家にこもってばかりだと運動不足なので……。
自転車で20分ほどの近くにある武蔵野美術大学(ムサビ)キャンパスへ。
5月25日から8月16日まで、ムサビの美術館で開催されている展示会を見てきた。
「ポピュラー音楽の世紀」
中村とうようコレクションでたどる20世紀大衆音楽のダイナミズム
ポピュラー音楽の世紀 | 武蔵野美術大学 美術館
http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/8958



ちょうど昼どきだったので、学食で学生にまじって昼ご飯を食べてから展示室にはいった。
中村とうようさんの膨大なコレクションの一部、レコード・CDなどの音源と、世界の民族楽器(今回はギター・ウード系の弦楽器と親指ピアノ)、それに蓄音器が陳列されていた。
面白かったのは蓄音器の演奏デモが聴けたこと。
私ははじめて見たのだが、大きな円盤オルゴールがあり、これが奥深い響きで感動した。
エジソンの時代の蝋管式蓄音器も珍しく、その音も聴かせてくれた。
あとは、小型と大型蓄音器のSP盤演奏。
アナログの手回し蓄音器の音は、いいものだ。
【蝋管式蓄音器】 ―Wikipediaより―
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%93%84%E9%9F%B3%E6%A9%9F

いつものように、分厚く内容の充実した図録(一般購入2,000円)も手に入れた。
隣りの図書館では、「ミュージックマガジン」「ニュー・ミュージックマガジン」と「レコード・コレクターズ」のバックナンバーがずらりと展示されていて(表紙しか見られなかったが)、これも見学してきた。
レコードや本・雑誌、楽器などを眺めるのも楽しいが、トーク・イベントや演奏会も行われていて、なかなかいい展示会。
近いので、会期中にまた行ってみようと思う。

【過去記事】
2007年9月2日(日)
【楽】【読】大衆音楽の真実: やまおじさんの流されゆく日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_795a.html
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