)にしてみると「少々失礼じゃないでしょうか」という反応かも。あるいは、まったく無視か。図書館にリクエストしたら入れてもらえるのかな? ところで、表舞台から去ったシンちゃんに、今後、復活の日はあるのだろうか。
読了日:02月19日 著者:齋藤 芳弘


江戸の町は骨だらけ (ちくま学芸文庫)江戸の町は骨だらけ (ちくま学芸文庫)感想
椎名誠氏の『ぼくがいま、死について思うこと』『遺言未満、』で繰り返し紹介されていた本。書名から想像したとおりの刺激的な内容。第2部では日本の神・神社について興味深い記述が(第1部より、やや難解な内容だったけれど)。以下、巻末解説(氏家幹人)より――いわゆる「江戸学」が、歌舞伎、遊郭、切絵図、川柳、庶民と武士の生活……等々のお決まりのパターンから踏み出して質的深化を遂げるためには、否応なく死と屍の領域に分け入らなければならないだろう。(中略)知られざる江戸の真実をのぞかせてくれるお買い得の一冊といえる。
読了日:02月23日 著者:鈴木 理生

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