カテゴリー「【雑】きまぐれ日誌」の693件の記事

2024年4月15日 (月)

【雑】地球永住計画2024.4.11(宇梶静江さん)

印象と記憶が薄れないうちに書き残しておく。

2024年4月11日(木) 19時~21時20分
武蔵野プレイス4階
「地球永住計画」
ゲスト:宇梶静江さん(アイヌの古布絵作家)
参加費:2000円

関野吉晴さんが代表をつとめる「地球永住計画」。
そのトークイベントには、これまで何度も足を運んだ。

今回は、アイヌの「古布絵作家」として知られ、近頃、映画化もされた宇梶静江さんが呼ばれた。
1933年生まれ、今年91歳になったという。
関野さんいわく、「地球永住計画」最高齢のゲスト。

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始まる前に、関野さんが作った映画「うんこと死体の復権」の宣伝が流れた。
8月に、東中野のポレポレ東中野で公開とのこと。

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映画は3月に完成しているのだが、映画を広めるための資金(宣伝費、バリアフリー字幕/音声ガイド制作費のための資金)を、クラウドファンディングで集めている。
私も、わずかだかクラウドファンディングに協力した。

会場入口で、宇梶静江さんの著作が割引価格で販売されていた。
手に入れたかった『大地よ! アイヌの母神、宇梶静江自伝』 藤原書店 (2020/3/3) 442ページ を購入。
書店で買うと税込2,970円の分厚い本だ。

https://amzn.to/3VWwChK

― Amazonより ―
アイヌとして生き、アイヌの精神性を問う、女の一生。
昭和三陸地震(1933年3月3日)のさなかに生を授かり、幼年期から思春期、和人から差別を受けつつも、北の大地=アイヌモシリの自然の中で父母の慈愛に包まれて、貧しいながらも豊かな時を過ごした少女時代。勉学を志して20歳で札幌の中学へ。中学校卒業後、東京へ。
高度成長期、東京で結婚、そして出産。溢れかえる物質文明の中で、自分が求めてきたものは何かと懊悩する日々。そこから詩を書き始め、壺井繁治らと出会う。1972年2月8日の『朝日新聞』の「生活欄」に投稿した「ウタリたちよ、手をつなごう」が掲載され大反響となる。
やがて63歳にして世界で初めて〝古布絵〟によるオリジナルな表現手法を発見し、作品制作の活動に入る。アイヌとして生きる女性が、自らの内なるアイヌ、内なる大地を切り拓き、その生涯をかけてアイヌの精神性を問うた軌跡。

藤原書店は、いい本を出す出版社だ。

この日のトークイベントでは、関野さんが宇梶さんから話を引き出すのに苦心している様子がうかがえた。
宇梶さんの声・語りは、91歳とは思えぬしっかりしたものだった。

話はあちこちに飛んだが、ポイントは次のようなもの。
私のメモから拾ってみる。

・アイヌの自然観
 いつもカムイが見ている
 この世にムダなものはない
 水を大事にしなさい(ワッカカムイ)
 …子どもの頃から噛んで含めるように教えられてきた

・カムイがいつも見ている

・カムイは”見える”(宇梶さんは何度も見た)

・アイヌ社会での障がい者への視線
 障がいを持っている人には、”別のモノが与えられている”
 (特別な能力が与えられている)

 アイヌ社会に障がい者差別はなかった

・アイヌの知恵
 夜空をよく見る
 土地の地質を判断できる(危ない土地に家を建てない)
 災害(天災)の記憶の継承
 和人の”科学”に劣らない、別の”モノ”

いっぽう、関野さんからは、アマゾンの熱帯林の先住民の話や、人類の進化の話など、興味深い話がたくさん。

幸福度は数式であらわすと、分母が「欲望」分子が「財産」
これまでは、分子にあたる「財産」を増やすことで幸福度をあげようとしてきた
「財産」を増やすのではなく、分母の「欲望」を減らすことで、幸福度はあがるはず

「欲望」は必要なものだが、肥大した欲望がダメ。「ほどほどに」

「Happy」みんなの幸福 ←→ 「Lucky」個人の幸福

最後に、北海道にできた「ウポポイ」を活性化させようと、美術館を作る計画が宇梶さんにはあるという。
「関野先生、協力してください」と、何度もおっしゃっていた。

蛇足だが、俳優の宇梶剛士さんが宇梶静江さんのご子息だということを、イベントの後、ネットで調べていて知った。

(2024/4/15 記)

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2023年12月31日 (日)

【読】2023年総集編(イベント編)

2023年の大晦日。

今年、参加したり関わったイベントを記録しておこう。
適当なカテゴリがないので、【雑】きまぐれ日誌、としておく。

◆3月11日
高橋美香さん トークイベント
「ママとマハとミカ ~ 『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』 出版記念 ~
 於:狛江 「M.A.P.」

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https://amzn.to/3Sb4nK9

◆4月8日
岡崎武志さん トークイベント
於:荻窪 「本で旅するVia」

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https://via-ogikubo.com/

◆6月18日
牧野伊三夫さん 講演会
於:小平市中央図書館視聴覚室
主催:小平図書館友の会

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◆8月3日
「地球永住計画」 小松由佳さん トークイベント
於:武蔵境 「武蔵野プレイス」

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◆10月29日
小松由佳さん 講演会
於:小平市中央図書館視聴覚室
主催:小平図書館友の会

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今年は、所属している小平図書館友の会主催の講演会が2回あった。
そのどちらにも関わっていた。
とくに、小松由佳さんは、私が講演依頼をして、段取りをとったもの。
盛況で、よかった。

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2023年12月29日 (金)

【雑】工事は進む

南側のベランダから見える工事現場。

ときどき、工事の進捗を写真にとってきた。

来年春には完成するらしい。

奥(南側)にはスーパーができて、手前(北側)には集会施設らしき建物と、公園ができるそうだ。

2023/1/18 公園整地が始まる
 樹木が伐採されたのは残念

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2023/2/10 雪が降った

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2023/6/29 しばらく見ないうちに進捗していた

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2023/7/8

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2023/7/22

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2023/8/5 暑い夏

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2023/8/9 スーパーの工事が進む

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2023/8/14

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2023/8/26

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2023/9/20

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2023/9/27 集会施設が建ちはじめた

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2023/10/17 公園部分の工事が進む

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2023/11/1 これは、東側に建設中の団地の新しい居住棟

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2023/11/4 集会施設の建物屋上(謎のサークル)

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2023/11/16

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2023/11/19 パノラマ写真を撮ってみた

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2023/11/27 イチョウの黄葉

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2023/12/8

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2023/12/16 奥のスーパーの店名表示ができた

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2023/12/20

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2023/12/25

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2023/12/29 年末休みに入ったようだ

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来年も、スマホで写真を撮り続けよう。
ベランダから、さえぎるものもなく見えるので。
広大な空き地だったのが、大きく変容しようとしている。

 

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2023年11月 1日 (水)

【雑】小松由佳さん講演会終了

小平図書館友の会主催の、小松由佳さん講演会が、10/29(日)無事に終了。

会場には45人ほど、Zoom同時配信にも15人ほどの参加。
参加者からの感想も、好意的なものばかりで、よかった。

小松さんの話は、言葉が明晰、きれいな声で聞きやすく、わかりやすい。
話の流れも、関野吉晴さんが言っているように「話していることが、そのまま本になる」ほど論理的で、筋道立っている。
聴衆とのコミュニケーション(随所で聴衆への問いかけがある)も重視していて、質疑応答も大切にしている方だ。

講演1時間半(90分、途中休憩あり)、質疑応答30分という枠内にぴったり収まるよう、時間調整してくださったのも、さすが。

私から友の会役員への推薦、小松さんへの講演依頼で、今回の講演会が実現したことが、うれしい。
ちらし作成、講演資料の準備や、申し込み
受付担当、など、ずいぶん前から長い期間、忙しかったが…。
そのぶん、やり終えた満足感も大きい。

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講演終了後、会場の小平市中央図書館の前まで小松さん一行(今回、お子さま連れだった)を見送ったのだが、小松さんから写真を撮りましょうと。
このスナップは、私の宝物になりそう。

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小平図書館友の会のブログ(私が管理を担当)にも、報告記事を載せた。

小松由佳さん講演会 終了: 小平図書館友の会ブログ
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/kltomonokai/2023/10/post-a8bd1e.html

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2023年8月27日 (日)

【雑】小松由佳さん講演会(2023/10/29)始動

この10月、私が長いあいだかかわってきた、ドキュメンタリーフォトグラファー・小松由佳さんの講演会を開催する。

主催は、私が所属する小平図書館友の会。
会場は、いつもの小平市中央図書館視聴覚室。
今回、ZOOMでのオンライン配信も予定している。

以下、私が担当している小平図書館友の会ブログに掲載した予告記事より。


小松由佳さん講演会 予告: 小平図書館友の会ブログ
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/kltomonokai/2023/08/post-ef6858.html

2023年10月29日(土) 講演会を開催します。


小平図書館友の会主催 講演会

 見えない山を登る

 〜シリア難民、生きる根を見つめて〜

講師 小松由佳さん

(ドキュメンタリーフォトグラファー)

【講師より】 山に魅せられ、世界第二の高峰K2(8611m/パキスタン)に日本人女性として初めて登頂した小松は、次第に風土に根ざす人間の暮らしに魅せられ、写真家へと転向します。その後、遊牧民の世界を訪ねて出会ったシリアが2011年以降に内戦状態となると、難民となっていく人々の取材を始めました。現在は、トルコ南部のシリア難民を継続して訪ね、難民を取り巻く状況の変化を取材しています。グローバル化が進む今、日本ではあまり報道されないシリア難民の現状について、皆様と考えていきたいと思います。

日時 2023年10月29日(日)13:30~15:30 (開場13:00)
会場 小平市中央図書館 3階 視聴覚室
 小平市小川町2-1325 (西武多摩湖線「青梅街道」駅下車 徒歩5分)


会場(小平市中央図書館視聴覚室)での対面講演とZoomによる配信です。
Zoomでは 会場での講演の様子をカメラで撮影して配信します。

いずれも 事前予約制(会場は60人限定)。

申込受付 10月1日(日)~
受付期間前のお申し込みは ご遠慮ください。

先着順。会場での聴講は定員になり次第締め切ります。
Zoom参加には 定員はありません。
お問い合わせ、お申し込み先は、下のちらしをご覧ください。

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2023/8/27 掲載

 

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2023年4月24日 (月)

【雑】ゆっくりと春から初夏へ

立川までバスに乗って出かけた。

バス待ちのバス停横の公園で。

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今日は薄曇り。
最高気温15度と、すこし肌寒い。

 

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2022年12月26日 (月)

【雑】再録――歌はだれのものか

15年前、2007年3月17日に、このブログに書いた記事を再録。
ただし、記事中の新聞記事へのリンクは、いまは無効になっている。

【楽】歌はだれのものか: やまおじさんの流されゆく日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_102d.html

いまでも、このときに書いた考えは、さほど変わっていない。

朝日新聞3月15日朝刊の記事。
「歌はだれのものか」――「おふくろさん」騒動と著作権。
asahi.comでも読める。
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200703150106.html

勤めに出ている日は、居酒屋のランチタイムを利用することが多く、その店のテレビのチャンネルがいつもワイドショーなので、あらかた事情がわかってしまった。 報道されない部分はあるにしても。
森進一は好きでも嫌いでもないから、ことの行方がどうなってもかまわないのだが、なかなか微妙な問題をはらんでいると思う。
朝日新聞のこの記事は、著作権法にスポットをあてたものだが、「歌はだれのものか」というのなら、それは「みんなのもの」だろうな。
歌は、作者と歌い手だけでなく、聴き手がいてはじめて成立するものだから。
50年後、100年後まで歌いつがれる歌なら、そのときは著作権もなにもないだろう。

今回の騒動。 しょせんは、権利という次元の話(著作者の権利はたいせつだけどね)。
それに加えて、多分に感情的なものが話をこじらせているようだ。
歌の価値というのは、もっと別のところにあるんじゃないか。

この一件、森進一に分がないと、ぼくは思う。
ワイドショーでインタビューを受けていた八代亜紀のコメントに、好感がもてた。
歌い手と作者のどちら側にもたたず(森進一も川内氏も両方知っているから、という理由で)、はやく和解してもらえるといいですね、といったあたりさわりのない内容だった。 それでいいのだ。
演歌歌手のなかでは、ぼくは八代亜紀が好きだな。

読み返してみて、なんだか微笑ましい気もする。
あの頃は、気ままに書いていたのだなあ、と。

【追記】
もしやと思い、Wikipediaの森進一の項を見てみたら、つぎのような記述があった。
当時の”著作権騒動”がこれだった。芸能ゴシップなのだが、朝日新聞記事は、歌謡曲はいったい誰のものかという問題提起だったような記憶がある。
「俺がつくった歌詞を勝手に変えるんじゃない」という川内康範と、森進一のどちらが正しいかということじゃなく、当時、私が思ったのは「歌はだれのものでもない、みんなのものじゃないか」ということだった。
あらためて、森進一も可哀そうだったなとは思う。

森進一 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E9%80%B2%E4%B8%80

おふくろさん騒動
2007年(平成19年)2月、おふくろさん騒動が勃発、川内康範との確執が表面化した。両者はついに和解に至ることのないまま、2008年4月6日に川内は逝去した。2008年(平成20年)11月に、森と川内の遺族が和解したことが明らかになり、1年9か月に及んだ騒動に一応の終止符が打たれた。話し合いの席には関係者らと森やレコード会社が同席したという。同年の『第59回NHK紅白歌合戦』に出演した際に「おふくろさん」を歌唱した。この時、冒頭で川内に謝罪を行った。

おふくろさん騒動 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%B5%E3%81%8F%E3%82%8D%E3%81%95%E3%82%93%E9%A8%92%E5%8B%95

おふくろさん騒動(おふくろさんそうどう)は、作詞家・川内康範が作詞し、森進一が歌唱した楽曲「おふくろさん」に、森が川内に無断で前奏パートを付けて歌唱したとして、2007年に発生した騒動である。

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2022年12月 4日 (日)

【雑】小松由佳さんのこと

このブログに詳しく書くのは、はじめて。
フォトグラファー 小松由佳さんのことを書いておきたい。

まずは、小松由佳さんのプロフィール。
集英社インターナショナル刊人間の土地へ(2020.9.30)より。

<フォトグラファー。1982年、秋田県生まれ。高校時代から登山に魅せられ、国内外の山に登る。
2006年、世界第2位の高峰K2(8611m/パキスタン)に、日本人女性として初めて登頂(女性としては世界で8人目)。
植村直己賞受賞、秋田県民栄誉賞受賞。草原や沙漠など自然と共に生きる人間の暮らしに惹かれ、旅をするなかで知り合ったシリア人男性と結婚。
2012年からシリア内戦・難民をテーマに撮影を続ける。著書に『オリーブの丘へ続くシリアの小道で ふるさとを失った難民たちの日々』(河出書房新社)がある。>

2年前のプロフィールなので、その後の活動に触れられていないが、コンパクトにまとめられている。

※プロフィール補足
登山・山岳遭難対策制度|jRO(ジロー)日本山岳救助機構
 https://sangakujro.com/
 12月【東京・大阪・名古屋】jRO会員講演会開催のお知らせ より
PROFILE
1982年秋田県生まれ。フォトグラファー。高校在学中から登山に魅せられ、国内外の山を登る。2006年、世界第2の高峰K2(8611m / パキスタン)に日本人女性として初めて登頂。植村直己冒険賞受賞(2006年)。
草原や沙漠を旅しながらフォトグラファーを志す。2011年からシリア内戦・難民の取材を始める。
著書に「人間の土地へ」(集英社インターナショナル/2021年9月)。2021年、山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞。シリア人の夫と二人の子供と東京都八王子市在住。
《写真展》
2008年までカフェ・ギャラリーなどで多数開催
2015年「国境の街に生きる 〜あの山を越えた故郷へ〜 」
2017年「ヨルダン 子連れパニック取材行 ~ シリア難民に助けられた一カ月 ~ 」
2019年「シリア難民の肖像 〜Borderless people〜」

小松由佳さんのウェブサイト
https://yukakomatsu.jp/

私が小松由佳さんを知ったのは、何年か前(定かではないが2019年9月だろうか)に開かれた「アフガニスタン山の学校支援の会」総会の会場で、ちらしを配っていらしたのを見かけたときだったと思う。

当時、まだ、あかちゃんだった次男を背負い、長男はステージに登ったりして、やんちゃぶりを発揮していたことを覚えている。
その頃は、この方のことを知らなかったが、配っていたちらしは、ご自身のトークイベントの案内だったと、うっすら覚えている。

その後、はじめて参加した小松さんのトークイベントが、これ。
関野吉晴さん主催の「地球永住計画」トークイベント(2022.1.22 三鷹 武蔵野美術大学三鷹ルーム)。

2020年1月22日(水): やまおじさんの日記
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/nikki/2020/01/post-ad51b4.html

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日記はつけておくものだなあ。

その後は、著作2冊も読み、写真展やトークイベント、講演会にも足繁く通うようになった。
ときおり開催されるオンライン(ZOOM)での講演も、できるだけ参加するようにしている。
つまりは、すっかり小松由佳さんのファンになってしまったのだ。

『オリーブの丘へ続くシリアの小道で ふるさとを失った難民たちの日々』
小松由佳/著
出版社名 河出書房新社
出版年月 2016年3月 ※現在、新本は入手困難
ISBNコード 978-4-309-24755-7
税込価格 2,090円
頁数・縦 127P 21cm
2011年から2015年にかけての激変の中、難民になったシリア人の日常や子どもたちの暮らしぶりなどを写真とともにとらえる。

『人間の土地へ』
小松由佳/著
出版社名 集英社インターナショナル
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-7976-7389-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 251P 20cm
日本人女性として初めてK2に登頂した著者とラクダと共に生きるシリアの青年。沙漠で出会った二人を待ち受けていたのは、「今世紀最悪の人道危機」、内戦の勃発だった。徴兵された青年は政府軍から脱走を試みるが…シリア内戦を内側から描くノンフィクション。

 

2022/11/26(土) 亜細亜大学武蔵野キャンパスでの帰国報告会

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知り合いにも、機会があれば小松さんの著作を紹介している。

ここからは、余談。
ややプライベートなことだが、書いておこう。

昨夕、有楽町で会った旭川の高校時代の同期生。
卒業いらいの再会をはたした女性。
彼女はアイルランドのダブリン在住で、このたび北海道新聞社主催の文学賞を受賞して、その授賞式に出席するため帰国していた。
(今年の春には、自費出版の詩集で小熊秀雄賞も受賞していて、なんとダブル受賞)
今夜の便でアイルランドに戻るという。

同じ高校の同期生(彼とは数年前まで何度も同期会で会っている)が仲介してくれて、実現した再会。
もうひとりの同期生も遅れて来て、4人で3時間にわたって会食、談笑したのだった。
いい時間だった。

その彼女とは、ひょんなきっかけで昨年からメールのやりとりを続けるようになったが、ずっと会えずにいた。

昨夜、話の中で小松由佳さんの名前が出て、うれしかった。
小松さんの『人間の土地へ』を読み、感銘を受けて、まわりの日本人の友人に薦めているという。
なんだか「人間の輪」が広がっていくなあ、と感慨深かったのだ。

(とりあえず、ここまで)

 

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2022年11月 2日 (水)

【雑】小平図書館友の会のウェブサイト

この記事は、なかば宣伝です。

小平市在住市民が中心になって、かれこれ四半世紀続いている「小平図書館友の会」。

私は10年前まで小平市の公営団地に住んでいたことがあり、同じ団地に長く住み続けていた友人(高校時代からの友人、残念なことに7年前に亡くなった)のすすめで、入会した。
入会したのは2010年頃だったと思うが、はっきり憶えていない。

小平図書館友の会: やまおじさんの流されゆく日々
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/cat23463895/index.html

この市民団体が毎年おこなっていた「チャリティ古本市」のお手伝いに行くようになり、10年前から広報担当ということで、年2回発行している会報の編集を任されるようになった。
会報の企画は、もっぱら別の人が行い、私はWORDで編集するだけなのだが。

その後、友の会のブログも担当している。

小平図書館友の会ブログ
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/kltomonokai/

URLを見るとわかるのだが、私が続けてきた個人ブログの下のサブブログになっている。
私に何かあったら(cocologとの契約が切れたら)消滅してしまう、あやういブログだ。

前置きが長くなった。

前から考えていたウェブサイト(一般にホームページと呼ばれるが、この呼び方には異論がある)を、作ってみようと一念発起。
というほど、たいそうなことでもないが。

無料のウェブサイト作成ツール「Wix.com」を使わせてもらっている。
私が好きな西川郷子さん(上々颱風のツインボーカルのひとり)のバンド「星ノ飛ブ夜」のウェブサイトを見て、このサービス試してみたところ、なんとか格好がつきそうだったので採用。

星ノ飛ブ夜 Official Website
https://hoshinotobuyoru.wixsite.com/hoshinotobuyoru

……とまあ、長々と書きましたが
小平図書館友の会のウェブサイト は、これです。
覗いてみてください。

https://kltomonokai.wixsite.com/my-site

ブログはブログで、存続させ、イベントや読書会など、頻繁なお知らせを掲載していくつもり。
ウェブサイトは、いわゆる「ポータルサイト」という位置付けです。

※アクセスカウンターは、今日、設置。見るたびに数字が増えていくので楽しみです。
 自分でカウントを増やしていってもしょうがないのですが、数字が増えていくのは励みになりますね。

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2022年8月19日 (金)

【雑】ひとあし早い秋の空

8月も中盤。

今朝、5時前に目がさめて外を見ると、みごとな朝焼け。
スマホで写真を撮る。

今日の天気予報では、最低気温23度。
最高気温は、やや高く33度だが、湿気がなくて爽やか。
初秋を思わせる、きもちのいい天気。
まだまだ残暑は続きそうだが、こういう日は気分がいい。

20220819_weather

この季節、朝焼けは北側開放通路に出ないとよく見えない(下の写真)。

20220819-043829

南側ベランダから見た、東の空(下の写真)。

20220819-043945

そして、少し時間がたってからの南の空。
送電鉄塔にあたる陽射しに、陰影がついていて、きれいだ。

20220819-045922

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