カテゴリー「高橋美香」の8件の記事

2023年11月12日 (日)

【演】ガザの戦争と沖縄戦(2本の映画)

ごく最近観た2本の映画のこと。
どちらも、劇場ではなく、ホールでの自主上映会。

『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』
 2011年 古居みずえ監督 (86分)

http://whatwesaw.jp/

1400人という多くの犠牲を出した、2008年から09年にかけてのイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への攻撃。
本作の監督であるジャーナリスト・古居みずえは、攻撃直後に現地に入り、300人以上の子どもたちが犠牲になっていたことに大きなショックを受け取材を始める。
ガザ南部の農業地帯ゼイトゥーンに住むサムニ家の子どもたちは、一族が一度に29人も殺されるという、過酷な事件を経験していた。 (公式サイトより)

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今年10月、ハマースによるイスラエル攻撃に端を発した戦闘(戦争といっていい)。※注
イスラエル軍によるガザへの「報復攻撃」が続いている。
報復というよりも、これまで繰り返してきたガザ地区への攻撃を強化して、ガザを支配下に置こうとしているように思えてならない。
このタイミングで、12年前に発表されたこの映画を観る機会があって、よかった。

14、5年前、イスラエル軍の攻撃でたくさんの肉親を目の前で失った、ガザの「サムニ家」の子どもたちに密着取材。
子どもたちの口から、悲惨な体験が語られる。
いま、ガザで起きていることは、これよりもっとひどいものだと思うと、胸が痛い。

この映画のことは、小松由佳さんと古居みずえさんとのトークイベントをオンラインで視聴して(10月19日)知った。

https://yukakomatsu.jp/

大塚の「シネマハウス大塚」という、ちいさな上映施設(ふだんはレンタルスペースとして使われているという)で、3日間上映されることを知り、最終日の11月8日(水)に観ることができた。

シネマハウス大塚
https://www.facebook.com/cinemahouseotsuka

上映後、古居監督と、主催者で館長の後藤和夫さんとのトークがあった。

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『丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部』
 2023年 河邑厚徳監督 (88分)

https://sakima.jp/movie/

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河邑監督の『鉛筆と銃 長倉洋海の眸』(写真家 長倉洋海さんを描いた映画)を、9月23日、東京都写真美術館で観たばかり。

映画「鉛筆と銃 長倉洋海の眸」公式サイト
http://www.pan-dora.co.jp/enpitsutojyuu/

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その映画の上映会で、今回の作品のちらしも配布されていて、観たいと思っていた。
「ねりま沖縄映画祭」11月11日(土)の上映会(江古田の武蔵大学キャンパス)で観ることができた。

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「原爆の図」は、2015年2月に沖縄本島の佐喜眞美術館を訪ねて、実物を見たことがある。
14作全部ではなかったかもしれず、いちばん大きな絵(4m×8m)に衝撃を受けた。
もうひとつ、忘れられないのは、たまたま見学に来ていた中学生か高校生の団体の女生徒が、絵の前で泣きじゃくっていたこと。

11月11日の上映後、司会の永田浩三さん(武蔵大学教授)と、河邑厚徳監督のトークショーがあった。

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河邑監督のことばで、胸に響いたことがある。
「明治以降、日本の歴史は戦争の連続だったが、自分たちの土地が地上戦の舞台になったことがない。唯一、沖縄を除いて。」
「ガザの細長い地形は、沖縄島と似ている。どこにも逃げるところがない。」

私たち「本土」に生まれ育った人間には(私は北海道生まれだが、沖縄から見れば「本土」の一部だろう)、どこか、戦争の記憶・捉え方がちがっているのではないか。
空襲・空爆で被害を受けたことだけが強く刻まれていて、日本の軍隊が国外へ出張って地上戦を繰り広げたことや、沖縄の地上戦の惨状に対しては、決定的に鈍感なところがないか。
頭ではわかっているつもりでも、肌感覚としての実感が貧弱なのではないか。

頭でわかることと、映像や音楽によっのて揺り動かされる感情の部分とは、ちがう。
そこが映画や音楽(この映画でも三線にのせた島唄が効果的に使われていた)ならではの「ちから」ではないか。
そういう意味のことも、監督が話されていた。

【自分のためのメモ】
チビチリガマとシムクガマ。
読谷村の集団自決があった「チビチリガマ」、対照的に集団自決することなく非難した人たちが助かった「シムクガマ」。
このふたつが、「沖縄戦の図」に描かれている。
「シムクガマ」には、ハワイからの帰国者がいて、「米兵は手向かいしない限り殺さないのでガマを出るように」と、避難していた島民を説得したため、「玉砕」を避けられたという。
この話、私は勉強不足で知らなかった。
河邑監督の映画と、上映後のトークで、このことを知った。
憶えておきたい。

Wikipedia チビチリガマ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%93%E3%83%81%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%9E

Wikipedia シムクガマ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%82%AC%E3%83%9E

読谷村史 第五巻 資料編4 『戦時記録』 上巻 下巻
https://yomitan-sonsi.jp/sonsi/index.htm

【2023.11.14補足】
※注 について。

「ハマースによるイスラエル攻撃に端を発した戦闘」と書いたが、これは正確ではない。
イスラエル軍によるガザ包囲(実際に分離壁で包囲されている)は、ずっと以前から続いており、イスラエルによるガザ(パレスチナ)への締め付けは、今に始まったことではない。
過去の戦争・紛争も、ある日突然始まったわけではないことは、歴史をみればわかる。
このあたりの報道が、どうにもおかしい。

11月14日、ラジオ番組に、写真家の高橋美香さんが出演して、パレスチナの現状を的確・冷静に(静かな怒りをこめて)話していらっしゃる。
YouTubeでも聴ける。

『パレスチナのちいさないとなみ』
【ゲスト:高橋美香】2023年11月14日(火)
大竹まこと 小島慶子 高橋美香【大竹メインディッシュ】
https://youtu.be/SljgBusVf0w?si=RFbpGuUg68-MKCKF

 

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2023年3月 1日 (水)

【読】2023年2月に読んだ本(読書メーター)

昨年の暮れから一か月半ほどかけて、北方『水滸伝』を読了。
続編の『楊令伝』(集英社文庫全15巻+読本)を図書館から借りてきて読み始めているところ。

2月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3517
ナイス数:153

水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58)水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58)感想
梁山泊軍と宋軍の戦は、ぎりぎりのところで思いもかけない展開を見せる。この巻で面白かったのは、巵三娘と王英とのエピソード、官軍から拾われた少年・趙林や、王進の許に預けられた張平の成長ぶり、官軍の奥深く入り込む候健の苦悩など。紙一重のところで全滅をまぬがれた梁山泊は、これからどうなる? 次巻に期待。
読了日:02月01日 著者:北方 謙三

 

水滸伝 16 馳驟の章 (集英社文庫 き 3-59)水滸伝 16 馳驟の章 (集英社文庫 き 3-59)感想
梁山泊の豪傑が何人も殺されるいっぽう、青蓮寺の頭目も梁山泊の影の部隊・致死軍の急襲によって、ついに…。この巻でも、間諜・候健の息子・候真が前面に出てくる。漢=豪傑たちばかりでなく女性や少年たちの姿をきっちり描く北方謙三の筆は、すばらしい。巻末の文庫解説、あの”ロックン・ローラー”吉川晃司が”北方オヤジ”へ熱いオマージュを捧げていて、ちょっとびっくり。北方謙三ファン層の広さを知る。いよいよ残すところあと3巻。物語が大きく動きそうな予感。
読了日:02月04日 著者:北方 謙三

水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60)水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60)感想
双頭山への官軍の猛攻。春風山・秋風山からの胸のすくような脱出劇。致死軍と高廉軍との壮絶な決戦。盧俊義と魯達の死。子午山で王進に預けられている楊令と張平。等々、描き切れないほど、この巻は中身が濃い。残り2巻に向けて盛りあがっていく。
読了日:02月05日 著者:北方 謙三

 

水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫)水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫)感想
たくましく成長した楊令の頼もしさ。『楊令伝』への布石か、舞台が北の遼の国まで広がり、遼に叛旗を翻す阿骨打(あくだ)という女真族の好漢(16巻目から登場)もクローズアップ。そして、私が好きだった林冲がとうとう…(あれほどの強敵=宋を相手の激闘で死んでいく好漢がいない方がおかしいのだが)。胸のすくような奇策でピンチを脱する梁山泊軍。作者の心憎い物語展開に胸を躍らせながら読了。いよいよ童貫率いる官軍との全面決戦となるのが最終巻なのだろう。あと1巻で終わってしまうのかと思うと、ちと寂しい。文庫巻末解説は夢枕獏。
読了日:02月06日 著者:北方 謙三

水滸伝 19 旌旗の章 (集英社文庫)水滸伝 19 旌旗の章 (集英社文庫)感想
昨年末から一か月半かけて全巻通読。さすがに達成感がある。最終巻、いい終わり方だ。替天行道の旗が宋江から楊令に手渡される。梁山泊の生き残りの何人かは、続編『楊令伝』にも登場するようだ。読んでみたい気もするが、全15巻かあ…。気分を変えて少し別系統の本を読んだ後にでも挑戦してみよう。(東京に雪が降った日に読了)
読了日:02月10日 著者:北方 謙三

北方謙三の「水滸伝」ノート (生活人新書 300)北方謙三の「水滸伝」ノート (生活人新書 300)感想
北方版『水滸伝』(集英社文庫)全19巻読破後、作者自身の”メイキング・オブ”ということで読んでみた。作者がこの大作に込めた想いは伝わってくる。続編の『楊令伝』をますます読みたくなる。
読了日:02月12日 著者:北方 謙三

 

替天行道 北方水滸伝読本 (集英社文庫)替天行道 北方水滸伝読本 (集英社文庫)感想
本編の北方版『水滸伝』を読んでいるときに、この本の「人物事典」には、ずいぶん助けられた。あらためて通読。『水滸伝』執筆・出版の裏話満載で面白かった。北上次郎ほかによる評論、対談、年表なども。「文庫版・特別増補の章」がいい。北方謙三デビュー当時からの担当編集者(Yこと山田裕樹氏)との絶妙なコンビネーションが『水滸伝』完成の大きなちからとなっていたことがよくわかる。蛇足だが「読本」を「とくほん」と読むのが正しいことを、この本のルビで知った。長い間「どくほん」と読んでいた(恥)。
読了日:02月14日 著者:北方 謙三

中央線がなかったら 見えてくる東京の古層 (ちくま文庫)中央線がなかったら 見えてくる東京の古層 (ちくま文庫)感想
雑誌「東京人」2012年4月~9月号連載。2012年12月に刊行された単行本の文庫化。巻末の陣内秀信氏と三浦展氏の対談には触発されることが多い。中央線は私にも馴染みの深い鉄道。阿佐ヶ谷、中野界隈に住んでいたこともり、国分寺駅も通勤に使っていた。今も立川駅をよく利用する。そんな中央線を頭から消し去って、古い地形・川・湧水・古道をたんねんに辿ってみることで見えてくる、新宿~中野、高円寺、阿佐ヶ谷の昔の姿が新鮮(第一部)。私には第二部多摩編の方が面白かった。惜しむらくは巻頭のカラー地図が文庫では小さすぎる。
読了日:02月21日 著者:陣内 秀信,三浦 展

魂込め(まぶいぐみ)魂込め(まぶいぐみ)感想
7年ほど前、目取真俊の小説群をまとめて読んでいるので、この短編集も再読のはず。収録されている6編の物語は、どれも沖縄の風土と暮らしの匂いが濃厚。芥川賞受賞作「水滴」の後に書かれた作品群。何度か訪れたことのある沖縄本島や周辺の島々で感じた琉球弧の島々の独特な空気が蘇る。『水滴』も再読したい。明日2023/2/25、パギやんこと趙博さんが「水滴」の一人芝居を演じるのを観に行くので、思いたって読み返してみた。目取真俊、恐るべき作家だと、あらためて思う。
読了日:02月24日 著者:目取真 俊

水滴水滴感想
7年ぶりの再読。芥川賞受賞作「水滴」をパギやんこと趙博さんが一人芝居で演じるイベントがあり、その前に読み直してみた。1985年に沖縄タイムスに連載、加筆修正された「風音」もいいのだが、特攻隊で死んだ戦友の足跡をたどるテレビ局ディレクターが、ちょっと型通りの印象。「オキナワン・ブック・レビュー」の仮構も面白い試みだが、もう少しのひねりが欲しいと感じた。「水滴」は、さすがに傑作。
読了日:02月26日 著者:目取真 俊

沖縄と国家 (角川新書)沖縄と国家 (角川新書)感想
6年前の辺見庸と目取真俊の対談。図書館本。辺野古での座り込み、カヌーでの反対行動を続ける目取真俊、腰が据わっている。その発言は辺見庸をタジタジとさせるほどラジカル。第三章「沖縄戦と天皇制」には刮目させられた。旧日本軍の農民兵と学徒兵、どちらが残酷だったかと古山高麗雄に聞いたところ「そりゃあ、農民兵だよ」と言っていたという辺見庸に対して、出身階層というより社会経験の差だろうと返す目取真俊。沖縄戦での慰安婦の実態、縄ピーと呼ばれた沖縄の慰安婦たち。これまで私の脳裏に浮かばなかったことも。
読了日:02月28日 著者:辺見 庸,目取真 俊

パレスチナに生きるふたり ママとマハパレスチナに生きるふたり ママとマハ感想
パレスチナに通い、現地の人たちに溶け込んで取材を続け、ツイッターを中心とするSNSで発信を続ける高橋美香さん。ビリン村とジェニン難民キャンプで暮らすふたりの女性(美香さんのパレスチナでの居候先)に焦点をあてた新刊の写真絵本。パレスチナ問題は難しいと言われる。が、そこで暮らす人たちの日常をとらえた愛情あふれる写真の数々を見ると、土地を奪われ、日々、死(イスラエルによるに暴虐)と隣り合わせの状況にも、人間の営みがあることが伝わってくる。この本が、おとなたちだけでなく次世代のこどもたちに何かを伝えられることを。
読了日:02月28日 著者:高橋 美香

読書メーター

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2017年12月29日 (金)

【雑】2017年の思い出 (2)

今年2017年、一年の振り返りの二回目。

 

イベントや芝居、ライブなど、たくさん行ったな。

 

4/1(土)
吉祥寺の「キチム」というライブスペースで、宮里千里さんのイベントがあった。
池澤夏樹さんがゲスト出演というので、でかけた。
久高島のイザイホーの音源が紹介され(CDにもなっていて、会場で購入)、池澤さんとのトークショーもあった。

 

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4/9(日)
神保町の「楽屋」で、西川郷子さんのバンド「星ノ飛ブ夜」と、「山猫合奏団」(高山正樹さん他)のジョイントライブがあった。
この二組のバンド(ユニット)の共演は、聴きごたえがある。

 

「星ノ飛ブ夜」の三人(ボーカル、ギター、パーカッション)に、「山猫合奏団」のピアノとチェロが加わると、音に厚みができて、すばらしいハーモニーとなる。

 

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4/11(火)
国分寺の「クラスタ」で、浜田隆史さんのライブ。
はじめて浜田さんのステージを見ることができた。
浜田さんのCDを何枚か購入。
写真は撮らなかった。

 

浜田隆史/オタルナイ・レコードのホームページ
http://www.geocities.jp/otarunay/

 

4/16(金)~4/18(火)
旅行会社のツアーで、二泊三日の久米島旅行。
沖縄本島と石垣島、竹富島には行ったことがあるが、久米島は初めて。
同じホテルに二泊し、島内は観光バスでまわった。

 

詳しいことは、このブログにも書いた。ご覧いただけるとうれしい。

 

【遊】久米島紀行2017 (その1): やまおじさんの流されゆく日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/2017-1-90f6.html

 

【遊】久米島紀行2017 (その2): やまおじさんの流されゆく日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/2017-21-32ca.html

 

【遊】久米島紀行2017 (その3): やまおじさんの流されゆく日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/2017-3-5ed3.html

 

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5/3(水)
道志村へ移住した友人のイベントを見に、車ででかけた。

 

道志村移住支援センター
https://www.do-shift.com/

 

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5/6(土)
世田谷の「バールぽろん」という店で、西川郷子さんのバンド「星ノ飛ブ夜」のライブ。
こぢんまりしたバーのカウンターで、アンプラグド(マイクなし)の演奏を楽しんだ。

 

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5/7(日)
稲城の「城山体験学習館」へ。
写真家・高橋美香さんの写真展と、スライドトーク。

 

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高橋美香さんの著作。

 

 

 

5/13(土)・5/14(日)
恵比寿の「東京都写真美術館」へ。
写真家・長倉洋海さんの写真展と、トークイベント。

 

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5/13(土)・5/14(日)
同じ日の夜は、渋谷の「渋谷文化総合センター 大和田伝承ホール」で、二日間連続の山崎ハコさん「バースデイライブ」へ。
ハコさんも、今年還暦を迎えたが、ますますパワフルだ。

 

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5/20(土)
昼は、渋谷の「アップリンク」で高田渡さんのドキュメンタリー映画を観る。
夜は、高円寺の「コクテイル書房」という古本酒場で、岡崎武志さんのイベント「トリオ・ザ・ポエム」に参加。岡崎さんが出版した詩集の記念イベントだった。
私には珍しく、「コクテイル」の二階で開催された打ち上げにも参加。

 

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岡崎武志さんのブログ okatakeの日記
http://d.hatena.ne.jp/okatake/

 

6/3(土)
高円寺の劇場「座・高円寺」へ、白﨑映美さん主演の芝居「まつろわぬ民」(風煉ダンス)を見にいった。
三年前、仙川でこの芝居の初演を観た。今回は、内容も変わっての再演。

 

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風煉ダンス まつろわぬ民2017特設ページ
http://furen-dance.info/matu2017/matu_top.html

 

6/24(土)
狛江(喜多見)の「M.A.P.」へ、西川郷子さんと“イサジ式”(こういう芸名)さんのライブ「ニシカワ MEETS フォーク」を聴きに。
この二人の組み合わせは、はじめて聴いたが、味のある、いい音楽だった。

 

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2017年12月28日 (木)

【雑】2017年の思い出 (1)

今年も残すところ三日。
子どもの頃のような、年末年始の浮き立つ気分はなくなったものの、年の瀬はなんとなく気持ちがちがう。

 

今年も楽しい思い出がたくさんできた。

 

このところブログに何か書くことがめっきり少なくなって寂しいけれど、年に一度は過ぎ去った日々を振り返ってみるのもいいだろう。
何回かに分けて写真中心に、この一年のイベントを書き記してみたい。

 

2017年1月

 

1/12(木)
「新宿ピカデリー」で中島みゆきのライブ映像「一会」を観た。
いつか、じかに観たい中島みゆきのライブ。
なかなか実現しそうもないので、せめてものライブ映像。
さすが、みゆきさん。みごとなパフォーマンスだった。

 

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1/29(日)
国立の「ギャラリービブリオ」で開催された「中川フォークジャンボリー」というイベントに参加。
中川五郎さんと岡崎武志さんがメインのイベント。
この夜は、白﨑映美さんが出演するというので、行ってみた。
こぢんまりした畳の会場で、映美ちゃんを間近に見ることができた。

 

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2/4(土)
三鷹の「バイユーゲイト」で、MOTEL(須藤もん&対馬照)のライブ。
共演は野澤享司さん。

 

 

 

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2/11(土)
入谷の「なってるハウス」で、西川郷子さんのバンド「星ノ飛ブ夜」のライブ。
今年は、何度かこのバンドのライブに行った。
メンバーは、西川郷子さん(vo)、小沢あきさん(g)、関根真理さん(perc)。
音の響きのいいライブ会場だった。

 

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2/16(木)
谷保の「かけこみ亭」で、写真家の高橋美香さんのスライドショー。
縁あって、美香さんのイベントに顔を出すようになった。

 

写真は、パレスチナに住む親しい人とネットで嬉しそうに話す美香さん。

 

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3/18(土)
東中野の「驢馬駱駝」でのイベントに参加。

 

 

 

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高橋美香さんつながりで参加している「アフガニスタン山の学校支援の会」主催の、「アフガニスタンを食べて見てもっと知ろう」という催し。
支援の会代表の写真家・長倉洋海さんのスライドショーや、アフガニスタン料理を楽しんだ。

 

写真中央、アフガニスタン料理の説明をしているのが高橋美香さん、左から二人目が長倉洋海さん。
この日は、テレビ局の取材がはいっていた(のちにNHKで放映)。

 

ETV特集「アフガニスタン 山の学校の記録 マスードと写真家長倉洋海の夢」
http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2017-09-09/31/23911/2259593/

 

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3/22(水)~26(日)
毎年恒例の、小平図書館友の会「チャリティ古本市」(小平市中央公民館ギャラリー)にスタッフとしてフル参加。

 

うれしかったのは、案内をさしあげていた西川郷子さんが来場してくださったことだ。
記念スナップを撮らせてもらった。
(ネットでの写真公開は、西川さん承諾済み)

 

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ここまで、2017年1月から3月までの印象的なできごと。

 

続きは、またあらためて。

 

 

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2017年3月18日 (土)

【遊】「アフガニスタン山の学校支援の会」のイベントへ

昨年、あるイベントで知り合った高橋美香さん(フォト・ジャーナリスト)。
その美香さんからいただいたチラシで知ったイベント。

 

東中野の「驢馬駱駝」というスペースで開催されたので、予約して行ってきた。

 

「アフガニスタンを『食べて』『見て』もっと知ろう」3/18東中野 | 西遊旅行
http://www.saiyu.co.jp/newspaper/event/afghanistan_kick_off_2017/

 

アフガニスタンを『食べて』『見て』もっと知ろう

 

場 所 : 東京 東中野・驢馬駱駝(ろまらくだ) 
主 催 : 「アフガニスタン山の学校支援の会」
開催日 : 2017年3月18日(土)
開催時間 : 13:30-16:30

 

主催団体の 「アフガニスタン山の学校支援の会」は、長倉洋海さん(フォト・ジャーナリスト)が代表を務め、高橋美香さんも主要メンバー。

 

アフガニスタン山の学校支援の会
http://www.h-nagakura.net/yamanogakko/

 

【同会のサイトより】
<「アフガニスタン 山の学校支援の会」は、写真家・長倉洋海が20余年にわたるアフガニスタンでの取材活動を通して出会ったパンシール渓谷ポーランデ地区の子どもたち の教育支援を目的として、2004年2月に設立された非営利の団体です。>

 

会場は東中野駅西口のすぐ前だったのだが、ビルの入口を見落として歩いていってしまい、しばらく迷子になった。

 

「驢馬駱駝(ろまらくだ)」は、ビルの9階。

 

エレベーターを降りたところの非常階段(喫煙コーナー)から、中央線がよく見えた。
線路脇の黄色い菜の花がきれいだ。

 

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会場は広く、参加者は60人あまり。

 

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山の学校の映像が映され、やがてアフガン料理が並べられた。
司会の挨拶のあと、アフガニスタンの食事の作法のお話(長倉さんと、在日アフガン人のゲストの方――お名前は失念)。

 

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下の写真は、料理の説明をする高橋美香さん(中央)。
その右は、取材のカメラマン。
左から二人目が長倉洋海さん。

 

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そして、待望のアフガン料理をいただいた。

 

ていねいに作られた料理は、たいへん美味しく、うれしかった。

 

「食事のメニューはパニール(チーズ)と干しぶどう、カバブ・ムルグ・コフタの串焼き盛合せ、ドーシ(羊肉煮込み)、バーミヤ(オクラ煮込み)、バンジャン(ナス煮込み)、サラダ、パラウ(炊き込みご飯)、ナン」(フェイスブックのイベント案内より)。

 

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食事が一段落した頃、長倉洋海さんのスライド・トークが始まった。
私が長倉さんにお会いするのは、これがはじめてだったが、柔らかなお人柄が伝わってくる、あたたかいトークが続いた。

会場には、支援の会のオリジナル・グッズが並べられていた。

 

私は、妻のために赤いショルダーバッグと、自分用のポーチを購入。
色鮮やかで、すばらしいものだ。

 

今日のイベントの最後は、全員に景品があたるお楽しみ抽選会。
長倉さんの写真パネルや、オリジナル・グッズが大盤振る舞いされた。
私は、長倉さんの大判プリントをいただいた。

 

たいへん楽しく、有意義なイベントだった。
会場全体が和気藹々としていて、あたたかな気持ちを抱いたまま帰宅。

 

お土産のショルダー・バッグが喜ばれた。
うれしい。

 

すこし前に図書館から借りて読んだ長倉洋海さんの本。
今日、会場で購入。
長倉さんにサインをいただいた。

 

『アフガニスタン ぼくと山の学校』
 長倉洋海 かもがわ出版 2014/10/20発行

 

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2017年2月23日 (木)

【読】長倉洋海さんと「アフガニスタン山の学校」

高橋美香さんという、若い写真家(フォト・ジャーナリスト)を知ったのは、昨年のこと。

 

パレスチナに何度も足を運び、現地の家族の一員のように暮らしながら、写真を撮り続けている人だ。

 

”自然体” といえばいいのか、飾らない人がらで、すっかりファンになってしまった。

 

彼女のスライド・トーク・イベントには、これまで二度ほど参加し、二冊の著書と一冊の写真集を買い求め、サインしていただいた。

 

  

 

【高橋美香さんのブログ】
 世界の笑顔に出会いたい - Yahoo!ブログ
 http://blogs.yahoo.co.jp/mikairvmest

 

その高橋美香さんが敬愛するフォト・ジャーナリストが長倉洋海さん。

 

私も、だいぶん前に 『ヘスースとフランシスコ―エル・サルバドル内戦を生きぬいて』 を読んで感銘を受け、すっかりファンになってしまった。

 

 

最近知ったのだが、長倉さんは私と同年代(私の方が一年先に生まれている)。
しかも、北海道の釧路のご出身だという。
そんなこともあって、いっそう親しみを感じている。

 

来月18日、東中野で長倉さんのスライド・トークがあるという。
美香さんのイベントでちらしをいただいて知った。

 

 

 

20170318_event_2

アフガニスタンを『食べて』『見て』もっと知ろう
 場所:東京 東中野・驢馬駱駝(ろまらくだ)
 主催:「アフガニスタン山の学校支援の会」
 開催日:2017年3月18日(土)
 開催時間:13:30-16:30

 

「アフガニスタンを『食べて』『見て』もっと知ろう」3/18東中野 | 西遊旅行
 http://www.saiyu.co.jp/newspaper/event/afghanistan_kick_off_2017/

 

アフガニスタン山の学校支援の会
 http://www.h-nagakura.net/yamanogakko/

 

参加申し込みした。
高橋美香さんも、この「アフガニスタン山の学校支援の会」の運営委員。
当日、会場で会えるだろう。
なんといっても、はじめてお会いする長倉さんのスライド・トークが楽しみだ。

 

長倉洋海さんの本は何冊か持っているものの、読んでいなかったものもあったので、ここ数日、読み続けている。

 

 

 

写真はもちろんのこと、文章からも、あたたかい人がらが伝わってきて、いいなあと思う。

 

写真集や最近の著作を図書館から借りてきて読んでいる。

 

   

 

私の地元の図書館には長倉さんの本がたくさん収蔵されていて、ありがたい。

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2016年12月31日 (土)

【雑】2016年総集編 映画・芝居・イベント

大晦日、ラジオを聴きながら、のんびりブログを書いている。

 

家人は、台所で年越し料理の調理中。

 

例年、あまり映画や芝居には行かないのだが、今年は、わりと多かったような気がする。

 

手帳やら、ブログを見返しながら、この一年を振り返ってみたい。

 

■1月

 

えどはくカルチャー 2016/1/28 江戸東京博物館

 

【読】神社と古事記: やまおじさんの流されゆく日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-cd03.html

 

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■2月

 

えどはくカルチャー 2016/2/24 江戸東京博物館

 

【遊】えどはくカルチャーへ: やまおじさんの流されゆく日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-7ca7.html

 

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三回連続の、えどはくカルチャーだったが、三月は用事ができて欠席してしまったのが残念だった。

 

■3月
映画 「エヴェレスト 神々の山嶺」
 2016/3/19

 

20160319121344

 

夢枕獏の小説 『神々の山嶺』 を映画化したものだったが、コンピュータ処理したヒマラヤ現地(エヴェレスト)の映像が不自然で、作り物っぽい感じが強かった。
カトマンズの街のロケ映像は、リアリティがあってよかったのだが・・・。

 

小説の映画化は、なかなか難しいものだ。

 

■4月

 

中野サンプラザ TBSラジオ 「大沢悠里のゆうゆうワイド」 終了記念イベント
2016/4/1

 

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多彩なゲストを迎えて、生演奏が楽しめるイベントだった。

 

■7月

 

座・高円寺2 ニラカナエナジー旗揚げ公演
 「月の道標(みちしるべ) ― ユタとの約束 ―」 2016/7/23

 

ニラカナエナジー旗揚げ公演『月の道標-ユタとの約束-』|箆柄暦|ぴらつかこよみ
http://piratsuka.com/top/detail?id=379735#visited

 

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沖縄戦のガマが舞台の、重く、胸に染み入る芝居だった。
M.A.P.の宇夫方路さんを知った。

 

■8月
狛江 M.A.P. 「喜多見と狛江の小さな映画祭」 2016/8/28

 

前から観たいと思っていた 「ゆきゆきて神軍」(原一男監督) と、もう一本の映画を観ることができた。

 

【参考サイト】
ゆきゆきて、神軍 : 作品情報 - 映画.com
http://eiga.com/movie/39908/

 

強烈な個性をもつ、奥崎謙三という元・日本陸軍兵士のドキュメントに圧倒された。
トーク・ゲストの鈴木邦男さんの話が、おもしろかった。

 

 

 

■9月

 

池袋 シアターグリーン BASE THEATER 2016/9/18
 斧頭会 公演 「愛よりも青い海」

 

シアターグリーン BASE THEATER | 第28回参加劇団 | 池袋演劇祭 IKEBUKURO PLAY FESTIVAL
http://www.ikebukuroengekisai.jp/gekidan/base.html#g02

 

20160918160928

 

西川郷子さんが出演するので、観にいった芝居。
芝居そのものも面白かったが、西川さんの演技がまた、とぼけた味があってよかった。

 

この日は、芝居がはねた後、星ノ飛ブ夜のミニ・ライブがあった。
関根真理さんが出演できず、西川さんとギターの小沢あきさんの二人だったが、楽しめた。

 

立川 子ども未来センター 芝生広場 2016/9/25
 風煉ダンス 公演 「スカラベ」

 

20160925202425

 

西川郷子さんのバンド「星ノ飛ブ夜」のパーカッショニスト 関根真理さんが参加する野外芝居。
風煉ダンスの公演は、前にも観たことがあり、楽しみにしていた。
この日は、めずらしく家人も同行。
二人で楽しんできた。

 

風煉ダンス
http://furen-dance.info/

 

scarabe2016
http://furendance.wixsite.com/scarab2016

 

■12月

 

ポレポレ東中野 映画 「カレーライスを一から作る」
 (前田亜紀監督)
 2016/12/13

 

映画「カレーライスを一から作る」
http://www.ichikaracurry.com/

 

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敬愛する関野吉晴さんと武蔵野美術大学の学生たちのドキュメンタリー。
食材(米、野菜、香辛料、鳥肉)を、一から育てあげてカレーライスを作るまでの、学生たちの奮闘、葛藤が描かれていて、感動した。

 

上映後に監督の前田亜紀さんのトークイベントがあり、パンフレットにサインをいただき、お話できた。

 

狛江 M.A.P. 「高橋美香出版記念イベント」 2016/12/23

 

M.A.P.after5
http://mapafter5.blog.fc2.com/

 

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高橋美香さんという、若く元気で魅力的な写真家が出版した本の記念イベント。
この本を会場で購入し、サインしていただいた。

 

地元の図書館にもリクエストして、入れてもらった。
前著とあわせて、多くの人に読んでもらいたい、いい本だ。

 

― Amazonより ―
<絶望とわずかな希望のはざまで―。前著『パレスチナ・そこにある日常』から6年、分離壁・入植地の増大、不当な逮捕・拘束はさらにエスカレートしている。“自分にできることなどなにもないのではないか”と挫けそうになりながらもかの地の人びとに魅せられ通いつづけるカメラマンと、彼女を大きな愛で受け入れる「家族たち」との交流をとおして、「パレスチナ問題」の現実を描く。>

 

 

この方との出会いは、今年最後の収穫と言える。

 

高橋美香さんのFacebook
https://www.facebook.com/mika.takahashi.9693

 

高橋美香さんのTwitter
https://twitter.com/mikairvmest

 

前著は、こちら。

 

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【読】2016年総集編 今年読んだ本

今年も、目標の100冊読破を達成できず、読み終えたのは89冊。

村上春樹のエッセイ類を除く全作品を通して読んだことは、私にしては珍しい読書体験だった。

古山高麗雄の小説・エッセイ類も、まとめて読んだ。

宮里千里目取真俊という、沖縄の二人の書き手の本にも出会った。

いい読書体験ができた年だったと言えよう。

年末には、高橋美香さんという魅力的な写真家に出会い、出版記念イベントに参加した。
パレスチナについての講演会をお願いしたいな、などと目論んでいる。

煩雑になるが、今年読んだ本を下にあげておこう。
【図書館】とあるのは、近隣の図書館から借りて読んだ本だが、気に入って購入したものもある。
村上春樹は、作品集を借りてきて読んだ。
今年も、図書館にはお世話になった。

■2016年に読んだ本

■1月
・石牟礼道子 『苦海浄土』 河出書房新社 (池澤夏樹個人編集 世界文学全集 Ⅲ-04) (2011/1/20) 771ページ 【図書館】

・礫川全次 『独学の冒険 ―浪費する情報から知の発見へ』 批評社 (2015/10/31) 219ページ 【図書館】
・高橋源一郎×SEALDs 『民主主義ってなんだ?』 河出書房新社 (2015/9/30)
・高橋源一郎 『ぼくらの民主主義なんだぜ』 朝日新書 514 (2015/5/30) 255ページ
・都築響一 『独居老人スタイル』 筑摩書房 (2013/12/10) 351ページ 【図書館】
・ビートたけし 『たけしのグレートジャーニー』 新潮社 (2014/5/15) 238ページ 【図書館】

・安島太佳由(やすじま・たかよし) 『日本戦跡を歩く』 窓社 (2002/7/24) 201ページ 【図書館】
『口語訳 古事記 [神代篇]』 三浦佑之 訳・注釈 文春文庫 (2006/12/10) 313ページ
『口語訳 古事記 [人代篇]』 三浦佑之 訳・注釈 文春文庫 (2006/12/10) 521ページ

■2月
『古事記』 池澤夏樹訳 河出書房新社(池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 01) (2014/11/20) 397ページ 【図書館】

・三浦佑之 『古事記を読みなおす』 ちくま新書 876 (2010/11/10) 301ページ
・常岡浩介 『イスラム国とは何か』 旬報社 (2015/2/25) 210ページ
・朴裕河(パク・ユハ) 『帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い』 朝日新聞出版 (2014/11/30) 324ページ 【図書館】
・岩波書店編集部 編 『私の「戦後民主主義」』 岩波書店 (2016/1/27) 185ページ【図書館】
・岩波書店編集部 編 『私の「戦後70年談話」』 岩波書店 (2015/7/3) 198ページ【図書館】

・古山高麗雄 『二十三の戦争短編小説』 文藝春秋 (2001/5/15) 574ページ【図書館】

・古山高麗雄 『反時代的、反教養的、反叙情的』 ベスト新書 (2001/7/1) 261ページ【図書館】

■3月
・古山高麗雄 『妻の部屋 遺作十二篇』 (2002/9/15) 397ページ【図書館】

・シャーウィン裕子 『戦争を悼む人びと』 高文研 (2016/2/8) 250ページ【図書館】
・室井尚 『文系学部解体』 角川新書 (2015/12/10) 238ページ
・和賀正樹 『これが「帝国日本」の戦争だ』 現代書館 (2015/11/30)127ページ【図書館】
・古山高麗雄 『断作戦』 文藝春秋 (1982/11/30) 323ページ【図書館】
・一ノ瀬俊也 『旅順と南京 日中五十年戦争の起源』 文春新書 605 (2007/11/20) 244ページ【図書館】
・古山高麗雄 『龍陵会戦』 文藝春秋 (1985/11/30) 365ページ【図書館】

■4月
玉居子精宏 『戦争小説家 古山高麗雄伝』 平凡社 (2015/8/5) 279ページ 【図書館】 のち購入

・村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (1)』 講談社 (1990/5/21) 254ページ 風の歌を聴け/1973年のピンボール 【図書館】
・村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (3) 短篇集(1)』 講談社 (1990/9/20) 356ページ 中国行きのスロウ・ボート/他13篇(貧乏な叔母さんの話/ニューヨーク炭鉱の悲劇/カンガルー通信/午後の最後の芝生/土の中の彼女の小さな犬/シドニーのグリン・ストリート/蛍/納屋を焼く/めくらやなぎと眠る女/踊る小人/三つのドイツ幻想/雨の日の女#241・#242) 【図書館】
・村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (2)』 講談社 (1990/7/20) 376ページ 羊をめぐる冒険 【図書館】
・村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (8) 短篇集(3)』 講談社 (1991/7/22) 275ページ パン屋再襲撃/パン屋襲撃/象の消滅/ハイネケン・ビールの空き缶を踏む象についての短文/ファミリー・アフェア/双子と沈んだ大陸/ローマ帝国の崩壊・1881年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界/ねじまき鳥と火曜日の女たち/眠り/トニー滝谷/人喰い猫 【図書館】
・村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (4)』 講談社 (1990/11/20) 591ページ 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 【図書館】
・ジャン・ジオノ/寺岡襄(訳)・黒井健(絵) 『木を植えた男』 あすなろ書房(あすなろセレクション) (2015/10/30) 77ページ【図書館】
・村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (6)』 講談社 (1991/3/20) 419ページ ノルウェイの森 【図書館】

■5月
・村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (5) 短篇集(2)』 講談社 (1991/1/21) 426ページ 32篇 カンガルー日和/四月のある晴れた朝に 100パーセントの女の子に出会うことについて/眠い/タクシーに乗った吸血鬼/彼女の町と、彼女の緬羊/あしか祭り/鏡/1963/1982年のイパネマ娘/窓/五月の海岸線/駄目になった王国/32歳のデイトリッパー/とんがり焼の盛衰/チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏/スパゲティーの年に/かいつぶり/サウスベイ・ストラット――ドゥービー・ブラザーズ「サウスベイ・ストラット」のためのBGM/図書館奇譚//あしか/月刊「あしか文芸」/書斎奇譚/おだまき酒の夜//はじめに・回転木馬のデッド・ヒート/レーダー・ホーゼン/タクシーに乗った男/プールサイド/今は亡き王女のための/嘔吐1979/雨やどり/野球場/ハンティング・ナイフ//沈黙 【図書館】
・村上春樹 『村上春樹全作品 1979~1989 (7)』 講談社 (1991/5/20) 591ページ ダンス・ダンス・ダンス 【図書館】
・磯田道史 『天災から日本史を読みなおす』 中公新書 2295 (2014/11/25) 221ページ
・小倉志郎 『元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ』 彩流社 2014/7/1発行 206ページ 【図書館】
村上春樹 『村上春樹全作品 1990~2000 (1) 短篇集(1)』 講談社 (2002/11/20) 307ページ 44篇 【図書館】
村上春樹 『村上春樹全作品 1990~2000 (2) 』 講談社 (2003/1/20) 501ページ 国境の南、太陽の西/スプートニクの恋人 【図書館】
・三浦しをん 『舟を編む』 光文社文庫 (2015/3/20) 347ページ

■6月
・村上春樹 『村上春樹全作品 1990~2000 (4) ねじまき鳥クロニクル1』 講談社 (2003/5/20) 563ページ ねじまき鳥クロニクル (第1部 泥棒かささぎ編/第2部 予言する鳥編) 【図書館】

・村上春樹 『村上春樹全作品 1990~2000 (5) ねじまき鳥クロニクル2』 講談社 (2003/7/20) 434ページ ねじまき鳥クロニクル (第3部 鳥刺し男編) 【図書館】
・村上春樹 『村上春樹全作品 1990~2000 (6) アンダーグラウンド』 講談社 (2003/9/20) 699ページ 【図書館】
・村上春樹 『村上春樹全作品 1990~2000 (7)』 講談社 (2003/11/20) 395ページ 約束された場所で/村上春樹、河合隼雄に会いにいく 【図書館】
・村上春樹 『村上春樹全作品 1990~2000 (3) 短篇集(2)』 講談社 (2003/3/20) 275ページ 【図書館】
・村上春樹 『海辺のカフカ(上)』 新潮社 (2002/9/10) 397ページ 【図書館】
・村上春樹 『海辺のカフカ(下)』 新潮社 (2002/9/10) 429ページ 【図書館】
・村上春樹 『アフターダーク』 講談社 (2004/9/7) 288ページ 【図書館】
・村上春樹 『東京奇譚集』 新潮社 (2005/9/18) 210ページ 【図書館】
・清水良典 『村上春樹はくせになる』 朝日新書 004 (2006/10/30) 236ページ 【図書館】

・村上春樹 『1Q84 BOOK1』 新潮社 (2009/5/30) 554ページ 【図書館】

・村上春樹 『1Q84 BOOK2』 新潮社 (2009/5/30) 501ページ 【図書館】

■7月
・村上春樹 『1Q84 BOOK3』 新潮社 (2010/4/16) 602ページ 【図書館】
・村上春樹 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 文藝春秋 (2013/4/15) 370ページ 【図書館】
・村上春樹 『女のいない男たち』 文藝春秋 (2014/4/20) 285ページ 【図書館】
・加藤典洋 『村上春樹は、むずかしい』岩波新書(新赤版) 1575 (2015/12/18) 259ページ
・薬師寺克行 『公明党 創価学会と50年の軌跡』 中公新書 2370 (2016/4/25) 274ページ

■8月
・須知徳平 『北の詩(うた)と人 アイヌ人女性・知里幸恵の生涯』 岩手日報社 (2016/5/20) 429ページ 【図書館】のち購入
・菅野完(すがの・たもつ) 『日本会議の研究』 扶桑社 (2016/5/1) 302ページ

・鈴木邦男 『<愛国心>に気をつけろ!』 岩波ブックレット 951 (2016/6/3) 71ページ

・前泊博盛(編著) 『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』 創元社  (「戦後再発見」双書2)(2013/3/1) 397ページ
・吉田敏浩・新原昭治・末浪靖司 『検証・法治国家崩壊』 創元社  (「戦後再発見」双書3)(2014/7/20) 347ページ
・内田樹・鈴木邦男 『慨世の遠吠え―強い国になりたい症候群』 鹿砦社 (2015/3/20) 277ページ 【図書館】
・内田樹・白井聡 『日本戦後史論』 徳間書店 (2015/2/28) 245ページ  【再読】

■9月
・礫川全次 『雑学の冒険―図書館にない100冊の本』 批評社 (2016/6/10) 223ページ 【図書館】

白崎映美 『鬼うたひ』 亜紀書房 (2016/7/9) 199ページ 【図書館】

・内田樹・福島みずほ 『「意地悪」化する日本』 岩波書店 (2015/12/15) 198ページ 【図書館】
・久生十蘭 『従軍日記』 講談社 (2007/10/4) 426ページ 【図書館】

・竹村公太郎 『水力発電が日本を救う 今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせる』 東洋経済新報社 (2016/9/1) 190ページ 【図書館】
・渡辺豪 『日本はなぜ米軍をもてなすのか』 旬報社 (2015/10/25) 230ページ 【図書館】
・佐伯啓思 『経済学の犯罪―稀少性の経済から過剰性の経済へ』 講談社現代新書 (2012/8/20) 326ページ
・徳間書店出版局編(渡辺豪) 『この国はどこで間違えたのか―沖縄と福島から見えた日本』 ・徳間書店 (2012/11/30) 309ページ 【図書館】 内田樹/小熊英二/開沼博/佐藤栄佐久/佐野眞一/清水修二/広井良典/辺見庸

池澤夏樹 『沖縄への短い帰還』 ボーダーインク (2016/5/25) 334ページ

・宮里千里 『島軸紀行―シマサバはいて―異風南島唄共同体』 ボーダーインク (1993/12/15) 234ページ 【図書館】

■10月
・宮里千里 『ウーマク!―オキナワ的わんばく時代』 小学館 (2000/7/20) 223ページ 【図書館】

・宮里千里 『沖縄 時間がゆったり流れる島』 光文社新書 097 (2003/5/20) 241ページ 【図書館】
・目取真俊 『水滴』 文藝春秋 (1997/9/30) 188ページ 【図書館】
・大田昌秀 『戦争と子ども―父から戦争を知らない子たちへ』 那覇出版社 (1980/3/3) 175ページ 【図書館】
・宮里千里 『シマ豆腐紀行―遥かなる<おきなわ豆腐>ロード』 ボーダーインク (2007/8/30) 247ページ 【図書館】
・池澤夏樹 『カデナ』 新潮社 (2009/10/30) 434ページ 【図書館】

・宮下奈都 『神さまたちの遊ぶ庭』 光文社 (2015/1/20) 281ページ 【図書館】

■11月
・浅田次郎 『帰郷』 集英社 (2016/6/30) 252ページ 【図書館】

・目取真俊 『目取真俊短編小説集3 面影と連れて(うむかじとぅちりてぃ)』 影書房 (2013/11/20) 365ページ 【図書館】
・目取真俊 『目取真俊短編小説集1 魚群記』 影書房 (2013/3/28) 330ページ 【図書館】
・目取真俊 『目取真俊短編小説集2 赤い椰子の葉』 影書房 (2013/7/5) 386ページ 【図書館】
・草野真一 『SNSって面白いの? ―何が便利で何が怖いのか』 講談社ブルーバックス (2015/7/20) 254ページ

■12月
・大岡敏昭 『幕末下級武士の絵日記 ―その暮らしと住まいの風景を読む』 相模書房 (2007/5/24) 201ページ 【図書館】

高橋美香 『パレスチナ・そこにある日常』 未来社 (2010/10/30) 222ページ 【図書館】

・中村尚弘 『現代アイヌ文化とは ―二風谷アイヌ文化博物館の取り組み』 東京図書出版会 (2009/6/29) 100ページ 【図書館】
『これならわかる ―パレスチナとイスラエルの歴史Q&A』 大月書店 (2005/2/18) 142ページ 【図書館】

■読みかけの本
・草野真一 『メールはなぜ届くのか ―インターネットのしくみがよくわかる』 講談社ブルーバックス (2014/5/20) 213ページ

高橋美香 『それでもパレスチナに木を植える』 未来社 (2016/11/30) 230ページ 【図書館】 のち購入

・川上量生(かわかみ・のぶお) 『鈴木さんにもわかるネットの未来』 岩波新書1551 (2015/6/19) 343ページ
・寒川旭 『歴史から探る21世紀の巨大地震―揺さぶられる日本列島』 朝日新書392 (2013/3/30) 283ページ
・北原糸子 『日本災害史―復旧から復興への歩み』 ちくま新書 1210 (2016/9/10) 334ページ

他にも、欲しくて買ったものの、まだ読めない本がたくさんある。

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