カテゴリー「【読】読書日誌」の1000件の記事

2024年3月 1日 (金)

【読】2024年2月に読んだ本(読書メーター)

2月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3388
ナイス数:160

古本大全 (ちくま文庫 お-34-11)古本大全 (ちくま文庫 お-34-11)感想
時間つぶしに立ち寄った書店で発見。私が好きなオカタケさんの新刊。これは買わずにいられない。同じちくま文庫の『古本でお散歩』『古本極楽ガイド』『古本生活読本』『古本病のかかり方』(いずれも、現在、品切れ)掲載の文章を集めて再構成し、さらに二章を加えて、これぞ古本尽くしの一冊。新書にしては分厚く425ページある。岡崎さんの軽妙な語り口で、古本好きにはたまらない。カヴァー写真は、岡崎さんのご自宅の地下書庫で本を開く著者。話には聞いていたが、どこかの古本屋かと思うほどの本の量。
読了日:02月07日 著者:岡崎 武志

短篇コレクションI (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)短篇コレクションI (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)感想
岡崎武志さんの『古本大全』にブローティガンが紹介されており、読んだことのなかったこの作家の作品を読んでみようと探してぶつかった本。目取真俊「面影と連れて」だけは既読作品。パレスチナ出身の作家ガッサーン・カナファーニーの作品「ラムレノ証言」は、今のパレスチナ/ガザの事態を彷彿させる。村上春樹訳のレイモンド・カーヴァー作品は、さすが。金達寿「朴達の裁判」(短編というには、やや長いが)が、いい。この一冊で、世界中には豊饒な小説の世界があることを知った。さすが、目利きの池澤夏樹さんらしい選書。
読了日:02月12日 著者:コルタサル他

隆明だもの隆明だもの感想
書名『隆明だもの』が秀逸。この書名に魅かれて読んでみたようなもの。長女・ハルノ宵子さんが、晶文社刊「吉本隆明全集」の月報に2014年3月から2023年5月まで連載した短い文章が、じつに味わい深い。一緒に暮した家族ならではの吉本隆明観は、あんがい本質をついているかも。「うちの家族は全員”スピリチュアル”な人々だった。…論理とスピリチュアルは、決して相反するものではない。まずインスピレーションありきで、そこに経験や修練によって得た知識の強固な裏打ちがあってこそ、父はあそこまでの仕事ができたのだと思っている。」
読了日:02月15日 著者:ハルノ宵子

人新世の「資本論」 (集英社新書)人新世の「資本論」 (集英社新書)感想
評判になったこの本を、なんとか読了。カバー裏に並んだ著名人たちの推薦コメントがスゴイ。第6章までは、外国の(カタカナの)学者の名前が頻出するのが鬱陶しく、途中で投げ出しそうになったが、著者の言いたいことは伝わってきた。最後のふたつの章(第7章、8章)になって、ようやく「脱成長」「脱資本主義」を目指す具体的な動きが紹介されていて、なにやら希望を感じた。岸本聡子という人を知ったのも収穫。また、手元にある本書著者の「100分で名著 カール・マルクス 資本論」や、吉本隆明「カール・マルクス」も読んでみようと思う。
読了日:02月15日 著者:斎藤 幸平

ゴールデン・マン (ハヤカワ文庫 SF テ 1-11 ディック傑作集 3)ゴールデン・マン (ハヤカワ文庫 SF テ 1-11 ディック傑作集 3)感想
SFファンではないが、池澤夏樹個人編集の世界文学全集(短編集)に「小さな黒い箱」が収録されていたので、この作家の短編集を読んでみた。1950~60年代の作品は、さすがに時代を感じさせる。惑星への移住は、いかにもSF的だが、小道具が今からみるとチャチい。テープとか紙のカードとか、今では過去の遺物になりかけているのだが、当時は、それに代わるものが想像できなかったのだろう。ただし、作者の発想は、さすが。不気味な印象が残る作品群。
読了日:02月19日 著者:フィリップ・K. ディック

北海道犬旅サバイバル北海道犬旅サバイバル感想
大好きな服部文祥さんの最新刊。50歳を迎え、これが「サバイバル登山」の集大成、あるいは引退セレモニー(体力的な限界から)と考えて敢行した北海道縦断の徒歩・犬旅。免許証も現金も持たず、鹿を狩りながら野宿で宗谷岬から襟裳岬まで歩き通す、二か月に及ぶ痛快な旅の記録。出発早々、コンパスを無くしたり(その後、出会った登山者から借りて事なきを得る)、唯一の筆記具のボールペンを無くしたりと(すぐに見つかった)、ハラハラさせる。最後に、通りかかったオッサンから数千円のカンパ(選別)をもらって何を買うか悩む姿が微笑ましい。
読了日:02月19日 著者:服部文祥

狩猟サバイバル狩猟サバイバル感想
著者40歳の頃の作品。どうやら読まないまま、本棚に眠っていたようだ。サバイバル登山から狩猟サバイバル登山へと、一歩を踏み出した頃の体験が、上質な文章で綴られている。後に狩猟犬として著者と行動を共にする愛犬ナツは、まだいない。主に鹿を鉄砲で撃つ狩猟を学び(小菅村の猟友会で猟を教わる)、従来の”サバイバル登山”に取り入れて、南アルプスの間ノ岳の冬季登頂を実現。殺生への想い、煩悶は、当然ありながらも、著者の生命観といったものが伝わってくる。
読了日:02月22日 著者:服部 文祥

ツンドラ・サバイバルツンドラ・サバイバル感想
服部文祥さんの本のなかでも、バツグンに面白い一冊だった。半分は国内の単独”サバイバル登山”。詳細なルート地図によってイメージがつかみやすい。大菩薩山嶺と南アルプスが、私にも多少の土地勘があるので身近に感じられた。転落事故もショッキングだ。後半は、テレビ取材のための”ツンドラ・サバイバル”。巨大な隕石湖に生息する新種の魚を釣る魅力に抗しきれず、テレビ・クルーとロシア人の見張り役同行、ヘリや無限軌道車を使う旅を敢行。偶然出会った現地チュクト族のミーシャという魅力的な猟師との共感が、ひしひしと伝わってくる。
読了日:02月25日 著者:服部 文祥

死刑すべからく廃すべし: 114人の死刑囚の記録を残した明治の教誨師・田中一雄死刑すべからく廃すべし: 114人の死刑囚の記録を残した明治の教誨師・田中一雄感想
新聞書評で知り、読んでみた。明治から大正期にかけて「教誨師」として活躍し、114人の死刑囚の記録を残した田中一雄という人物を執拗に追ったノンフィクション。謎に包まれた田中一雄の生涯にも興味をひかれたが、1910(明治43)年の大逆事件で、いわばでっち上げの罪で死刑宣告された24人(うち、幸徳秋水、菅野須賀子を含む12人が死刑執行、残り12人は恩赦により死刑を免れた)話は、興味深かった。死刑制度の是非は、私にはなんとも言えない(身内が殺されたら私は復讐したいと思うだろうから)。それでも考えさせられた。
読了日:02月26日 著者:田中 伸尚

教誨師 (講談社文庫)教誨師 (講談社文庫)感想
50年もの間、死刑執行に立ち会い続けた教誨師(浄土真宗僧侶)への聞き取りが(本人の死後に公開という約束で)みごとにまとめられている。教誨師・渡邊普相師は少年期に広島で被爆。その体験が教誨師という仕事に向かわせたようだ。たくさんの死刑囚との拘置所での面会、絞首刑執行への立ち会い時の生々しい様子は胸に迫る。死刑執行に携わる刑務官の苦悩も知った(かつては一人の刑務官が操作するレバーで行っていた)。渡邊氏の「死刑は人殺し」という言葉が重い。週刊誌記者時代の平岡正明氏の名や知人の名が出ていて驚いた。教誨≠教戒。
読了日:02月29日 著者:堀川 惠子

読書メーター

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2024年2月 1日 (木)

【読】2024年1月に読んだ本(読書メーター)

北方謙三『チンギス紀』全巻読了。

1月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:3016
ナイス数:129

チンギス紀 十 星芒チンギス紀 十 星芒感想
2023年の暮れから読み始めて、ようやく読了。年末年始は他の本を読んでいた。その間、能登半島の地震、羽田空港の航空機事故といった大きな出来事が発生、不穏な年始となった。この巻から巻頭の地図が大きく変わった。モンゴルの領域が一つになり、西の方は遠くカスピ海まで載っている。現在の中央アジアだ。チンギスが金国と縁を切って攻め入る。ジャムカの遺児マルガーシ、ホラムズ・シャー国の皇子ジャラールッディーンといった若者が活躍し始める。メルキト族のアインガもチンギスの許へ。物語はさらに広がりを見せて、この後が楽しみだ。
読了日:01月06日 著者:北方 謙三


チンギス紀 十一 黙示チンギス紀 十一 黙示感想
モンゴル軍と金国軍の本格的な戦いでチンギスの息子ジョチとトルイが将軍として活躍する。西域でも大きな動きが。南宋に逃れたタルグダイとラシャーン、その養子トーリオが、この後、どのように絡んでくるのか楽しみ。チンギスが、ついに梁山湖を訪ねる。大水滸伝三部作との(物語上での)繋がりが少しずつ明らかになっていくのが、たまらない。
読了日:01月07日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 十二 不羈チンギス紀 十二 不羈感想
西域が動きだす。ホラズム・シャー国の皇子ジャラールッディーンとマルガーシの動きが気になる。タルグダイがとうとう死んでしまったが、養子のトーリオが、物語に大きく絡んで来そうな予感。チンギスが50歳になり、今後は孫たちの世代が活躍するのか。予断を許さない展開に。
読了日:01月09日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 十三 陽炎チンギス紀 十三 陽炎感想
金軍の残党、完顔遠理のしぶとさに、テムゲが討たれて重傷を負うという、意外な展開が巻末に待っていた。テムゲの部下、好漢ボロクルが戦死。こうして一人ずつテムジンの配下が死んでいくのか。西域では、いよいよホラズム・シャー国との決戦が始まる。長い物語も佳境にはいってきた。残り4巻。楽しみだ。
読了日:01月14日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 十四 萬里チンギス紀 十四 萬里感想
西域での戦いの膠着状態が続いていて、地名・人名が飛び交い、何度も巻頭の地図と人名一覧を見るのがまどろっこしい。いっぽう、南方ではトーリオが小梁山・岳都にからんできて、岳飛伝との繋がりがいよいよもって強くなってきた。巻末、チンギス軍の好漢ムカリとマルガーシとの一騎打ちがこの巻の山場。チンギス軍の将軍たち(なかでもチンギスの係累)が消えていくのは、話の流れとしても、さびしい。残り3巻。
読了日:01月17日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 十五 子午チンギス紀 十五 子午感想
いよいよ終盤の山場。テンポよく戦の描写が続き、息つく暇もない。強敵ホラズム・シャー国軍との決着が、残り2巻でどのようになるのか。期待が高まる。この巻では、ボオルチュとテムルン(チンギスの妹)の息子ボロタイルの人物造形が際立っている。いいやつなのだ。チンギスの副官ソルタホーンの人柄にも魅かれる。ホラズムの”婆さん”(太后)トルケンと、カンクリ族の女隊長・華蓮も個性的で不気味だ。
読了日:01月20日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 十六 蒼氓チンギス紀 十六 蒼氓感想
ホラズムの大軍がモンゴル軍によって、ほぼ壊滅状態に。それにしても30万の大軍の戦場など、想像がつかない。大軍どうしの戦の様子はイメージが難しい。これは大水滸伝を通して感じてきたことだ。ボロルタイや、チンギスの宿敵マルガーシが率いる隊の動きは、読む者に迫ってくるのだが。この巻では、チンギスが危うくマルガーシの手にかかりそうになって、ハラハラした。矢で射殺さずに見逃されたジャラールッディーンの行く末は? 残り1巻。いよいよ大団円か。この物語の最後までチンギスは生き残るのか?
読了日:01月24日 著者:北方 謙三

チンギス紀 十七 天地チンギス紀 十七 天地感想
ついに通読完了。この最終巻には、哈敦(ハトン)の裏切り(反乱)という、思わぬ展開が用意されていた。そして、黒水城というあたらしい舞台。そこを拠点とする大軍との最終戦。マルガーシとの一騎打ち。相打ちに近いが、マルガーシは死に、チンギスも重傷を負って、ついに…。うまく終わらされたと、作者のたくらみに嵌った感がある。これで「水滸伝」に始まった大きな円環が閉じた。壮大なロマンだったが、史実上のチンギス・カンと、その後継者についても知りたくなった。
読了日:01月25日 著者:北方 謙三

 

イスラエル軍元兵士が語る非戦論 (集英社新書)イスラエル軍元兵士が語る非戦論 (集英社新書)感想
『国のために死ぬのはすばらしい?』に続けて読んだ、ダニーさんの新刊。非武装中立論、原発廃止を真っ向から主張し、講演などの実践を通して平和を訴え続ける姿勢には、頭が下がる。この本では、ナチスのユダヤ人迫害のことも詳しく書かれている。また、イスラエルの内部事情も、当事者ならではの詳しさで。「声をあげる」ことのたいせつさを、突きつけられた思い。
読了日:01月27日 著者:ダニー・ネフセタイ,永尾 俊彦

読書メーター
 

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2024年1月 1日 (月)

【読】2023年12月に読んだ本(読書メーター)

12月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4168
ナイス数:175

チンギス紀 三 虹暈 (こううん)チンギス紀 三 虹暈 (こううん)感想
物語の舞台が大きく広がり、モンゴル族とその周辺から西域、さらに遠い南の地までのつながりが明かされてくる予感。たとえば、岳飛伝に登場する甘藷糖。なによりも「玄翁」という謎の人物が気になる。いずれ正体が明かされるのだろうが。狩りのシーン、戦闘シーン、食い物の話が、じつに生き生きしていて、これぞ北方ワールドという感じ。この巻は、ほぼ一日で一気に読んだ。
読了日:12月01日 著者:北方 謙三

チンギス紀 四 遠雷チンギス紀 四 遠雷感想
凄惨な戦いがあった。あっと驚く戦法がとられる、北方謙三らしい戦闘シーンだった。山中に鉄を作り出す拠点が作られるあたりは「岳飛伝」の南方の拠点を思い起こさせる。「狗眼」と呼ばれる隠密を生業とする一族が登場。「大水滸伝」の世界と似てきて、ますます面白くなってきた。だんだん読むペースが速くなってくる(笑)。
読了日:12月02日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 五 絶影チンギス紀 五 絶影感想
ついに、梁山泊との繋がりが明かされた。うすうす感じていた玄翁の正体。楊令から胡土児へと受け継がれた吹毛剣。それが、なんとテムジンの手に。思えば、第2巻にその伏線はあった。年老いた宣凱が、それでも生きていたとは! 史実にとらわれず、自由に構想を膨らませる北方謙三ならではの仕掛けだ。これぞ小説(物語)の醍醐味。「大水滸伝」三部作を読んでおいて、よかった。それにしても、まだ5巻目。残り12巻の展開に期待が高まる。
読了日:12月04日 著者:北方 謙三

チンギス紀 六 断金チンギス紀 六 断金感想
テムジンが統べる領域が戦によって拡大。その領域内部も充実し、交易にも手を出して、これはまるで梁山泊の再現のよう。周辺国、部族との軋轢が強まり、風雲急を告げる。次巻の展開に期待が高まる。
読了日:12月09日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 七 虎落チンギス紀 七 虎落感想
テムジン軍が負けるはずはないのだが、苦しい戦に勝利して、モンゴル族の領地をすべて手に入れる。それにしても、大水滸伝と同様に、大規模な戦闘シーンの騎馬隊の動きは、なかなかイメージできない。テムジンがやろうとしていることが、いよいよ梁山泊に重なってきた。全17巻の折り返し点が次巻かぁ。好漢ジャムカの末路が気になる。この先、どこかで登場するのだろうか。
読了日:12月12日 著者:北方 謙三

まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)感想
2005年1月刊行。2001年の9.11までのパレスチナをめぐる中東の複雑な状況が、わかりやすく書かれている。歴史のおさらい、再確認、深掘りができたと思う。続編(2015年8月刊行)では、直近のパレスチナ、アラブの状況が書かれているようなので、続けて読んでみたい。
読了日:12月14日 著者:山井 教雄

 

続 まんが パレスチナ問題 「アラブの春」と「イスラム国」 (講談社現代新書)続 まんが パレスチナ問題 「アラブの春」と「イスラム国」 (講談社現代新書)感想
前作に続き、2005年から2015年までの中東・アフリカ・アラブ世界でのさまざまな動きが、わかりやすく書かれている。「アラブの春」がチュニジアに始まり、エジプト、リビア、シリアへと広がっていった様子や、ISが生まれた背景など、勉強になった。そして、パレスチナでは、2006年から2014年にかけてのイスラエルとパレスチナとの争いが、今年になってまた、激しさを増している。著者は漫画家のようだが、掲載されている漫画は挿絵的なもので、歴史的なポイントはしっかり押さえられていると思う。
読了日:12月16日 著者:山井 教雄

まるごとわかるびっくり!日本ふしぎ探検百科 2 遺跡・建造物のふしぎ探検まるごとわかるびっくり!日本ふしぎ探検百科 2 遺跡・建造物のふしぎ探検感想
図書館本。北海道から沖縄まで、日本全国の「ふしぎ」を「探検」する児童向け図鑑シリーズ全3巻の2巻目。1巻目:自然・風景。3巻目:動物・植物。この2巻目では、遺跡・建造物が集められている。江戸東京博物館の建築史家・米山勇さん監修と知って借りてみた。米山さんは、これまで一般向けの講座を何度も開催していて、おもに建築物に関するマニアックな話を興味深く聴講してきた。この本では、建築に限らず、建造物や遺跡が網羅されていて、興味深い。実際に訪ねてみたいものが多数あった。
読了日:12月18日 著者:米山勇

チンギス紀 八 杳冥チンギス紀 八 杳冥感想
全17巻の折り返し。ケレイト王国の主トオリル・カンと息子のセングムがテムジン軍へ反逆を企てるも失敗。逆に討ち取られて、テムジンの支配領土が拡がる。敗軍の将ジャムカ、領土を失って彷徨うタルグダイとラシャーンの行方が興味をそそる。梁山泊残党の子孫・候春も登場して、いよいよ物語のスケールが広がってきた。残り9巻が楽しみだ。
読了日:12月19日 著者:北方 謙三

チンギス紀 九 日輪チンギス紀 九 日輪感想
ついにテムジンがチンギス・カンを名乗る。モンゴル族の長たちが集まる大会議で正式に”カン”と認められるのだ。テムジンの敵だったメルクト族のトクトアが、タイチウト氏の長だったタルグダイとその妻ラシャーンを匿い、さらにジャンダラン氏の長ジャムカの息子マルガーシも匿うことになる。このあたりのつながりを見せる展開が憎い。梁山泊の残党だった宣凱が死に、息子の宣弘とテムジンとの繋がりが濃厚に。大水滸伝「岳飛伝」で描かれた世界との連続が明かされてきた。そして、巻末、とうとうジャムカとの決着が…。この巻末部分、感動的だ。
読了日:12月22日 著者:北方 謙三

マゼラン船団 世界一周500年目の真実: 大航海時代とアジアマゼラン船団 世界一周500年目の真実: 大航海時代とアジア感想
毎日新聞書評(2023/12/2)で池澤夏樹氏が絶賛しているのをみて、図書館本を読んでみた。スペイン、ポルトガルといったヨーロッパ列強からみた「大発見時代」を、”発見された”側からの「大航海時代」と呼び変えたのは、日本の増田義郎(当時、東大助教授)らだったことを知る(本書終章)。マゼラン船団の「世界一周」も、マゼランがフィリピンで客死した後、船長エルカーノが率いる少数の生き残りだった。欧米では今もって「大発見時代」が使われている、そんな風潮に異議を唱える筆者ならではの、目から鱗の知見が得られる良書。
読了日:12月28日 著者:大野 拓司

砂の器(上) (新潮文庫)砂の器(上) (新潮文庫)感想
2024年1月、趙博(パギやん)の一人芝居(声体文藝館)で、この小説を原作として演じる予定。その予習の意味で、図書館から借りて読んでみた。事前知識として、ハンセン病がこの小説の内容にからんでいると知り、がぜん興味がわいた。上巻397ページをいっきに読了。松本清張の作品には馴染みがなかったが、さすがに物語の展開が上手い。犯人捜しというよりも、犯罪の背景を追う展開に、下巻425ページ(本文)を読むのが楽しみだ。余談だが、私の好きな現代作家の桐野夏生さんが清張ファンらしい。
読了日:12月29日 著者:松本 清張

砂の器(下) (新潮文庫)砂の器(下) (新潮文庫)感想
図書館本を三日間で読み切った。松本清張作品をまともに読んだことがなかったのだが、さすがだ。この小説は1961年刊行。当時の国鉄の列車事情は私にも馴染み深いものがあり、懐かしい。この長編を読んでみようと思ったきっかけは、上巻の感想に書いた。来年1月に観る予定のパギやん(趙博さん)の一人芝居は、たぶん映画化された内容に基づくものだろう。映画(1974年・松竹・野村芳太郎監督)も未見だが、DVDかネットで観てみたくなった。松本清張の他の代表作も、今さらだが、読んでみようかと思う。
読了日:12月30日 著者:松本 清張

読書メーター

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2023年12月28日 (木)

【読】探し続けていた本

探し続けていた本を手に入れた。

船戸与一さんが、若い頃、早稲田大学探検部の一員としてアラスカ・エスキモーを調査したときのレポート。

『アラスカ・エスキモー』
早稲田大学ベーリング・アラスカ遠征隊
(佐藤政信・原田健司・小島臣平)
朝日新聞社 昭和43年(1968年)2月29日
定価 340円

※原田健司=船戸与一さんの本名

船戸さんは昭和19年(1944年)生まれだから、この本の刊行時は23歳か24歳だったはず。

「日本の古本屋」というサイトに、探している本として出しておいたところ、ようやくみつかった。
あきらめずに探すものだ。
うれしい。

20231228-105508 20231228-105535

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Wikipediaより
早稲田大学在学中は探検部(第三期生)に所属した。先輩には西木正明、後輩には高野秀行がいる。アラスカのエスキモーを訪問し、本名で共著『アラスカ・エスキモー』を刊行した。

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2023年12月27日 (水)

【読】ぼちぼちいこうか 2023年総集編(今年読んだ本)

年末恒例の、今年の読書記録。

北方謙三の 「大水滸伝」 三部作を読破できたのが、今年の収穫。
「水滸伝」 全19巻
「楊令伝」 全15巻
「岳飛伝」 全17巻

北方謙三「大水滸伝」シリーズ、17年かけ完結 (日本経済新聞ネット記事)
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO05506640R00C16A8BE0P01/

北方謙三「大水滸伝」シリーズ ◆中国歴史小説『水滸伝』『楊令伝』『岳飛伝』◆|集英社
https://lp.shueisha.co.jp/dai-suiko/

以下、メモ帳で記録し続けている読書記録より。

『水滸伝』1巻目と2巻目は、昨年末に読了。
今年は3巻目から。

https://amzn.to/3RWL6Mb

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https://amzn.to/48dtvFl

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https://amzn.to/4awS4yF

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「大水滸伝」三部作の続編 「チンギス紀」(単行本)も読み始めた。
こちらも、全17巻の大作(すでに完結)。
図書館から借りて、全巻の半分ほど、9巻まで読んだところ。
これは来年に継続。

北方謙三[チンギス紀] (集英社のサイト)
https://lp.shueisha.co.jp/kitakata/chingisuki/

その他では、沢木耕太郎『天路の旅人』池澤夏樹『また会う日まで』が、印象に残るいい本だった。
どちらも図書館本を読んだ。
文庫が出たら、買っておきたい本だ。

『天路の旅人』 amazon
https://amzn.to/3to79lH

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『また会う日まで』 amazon
https://amzn.to/3vfibKu

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それぞれの本の感想は、「読書メーター」に記載している。

https://bookmeter.com/users/466409/reviews

【1月】
●2022/12/31~1/2 北方謙三 『水滸伝 三 ―― 輪舞の章』 集英社文庫 (2006/12/20) 388ページ 解説:逢坂剛
●1/2~1/3 北方謙三 『水滸伝 四 ―― 道蛇の章』 集英社文庫 (2007/1/25) 390ページ 解説:池上冬樹
●1/4~1/5 北方謙三 『水滸伝 五 ―― 玄武の章』 集英社文庫 (2007/2/25) 390ページ 解説:志水辰夫
●1/6~1/8 北方謙三 『水滸伝 六 ―― 風塵の章』 集英社文庫 (2007/3/25) 388ページ 解説:吉田伸子
●1/8~1/11 北方謙三 『水滸伝 七 ―― 烈火の章』 集英社文庫 (2007/4/25) 389ページ 解説:縄田一男
●1/11~1/12 北方謙三 『水滸伝 八 ―― 青龍の章』 集英社文庫 (2007/5/25) 395ページ 解説:王勇
●1/13~1/16 北方謙三 『水滸伝 九 ―― 風翠の章』 集英社文庫 (2007/6/30) 390ページ 解説:馳星周
●1/16~1/18 北方謙三 『水滸伝 十 ―― 濁流の章』 集英社文庫 (2007/7/25) 398ページ 解説:大森望
●1/18~1/22 北方謙三 『水滸伝 十一 ―― 天地の章』 集英社文庫 (2007/8/25) 389ページ 解説:岡崎由美
●1/22~1/26 北方謙三 『水滸伝 十二 ―― 炳呼の章』 集英社文庫 (2007/9/25) 397ページ 解説:張競
●1/26~1/29 北方謙三 『水滸伝 十三 ―― 白虎の章』 集英社文庫 (2007/10/25) 397ページ 解説:西上心太
●1-29~1/30 北方謙三 『水滸伝 十四 ―― 爪牙の章』 集英社文庫 (2007/11/25) 395ページ 解説:細谷正充
【2月】
●1/30~2/1 北方謙三 『水滸伝 十五 ―― 折戟の章』 集英社文庫 (2007/12/20) 395ページ 解説:茶木則雄
●2/1~2/4 北方謙三 『水滸伝 十六 ―― 馳驟の章』 集英社文庫 (2008/1/25) 390ページ 解説:吉川晃司
●2/4~2/5 北方謙三 『水滸伝 十七 ―― 朱雀の章』 集英社文庫 (2008/2/25) 397ページ 解説:高井康典行(やすゆき)
●2/5~2/6 北方謙三 『水滸伝 十八 ―― 乾坤の章』 集英社文庫 (2008/3/25) 397ページ 解説:夢枕獏
●2/7~2/10 北方謙三 『水滸伝 十九 ―― 旌旗の章』 集英社文庫 (2008/4/25) 395ページ 解説:ムルハーン千栄子
●2/10~2/12 北方謙三 『北方謙三の「水滸伝」ノート』 NHK出版生活人新書300 (2009/9/10) 203ページ
●2/12~2/14 北方謙三(編著) 『替天行道 ―― 北方水滸伝読本』 集英社文庫 (2008/4/25) 419ページ
●2/15~2/21 陣内秀信・三浦展(あつし) 編著 『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』 ちくま文庫 (2022/1/10) 235ページ
●2/23~2/24 目取真俊 『魂込め(まぶいぐみ)』 朝日新聞社 (1999/8/1) 224ページ 【東大和市立図書館】
●2/24~2/26 目取真俊 『水滴』 文藝春秋 (1997/9/30) 188ページ 【東大和市立図書館】
●2/25~2/28 辺見庸・目取真俊 『沖縄と国家』 角川新書 (2017/8/10) 190ページ 【東大和市立図書館】
●2/28~2/28 髙橋美香 『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』 かもがわ出版 (2023/1/20) 44ページ
【3月】
●2/21~3/2 北方謙三 『楊令伝 一 ――玄旗の章』 集英社文庫 (2011/6/30) 390ページ 解説:宮部みゆき
●3/4~3/7 北方謙三 『楊令伝 二 ――辺烽の章』 集英社文庫 (2011/7/25) 395ページ 解説:北上次郎
●3/8~3/13 北方謙三 『楊令伝 三 ――盤紆の章』 集英社文庫 (2011/8/25) 395ページ 解説:唯川恵
●3/14~3/19 北方謙三 『楊令伝 四 ――雷霆の章』 集英社文庫 (2011/9/25) 397ページ 解説:後藤正治
●3/21~3/24 北方謙三 『楊令伝 五 ――猖紅の章』 集英社文庫 (2011/10/25) 397ページ 解説:小久保裕紀
●3/24~3/28 岡崎武志 『憧れの住む東京へ』 本の雑誌社 (2023/1/26) 259ページ
●3/28~3/29 北方謙三 『楊令伝 六 ――徂征の章』 集英社文庫 (2011/11/25) 398ページ 解説:吉田戦車
●3/29~3/30 岡崎武志 『ここが私の東京』 ちくま文庫 (2023/1/10) 334ページ 絵・解説:牧野伊三夫
●3/30~3/31 岡崎武志 『上京する文學 春樹から漱石まで』 ちくま文庫 (2019/9/10)
【4月】
●3/31~4/2 北方謙三『楊令伝 七 ――驍騰の章』 集英社文庫 (2011/12/20) 396ページ 解説:宇梶剛士
●4/2~4/3 北方謙三『楊令伝 八 ――箭激の章』 集英社文庫 (2012/1/25) 398ページ 解説:武田双雲
●4/4~4/5 北方謙三『楊令伝 九 ――遥光の章』 集英社文庫 (2012/2/25) 398ページ 解説:川上健一
●4/6~4/10 北方謙三『楊令伝 十 ――坡陀の章』 集英社文庫 (2012/3/25) 396ページ 解説:水森サトリ
●4/11~4/13 沢木耕太郎 『天路の旅人』 新潮社 (2022/10//25) 574ページ
●4/11~4/17 北方謙三『楊令伝 十一 ――傾暉の章』 集英社文庫 (2012/4/25) 390ページ 解説:吉田伸子
●4/21~4/21 牧野伊三夫(絵・文) 『十円玉の話』 あかね書房 「ことば と え・3」 (2021/7/4) 29ページ
●4/17~4/22 北方謙三『楊令伝 十二 ――九天の章』 集英社文庫 (2012/5/25) 390ページ 解説:今野敏
●4/23~4/24 北方謙三『楊令伝 十三 ――青冥の章』 集英社文庫 (2012/6/30) 390ページ 解説:張競
●4/24~4/30 池澤夏樹 『また会う日まで』 朝日新聞出版 (2023/3/7) 728ページ 【東大和市立図書館】
●4/30~4/30 牧野伊三夫(絵・文) 『塩男』 あかね書房 「味わう絵本・2」 (2023/3/8) 35ページ
【5月】
●4/30~5/1 桐野夏生 『真珠とダイヤモンド』(上) 毎日新聞出版 (2023/2/2) 368ページ
●5/1~5/2 桐野夏生 『真珠とダイヤモンド』(下) 毎日新聞出版 (2023/2/2) 288ページ
●5/2~5/3 高野秀行 『間違う力』 角川新書 (201/3/10) 213ページ
●5/3~5/4 北方謙三『楊令伝 十四 ――星歳の章』 集英社文庫 (2012/7/25) 390ページ 解説:東えりか
●5/4~5/5 北方謙三『楊令伝 十五 ――天穹の章』 集英社文庫 (2012/8/25) 388ページ 解説:イオアニス・メンザス
●5/6~5/7 前野 ウルド 浩太郎 『バッタを倒しにアフリカへ』 光文社新書 (2017/5/20) 378ページ
●5/8~5/8 窪島誠一郎 『無言館 戦没画学生「祈りの絵」』 講談社 (1997/8/1) 67ページ
●5/8~5/10 森達也 『世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい』 晶文社 (2003/4/20) 283ページ
●5/10~5/11 高野秀行 『放っておいても明日は来る 就職しないで生きる9つの方法』 本の雑誌社 (2009/11/29) 190ページ
●5/12~5/17 池澤夏樹個人編集=世界文学全集 Ⅰ-08 『アフリカの日々/ディネセン・やし酒飲み/チュツオーラ』 河出書房新社 (2008/6/20) 560ページ
●5/18~5/22 鴻上尚史 『「空気」と「世間」』 講談社現代新書2006 (2019/7/20) 254ページ
●5/29~5/31 北方謙三 『岳飛伝 一 三霊の章』 集英社文庫 (2016/11/25) 390ページ 解説:原泰久
【6月】
●5/31~6/2 北方謙三 『岳飛伝 二 飛流の章』 集英社文庫 (2016/12/25) 390ページ 解説:池上冬樹
●6/2~6/4 北方謙三 『岳飛伝 三 嘶鳴の章』 集英社文庫 (2017/1/25) 394ページ 解説:張競
●6/5~6/5 目取真俊 『魂魄の道』 影書房 (2023/2/7) 186ページ
●6/6~6/7 北方謙三 『岳飛伝 四 日暈の章』 集英社文庫 (2017/2/25) 384ページ 解説:鳴海章
●6/7~6/8 北方謙三 『岳飛伝 五 紅星の章』 集英社文庫 (2017/3/25) 386ページ 解説:諸田玲子
●6/9~6/11 北方謙三 『岳飛伝 六 転遠の章』 集英社文庫 (2017/4/25) 392ページ 解説:小梛治宣
●6/11~6/12 島田雅彦 『時々、慈父になる』 集英社 (2023/5/30) 298ページ
●6/13~6/15 北方謙三 『岳飛伝 七 懸軍の章』 集英社文庫 (2017/5/25) 390ページ 解説:桜木紫乃
●6/15~6/16 北方謙三 『岳飛伝 八 龍蟠の章』 集英社文庫 (2017/6/30) 392ページ 解説:川合章子
●6/16~6/19 北方謙三 『岳飛伝 九 曉角の章』 集英社文庫 (2017/7/25) 390ページ 解説:末國善己
●6/19~6/26 北方謙三 『岳飛伝 十 天雷の章』 集英社文庫 (2017/8/30) 385ページ 解説:東山彰良
【7月】
●6/26~7/2 北方謙三 『岳飛伝 十一 烽燧の章』 集英社文庫 (2017/9/25) 388ぺージ 解説:細谷正充
●7/3~7/5 北方謙三 『岳飛伝 十二 瓢風の章』 集英社文庫 (2017/10/25) 394ページ 解説:西上心太
●7/6~7/7 北方謙三 『岳飛伝 十三 蒼波の章』 集英社文庫 (2017/11/25) 392ページ 解説:小山進
●7/8~7/9 北方謙三 『岳飛伝 十四 撃撞の章』 集英社文庫 (2017/12/20) 394ページ 解説:吉田伸子
●7/9~7/12 北方謙三 『岳飛伝 十五 照影の章』 集英社文庫 (2018/1/25) 395ページ 解説:宇梶剛士
●7/13~7/14 北方謙三 『岳飛伝 十六 戎旌の章』 集英社文庫 (2018/2/25) 394ぺージ 解説:山田裕樹
●7/14~7/16 北方謙三 『岳飛伝 十七 星斗の章』 集英社文庫 (2018/3/25) 391ぺージ 解説:北上次郎
●7/19~7/23 角幡唯介 『裸の大地 第二部 犬橇事始』 集英社 (2023/7/10) 357ページ
●7/23~7/25 角幡唯介 『裸の大地 第一部 狩りと漂泊』 集英社 (2023/3/25) 284ページ
●7/27~7/28 中島京子 『イトウの恋』 講談社文庫 (2008/3/14) 351ページ
●7/29~7/29 椎名誠 『失踪願望。 コロナふらふら格闘編』 集英社 (2022/11/25) 288ページ
【8月】
●8/2~8/2『子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答』 角田光代・高野秀行・高橋秀実・津村記久子・東直子・町田康・三浦しおん 中央公論新社 (2022/12/25) 141ページ
●7/30~8/7 角幡唯介 『旅人の表現術』 集英社文庫 (2020/2/25) 335ページ
●8/8~8/20 高野秀行 『イラク水滸伝』 文藝春秋 (2023/7/30) 477ページ
●8/21~8/24 高野秀行 『アジア新聞屋台村』 集英社文庫 (2009/3/25) 301ページ 解説:角田光代
●8/24~8/28 高野秀行 『極楽タイ暮らし 「微笑みの国」のとんでもないヒミツ』 KKベストセラーズ ワニ文庫 (2000/10/5) 299ページ
●8/28~8/30 高野秀行 『極楽アジア気まぐれ旅行』 KKベストセラーズ ワニ文庫 (2001/10/5) 254ページ
【9月】
●8/30~9/1 望月昭秀/縄文ZINE(編著) 『土偶を読むを読む』 文学通信 (2023/6/10) 431ページ
●9/2~9/4 高野秀行 『世にも奇妙なマラソン大会』 集英社文庫 (2014/4/25) 270ページ
●9/5~9/7 高野秀行 『またやぶけの夕焼け』 集英社文庫 (2015/5/25) 261ページ
●9/8~9/22 山田康弘 『縄文時代の歴史』 講談社現代新書2510 (2019/719)325ページ
●9/22~9/28 小松由佳 『人間の土地へ』 集英社インターナショナル (2020/9/30) 251ページ
●9/29~9/30 小松由佳 『オリーブの丘へ続くシリアの小道で ふるさとを失った難民たちの日々』 河出書房新社 (2016/3/20) 127ページ
【10月】
●10/14~10/25 ジャニーン・ディ・ショヴァンニ/古屋美登里(訳) 『シリアからの叫び』 亜紀書房 (2017/3/7) 236ページ
【11月】
●11/13~11/15 古居みずえ 『パレスチナ 戦火の中の子どもたち』 岩波ブックレット298 (2015/6/25) 62ページ
●11/15~11/20 ダニー・ネフセタイ 『国のために死ぬのはすばらしい? ーイスラエルからきたユダヤ人家具作家の平和論』 高文研 (2016/12/8) 212ページ
●11/24~11/28 北方謙三 『チンギス紀 一 火眼』 集英社 (2018/5/30) 341ページ
●11/28~11/29 北方謙三 『チンギス紀 二 鳴動』 集英社 (2018/5/30) 341ページ
【12月】
●11/29~12/1 北方謙三 『チンギス紀 三 虹暈』 集英社 (2018/10/30) 338ページ
●12/1~12/2 北方謙三 『チンギス紀 四 遠雷』 集英社 (2019/3/30) 340ページ
●12/2~12/4 北方謙三 『チンギス紀 五 絶影』 集英社 (2019/7/30) 341ページ
●12/4~12/9 北方謙三 『チンギス紀 六 断金』 集英社 (2019/11/30) 341ページ
●12/9~12/12 北方謙三 『チンギス紀 七 虎落(もがり)』 集英社 (2020/3/30) 341ページ
●12/13~12/14 山井教雄(やまのい・のりお) 『まんが パレスチナ問題』 講談社現代新書1769 (2005/1/20) 275ページ
●12/15~12/16 山井教雄(やまのい・のりお) 『続 まんが パレスチナ問題』 講談社現代新書2331 (2015/8/20) 153ページ
●12/18~12/18 米山勇(監修) 『びっくり! まるごとわかる 日本ふしぎ探検百科② 遺跡・建造物のふしぎ探検』 日本図書センター (2009/4/15) 56ページ
●12/12~12/19 北方謙三 『チンギス紀 八 杳冥(ようめい)』 集英社 (2020/7/20) 341ページ
●12/20~12/22 北方謙三 『チンギス紀 九 日輪』 集英社 (2020/11/30) 346ページ
 12/23~ 大野拓司 『マゼラン船団 世界一周500年目の真実 ―大航海時代とアジア』 作品社 (2023/11/10) 263ページ

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2023年12月 1日 (金)

【読】2023年11月に読んだ本(読書メーター)

11月も、あまり読めなかった。
読みたい本は、たくさんあるのに…。

ずっと気になっていた、北方謙三『チンギス紀』全17巻に手をつけてしまった。

11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:968
ナイス数:82

パレスチナ 戦火の中の子どもたち (岩波ブックレット)パレスチナ 戦火の中の子どもたち (岩波ブックレット)感想
著者 古居みずえさんが2011年に完成した映画「ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち」を観る機会が、先日あった。つらい内容だったが、映像のちからの大きさを感じた。その古居さんが2015年に出版したこのブックレットにも、パレスチナのガザ地区で戦火の中で必死に生きる子どもたちのことがレポートされている。今年2023年10月からの激しい戦闘と多くの犠牲者には胸が痛むが、2008年から、もう何度も繰り返されているイスラエル軍による侵攻(侵略といっていい)に対して、世界中からの声が集まるように願う。読了日:11月15日 著者:古居 みずえ


国のために死ぬのはすばらしい?国のために死ぬのはすばらしい?感想
著者は生粋のイスラエル人。軍隊除隊後、日本を旅行し、後に日本に移住。埼玉県皆野で木工工房を営む。イスラエルにいた頃は他の大部分のイスラエル人と同様、国の施策や軍事行動、「国のために死ぬのはすばらしい」という「国是」にも似た考え方に疑問を持たなかった。著者なりの経験と思索を重ねるうちに、祖国イスラエルを批判的に見るようになった。そのいきさつがよくわかる。また、日本の政治や原発政策、それを支える日本国民の無関心さにも鋭い(しかし、声高ではない)批判の声をあげる。イスラエルの普通の人々のことを知ることができた。
読了日:11月20日 著者:ダニー・ネフセタイ


チンギス紀 一 火眼 (かがん)チンギス紀 一 火眼 (かがん)感想
全17巻が完結したというので読み始めた。図書館はどこも予約行列。なんとか近隣図書館にあったものを借りられた。大水滸伝三部作を読み終えてから、それほど時間はたっていないが、ひさしぶりに読む”北方節”のリズミカルな文体が心地よい。今のところまだ、地図と登場人物一覧を見ながらでないと、なかなか人物・地理関係がわかりにくいが、この先の大きな展開に期待がもてる。若きテムジンの、なんと魅力的なことか。楊令伝の楊令を思い出す。
読了日:11月28日 著者:北方 謙三

チンギス紀 二 鳴動 (めいどう)チンギス紀 二 鳴動 (めいどう)感想
予想通り、物語が大きく展開してきて面白くなってきた。一族の長となり、妻帯もしたテムジンが頼もしい。泣かせる場面もあり、大水滸伝がそうだったように、芯の強い女性も出てくる。そして、濡れ場(いわゆるエロいシーン)も。これはもう、続巻を次々と読むしかない。
読了日:11月29日 著者:北方 謙三

読書メーター

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2023年11月29日 (水)

【読】北方謙三「チンギス紀」を読み始めた

昨年の暮れから、北方謙三の「大水滸伝」三部作を読み続けて、「岳飛伝」最終巻を今年の夏に読み終えた。

「水滸伝」全19巻
「楊令伝」全15巻
「岳飛伝」全17巻

フィクションなのだが、史実をベースに展開される多彩な人物伝に酔いしれた。

その続編にあたる「チンギス紀」の単行本全17巻が、この夏、完結。

北方謙三[チンギス紀](版元 集英社のサイト)
https://lp.shueisha.co.jp/kitakata/chingisuki/index.html

「大水滸伝」で描かれた世界とは、直接のつながりはないものの、モンゴルを舞台にした壮大な物語のはずだ。

文庫版が出るのは、まだまだ先になりそう。
単行本は、ブックオフでも高値で、手が出ない。
図書館は、どこも予約の行列。

そんななか、相互利用できる立川の、ここから近い地区館ですぐに借りられることを知った。

少しずつ、借りてきて読み始めたところ。
一巻目を読み終えて、いま、二巻目。

登場人物の名前がカタカナで覚えにくい。
広大なモンゴル一帯の、当時の部族・氏族、王国の分布も複雑。
巻頭の地図と登場人物一覧を、常に見返しながら、読み進めている。

北方謙三らしい、歯切れのいい、リズミカルな文体が心地よい。
登場人物たちの絡み合いや、食い物の話にも、ぐいぐい惹きつけられる。

なによりも、主人公のテムジンが魅力的だ。
「楊令伝」の主人公 楊令を思い起こさせる。

読みかけの本や、図書館から借りてきている別の本を差し置いて、しばらくハマりそうな予感。

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2023年11月13日 (月)

【読】「パレスチナ 戦火の中の子どもたち」(古居みずえ)

古居みずえさんが作った映画
『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』
 2011年 古居みずえ監督 (86分)
の関連本(ブックレット)が図書館にあったので、借りてきた。

『パレスチナ 戦火の中の子どもたち』
岩波ブックレット 2015/6/26 古居 みずえ (著)

Photo_20231113150401

<世界の注視を集めた2014年夏のイスラエル軍のガザ侵攻時、何が起こっていたのか。
この6年にみたび戦火を経験した子どもたちは、日々をどう生きているのか。
事態は悪化し、「安全なところはどこにもない」(著者)――。
悲劇が繰り返される土地・パレスチナに20年以上通うジャーナリストが伝える現地の声。写真多数。>
(Amazonより)

この本の冒頭に、次のことばが書かれている。

<パレスチナを訪ねて二十数年が過ぎたが、パレスチナの状況は一向に変わらないどころか、よりひどくなっている。特にこの六年の間に、三度も戦争が起こった。/ガザ攻撃のたび、イスラエルとハマスが対等に戦っているように思わせるメディア記事が多く出る。しかしながら両者の間には圧倒的な差があるし、その背景から語られることはない。/ガザ地区はヨルダン川西岸とともに、六七年間、イスラエルの軍事占領下にある……>

先日の大塚での上映会の後、古居さんと後藤さんが「75年間」といっていたのは、この本が出版されてから8年がたっているからだ。

75年間といえば、私が生きてきた年数を超えている。

ずっしりと重いものが、のしかかってくる。

以下、大塚での上映会で配布された資料より。

1914年 第一次世界大戦始まる(~1919年)
1915年 フサイン・マクホン協定(アラブ人に独立国家を約束)
1916年 サイクス・ピコ協定(英仏の中東分断支配密約)
1917年 バルフォア宣言(パレスチナにユダヤ人の国民的郷土建設を支持)
1933年 ナチス政権発足
1939年 第二次世界大戦始まる(~1945年)
1947年 国連、パレスチナ分割決議
1948年 イスラエル建国、第1次中東戦争
1956年 第2次中東戦争
1967年 第3次中東戦争
1973年 第4次中東戦争(10月6日奇襲攻撃開始。ヨムキプール戦争)

「バルフォア宣言」とは、Wikipediaによれば……

バルフォア宣言(バルフォアせんげん、英語: Balfour Declaration、ヘブライ語: הצהרת בלפור‎)とは、第一次世界大戦中の1917年11月2日に、イギリスの外務大臣アーサー・バルフォアが、イギリスのユダヤ系貴族院議員であるロスチャイルド男爵ウォルター・ロスチャイルドに対して送った書簡で表明された、イギリス政府のシオニズム支持表明。この宣言をアメリカシオニスト機構に伝えるようロスチャイルド卿に依頼した。
バルフォア宣言では、イギリス政府の公式方針として、パレスチナにおけるユダヤ人の居住地(ナショナルホーム)の建設に賛意を示し、その支援を約束している。しかし、この方針は、1915年10月に、イギリスの駐エジプト高等弁務官ヘンリー・マクマホンが、アラブ人の領袖であるメッカ太守フサイン・イブン・アリーと結んだフサイン=マクマホン協定(マクマホン宣言)と矛盾しているように見えたことが問題になった。すなわち、この協定でイギリス政府は、オスマン帝国との戦争(第一次世界大戦)に協力することを条件に、オスマン帝国の配下にあったアラブ人の独立を承認すると表明していた。フサインは、このイギリス政府の支援約束を受けて、ヒジャーズ王国を建国した。
一方でパレスチナでの国家建設を目指すユダヤ人に支援を約束し、他方でアラブ人にも独立の承認を約束するという、このイギリス政府の三枚舌外交が、現在に至るまでのパレスチナ問題の遠因になったといわれる。……

歴史の根は深い。
ヨーロッパの大国に翻弄されてきたパレスチナの地を、どうすれば(どうなれば)よいのか。
簡単に答えられるはずもないが、同時代を生きる私にも、無縁なはなしではない。

大塚での上映会で後藤監督が言われていたこと――
「ナチスがユダヤ人を迫害したとき、ドイツ人は何をしていたのか? ――このことばは、そっくり今の私たちに返ってくる」
「いつまでも、傍観者でいていいのか?」
このことを、いつも忘れないでいたい。

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2023年11月 1日 (水)

【読】2023年10月に読んだ本(読書メーター)

10月、読み終えることができた本は、1冊だけ。
何かと忙しい月だったので、読書の時間がなかなかとれなかった。
こういう時期もある。

10月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:256
ナイス数:42

シリアからの叫び (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズII-15)シリアからの叫び (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズII-15)感想
小松由佳さんの『人間の土地へ』の巻末に参考資料として掲載されているので読んでみた。2011年シリア内戦勃発後の2012年から2015年までの、シリア内戦の実情を伝える現地レポート。原書出版は2016年。あまりにも過去酷なシリアの実情がリアルで、読むのがしんどかった。巻末に年表あり(紀元前3000年から、20世紀シリア国家の統合、21世紀2015年10月まで)。参考になる。
読了日:10月25日 著者:ジャニーン・ディ・ジョヴァンニ

読書メーター

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2023年10月 1日 (日)

【読】2023年9月に読んだ本(読書メーター)

9月は、あまりたくさん読めなかった。

高野秀行さんのエンタメ・ノンフをひさしぶりに読んだ。
小松由佳さんの著作を、再読、再再読。

9月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1687
ナイス数:117

土偶を読むを読む土偶を読むを読む感想
話題をさらった竹倉史人『土偶を読む』及び続編のこども向け図鑑『土偶を読む図鑑』(小学館)に対する考古学の視点からの正面切った批判。編著者・望月昭秀氏(考古学者ではない)によって逐一具体的に「ここがおかしいよ」と指摘される前半部分は、読むのがつらいほど。たしかに竹倉氏の論は杜撰で、直観(イコノロジー=見た目の類似)からの結論ありきで、裏付け――土偶に外観が似ている植物や貝類との同時代性(編年)の検証がない。「トンデモ論」と言われるとグウの音も出ない。竹倉氏の着眼点はよかったのだが、その断定口調も災いしたか。
読了日:09月01日 著者:望月 昭秀,小久保拓也,山田 康弘,佐々木 由香,山科 哲,白鳥兄弟,松井 実,金子 昭彦,吉田 泰幸,菅 豊

世にも奇妙なマラソン大会 (集英社文庫)世にも奇妙なマラソン大会 (集英社文庫)感想
高野秀行本の落穂ひろい。単行本は2011年に本の雑誌社から。本書に書かれているキーワード「間違う力」を書名にした『間違う力』の単行本が出たのが2010年。ほぼ同時期。書名になっている「世にも奇妙なマラソン大会」に、船戸与一さんの名前が『猛き箱舟』とともに出てきて、うれしくなった。ずいぶん昔に読んだ傑作小説(西サハラが舞台だったのだった。もうすっかり忘れているが)。高野さんのこの本に収録されているノンフィクション4作、どれも面白い。そのまま短編小説になりそうな。いつもながら文章のうまさに舌を巻く。おすすめ。
読了日:09月04日 著者:高野 秀行

またやぶけの夕焼け (集英社文庫)またやぶけの夕焼け (集英社文庫)感想
これも高野秀行本の落穂ひろい。タイトルが謎だなと思いながら、どんな内容かまったく知らないまま読み始めた。高野さんの少年時代の話(小説!)だった。椎名誠や沢野ひとしが書く少年時代の話を思い出させる。それにしても高野さんの人物描写は”キャラが立って”いる。文庫解説で北上次郎(目黒孝二、この人も椎名さんと親しい)が指摘しているように、高野さんが書いてきた「自伝的エッセイ」は、たちまち小説になる。それほど高野さんの筆力は秀でている。描かれている高野さんの少年時代、1970年代末の匂いが濃厚で、懐かしさを感じる。
読了日:09月07日 著者:高野 秀行

縄文時代の歴史 (講談社現代新書)縄文時代の歴史 (講談社現代新書)感想
少し前に読んだ『土偶を読むを読む』に対談者として登場していた「先史学者」の著書。新書ながら参考文献を明示しており、しっかりした内容。縄文時代の姿が、最新の科学的な分析技術の裏付けを示しながら論じられている。あとかぎにあるように「縄文人をサスティナブルでエコロジカルな考えを持ち、自然と共生した人々」と評価することの間違いを知った。現代人の幻想なのだろう。「ごく少ない人口下で、石器によって人力で自然を切り開いていたので、開発の度合いよりも自然の回復力の方が優っていただけ」という指摘は、目から鱗だった。
読了日:09月22日 著者:山田 康弘

人間の土地へ人間の土地へ感想
2020年の発売直後に読んでから、これが再再読。著者の小松由佳さんとは、ご縁があって、近日(2023年10月)私が所属している団体(某市の図書館友の会)が主催する講演会の講師としてお呼びしている。それもあって、あらためて読んでみた。小松さんの講演会を何度も聴いているが、この方の語りは「そのまま本になる」(関野吉晴氏の評)ような、論理的でわかりやすいものだ。この本も、小松さんの語りを彷彿とさせる文章。かつ、こころの中の熱い想いを淡々と語っている。あらためて2020年までの小松さんの歩みを確認した。
読了日:09月28日 著者:小松 由佳


オリーブの丘へ続くシリアの小道で: ふるさとを失った難民たちの日々オリーブの丘へ続くシリアの小道で: ふるさとを失った難民たちの日々感想
これも、小松由佳さんの本の再読。『人間の土地へ』に先立つこと4年、2016年3月の出版。2008年、はじめてシリアの地に立ち、沙漠(小松さんは砂漠ではなく、この漢字を使う)の暮らしを追う。やがて、2011年から始まったシリア内戦。内戦下のシリアの人々の災難、そして近隣国への逃亡。難民となった人々を追い、豊富な写真とともにレポートする。のちに結婚するラドワン氏との馴初めなどには触れず、ひたすらシリア難民を追って心を痛める。『人間の土地へ』を読まれた方へ、この本もお勧めしたいが、残念なことに新刊では入手困難。
読了日:09月30日 著者:小松 由佳

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