【雑】今年の秋
台風14号接近中で、雨。
紀伊半島や伊豆諸島の雨がすごいようだ。
この台風、この先、進路を東から南寄りに変えて太平洋に戻り、消滅するのだろうか。
珍しい進路だ。
tenki.jpの画像(2020/10/10)
例年ならもっと外出していたはずなのに、今年の秋はコロナ禍で、コスモスを見に行くこともない。
梅雨の長雨、梅雨明け後の日照りで、果樹や秋の花々はどうなんだろうか。
勝沼のぶどう園「大雅園」にお願いした新酒のワインが届いた。
大雅園の「アジロン」を使った「あじろんワイン」。
私は下戸だが、このワインは黒ぶどうの深みが味わい深い。
サービスで「甲斐路」(ぶどう)も同梱されていた。
義兄が茨城から栗をお土産に届けてくれた。
茹で栗、焼栗にしたほか、今夜は、生栗を栗ご飯にする。
家人が苦労して生栗の皮をむいた。
フライパンで焼栗を作り、熱いうちに味見しようと殻を割ったところ、炸裂して中味が飛び散ったのには驚いた。
恐るべし。
天気も悪いし、外には出ないで本を読んで過ごしている。
『人間の土地へ』
小松由佳 集英社インターナショナル 2020/9/25
地元の図書館にもリクエストして入れてもらった。
著者の小松由佳さんという魅力的な女性には、アフガニスタン山の学校支援の会の総会でお見かけしたほか、関野吉晴さんとの対談イベントを聴講して、間近で拝見したこともある。
今年1月のことだった。
三鷹の「武蔵野美術大学三鷹ルーム」での「地球永住計画」だった。
1月22日 地球永住計画 賢者に訊く 小松由佳×関野吉晴(東京都)
https://kokucheese.com/event/index/588777/
Amazonより
日本人女性として初めてK2に登頂した著者とラクダと共に生きるシリアの青年。沙漠で出会った二人を待ち受けていたのは、「今世紀最悪の人道危機」、内戦の勃発だった。徴兵された青年は政府軍から脱走を試みるが…シリア内戦を内側から描くノンフィクション。
小松由佳
フォトグラファー。1982年、秋田県生まれ。高校時代から登山に魅せられ、国内外の山に登る。2006年、世界第2位の高峰K2(8611m/パキスタン)に、日本人女性として初めて登頂(女性としては世界で8人目)。植村直己冒険賞受賞、秋田県民栄誉章受章。草原や沙漠など自然と共に生きる人間の暮らしに惹かれ、旅をするなかで知り合ったシリア人男性と結婚。2012年からシリア内戦・難民をテーマに撮影を続ける。
読み始めたばかりだが、いい本だ。
K2登頂体験もすごいが、シリアに魅せられて通いつめる、その行動力は、あの華奢な容姿から想像できない。
強い人だと思う。
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