【読】桐野夏生の新作
桐野夏生、ひさびさの新作を読んだ。
人気作家とあって、図書館では予約待ちが長かった。
3か月近く待っただろうか。
ようやく順番がきて、上巻が届いたと思ったら、すぐに下巻も。
ちょうど、池澤夏樹の大作『また会う日まで』と重なったので、がんばって読んだ。
桐野夏生 『真珠とダイヤモンド』(上) 毎日新聞出版 (2023/2/2) 368ページ
桐野夏生 『真珠とダイヤモンド』(下) 毎日新聞出版 (2023/2/2) 288ページ
題名が謎だったが、終盤に解き明かされる。
プロローグとエピローグの対比、終盤のどんでん返しのような思いがけない展開。
桐野夏生らしい巧みな構成で、読む者をぐいぐい引き込む。
さすがだ。
週刊誌(サンデー毎日)連載だったらしい。
あらためて、桐野夏生のパワーに脱帽。
Interview:桐野夏生さん(作家) 狂乱の時代、総括せねば バブル期描く新作『真珠とダイヤモンド』 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230313/dde/014/040/005000c
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