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2024年5月 1日 (水)

【読】2024年4月に読んだ本(読書メーター)

2024年4月、完全に読み終えたのは4冊だけ。

4月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1064
ナイス数:109

黒い海 船は突然、深海へ消えた黒い海 船は突然、深海へ消えた感想
”フォーク者・イサジ式”という名前で演奏活動をしている人のライブにゲストとして呼ばれていた詩人・齋藤貢さんの話で知った本。イサジ式の「冬のノオト(犬吠埼沖350km)」にも歌われている海難事故。2008年6月23日、犬吠埼の沖合350kmに碇泊中の漁船”第58寿和丸”が突然の衝撃後、あっという間に転覆、沈没。5800メートルの深海に沈んだ。17名の死者・行方不明者を出し生存者は3名のみ。原因は荒波によるものとされているが潜水艦の当て逃げの疑いが濃厚。著者は関係者や専門家への取材を丹念に続けた。いい本だ。
読了日:04月13日 著者:伊澤 理江

言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか (中公新書 2756)言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか (中公新書 2756)感想
敬愛する高野秀行さんが絶賛していることと、私が所属している図書館友の会の読書会で課題本になったことで読んでみた。私には、ややハードルが高く、読み終えるまで時間がかかった。終章にエッセンスがまとめられているが、そこに至るまでの著者たちの推論は、難解な専門用語もあって理解するのに苦労した。オノマトペ、”記号接地問題”をキーワードに、最終的に言語の本質とは何かという大問題に結論を出すという労作。具体例がたくさん出てきて面白かった(幼児のいい間違いの例とか)。もう一度ぐらい読み直せば、もっと理解が深まるのかも。
読了日:04月14日 著者:今井 むつみ,秋田 喜美

日航123便 墜落の新事実: 目撃証言から真相に迫る (河出文庫 あ 34-1)日航123便 墜落の新事実: 目撃証言から真相に迫る (河出文庫 あ 34-1)感想
単行本で読んだ。衝撃の内容。日航機123便の悲惨な事故は、いまでもはっきり記憶している。たしかに、遺体の惨状は航空燃料が燃えたことでは説明がつかないと、今になって思う。多くの目撃証言や事故現場の様相、墜落場所が確定できなかった(公表までに不自然に時間がかかった)謎、等々。綿密な状況証拠から、自衛隊と米軍がからんだ事故という仮説を実証しようとしている。この著者の他の本も読んでみたい。なかでも、昨年文庫化された『日航123便墜落 遺物は真相を語る』。これほどの重大事故の真相が真面目に追及されないのが不思議。
読了日:04月23日 著者:青山 透子

日航123便墜落 遺物は真相を語る (河出文庫)日航123便墜落 遺物は真相を語る (河出文庫)感想
前著『墜落の新事実』に続いて読んだ。ほとんど報道されることもなく、私も全く疑っていなかった「事故原因」が、真相を隠すための方策だったことは、この本に記された証言、証拠から疑いないと思う。隠され続ける闇。事故ではなく事件の真相が明らかになることを願う。裁判の行方を追いたい。
読了日:04月30日 著者:青山 透子

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