カテゴリー「【楽】音楽日誌」の316件の記事

2009年12月19日 (土)

【楽】シャンシャン・ナイトフィーバー

今夜のライブは、おもしろかったな。

 今年最後の 「魂の解放」
 歌のちからと、場のちから
 お祭りというか、集会というか……

しあわせそうな顔で、踊ったり、体をゆすってステージをみつめる聴衆のひとりが、今夜のおいらだったというわけだ。


上々颱風 シャンシャン・ナイトフィーバー!’09
  ~ お楽しみはこれからでSHOW! ~
 2009年12月19日(土)
 OPEN 17:30 START 18:30
 東京キネマ倶楽部 (鴬谷)

<粋でレトロな味わい下町は鴬谷の、いまや稀少な元グランドキャバレー「東京キネマ倶楽部」 さあサ飲めや歌えの上々流忘年会ライブ、今年もパーッとやります!>

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会場は鴬谷駅から歩いてすぐの場所。
グラーンドキャバレーの面影を残す、ライブスペース。
「キネマ倶楽部」というだけあって、映画の上映ができそうな感じだ。

途中15分の休憩をはさんだ二部構成で、第二部のオープニングには、スクリーンに愉快な映像も映された。
会場は大受け、大爆笑。

サトちゃん(西川郷子さん)が歌った新曲も、おもしろかった。
紅龍「先生」作のこの歌、いってみれば、サトちゃん版 「けもの道」。
「おひとり様挽歌」 とかいうタイトルらしいが、真剣に熱唱するサトちゃんが、いじらしかった。
いい歌です。


鴬谷駅周辺は、ひと昔まえの東京のレトロな雰囲気がただよっていた。
上野駅周辺とはひと味ちがう、これまたおもしろい街だった。

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2009年12月14日 (月)

【楽】2009年 こんな音楽を聴いた(CD)

今年発売されて私が手に入れたCDのうち、いちばんうれしかったのは、なんといってもこれ。

Hako_genso1_1Hako_hqcd_series山崎ハコ 『幻想旅行』

幻の名盤と言っていい。
ずっとCD化を願っていた。
私のそんな想いが通じたのか、『幻想旅行II』 『茜』 『風の色』 とあわせて、4枚が発売された。

とくに、『幻想旅行』 は、私がずっと「ハコさんの最高傑作」 と言い続けてきたアルバムだ。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/cd-ad7e.html


もう一枚、山崎ハコさんの新譜が11月にでた。

Hako_mihappyou_2山崎ハコ 『未・発・表』

アルバム・タイトルがもう少しなんとかならなかったのかと残念だが、内容はすばらしい。
上の再発売アルバムが、二十代のハコさんのひとつのピークだとしたら、こちらは、「今の」ハコさんの円熟した姿だ。
いやいや、「円熟」なんて言うと失礼だな。
まだまだ、これからも歌い続けてくれるだろうから。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-fd4b.html

これは余談だが(そして、あまり書かない方がいいのかもしれないが)、ハコさんは、安田裕美さんという名ギタリストを伴侶に得て、ずいぶんいい方向に変わったと思う。
書いているうちに、また、二人のライブに行きたくなってきた。
ここしばらく、ハコさんのライブにはごぶさたしている。


さて、上々颱風のニュー・アルバムをあげておかないと、片手落ちになる。
片手落ち、と言っても、それは私だけかもしれないが。
(山崎ハコさんと上々颱風の両方が好きだという人を、私は何人か知っているが、そうそうたくさんはいないだろうな)

Shangshang12_domin_no_uta1上々颱風 『上々颱風 12 土民の歌』

初期の上々颱風からずいぶん変わってしまったけれど、このバンドの芯(コア)の部分は変わっていないと思う。
「夜明け」 「歌うは夢」 「虹」 といった、おだやかでリリカルな歌が、私は好きだ。
が、たまにはにぎやかな歌もいい。
元気がでてくるのだ。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-19ba.html


そうそう。
今年は上々颱風のシングル集もでた。
これはうれしい。

Shangshang_golden_best上々颱風 『ゴールデン☆ベスト』

今では入手困難になった、上々颱風の8cmシングルCDのA面だけを集めたもの。
B面(カップリング曲)にもいいものがたくさんあるので、いつか、そちらも発売してもらいたいものだ。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-43bf.html

私は、上々颱風に関しては 「遅れてきたファン」 (2001年から聴きはじめた)だから、シングルCDを入手するのにもずいぶん苦労した。
ファン仲間に助けてもらった(つまり、ゆずってもらった)ものも多いが、ほとんどは、中古店を探し歩いてみつけたものだ。
それでも、一枚だけ、どうしても手に入らないシングルがある。
このCDに収められている「アヴェ・マリア」のカップリング、「雨ニモ負ケズ」がそれだ。
Amazon
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G50I

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2009年12月13日 (日)

【楽】2009年 こんな音楽を聴いた(ライブ)

本を読むのとちがい、音楽を聴くのは楽でいい。
ライブ会場まで足を運ぶことも楽しいし、家で何かしながらCDで聴くのもいい。

今年もまた、数えるほどしかライブに行かなかった。
親しくしている須藤もんさんのライブにも、7月の代々木と9月の国立の二度しか足を運んでいない。
いやいや、申しわけない。


2009/7/25 (日) 代々木 マイバックページズ

0907250111この日は、めずらしく、うちのかみさんも同行。
夏の暑い盛りだったが、いいライブだった。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/motel-7b7e.html

出演 まつだなお/赤目/MOTEL(須藤もん+対馬照)



2009/9/13 (日) 国立 奏

0909130003私の好きなライブ・スペースだ。
自宅から比較的近いこともあって、ひさしぶりに行った。
拡声器を使わない、アンプラグドのライブはいいものだ。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/motel-913-5b0e.html
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/motel-913-578c.html




その他のライブ

2009/2/14 (土) 高円寺 JIROKICHI  上々颱風

Shangshang_jirokichi_20090214高円寺北口にあるライブ・ハウス JIROKICHI(次郎吉)の開店35周年記念ライブの一環。
その昔、上々颱風もこの店でライブをしていたらしいが、私は知らない。
地下の狭い空間に、ぎっしり客がはいって、熱いライブだった。
上々颱風は、ホールよりもこういうライブ・ハウスや、野外ライブの方がいい。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-019e.html


2009/5/9 (土) 世田谷パブリックシアター  上々颱風

0905090009このシアター・ライブと、7月の花園神社野外ライブは、ほとんど毎年でかけている。
かみさん同行。
ひさしぶりに 「魂の解放」 を体験。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/2009-8759.html




2009/7/4 (土) 新宿花園神社  上々颱風

200907041854こちらは、ひとりで足を運んだ。
かみさんには、現場から携帯電話で実況中継。
ふたたび 「魂の解放」 を体験。
やはり、上々颱風は野外ライブにかぎる。

詳し日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/2009-e0a3.html
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/2009-0c9a.html


2009/8/29 (土)
 青山劇場 第8回 東京国際和太鼓コンテスト 組太鼓青少年の部

0908290002長丁場だったが、おもしろかった。
和太鼓の魅力を満喫。

詳しい日記はこちら
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-17bd.html





12月19日(土) 鴬谷 東京キネマ倶楽部での上々颱風ライブが、今年のしめくくりライブ観戦になる予定。
なんとか行くことができそうだ。
さきほど、チケットぴあで前売りを購入した。
何年か前にも、この場所で年末ライブを観た(聴いた)が、昔のキャバレーの風情を残す、おもしろい店なのだ。

上々颱風 offical website
http://www.shangshang.jp/shang.html

東京キネマ倶楽部
http://www.kinema-club.com/top_set.html

上々颱風 シャンシャン・ナイトフィーバー!’09
  ~ お楽しみはこれからでSHOW! ~
2009年12月19日(土)
OPEN 17:30 START 18:30
料金:前売¥5,500(整理番号付・tax in・ドリンク別) 
   当日¥6,000(1F立見のみ・tax in・ドリンク別)
発売日:2009年10月16日(金)10:00より
     M&I カンパニー 03-5456-8899
     チケットぴあ  0570-02-9999 http://pia.jp/t/
     ローソンチケット  0570-084-003
     e+ http://eplus.jp
     CNプレイガイド 0570-08-9999
問合せ:M&I カンパニー 03-5456-8899
      http://www.mandicompany.co.jp/

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2009年11月 7日 (土)

【楽】ハコさんのニュー・アルバム

Hako_mihappyou_3山崎ハコ 『未・発・表』
 2009/11/4発売
 COLUMBIA COCP-35820
 3000円(税込)








数日前に発売され、気になっていたが、今日ようやく入手できた。
風変わりなアルバム・タイトルだが、新録音である。

「今」の山崎ハコさんが聴ける。
ハコ版 「リンゴ追分」 が、すばらしい。
「横浜ホンキートンク・ブルース」 がうれしい。

文句なく、すばらしいアルバムだ。

【収録曲】
 1. BEETLE (Single Ver.)
 2. ヨコハマ
 3. 白い花
 4. 織江の唄
 5. 新宿子守唄
   劇団 椿組 08年夏 新宿花園神社野外劇 「新宿番外地」 主題曲
 6. あなたの景色
 7. リンゴ追分 (オリジナル:美空ひばり)
 8. 横浜ホンキートンク・ブルース
 9. 気分を変えて
 10. 未来の花
 11. 会えない時でも
 12. 飛びます
    Bonus Track
 13. BEETLE (Acoustic Ver.)

【参加ミュージシャン】
 安田裕美、島村英二、ミッチー長岡、中村梅雀、エルトン永田、Char


ハコさんのファースト・アルバム 『飛・び・ま・す』 収録の 「サヨナラの鐘」 で印象的なギター・ソロを聴かせていた、チャー(Char、竹中尚人)が参加している。
中村梅雀さんは、歌舞伎役者のあの梅雀さん。ベース・ギターで参加。

山崎ハコさんは、年齢を重ねるほどに、歌声に張りと艶がでてきたように思うのは、私だけだろうか。
チャーミングなステージ姿を、また見たいとおもう。



(左) 劇団 椿組 08年夏 新宿花園神社野外劇 「新宿番外地」 パンフレット
    山崎ハコ ゲスト出演
(右) 前進座特別公演 (2004/1/3~6) 五木寛之=原作・脚本 「旅の終りに」 パンフレット
    山崎ハコ、安田裕美 出演

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2009年11月 3日 (火)

【楽】TBSラジオ 中島みゆき出演

わが家では、ラジオはTBS。
たまにNHK-FMも聴くけれど。

今日のTBSラジオ 「大沢悠里のゆうゆうワイド」 に、中島みゆきが出演していた。

TBS RADIO 大沢悠里のゆうゆうワイド powered by ココログ
 http://tbsradio.cocolog-nifty.com/yuyu/

11月3日(火) 9:00~
 「シンガーソングライター・中島みゆき登場!」
  日本を代表するシンガーソングライターの中島みゆきさんをゲストに迎えます。
  「わかれうた」「悪女」「空と君のあいだに」
  「地上の星」などの大ヒット曲でおなじみの中島さん。 
  重い作風と、ラジオ番組などでの明るい語りとのギャップで人気者となり、
  現在も根強い支持を受け続けています。
  ここでは、中島さんに、これまでのシンガーソングライター人生を振り返って頂くほか、
  11月18日から赤坂ACTシアターで行われる舞台「夜会VOL.16」のお話も伺います。


中島みゆきのおしゃべりは、彼女の歌の世界とまるでちがって、びっくり仰天ということがよく知られている。
お世辞にも上品なおしゃべりといえないのだが、私は嫌いではない。
ひさしぶりにみゆきさんの明るい声を聞いた。


TBSラジオは、山崎ハコさんや上々颱風、あさみちゆきさんなどをバックアップしている。

この年末、鴬谷駅前の「東京キネマ倶楽部」でおこなわれる、「上々颱風 シャンシャン・ナイトフィーバー!2009」の宣伝も放送している。
白崎映美さんじきじきのアナウンス。
行ってみたいな。

上々颱風official website
 http://www.shangshang.jp/shang.html

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2009年10月20日 (火)

【楽】【読】「ぐるり」 終刊号

用があって立川にでたついでに、オリオン書房ノルテ店(立川市曙町2-42-1 パークアベニュー3F)に寄った。
立川ではいちばん大きな書店だと思う。
私がほしいと思った本は、たいてい置いてある。

きたやまおさむ の新刊 『ビートルズを知らない子どもたちへ』を探したのだけれど、在庫がなく、音楽コーナーの書棚でなんとなく目についたのがこれ。

Gururi_200910『ぐるり 2009/10月号(通巻34号)』
 ビレッジプレス 300円(税込)

終刊号ということだ。
田川律さんのインタビュー記事がおもしろい。
田川さんのことはよく知らないけれど、こんなセリフがあってニヤリとしてしまった。

田川 ……「肩書何にしましょうか?」って聞かれてほんまに困ったね。そのうち、座りがええというか便利やから「音楽評論家」にしてもらったけどね。してもうたけど本人はちっとも音楽評論家なんて気はなかった。/ずっとあとになって、ピーター・バラカンが「ブロード・キャスター」ということばを使ったのね。なるほどなあ、と思った。あの人も絶対に評論家なんて使わないよね。クリティックもね。ブロード・キャスターなんて、そういう英語を知っていたらぼくも使いたかった。まさにぼくもそうやと思うわ。多くの人に知らせる係。こういうものがありますよ、これおもろいんですよ、ということを知らせているつもりというかね。……>

「多くの人に知らせる係」 かあ。うまいなあ。

このミニ雑誌、というかミニコミ誌というか、タウン誌というか(ちがっていたらゴメンナサイ)、編集している五十嵐さんという方を、間接的に知っている。
須藤もんさんつながり、というやつで。
いちど、高円寺の古本酒場 「コクテイル」 で紹介されて名刺をいただいたけれど、おぼえていないだろうな。


Gururi_200702Gururi_200702_mokuji『ぐるり 2007/2月号』  2003/10月
 須藤もん 執筆 「牡丹悼歌」 掲載

<一昨年の暮れに完成した『牡丹悼歌』は、昭和二十七年に旧満州地方で消息を絶った私の母方の祖父を唄った歌である。……何故今この時に在って私がこの祖父のことを唄っているのか、少し紹介してみたいと思う。……>
という内容。
興味をもたれた方は、ぜひバックナンバーを探してほしい。

ビレッジプレス http://www.village-press.net/

Unyuutenga_vol34Unyuutenga_vol34_mokuji『雲遊天下 34』  2003/10月
 須藤もん 執筆 「編笠山の歌姫」 掲載
 
<山梨と長野の県境に編笠のように綺麗な形をした山があって、その次の峰との鞍部に古い山小屋が一軒建っている。普通の山小屋なら晩飯が済んでバタバタと寝支度が始まる頃、ここではもう寝ようとする客人を小屋主が引き止め、唄い、語るという酒宴が始まる。……>

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2009年10月19日 (月)

【楽】悲しくてやりきれない

Ootaka_shizuru_koibumi悲しくてやりきれない
 作詞 サトウハチロー
 作曲 加藤和彦

「恋文」 おおたか静流
 2002/9/19 M&I
 MYCJ-30156
(収録曲)京都慕情/蘇州夜曲/悲しくてやりきれない/スカボロー・フェア/SAJA DREAM/花/上を向いて歩こう/みちづれ/何日君再来/ゴンドラの唄/みんな夢の中


加藤和彦さんの訃報を耳にしたのは、今朝のラジオだった。
日曜日の新聞を読んでいなかった。
毎朝聴いているTBSラジオ 生島ヒロシさんの番組で、みずから命を絶ったことを知り、ショックをうけた。

62歳、うつ病に苦しんでいたそうだ。
上方落語の桂枝雀さんも、やはりうつ病から自らを死に追いやった人だった。
死に方も同じだった。
(枝雀さんは、病院に運ばれて何カ月後かに亡くなったが)

今朝の朝日新聞に、きたやまおさむさんが寄稿した追悼文が載っていた。
(生島さんのラジオ番組で知り、この記事だけのために購入した)
胸に迫る、いい追悼文だ。

私は、かくべつ加藤さんのファンでもなかったが、とてもさびしい思いにとらわれている。
自ら命を絶つという行為、そこに至る心理が、私には想像がつかない。
そこまで追いつめられたことがないからだろう。
幸いに、というべきだろうか。

生きなくちゃ、ね。


(左) 朝日新聞 2009/10/19(月) 朝刊
    きたやまおさむさんによる追悼文
(右) 東京新聞 2009/10/18(日) 朝刊 死亡記事

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2009年10月16日 (金)

【読】【楽】ピーター・バラカン(続)

Peter_barakan_black_musicピーター・バラカン 選
 『ブラック・ミュージック』

  ― アフリカから世界へ ―
 Gakken 2009/9/28 第1刷発行

アフリカ的な要素をもった音楽、それが「ブラック・ミュージック」ということだろう。
この本で紹介されている音楽のほとんどは、私には未知の世界で、それだけに刺激的だ。

ジャズと呼ばれる音楽にも、とうぜんのことだが、アフリカ的要素が色濃くみられる。
ピーター・バラカンさんが紹介している(彼のお気に入りの)ジャズのアルバムのなかには、私が好んで聴いてきたものもいくつかある。
そんなページにぶつかると、嬉しくなる。

(アルバムジャケット画像はAmazonから拝借した)

51by3spj8el__sl500_aa240_Albert Ayler Trio  Spiritual Unity
 アルバート・アイラ・トリオ
 スピリチュアル・ユニティ

<アルバート・アイラは音楽でフィ-リングが肝心だと言ったそうです。ある意味で当たり前な発言かもしれませんが、ジャズの世界では技術だけを重視する向きもありますから、ゴスペルのようなフィーリングを持って完全にフリーに吹きまくる彼のテナー・サックスを受け入れない人も少なくないでしょう。無理に説得するつもりもありませんが、この人のサウンドそのものはとても魅力的です。太くて、ヴィブラートがかかっていて、優れたソウル・シンガーにたとえてもいいと思います。>

Albert_ayler_ghostsこのアルバムには、「ゴースツ Ghosts」という、アイラの代表曲が二つのヴァージョンで収録されている。
ピーターさんは 「非常にかわいらしいメロディ」 と評しているが、うまい表現だと思う。
私もこのアルバムが好きだが、「かわいらしいメロディ」 という言葉を、これまで思いつかなかった。
それはそれは単純だが、忘れられないメロディ(テーマ)なのだ。

You Tube
 Albert Ayler - Spiritual Unity - 04 - Ghosts_second variation Visit my website:
http://www.youtube.com/watch?v=_gYdekQUcUU


51wr26rp8kl__sl500_aa240_John Coltrane  Live At The Village Vanguard
 ジョン・コルトレイン
 ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード

あまりにも有名なこのアルバムを、堂々と推薦しているところがかえって小気味よい。
エリック・ドルフィが好きな私には、彼が参加しているこのアルバムは愛蔵盤の一枚。

<中学生の時に友だちに聴かされたこれをすんなり好きになって、いまだにコルトレインの中で最も馴染みのあるアルバムです。録音された当時これは最先端の音楽で、彼の自由な即興を拒絶したジャズ・ファンもいたわけですが、今は聴きやすい感じがするほどジャズの概念が大きく変わりました。>


もうひとつ、「第1章 アフリカ」 「南アフリカ」 の冒頭でのインタビューに、ピーターさんらしさがよくでていると思うので紹介したい。

<やっぱりポリリズムというのはアフリカの音楽には不可欠な要素なので、いったんその面白さをつかめたら、アフリカの音楽にどんどんハマっちゃうと思いますよ。/ただ、ロックの1、2、3、4というリズムしか知らない人だと、身体にすぐにはなじまないかもしれません。……73年だったかと思いますが、僕の弟がやっていたグループのドラマーと一緒に、ドクタ・ジョンとアラン・トゥーサンとミータズの出るライヴにいに行ったことがあるんです。>

<僕はもう彼らのレコードも聴いているし、大好きだったんですが、でも隣にいる彼は、ミータズのドラムがヘタだというんです。リズムが合っていないというんですね。ほとんどロックしか聴いていない人間は、ニューオーリンズのあのシンコペーションを聴いてもヘタくそに聞こえちゃうわけです。>

<普通のジャズを聴いているかなり専門的な知識を持った人でも、セロウニアス・マンクを始めて聴いたときに、あのピアノがヘタくそに、音が外れて聞こえてしまうということはあるものです。マンクが自分なりにアフリカ的な音感をピアノで出そうと思って隣りあった音を弾いているということがわかる人とわからない人がいて、わからない人の方がはるかに多かった。……>  (インタヴュー●アフリカ2 アフリカ音楽の魅力を探る)

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2009年10月15日 (木)

【読】【楽】ピーター・バラカン

今日、本屋に立ち寄ったところ、こんな面白そうな本がみつかった。

Peter_barakan_black_musicPETER BARAKAN
 200CD+2 BLACK MUSIC
ピーター・バラカン 選
 『ブラック・ミュージック アフリカから世界へ』

 Gakken 2009/9/28 250ページ 2100円(税別)

ピーター・バラカンさんが選んだ、ブラック・ミュージックのCD紹介。
いいガイドブックだと思う。

アフリカ(西アフリカ、南部アフリカ、中央アフリカ、東アフリカ)、カリブ海/ラテンアメリカ(カリブ海、ラテンアメリカ)、アメリカ(ニュー・オーリンズ/ルイジアナ、ブルーズ/R&B、ジャズ、ゴスペル/ソウル/ファンク)。
このように分類され、さまざまなCDが紹介されていて興味ぶかい。
ほとんど私のよく知らないミュージシャンばかりだが、聴いてみたいものがたくさんある。
バラカンさんを信用して、おすすめCDをすこしずつ買って聴いてみようと思う。

ところで、バラカンさんは、英語の日本語(カタカナ)表記に強いこだわりがあり、bluesはブルー、Miles Davisはマイル・デイヴィス、Thelonious Monkはセロニアス・ンク、Jimmy Smithはジ・スミス、といったぐあい。
何もそこまで、と思うものの、納得できる。

Peter_barakan_mokey_money『猿はマンキ、お金はマニ』
 ― 日本人のための英語発音ルール ―
 ピーター・バラカン  NHK出版
 2009/1/25 127ページ 800円(税別)

この本もおもしろかった。
私たちの英語の発音がいかに奇妙なものか、痛感したものだ。

はなしは横道にそれるが、バラカンさんは私と同い年だ。
音楽に関して、信頼できる人だ。
土曜日の朝、NHK-FMで放送しているバラカンさんの音楽番組は、週末の楽しみで、毎週愛聴している。

NHK-FM : WEEKEND SUNSHINE DJ: PETER BARAKAN
http://www.nhk.or.jp/sunshine/pc/

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2009年10月 4日 (日)

【楽】すどもん珍報 第4号(カラー版)

須藤もんさんの手作り新聞 「すどもん珍報」 第4号のカラー版をいただきましたので、須藤もんサイトに掲載しました。

Sudo Mon's World 須藤もん公式サイト
http://homepage2.nifty.com/sudomon/
 > ニュースリリース
  http://homepage2.nifty.com/sudomon/news.htm

ここにも掲載しておきます。

今週末から、いよいよ北海道ライブ・ツアー(小樽・札幌・芦別)です。
ライブ予定は、須藤もんサイトのライブ・スケジュールをご覧ください。


すどもん珍報 第4号 (カラー版) 2009/9/25 発行Sudomon_news200909c

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